会見では、同じ吉本のチュートリアル・徳井義実の約1億3800万円に上る申告漏れと所得隠しの問題について、1次審査を通過したブラックマヨネーズ・小杉竜一や2700・ツネらに記者から質問が飛んだ。
記者からの「ツネさんもつらい思いをされてましたけど、この報道をご覧になっていかがですか」という質問に対し、ツネは「直営業の分で申告漏れしていた分はしっかり申告しました」と話し、6月に発覚した吉本芸人の闇営業問題で、ツネが受領した収入の税金は支払ったと強調。「徳井さんを見て、しっかり(事実を)受け止めて、改めて自分を見直していきたいと思っています」と神妙に語った。
今回の1次審査合格発表の司会は、テニスの錦織圭選手に扮したキャベツ確認中・しまぞうZ、ララグビーのリーチ・マイケル選手に扮したレイザーラモンRG、安倍晋三首相に扮したビスケッティ佐竹が担当し、会場を盛り上げた。
場内は大学受験の合格発表さながらの緊張感に包まれ、芸人らは自分の名前を探し、合格したと知ると歓喜の声が上げた。
1次審査はコロコロチキチキペッパーズ・ナダル、デニス・松下宣夫、野性爆弾・ロッシー、マテンロウ・大トニー、チーモンチョーチュウ・菊地浩輔、吉本新喜劇の速見めぐみ、タレントの東口優希、モデルの松尾紗夜のほか、37名のスタッフが通過した。
2次審査は、候補者が30秒の自己PR動画を制作し、ツイッターや公式サイトに掲載。動画視聴数や投稿への「いいね」、「リツイート」の数を総合したポイント数によって順位が決定、上位150人が3次審査へと進出する。合格発表は11月下旬を予定している。
秋元康がプロデュースする「坂道シリーズ」の中でも、乃木坂46、欅坂46はおろか、後輩グループに当たる日向坂46にも人気面で後れを取っている吉本坂46。結成からわずか1年2カ月での2期生募集となった。2期生加入が起爆剤となり、飛躍のきっかけとなることを期待したい。