警察の報告によると、発見されたときのチャンドラー氏は手に拳銃を握ったままの状態でベッドに横たわっていた。頭部を撃って自殺を図ったと見られている。
1993年に起こった性的虐待疑惑事件より以前、チャンドラー氏はビバリーヒルズの有名歯科医として活躍していた時期もあり、裕福な暮らしをしていたと言われている。
同事件はマイケルさん側が示談に応じ、チャンドラー氏と当時13歳の息子は多額の示談金を受け取ったとされるが、その後、チャンドラー氏は重度のうつ病を発症。それが原因で家族や友人たちから疎遠となり、最後は孤独な生活を送っていた。
また自身に恨みを抱くマイケルさんのファンから身を守るため、何度も整形手術をしていたとも報告されている。今回の捜査で自殺現場から遺書は見つかっていないが、重度のうつ病治療に使われる薬物5種類が発見されている。
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