「痛快!ビッグダディ」シリーズを放送してきたテレビ朝日との契約上、最後の放送(4月21日)が終わるまでは、一切メディアの取材に答えることはなかったが、21日の放送を終え、それを待ったかのように、23日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)のインタビューに応じている。
人気芸能人さながらに、同誌の表紙を飾っているビッグダディは、26日に同社から単行本「ビッグダディの流儀」を出版するため、このインタビューは、そのプレゼンテーションの意味合いも強い。
同誌によると、放送では入籍記念日である4月1日に離婚届を提出することになっていたが、ビッグダディの独断で、4月2日に岩手・盛岡市役所に出したと答えている。
離婚しても、元妻・美奈子さん(30)の子どもとの養子縁組は解消しておらず、美奈子さんに何かがあった時は、その子どもたちを引き取る覚悟をしているという。
香川・小豆島から盛岡までの引っ越し資金については、小豆島で購入した一戸建て住宅が、購入時と同じ値段で売れたため、そのカネを充てたとのこと。ただ、番組上、家の購入資金は友人から借金して工面した設定になっており、そのカネをちゃんと返したかどうかは不明。
そして、最も視聴者が気になっているのが番組の継続問題。これに関しては、テレ朝との契約が3月で満了し、撮影を続行する意思がないことを明言した。
ただし、「絶対に今後、番組の続編はない?」との問いには、「何が何でも嫌だということではないんです。たとえば、秋のスペシャルで…という話があれば、面白いかもしれない。けれども、そういう打診がテレビ局からあった場合、もう俺一人の判断じゃないんですね。その時に宮崎にいる美奈子も『やってもいいよ』というのであれば、俺もいいと思う。なぜかというと、美奈子がその時点でOKを出すということは、人様に見せられるちゃんとした生活を送られている裏付けになるわけだから」と語っている。
スペシャル版放送の可能性に含みをもたせたビッグダディ。21日の放送では19.3%(関東地区)と高い視聴率を弾き出しているだけに、視聴者の関心も高い。なんとか、スペシャル版の放送が実現してほしいところだ。
なお、同誌では30日発売の次号でも、ビッグダディのインタビュー続編を掲載する予定だという。
(坂本太郎)
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