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各局でビッグダディ争奪戦必至! 離婚した元妻・美奈子さんは仰天の告白本を出版へ

 一般人ながら、ここ最近、過熱報道されていた香川県小豆島の大家族・ビッグダディファミリー。

 注目された「痛快!ビッグダディ19」(テレビ朝日系列)が、4月21日日曜日(午後6時56分〜11時10分)に放送された。

 1月2日の正月特番では、主人公であるビッグダディこと林下清志さん(48)と、18歳年下妻・美奈子さん(30)が、ともに離婚を示唆していた。

 今回、番組が密着したのは3月下旬から4月上旬のわずか10日間。別居していたはずの大家族は、離婚を決意して、なぜかビッグダディが経営する「島の接骨院」の2階で同居しており、極めて不自然。

 最終的に、ビッグダディは故郷の岩手に戻り、美奈子さんは「会えないくらい遠くに行きたい」との理由で、九州の宮崎に引っ越すことを決めた。

 ともに離婚届に記入するシーンも流され、2人の入籍記念日である4月1日に届けを出すとされた。わざわざ、入籍記念の日に、離婚届を提出する夫婦というのも、珍しいのではなかろうか。

 美奈子さんは引っ越し資金を捻出するため、ビッグダディの三女の同級生の母親が経営するスナックで、1週間だけアルバイトをするのだが、時給1500円で6時間労働。1日9000円で、1週間休みなく働いたとしても、6万3000円にしかならない。子ども6人と小豆島から宮崎まで、船と新幹線を2回乗り継いで移動する交通費だけでも、バカにならない。その上、大手運送会社に依頼した引っ越し代、新たに契約した宮崎の賃貸住居の敷金や礼金などを考慮すると、6万円では到底足りない矛盾も露呈。

 先に移動したのは美奈子さん一家で、3月下旬に移住先の宮崎県日南市の油津へと向かった。懸案となっていた美奈子さんの連れ子の五男(新中2)は、ビッグダディには付いて行かず、美奈子さんの元に戻ることとなったが、離婚するのだから当たり前のこと。

 引っ越しはしたものの、仕事も決まっておらず、移住してから市役所に問い合わせしてみたところ、1歳の幼い九女を預ける保育所の「空き」がないことが判明するというなんとも無計画さ。結局、美奈子さんは夜、飲食店で働くことになった。

 かたや、ビッグダディ一家は四男が盛岡の高校に進学。盛岡駅から徒歩10分ほどの所に、家を借り、子ども4人とともに4月上旬に移住。子どもたちは岩手に向かう途中、愛知県に立ち寄り、実母である佳美さん(42)と対面するシーンもオンエアされた。

 こちらも、盛岡への交通費、引っ越し代、家を借りる資金などをどう捻出したかはナゾ。次女(16)がfacebookで、Tシャツを作って、高松駅付近で販売したことを記していたが、それだけでは足りないだろう。

 ビッグダディは整体師として雇われて働くことを希望していたが、就職活動は実らず。自宅で「ほねつぎ〜盛岡屋」を8日に開業した。

 放送では触れられることはなかったが、不登校の傾向にあった次女は高校を中退したもよう。番組では他の子どもたちが学年表記だったのに対し、次女は年齢表記。3月下旬に、自身のツイッターで「(学校は)やめる方向で考えています。働きながら行ける通信や定時制もあるので」とつぶやいており、編入試験も受けなかった様子。高1といえば、最も多感な年頃。両親の不仲がテレビで放送されれば、イジメにもつながりかねず、彼女はその犠牲者ともいえる。

 岩手と宮崎に別れて、ともに新たな生活を始めたわけだが、番組のエンディングは「頑張れ!ビッグダディ、頑張れ!美奈子さん」という最終回を匂わすナレーションで幕を閉じた。

 同番組の視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は話題性もあって、昨年4月7日の第14弾の16.1%をはるかにしのぎ、19.3%という信じがたい高い数字を弾き出した。ビッグダディは撮影を継続することを望んでいないようだが、一般人でこれだけの高視聴率を挙げる優良コンテンツはそうそうなく、テレ朝のみならず、他局も食指を伸ばすことが予想され、各局が争奪戦を行うのは必至の情勢。今後、どこかの局で美奈子さん中心の番組作りがなされる可能性は十分だ。

 ところで、ビッグダディが26日に主婦と生活社から「ビッグダディの流儀」を出版することは既報通り。27日には東京・新宿の書店で、サイン本お渡し会&握手会も開催される。今後、ビッグダディは子育て、少子化問題を評論していくことになりそうだが、なんと、驚くことに美奈子さんもちゃっかり単行本を出版するというのだ。

 出版元は大手の講談社で、5月2日に「ハダカの美奈子」を出版する。内容はDV、離婚、タトゥーなど、ビッグダディも知らない衝撃過去を赤裸々に告白しているという。

 一般人なのに、離婚後、ともに本を出版するという仰天の展開。テレビ放送はいったん休止しても、この2人はなにかと話題を振りまいてくれそうだ。
(坂本太郎)

画像:Amazonでの「ハダカの美奈子」予約受付画面 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063528391/theboku-22/ref=nosim/

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