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活動復帰の闇営業芸人、テレビに出られなくても仕事には困らない?

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天津・木村卓寛

 反社会的勢力の会合へ闇営業を行っていたとして、謹慎処分を受けていた吉本興業の芸人が8月19日から芸能活動へ復帰した。2700が復帰のトップバッターとして、「ルミネtheよしもと」の舞台に立ったほか、ほかの芸人たちも関係各所への謝罪行脚の様子を報告している。

 天津・木村はオフィシャルブログを更新し、「今回は特殊詐欺にあわれた方々やそのご家族の方々には大変不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。ガリットチュウ福島も、ツイッターとインスタグラムでスケバン風の画像とともに「今後は微力ではありますが定期的にSNSで発信したり会社と共に振り込み詐偽撲滅の為、啓蒙活動にも力を入れて行きます」と宣言した。

 彼らの活動は、当分は舞台出演や謝罪回りが中心的な活動になると見られる。スポンサーとの兼ね合いや、視聴者からの批判も想定されるため、テレビ復帰は当面は厳しいとの見方が多い。一連の闇営業報道で、吉本興業内の安すぎるギャラなども報じられているだけに、舞台出演だけでは生活の心配もありそうだが、実は意外なところで仕事はあるようだ。

 「若手芸人にとって、秋は学園祭シーズンのため稼ぎ時といえますね。大学や専門学校において、無数の営業仕事があるためです。お笑いライブだけではなく、ミスコンの司会や、トークショーなど多様な仕事があります。1日に数ステージこなせるほか、基本的に複数の芸人で営業へ向かいますので、ブッキングのチャンスは多いと言えるでしょう」(芸能関係者)

 さらに、学園祭シーズンが終わると、企業の忘年会司会や営業などの仕事も入ってくる。

 「その場で『この会社は大丈夫?』といったネタは鉄板ネタでしょうから、闇営業ネタをうまくいかした活躍ができると言えるでしょう。もちろん、イメージから呼ばれないといった可能性もありますが、その分ギャラも安く設定されるでしょうから、仕事の数は多そうです」(前出・同)

 夏の終わりでの芸能界復帰は、若手芸人的にはベストなタイミングであったと言える。怪我の功名ではないが、ネガティブな境遇を笑いに変える彼らの底力に期待したいところだ。

記事内の引用について
天津木村のオフィシャルブログより
https://ameblo.jp/kimutakut/
ガリットチュウ福島のインスタグラムより
https://www.instagram.com/fukushimayoshinari/

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