さて、「アド街」でもうひとつ気になるのが同局の大江麻理子アナ(31)のダジャレだ。司会の愛川欽也(75)が自己紹介を終えると、大江アナが取り上げる地域に引っかけたダジャレを必ず言わなければならない。そんな、なくてもいい暗黙のルールが存在する。
このダジャレが全くどうでもいい代物で、なんでこんな意味のないことをするのだろうと、毎週首をかしげざるを得なかった。しかし、「会津若松」を取り上げた今月14日放送分を見て、考えは一変した。あのコーナーは大江アナの魅力を伝える意味で絶対に必要なのだ。
大江アナは恥ずかしそうに歌い始めた。
♪アイヅはアイヅはかいい〜 年下の男の子〜
そして、大江アナは恥ずかしさのあまりうつむいてしまった。照れたのだ。その姿がかわいかった。30過ぎてる女子アナをかわいいと感じてしまった。
本人が毎回ダジャレを考えているわけではないだろう。誰かが考えたダジャレを言わされている。そのダジャレは本当に上手さを求めているモノではない。どうでもいいモノである。その恥ずかしさをあえて奇麗な女子アナにさせる。完全なる公開の辱めである。
しかし、気づいてしまった。ダジャレを言わせる行為は「萌え」を誘発する装置だったのだ!! なんでこんな簡単なことに気付かなかったのだろう…。キャバ嬢との情報交換に気を取られていたばかりに、大切なものを見失っていた。
今週の土曜日もきっと大江アナは、ダジャレを言わされるだろう。それをどうか無駄なモノと思わないでほしいのだ。それは大江アナの魅力を引き出す、必要な時間なのである。あ! まさか、キンキンが言わせているとか?