ビッグダディは4月26日に「ビッグダディの流儀」(主婦と生活社)を、美奈子さんは5月1日に「ハダカの美奈子」(講談社)を出版した。
両書は出版社側の当初の予想をはるかに上回る勢いで、1日15時現在で、Amazonの「本のベストセラー」ランキングで「ハダカの美奈子」は堂々の2位、「ビッグダディの流儀」は4位と大健闘。同ノンフィクション部門では、「ハダカの美奈子」が1位、「ビッグダディの流儀」が2位と上々だ。
「ハダカの美奈子」は楽天ブックスでも予約状況が快調で、本全体のランキングで3位。「エンタメ・ゲーム」部門では堂々の1位になっている。
これまで、番組上は“貧乏”を売りにしてきただけに、本が爆発的に売れるとなると、気になるのは、その印税収入だ。
印税契約の内容は出版社と著者との間によって、変わってくるが、両書については、出版社側の強い要望で発刊されているだけに、著者側に10%程度の印税が保証されているのは間違いないとみられる。
両出版社では発行部数を明らかにしていないが、これだけ売れているとなると、10万部を超えていてもおかしくないだろう。そうであれば、2人ともに1000万円を超える印税を受け取ることになる。今後、売り上げがドンドン伸びれば、入ってくる印税も、さらに増えていくことになる。
ビッグダディは「映像にはもう飽きた」と、テレビ放送に関しては、打ち切りを表明したが、思いもかけない高額の印税が入ることで、2人とも、当面は夢の印税生活を送ることが可能になった。
一般人ながら、話題性十分のビッグダディと美奈子さんだけに、このままテレビ画面から消えてほしくないところだ。
(坂本太郎)
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