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スポーツ 2017年12月01日 19時00分
松井秀喜が全面支援する大谷翔平ヤンキース「3年限定二刀流」
日本プロ野球機構(NPB)と大リーグ機構(MLB)、大リーグ選手会による新ポスティングシステム交渉が合意に達し、12月1日(日本時間2日)にMLBオーナー会議で正式に承認される。日本ハム・大谷翔平(23)は1日に申請を行い、21日間の交渉期間を経て、年内に移籍チームが正式に決まる見通しだ。 これにより、譲渡金2000万ドル(22億円)を日ハムに支払えば、どの球団も大谷との交渉が可能となる。全30球団の約半数が名乗りを上げているが、にわかに大本命に躍り出たのがヤンキース。あの松井秀喜氏(43)が“交渉役”を買って出たからだ。 「各チームの球団首脳が、“投手大谷”に期待を寄せる中で、松井氏はいち早く『本人が望んで、球団が許すのであれば、やらない理由は全然ない』と二刀流を支持した。これは本交渉への布石。2014年に田中将大がポスティングシステムを使って移籍した際は、松井氏は野手と投手の違いもあることから、ビデオメッセージを送るにとどまったが、今回は自ら大谷を口説き落とそうと躍起になっている。ヤンキースは田中も動員して交渉する準備を進めており、力の入れ方がまるで違う。『これは決まったも同然』と見る向きもあるほど」(スポーツ紙デスク) ヤンキースは松井氏の意見を聞いて、「3年間限定」で二刀流を容認する方針を固めたという。 大谷を獲得した球団は6年間の保有権を持つが、メジャーの新労使協定により、最初の3年は年俸54万ドル(約6000万円)に制限される。言葉を換えれば“お試し期間”のようなもので、ヤンキースからすれば、「化けてくれれば儲けもの、うまくいかなければ投手に専念させれば済むこと」と鷹揚にとらえているのだ。 重要なのは、大谷が年俸調停の権利を得る3年後。それまでに二刀流の完成具合を探り、'20年シーズン終了後に、「二刀流」「打者」「投手」の選択を迫るのだというのだ。 松井氏が務めるGM特別アドバイザーの主な任務は、シーズン中にブライアン・キャッシュマンGMとともに、あるいは単独で、傘下のマイナー球団の試合を巡回することだ。若手有望選手を発掘したり、アドバイスを送ることで、ヤ軍全体の底上げを図ることにある。 そのキャリアを活かし、今回、大谷の二刀流プランを実行する。松井氏は1年目からメジャーでフル回転させるのではなく、メジャーと3Aを行き来させるなどして経験を積ませ、3年かけて二刀流を完成させる工程表を描いているという。 背景にあるのが、田中から得た教訓だ。田中は'13年オフに平均年俸およそ25億円の7年契約でヤンキースに入団。大型契約に見合う活躍を見せ、1年目からフル回転。前半戦だけで12勝(4敗)をマークしたが、7月に右肘靭帯の部分分裂が発覚。その後は長期離脱を余儀なくされ、現在も右肘に爆弾を抱えながらマウンドへ上がり続けている。 「大谷の実力からして、1シーズン目から10勝を挙げるのは容易でしょう。しかし、打者出場も加わる大谷の場合、体への負担は田中の比ではありません。そこで松井氏は大谷を預かる形で、酷使をセーブしつつ鍛え上げる考えのようです。あと2年待って渡米すれば100億円超の大型契約で入団できるのに、それをせず、あえてメジャー最低保障の年俸6000万円で海を渡る。遠回りにはなるが、3年かけてじっくり体を鍛え、二刀流を完成させた方が結果として夢を叶えることができ、より稼げる、そうアドバイスするのでしょう。大谷が『自分はまだ足りない部分の方が多い。もっと磨きたいし、そういう環境に自分を置きたい。そこに適している球団に行きたい』と話しているのと、すべてが合致するのです」(大リーグに詳しい野球解説者) 松井氏は'18年度のMLB野球殿堂候補にノミネートされた。殿堂入りには、メジャーで10年以上プレーし、引退して5年が経過した選手が条件。日本人が候補者に入るのは'14年の野茂英雄氏(49)以来となる。ヤンキースなどで通算175本塁打を放ち、オールスターに2度出場、'09年ワールドシリーズでMVPに輝いた松井氏には、その資格が十分にある。 「殿堂入りには、ノミネートされた翌年以降、全米野球記者協会の記者投票で75%以上の得票が必要となる。5%以上の得票で最長10年間候補に残れるが、5%に満たなければ資格を失います。野茂氏は最初の年に1.1%しか得られず、資格を失った。候補者は20数人おり、松井氏も苦戦は必至とみられている。しかし、大谷の“二刀流”を成功させることができれば、メディアの注目が集まる。クーパーズタウンのアメリカ野球殿堂博物館に松井のバットが飾られれば、日本人選手の誇りとなるし、気合いが入るのも当然でしょう」(前出・スポーツ紙デスク) 元々、松井氏がヤ軍のGM特別アドバイザーに就いたのは、将来の巨人監督就任に備え、巨人の若手選手を受け入れる環境作りにあった。自身が長嶋茂雄氏(当時の巨人監督)に教わったように、マンツーマンでの教育プログラムを実施し、次世代の“ゴジラ”を育成する―。その計画が、図らずも大谷の二刀流で本格始動するわけだ。 ミスターのDNAを松井氏が媒介して、大谷が受け継ぐ。「二刀流」への期待は膨らむばかりだ。
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芸能 2017年12月01日 18時01分
自慢のヒップで次々と“問題”を巻き起こす菜々緒
女優でモデルの菜々緒(29)をクローズアップした人気ドキュメンタリー「情熱大陸」(TBS系)が11月26日に放送された。 菜々緒といえば、本格的に活動してから8年ですでにマネージャーが14人目であることが放送されたが、カメラの前で見せたのはテキパキとスチール撮影をこなす姿や、ストイックにトレーニングに励む姿などで、その恐るべき“素顔”は見せず。 「かなり厳重な事務所チェックが入ったようだ。番組の取材を受けたのは報道でダウンした菜々緒のイメージアップのため」(同局関係者) 驚くべき事に、同番組で放送されなかったのは菜々緒の“素顔”だけではなかったようだ。 「前週の予告では、お尻がほぼ丸見えの水着で海辺に立つシーンが放送されたが、本編ではすっかりカットされてしまいネット民は大激怒してしまった」(芸能記者) 菜々緒といえば、今年8月、自身のインスタグラムに、セクシーな“生ヒップ写真”を掲載。 アップするや、たちまち「いいね!」が3万件を突破するほどの大反響だったがわずか1時間ほどで画像は削除。 菜々緒は削除した理由を「インスタさすがにお尻丸出しは、事務所に言われて消されちゃいました」と説明していた。 「以前、イベントで思わず“ポロリ”して話題になったが、菜々緒のバストはまな板状態。そのため、本人は“尻推し”でいくことにした。自信があるので出したくて仕方ないが出すたびに事務所にお灸をすえられるいたちごっこ状態」(同前) これに懲りず世の“尻フェチ”たちを喜ばせてほしいものだ。
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芸能 2017年12月01日 18時00分
堀北真希 ジャニーズ憎し “怒りの復帰計画”は人妻ビキニ写真集で…
俳優、山本耕史の妻であり一児の母でもある堀北真希(29)に、電撃復帰計画があるという。 「大みそかに“紅白潰し”で計画されているとされる、ネット局AbemaTVの稲垣吾郎&草なぎ剛&香取慎吾の元SMAP3人による特番第2弾に、堀北が出演するプランが話し合われているのです。元スマ3人といえば、11月初めに『72時間テレビ』を成功させ、7400万もの視聴回数を叩き出したばかり。それだけに、ジャニーズタレントの晴れ舞台でもあるNHK紅白歌合戦にぶつける裏番組として放送されるとされ、堀北が全面協力するシナリオです」(芸能記者) 『72時間テレビ』には香取の親友である堀北の夫、山本耕史も出演し、太いパイプもある。さらに彼女は、9月にジャニーズ事務所を退社した3人と同様、ジャニーズへの恨みを抱えているとされる。 「堀北はかつて『嵐』櫻井翔と極秘交際していましたが、双方の事務所に'15年初め頃、強制破局させられたのです。完全にブチ切れた彼女は同年8月、山本との電撃婚を強行。引退まで突っ走った」(芸能関係者) ただ、堀北が2月に出した直筆コメントでは「これまでやってきたお仕事から離れることを決意致しました」としか書いておらず「引退」の文字はない。つまり、実際はいつでも活動再開できるのだ。 「堀北は、同じ方向性の元スマ3人がブレークし、かつ昨年12月の第1子出産から1年経ち、子育てが一段落したことから、決断に踏み切るようです。すべてはジャニーズへの恨みを晴らすためです」(同) そもそも、堀北は芸能活動復帰のタイミングを虎視眈々を狙っていたという。 櫻井翔が、テレビ朝日の小川彩佳アナと2月に熱愛が報じられ、ジャニーズに容認されていると伝えられたことで、“怒りの復帰計画”ができていた。すでにお膳立ては整っていたようだ。 「結婚前から趣味が筋トレで、体を鍛えまくっていました。出産を経て体重が増えたことで、グラマーマッチョに変身している。旧事務所に押し付けられた清純派キャラからの脱却も目指しているため、もし復帰に成功したら、早い段階で、筋肉美を強調したビキニ写真集を発売する希望を持っているようです」(同) 堀北は自分のセクシーボディーを、周囲に見せたがっているという。
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芸能 2017年12月01日 17時03分
大ブレイクのにゃんこスター、来年の人気継続は「未知」?
お笑いコンビのにゃんこスター(スーパー3助、アンゴラ村長)が11月30日、都内で行われたイベントに出席。目下、大ブレイク中だが、アンゴラ村長は「10月から他人の人生を歩んでいるみたい。まさに『君の名は』状態。その日からマネージャーもついて環境が変わりすぎ」と嬉しそうな表情で、「今年を漢字一文字で表してください」と言われると、「湯」とコメント。「ありがたいことに忙しくさせてもらって、ゆっくりお風呂につかる時間もない。むちゃくちゃ力を込めると失敗するタイプなので、今後も楽しくやっていきます」と笑顔。スーパー3助も「来年は二人の中では未知ですが、頑張ります」と恐縮の表情で答えた。 イベントには女優の桐谷美玲と俳優の斎藤工、ふてニャンも登壇。それぞれY!mobileのCMキャラクターを務め、桐谷、斎藤、アンゴラ村長で「ふてニャンこスター」が結成されることも、この日発表された。 そのY!mobileのCMでは、斎藤と桐谷が中学生の制服姿でダンスを披露する演出が行われているが、至近距離のダンスの際、斎藤は桐谷の顔の小ささに驚いたといい、壇上でそのダンスを再現。「現場でも、この距離で撮影したんですけど、顔が小さくて……。僕は“桐谷蜃気楼”と呼んでいるんです。遠くにいそうで近くにいるみたい。距離感をとるのが本当に難しかった」とご機嫌。 斎藤は同じくCMに出演している出川哲郎の髪型と同じヘアスタイルを、特殊メイクで作って出演していることも話題だが、桐谷は「朝はじめて会って、あれ、こういう役柄の役を今やっているのかなって思うくらい。全然わからなかった」とこのヘアスタイルを絶賛。斎藤は「実際に剃りこんで染めまして……。でも、特殊メイクです。2時間くらいかけて、映画の特殊メイクの方がやってくれたんです」と照れくさそうに紹介。 一方、にゃんこスターは同CMでCM初出演。スーパー3助が「嬉しいです。お父さん、お母さん……いきなりこんなでかいところに」と感激の表情を見せると、アンゴラ村長も「桐谷さんにあいさつする時、最初画面で見て美しすぎて、この人が今同じテリトリーにいると思うと、緊張してしまって」とCM出演より、桐谷との共演が嬉しかったようす。桐谷が「わたし、お会いするの楽しみにしていたんです。キングオブコントも見ていたので」と声をかけると、スーパー3助と共に感激しきり。アンゴラ村長が「心がピンク色になりました」と話すと、スーパー3助は「これで白飯5杯くらいいけますね」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2017年12月01日 14時00分
日本ハム 清宮幸太郎の“かませ犬”となる残留した中田翔
FA権行使は諦めた。中田翔(28)は日本ハムで朽ち果てるしかなくなった。「次」にあの清宮幸太郎(18)が控えているから…。 11月14日、札幌市の日ハム球団事務所は慌ただしかった。立て続けに会見が行われ、まずピッチャーの増井浩俊がFA権を行使すると表明した。先発を務めた昨季は10勝、抑えに再転向した今季は27セーブを上げ通算110セーブを通達。プロ2年目以降、救援なら常に50試合以上を投げてきた。そのタフネス右腕が去就を語った後、トリで中田が雛壇に登場した。 「いろんな人といろんな話をさせていただきました。最終的には家族としっかり話をして、こういう結果になりました」 日ハム残留を決断。というか、獲得に名乗りを挙げる球団がないことを知ったからだろう。 「阪神は一塁か外野で大砲タイプの助っ人を補強します。でも、候補リストに入っていた有望選手は次々と移籍先を見つけ、3億円以上をふっかけてくる者もいて…。だからこそ中田を諦めきれず、動向を注視していた。FA補強するということは、中田に限らず、在籍チームよりも高い年俸を出すということ。ただ、『未知の助っ人に3億円を出すよりは中田』の声もありましたが、『今の中田に2億円以上の価値があるか?』と言われたら、誰も反論はできません」(球界関係者) 今季は打率2割1分6厘、16本塁打、67打点と低迷した。阪神が尻込みした理由は、さらに2つ。得点圏打率が1割9分5厘で、'17年の年俸が「2億8000万円・Aランク」ということだ。獲得しても、金銭補償を要求されたとき、80%の2億2400万円が必要となり、人的補償でも、「選手1人+50%の1億4000万円」の出費が必要となる。さらにFA選手への“メンツ”が加算されて、複数年契約を提示してやらなければならない。最低の2年を提示しても、6億円というところか。 「シーズン後半、中田は『福良さんトコもええかも』と口走ったそうです。オリックスの福良淳一監督は元日ハムコーチです」(同) この「福良さんトコ」発言が本当なら、FA交渉解禁となった同16日、本人は赤っ恥をかくことになる。 「オリックスが阪神からFA宣言した大和を狙っていたのは報道の通り。同時に、水面下では増井との交渉も始めていました。増井の代理人とオリックスが接触しています」(同) オリックスはシーズン中から日ハム戦を視察していた。それも通常のスコアラー派遣ではなく、FA選手の調査。だが、中田の「福良さんトコ」発言は“自分を見ている”わけではなかったのだ。 その中田は残留会見で、清宮のことにも触れた。 「一塁手で、(守備位置が)かぶっている。あれだけ有名な選手。ちょっと必死にならないといけない」 中田は厳しい表情でそう答えた。厳しい表情をそのまま受け止めれば、「定位置争いの好敵手出現に危機意識を高めている」ということになるが、プロの世界で10年もメシを食ってきたベテランが、高卒ルーキーに怖じ気づく理由はない。怖じ気づいているフリをし、場を和ませようとした“ヤンキーギャグ”とも解釈できる。 「中田や他の日ハム選手は、ドラフトの1週間くらい前に、清宮の1位入札を知ったようです。中田にすれば、ポジションが重複する有望新人を獲る真意は察したはずです」(スポーツ紙記者) 周囲に慰留されての残留。会見でその動きをした者として挙げたのは、家族、ファンだった。 「球団からは?」の問いを受け、中田はようやく「お前が必要と言ってもらえた」と答えた。清宮が一人前になるまでは使ってもらえそうだが…。 「話題性ということで、清宮の一軍キャンプ帯同は確実です。その場合、中田は兄貴役を名乗り出ていますが、遠征中に豪遊する中田と、『金の卵』である清宮を一緒にさせるようなことはしないでしょう。打撃指導はコーチがやります。フリー打撃で同じ組になることはあるでしょうが」(同) 清宮はスイングスピードで飛距離を出すタイプ。中田はパワーだ。ともに飛距離には定評はあるものの、フリー打撃で並んで勝負すれば、リラックスできるのは「負けて元々」の清宮だ。 「中田さんと同じくらい打球が飛んでいる。プロでやっていける」と、自信を持つきっかけにもなるだろう。 将来は、栗山英樹監督が「一塁清宮、DH中田」を選択する可能性もある。そのときは'16年本塁打王のレアードと定位置を争うことにもなりかねない。 「大谷の米挑戦で、投打ともに“一枚”が足りません。日ハムはFA取得選手に冷たい。増井には宣言残留を許し、中田を残し、頑張れと言ったのはそのためです。でも、本心は分かりません」(同) かつて球界には、「アニキ」「番長」「キャプテン」と称された牽引役がいた。彼らは自分の調子が悪いときも声を張り上げ、チームに尽くしていた。だが、中田はふて腐れた態度を取る。奮起はもちろん、心も入れ替えなければ、中田は清宮の“かませ犬”にされかねない。
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社会 2017年12月01日 13時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第249回 日本国の亡国と「皇統」
現在の安倍政権は、猛烈な勢いで日本国の安全保障を破壊している。 ちなみに安全保障とは「防衛」のみを示すのではない。 食料安全保障、医療安全保障、エネルギー安全保障、防災安全保障など、日本国民が日本国内で安全に、豊かに生きていくためには必須の「保障サービス」こそが安全保障だ。 安倍政権は農協改革、種子法廃止、そして来年の減反廃止と、日本国の農業生産能力を毀損し、食料安全保障を弱体化させる構造改革を推進している。さらに医療については患者申出療養(混合診療)の拡大、医師の給与と直結する診療報酬の削減を図るなど、医療サービスの供給能力弱体化にもご執心だ。 安倍政権の構造改革路線が進む限り、わが国はいずれ、 「カネがある国民は、安全な食物を食べられる。カネがない国民は、安全かどうか分からない食物しか口にできない」 「カネがある国民は医療を受けて助かる。カネがない国民は助からない」 という国家に変貌を遂げるだろう。 あるいは、安倍政権の電力自由化路線、特に「発送電分離」は日本国のエネルギー安全保障を決定的に破壊する。何しろ発電会社を電力会社から切り離し「自由参入」を認めるのだ。しかも、外資規制はない。最悪、日本国の発電会社がすべて「中国資本」ということにもなりかねない。 そして、安倍政権は相変わらず公共投資、公共事業の削減を続け、土木・建設企業の仕事を減らし続けている。このままでは震災大国であるわが国において、土木・建設の供給能力が不足するという形の「亡国」に至るだろう。分かりやすく書くと、次なる大震災が発生した際に、誰も助けてくれないという話だ。 筆者は食料安全保障や防衛安全保障、医療・介護安全保障などが失われることによる「亡国」について警鐘を鳴らすことを続けている。筆者は「亡国」について、 「日本国民に主権がなくなること」 と、定義している。 主権とは国家の法律、規制、経済政策、安全保障確立などを「国民が自ら決めること」を意味する。すなわち日本がEU(欧州連合)のようなグローバリズムの国際協定に加盟した場合、「亡国」の条件を満たす。あるいは、医療や農業、エネルギーや防災安全保障について、日本国民ではいかんともしがたい状況になったときは、紛うことなき「亡国」である。亡国に至ると、日本国民は「主権」により、自分たちの安全や豊かさ、つまりは「経世済民」を追求できなくなってしまう。 もっとも、一度、亡国の状態に陥ったとしても、主権回復できないと限った話ではない。実際、2016年6月23日、イギリス国民は「主権回復」を求めて、EUからの離脱を国民投票で決めた。あるいは、大戦争でも起きれば、さすがに「ナショナリズム」が重視され、国民をないがしろにし、特定のグローバル資本のみを富ませる「構造改革」は後退を強いられることになる。戦争は、さすがにグローバリズムの対極に位置するナショナリズムなしでは遂行できない。 とはいえ、わが国には「二つ」、亡国が永遠化する未来の可能性があるのだ。 一つ目は、日本が移民国家と化したとき。そして二つ目が、皇統が途絶えたときである。 日本政府は、天皇陛下の退位について2019年4月30日、もしくは年度替わりの3月31日を軸に検討しているとの報道が流れている。政府は'17年12月1日の皇室会議で意見を聴収し、陛下の「退位」に至る具体的な日程を決定。元号を改める改元などの検討を、本格化する方針とのことである。 陛下の退位問題ならぬ「譲位」問題であるが、この件は第一報から「胡散臭さ」満載であった。何しろ、第一報を報じたNHKが、「生前退位」なる不可思議な言葉で報じたのだ。生前退位でも、退位でもなく、譲位である。皇統が継続することが確定している以上、「譲位」と表現しなければならない。 さらに不思議だったのだが、陛下のお役目が難しくなった場合の措置は、皇室典範にきちんと定められているのだ。すなわち、摂政を置くことである(皇室典範 第十六条)。なぜ摂政の話がすっ飛ばされ、いきなり譲位という結論になるのか。今でも分からない。ちなみに、皇室典範に「譲位」の条文は存在しない。 安倍政権は皇室典範にない「譲位」を実現するために、特例法(天皇の退位等に関する皇室典範特例法)を制定した。この時点で問題なのだが、さらに奇妙なことに、特例法の採択に際し、『一、政府は、安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等について、皇族方のご年齢からしても先延ばしすることはできない重要な課題であることに鑑み(後略)』 と、女性宮家創設に関する付帯決議を押し込まれてしまった。現状の皇室典範では、女性宮家は創設できない。 「譲位」にせよ、「女性宮家創設」にせよ、「皇室典範を改定したい」勢力が存在するのは間違いない。そして、皇室典範改定勢力が何を欲しているのかと言えば、もちろん『第一条 皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する』を廃止し、女系天皇(女性天皇ではなく)を実現することだ。 まずは女性宮家を創設。女性宮家から女性天皇を誕生させ、皇室とは無関係の誰かと結婚し、子供(女系)を天皇に就ける。 何しろ「グローバリズム」の時代である。日本人云々の「血統」やら「国籍」にこだわるなど、古い古い。女性天皇を中国人と結婚させ、その子供を天皇の座に就ければ、まさに「皇室のグローバル化」だ。こうして、神武天皇、いや天照大神から続いてきた「皇統」が、中国系に移る。この時点で、日本の皇統は途絶える。 移民国家化に加え、将来的に(数十年後、あるいは百数十年後にでも)皇統を途絶させようとする「意志」のようなものが、「生前退位」以降の陛下の譲位問題から見て取れるのだ。 われわれは日本を「亡国」に導こうとしている勢力が、間違いなく存在する時代に生きている。この事実を、まずは認識しなければならない。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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芸能 2017年12月01日 12時33分
さんまの機嫌を損ねてしまったカトパン
29日放送のフジテレビ系バラエティー番組「ホンマでっか!?TV」で、MCの明石家さんまが、自身との密会報道を否定したカトパンことフリーの加藤綾子アナに強烈なダメ出しをした。 さんまと加藤アナは、9月に一部でNYデートが報じられていた。しかし、加藤アナは、今月7日に出席したイベントで報道について聞かれると、「さんまさんですか?まさか!」と交際をキッパリ否定。「みんなでスタッフさんとかと、お食事に行っただけです」と重ねて否定していた。 おそらく、同番組はそのイベント後、初めての収録だと思われるが、番組の冒頭、さんまは加藤アナに「すみませんけど、私とのウワサをインタビュアーに聞かれたときは、もうちょっと面白いように答えてもらえます? あんなに嫌がって言うようなことじゃないと思います」とダメ出し。 さらに、「笑いをまじえて『抱かれた夜のことが忘れられません』ぐらい言うても大丈夫やから。俺の名前が出て、面白くないの嫌ですよ」と不満タラタラだった。 さんまの“口撃”はそれだけにとどまらず。さんまはその後のコーナーでも、加藤アナに「もう将来、俺と何もないねやろ?」とボヤキ。「加藤お前、上から目線やけど、こっち側から言わせてもらうと、俺も『ない』ぞ!」と猛抗議。加藤が「それちゃんと会見で言ったんですよ『私が言うのも失礼ですけど』って」と釈明するも聞き入れなかった。「加藤アナはさんまの中で現時点での“ドラフト1位”。にもかかわらず真っ向から否定され、かなりショックを受けていたようだ。このまま、さんまの機嫌が直らないようだと、番組を降ろされてしまう可能性もありそうだ」(テレビ局関係者) フリーになって、局アナ時代より格段に年収がアップしたと思われる加藤アナだが、とりあえず、さんまの機嫌を回復させた方がよさそうだ。
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芸能 2017年12月01日 12時29分
宮根アナの隠し子の母親が告発
日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」のMCを務めるフリーの宮根誠司アナとの間に隠し子を生んでいた女性のインタビューが、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)に掲載されている。 宮根アナは1993年1月に元モデルの女性と結婚したが、04年7月に離婚。離婚前に当時、出版社に勤めていた現在の妻と知り合い再婚していた。 しかし、12年1月に一部メディアにより、隠し子の存在が発覚。元ホステスで飲食店を経営する32歳(当時)の女性との間に、同年2月で4歳になる娘がおり、認知していることが報じられていた。 お相手の女性はこれまで一切、メディアに登場していなかったが、同誌に対し初告白。 宮根アナは04年6月頃に女性と出会い、ほどなく交際がスタート。06年8月に宮根アナは現在の妻と再婚を果たしたが、女性には結婚の事実を伏せていたという。 07年6月に女性の妊娠が発覚すると、ようやく結婚の事実を打ち明けたという宮根アナ。08年2月、難産の末、女性は娘を出産し、宮根アナは認知したという。 女性は同誌に対し、「最近、ある事実を知って、彼のことをどうしても許せなくなったのです」と告白を決意した理由を明かしている。 気になる「ある事実」とは、女性の娘が1歳になった際、宮根アナは妻とともに女性に黙って四国に住む女性の父のもとを訪ね、詰問口調で責め立てたのだとか。その事実を知った女性は10月、宮根アナに対して謝罪を要求したところ、開き直ってしまったというのだ。「『ミヤネ屋』を制作する読売テレビは民放キー局に比べ、スキャンダルに対して寛容。隠し子が発覚しても宮根アナの評価はまったく変わらず、大手芸能プロのバックアップを受けていることもあり、仕事にはまったく影響がないまま」(テレビ局関係者) 宮根アナが今後、隠し子の件についてテレビで触れることはなさそうだ。
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芸能 2017年12月01日 12時24分
TRF・SAMが元妻・安室奈美恵の引退に触れない理由
ダンス&ボーカルユニット、TRFのSAMが29日、東京都内でDVD付きのエクササイズ本の発売イベントを開催したことを、各メディアが報じている。 SAMの元妻といえば、来年9月16日に引退を発表している歌手の安室奈美恵。各メディアによると、報道陣から「安室さんが引退を発表されましたが…」と質問が飛んだが無言だったという。 また、同日、大相撲の横綱・日馬富士が暴行騒動の責任を取って引退を表明。モンゴルの後輩で平幕の貴ノ岩の礼儀を正そうとしたことが騒動の発端だったが、ダンスの指導者でもあるSAMは、「僕は話をして、理解して納得してもらうことを心がけています」と持論を展開したという。 SAMと安室は97年10月に結婚を発表し、同時に安室が妊娠3か月であることも明らかになり、その後、長男が誕生した。 しかし、結婚から約5年後の02年7月離婚。当初、親権はSAMが、養育権は安室が持っていたが、05年には親権も安室に移った。「SAMの実家は医師の家系で、当初、安室との結婚に猛反対だった。そのため、実家と安室の関係は良好ではなく、安室にとって結婚生活でいい思い出はなかった。親権も安室に移ってしまったため、SAMは息子とはまったく会ってない。15年に一般女性と再婚し、娘が生まれていたことが発覚。安室、現在の妻、双方に気をつかって、安室のことについてはコメントしないと腹に決めているようだ」(レコード会社関係者) 離婚後しばらくしてから、SAMはプロデュースしたエクササイズDVDが大ヒットし、ダンススクールは大盛況。 一方、安室は一時期人気が落ち込んでいたものの、“セルフプロデュース”で大成功し、カリスマアーティストの座に登り詰めた。 SAMも安室も、互いの成功を心の中で喜んでいるに違いない。
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芸能 2017年12月01日 12時21分
『M-1』審査員発表、上沼は今年もカミナリに厳しい?
12月3日に放送される『M-1グランプリ2017』(テレビ朝日系)の審査員が発表された。前回大会の審査員を務めたオール巨人、上沼恵美子、松本人志、博多大吉、中川家礼二に加え、渡辺正行と、春風亭小朝が加わった。両者は過去に『M-1』審査員を務めている。「今年の『M-1グランプリ』は、決勝進出者がグレープカンパニー所属のカミナリ以外は、すべてよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のため、“吉本の大会”ではないかと言われていますね。もともと、関東より関西での視聴率が高い番組であり、関西シフトが強まりつつあるため、関東芸人から“リーダー”こと渡辺正行、落語界の重鎮である春風亭小朝を加え、バランスを保とうとしているのでしょう」(放送作家) そこで気になるのは、唯一の“非吉本”芸人であるカミナリへの評価である。昨年、同番組に初出場した2人は、出身地である茨城の方言を活かした間のあるドツキ漫才で会場の笑いを誘った。だが、上沼恵美子だけは「81点」と辛い評価を付けている。「上沼は審査員の中では、オール巨人に次ぐ2番目の年長者です。好き嫌いがはっきりと分かれていることで知られており、カミナリのドツキ漫才に乱暴なイメージを感じ取ったので低評価となったのでしょう。ナインティナインの岡村隆史をはじめ、上沼が2回目のカミナリにどういった評価を下すのかは注目が集まっていますね」(前出・同) 審査員が5人から7人へ増えたことに関しては、博多大吉が11月29日放送の『たまむすび』(TBSラジオ)において、「7人になると自分の好みも入れられる」と肯定的な評価を下した。順番のくじ引き制も導入され、新たなルールで挑む『M-1グランプリ2017』では、どういった結果が生み出されるのか。期待して待ちたい。
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トレンド
「TOUGH BOY」を新アレンジで収録した「TOMCAT」のCD「ラヂオ」
2009年11月24日 15時00分
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レジャー
噂の騎士(ナイト)第32回『これってバブル?夢のタイ旅行 (後編)バンコクで放置プレイ!』
2009年11月24日 15時00分
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その他
競輪人国記 愛媛(1)
2009年11月24日 15時00分
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レジャー
マイルCS(GI、京都芝1600メートル、22日) アベコーの気になる推奨馬は!?
2009年11月21日 15時00分
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レジャー
重賞鑑鼎談〜確定編〜 マイルCSの穴馬はコレ
2009年11月21日 15時00分
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レジャー
マイルCS(GI、京都芝1600メートル、22日) 藤川京子 太め解消したスズカコーズウェイの巻き返しよ
2009年11月21日 15時00分
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レジャー
マイルCS(GI、京都芝1600メートル、22日) 本紙・谷口は天皇賞馬カンパニーを信頼
2009年11月21日 15時00分
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レジャー
福島放送賞(1000万下、福島ダ1700メートル、22日) 本紙・橋本はハジメレンジャーで勝負
2009年11月21日 15時00分
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レジャー
霜月S(オープン、東京ダ1400メートル、22日) 本紙・橋本はキクノサリーレを指名
2009年11月21日 15時00分
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社会
市橋容疑者が事件前、掲示板に書き込みを残していた!! ストーカー癖の決定的証拠か!?
2009年11月21日 15時00分
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芸能
「恋から」同期が意味深ブログ 小林麻央 消えない妊娠説
2009年11月21日 15時00分
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芸能
舞台「高き彼物」 加藤健一と占部房子が見どころを語る
2009年11月21日 15時00分
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レジャー
HP版!!狙え「アベコーのハッピー馬券」
2009年11月21日 15時00分
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レジャー
HP版!!狙え「藤川京子のフォーキャスト馬券」
2009年11月21日 15時00分
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芸能
映画「牡丹灯籠」 桜井まりレズエロシーン満載
2009年11月21日 15時00分
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芸能
吉本三人娘がひばりさんネタ披露
2009年11月21日 15時00分
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芸能
水の江滝子さん死去
2009年11月21日 15時00分
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スポーツ
亀田家大逆襲 WBA「大毅VSデンカオ再戦」決める
2009年11月21日 15時00分
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スポーツ
大日本 葛西VS伊東 極限デスマッチ
2009年11月21日 15時00分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
