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スポーツ 2020年05月27日 11時00分
ロッテ佐々木朗希、初のシート打撃で160キロ2球!「決めに行けたのが収穫」
千葉ロッテのドラフト1位、スーパールーキー佐々木朗希が26日、ZOZOマリンスタジアムでシート打撃に登板した。佐々木にとってはプロ入り後、初となる実戦形式の登板だ。 先頭打者の菅野剛士には、1球目156キロのストレートはボール、2球目157キロのストレートもボール、3球目156キロのストレートでファール、4球目157キロのストレートは右中間に本塁打を打たれてしまう。続く藤岡裕大には、5球目160キロのストレートが見逃しのストライク、6球目143キロのフォークは空振り、7球目160キロのストレートで空振り三振を奪った。最後の打者福田光輝には、8球目146キロのフォークで空振り、9球目142キロのフォークでファール、10球目159キロのストレートはボール、11球目155キロのストレートで空振り三振。1本ホームランは打たれたが、上々の仕上がりと言えるだろう。 佐々木は「しっかりと自分の思うような球を投げることが出来ました。しっかりと指に掛かったいい球を投げることが出来ました。だんだん良くなっていると思います。しっかり決めに行く時に決めに行けたのが収穫です」と、収穫を口にしている。 打席に立った菅野は「ストレート1本に絞っていたので、結果的に打つことが出来ましたが、変化球が来ていたら打てていませんでした。今まで見たことのない凄いボールです」とホームランを放ったが佐々木を絶賛。福田も「前回のバッティングピッチャーの時と違って、今日は変化球もあったので打つことは難しかったです。160キロ出ていましたし、今日も速かったです」となかなか打てないと感じた様子。藤岡は「160キロ?ほんとに速かったですね。フォークも凄い落差だったし打てませんよ。ストレートはソフトバンクの千賀さんに近いですかね」とスーパールーキーの投球にあっぱれという感じだった。 開幕一軍に向けてこのまま順調に調整が出来るのか、さらなる注目が集まる。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月27日 06時30分
ノア清宮海斗の次なる相手は稲村愛輝!6.14潮崎豪対齋藤彰俊のGHCヘビー戦も正式決定
プロレスリング・ノアは25日、31日にABEMAスタジオで開催する清宮海斗を中心とした新企画TVマッチ『NOAH NEW HOPE Day2』の全対戦カードと、6月14日にノア特設アリーナから中継されるTVマッチの一部対戦カードを発表した。『NOAH NEW HOPE Day2』5月31日 ABEMAスタジオ▼シングルマッチ清宮海斗 対 稲村愛輝▼シングルマッチ谷口周平 対 レネ・デュプリ▼シングルマッチモハメド・ヨネ 対 岡田欣也▼タッグマッチ小峠篤司&大原はじめ 対 覇王&仁王『タイトル未定』6月14日 ノア特設アリーナ▼GHCヘビー級選手権試合<王者>潮崎豪 対 齋藤彰俊<挑戦者>※第33代王者2度目の防衛戦 両日ともにABEMAでの中継が決定している。 24日に初めて開催され好評だった『NOAH NEW HOPE』。メインイベントで、レネ・デュプリを破った清宮海斗が、かねてから希望していた武藤敬司戦に続いて、「レインメーカーを体感したい」とレインメーカーポーズを披露。新日本プロレスのオカダ・カズチカとの対戦も視野に入れた大会だった。この企画は、清宮、稲村愛輝、岡田欣也の若い3選手を中心に、ジュニアヘビー級の試合などを4試合提供する新企画で、今回もオープニングマッチでは、新ユニット、フルスロットルの小峠篤司&大原はじめと、金剛の覇王&仁王のジュニアタッグ対決で幕が開ける。24日に大原と対戦し敗れた岡田は、ベテランのモハメド・ヨネと、稲村を破っている谷口周平は、清宮に敗れたデュプリとそれぞれシングルで対戦する。そしてメインイベントでは、清宮が後輩の稲村と対戦。金剛のメンバーとして急成長を見せている稲村とのシングルは注目だ。 また、24日のTVマッチでやり取りがあった潮崎豪と齋藤彰俊によるGHCヘビー級選手権試合も正式決定。6月14日の前日、13日はノアの創設者である故・三沢光晴さんの命日であり、2人は三沢さんのラストマッチで対戦している。この日は欠場していた潮崎にとって復帰戦になることもあり、見逃せない闘いになるのは必至である。(どら増田)
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社会 2020年05月27日 06時00分
「お金がもったいない」マスクに消毒液…さらには食事の要求 コロナに影響を受けた事件が頻発
ようやく収束しつつあるものの、3月から4月にかけ猛威を振るい、人々の生活に重大な影響を与えた新型コロナウイルス。誰もが「感染したくない」と考えるが、予防にも金を必要とする。 特にアルコール消毒液やマスクはコロナ予防に欠かせないもの。需要の高まりとともに、値段も高騰。そんなコロナ予防グッズを求め、生活に困窮した人が、盗みを働く事件も全国に広がりを見せている。 島根県出雲市では、68歳の無職の男が4月18日午後、ショッピングセンターに入店。客用に設置されていたアルコール消毒液ボトルで手を消毒すると、そのままボトルを盗んだ。防犯カメラにその様子が映っており、窃盗の疑いで逮捕された。警察の取り調べに対し男は容疑を認め、「新型コロナウイルスに感染するのが怖くて消毒液が欲しかったが、値段が高く買う金がなかった」と話しているという。 高知県室戸市でも出雲市同様、4月11日午後2時頃、市内のスーパーで、出入り口に設置されていたアルコール消毒液の入ったスプレー1本(2500円相当)を盗んだとして、78歳の無職女性が窃盗の疑いで逮捕されている。来客者の感染を防ぐために設置されたアルコール消毒液を、自分のために「盗んでしまおう」と考え、盗んでしまう行為は異常と言わざるを得ない。 また、マスクの万引きも相次いでいる。福岡県北九州市小倉北区では今月3日、54歳のトラック運転手がスーパーで売られていた10枚入りマスク3袋と5枚入り2袋計40枚、3,195円を盗む事件が発生。窃盗の疑いで現行犯逮捕されたトラック運転手は「マスクの値段が高く、お金を払うのがもったいなかった」と話したという。 さらに、リアルライブでも既報の通り、北海道岩見沢市では3月29日、のこぎりを持った61歳無職の男が民家に侵入。住んでいた女性にのこぎりを向けながら、「ご飯をくれ」と食事の提供を強要し、食べた後に「お金をちょうだい」と要求し、現金2000円を奪って逃走した。こちらもコロナの影響が少なからずあったと見られている。 政府は一律10万円の支給を決めているが、困っている人を助けるには至っていないとの批判がある。誰もがコロナ予防を安心してできるような体制を作る必要がある。
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社会 2020年05月27日 06時00分
〈企業・経済深層レポート〉 世界規模の避妊具不足到来で国内メーカーに期待が高まるコンドーム業界
感染が拡大している新型コロナウイルスの影響で、「世界的なコンドーム不足に陥るのでは?」という情報が駆け巡っている。「コンドームメーカーであるマレーシアの『カレックス』が新型コロナウイルスの影響で、3月から4月にかけ一時的にコンドームの生産停止に追い込まれたのです」(コンドーム業界関係者) 世界の年間コンドーム生産個数は約250億個といわれているが、カレックスはイギリスの「デュレックス」などにOEM(相手先ブランド名による製造)供給するなど、年間50億個を生産する世界最大のメーカーである。「そのカレックスがマレーシア内の3工場を2週間から3週間、製造をストップせざるを得なくなり、約2億個のコンドームが減少する事態になったのです。そのことでカレックスのゴー・ミア・キアットCEOは『コンドームの世界的な不足に直面するかもしれない』と、警鐘を鳴らしています」(同) 世界市場ではコンドーム不足が危ぶまれているが、日本市場はどうなのか。国内のコンドームメーカーに生産体制や供給状況を聞いた。 まず、国内トップシェアを占めるコンドームメーカー「オカモト」だ。「今のところ当社の製造や販売には特に影響は出ていません。工場は日本国内だけでなく中国などの海外にもありますが、順当に稼働しております」(オカモト広報担当) また国内コンドームの大手メーカー「不二ラテックス」のヘルスケア事業部のマーケティング担当者はこう語る。「カレックスがコロナの影響で減産したというニュースは聞いておりますが、それによって世界でコンドームが不足するかどうかは分かりません。当社の製造や商品供給には今のところ直接影響は出ておりません。当社では予定どおりで、商品製造は順当です」「オカモト」も「不二ラテックス」も新型コロナの影響によって、コンドーム不足には陥っていないというのだ。 ただ、不二ラテックスマーケティング担当者はこうも語る。「カレックスの減産が直接影響があるかどうかは不明ですが、当社のネット通販、つまりEC販売は対前年比でも大きく伸長しています。ECは海外からの購入も多い。ただ、詳細な分析はもう少し時を経ないと分からないというのが現状です」 この点を経営コンサルタントはこう分析する。「カレックスの減産によって、アジアの一部ではすでにコンドーム不足が発生し始めたため、日本のEC販売が伸びている可能性があります」 さらにコンドームメーカー関係者は、EC販売が伸びている理由として「コンドーム需要が増加している」と分析する。「日本国内では4月7日に緊急事態宣言が出され、在宅勤務やテレワークをする会社員が急増しています。夫婦や恋人たちが自宅で一緒にすごす時間が必然的に多くなり、セックス回数も増加したことで、当然、コンドーム需要が増えている」 実際、インドでは3月24日に外出禁止措置を発表後、コンドームの売り上げが1週間で25〜35%増になったと報じられた。また、オーストラリアでも3月にロックダウンが発表後、コンドームの売上高が30%増という情報もある。「本来はドラックストアやコンビニで購入してもいいが、自粛となるとおのずとEC購入に頼ることになる。コンドームは店頭よりネット購入が気楽ということで、国内でのEC販売が伸びている可能性もあります」(同) 日本のコンドーム生産数は約5億9200万個(’18年厚労省・薬事工業生産動態統計)で世界とは開きがある。これを、このコロナ禍で一気に伸ばすチャンスなのかもしれない。「いずれにしても、世界のコンドーム需要は確実に増加しています。日本のコンドームメーカーは、製品材料も十分備えがあり、工場の活動制限もない。加えて世界で技術的に優れた日本製品の人気は高い。海外市場拡大は法規制をクリアする必要はあるが、現在は国内メーカーが海外市場のシェアを伸ばすビッグチャンスと言えるでしょう」(ヘルスケア産業関係者) 株式市場では、コンドーム需要が伸びると予想された影響で、国内コンドームメーカーの株価が大きく跳ね上がっている。「コンドームは避妊と性感染症予防の両面があるが、需要が伸びつつあるということは、夫婦やカップルの親密度が増している証しです。さらにコンドーム不足となれば、コロナ収束後には、少子高齢化に悩む日本でベビーブームが訪れるかもしれませんね」(同) 日本のコンドームメーカーは、災い転じて福となすことができるか。
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芸能 2020年05月26日 23時00分
海外メディアからも注目 “やらせ疑惑”の放置が大問題に発展しそうな『テラスハウス』
23日に亡くなった女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が、出演していた恋愛リアリティー番組「テラスハウス」への出演を悩んでいたことを、一部スポーツ紙が報じた。 木村さんは同番組での言動をきっかけに、SNS上で心ない誹謗中傷を受けるようになり悩んでいたと伝えられているだけに、打ち切りは必至と見られている。 記事によると、木村さんが所属した女子プロレス団体「スターダム」のエグゼクティブプロデューサー・ロッシー小川氏は、木村さんが「テラスハウス」への出演を悩んでいたことを明かしたという。 小川氏は「(出演をやめたいと)言っていたのを耳にしていた」とした上で、「番組制作側と出演側のギャップがある。出演側はおもしろい部分だけを使われる。あれが本人のパーソナリティーの全てではないのに、見た人はそれが全てだと思ってしまう」と指摘。 同番組を制作するフジテレビなどとは今後、話し合いを進めていくそうで、「まずは経緯を聞く。向こうがどういった気持ちを持っているのかを聞きます」、「(番組存続は)先方の考え方ひとつだと思う」としたという。 「14年の一部週刊誌報道で、台本や演出がある“やらせ疑惑”を報じられた。にもかかわらず、その問題を放置したままで、毎回番組では台本がないことをアピール。プロレスラーとしてセンスがある木村さんは、台本のままにキャラを演じた結果、命を落とすことになってしまった」(放送担当記者) 木村さんが亡くなったことについては、米紙ロサンゼルス・タイムズ電子版、米紙ワシントン・ポスト電子版、英BBC放送も伝えるなど、海外のメディアも高い関心を寄せている。 国内では、与野党の議員が、超党派でネットでの誹謗中傷を防ぐためのルールづくりについて議論する必要がある、との認識で一致。 今後、木村さんを死に追い込む原因となった番組の制作過程から、徹底的に調査されることになりそうだ。
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スポーツ 2020年05月26日 22時30分
プロ野球6.19開幕決定!ロッテ井口監督「スタートから突っ走っていく」
千葉ロッテマリーンズは、プロ野球の開幕が6月19日に決まったことを受けて、井口資仁監督、河合克美オーナー代行が、それぞれコメントを発表した。 井口監督は「開幕日が決まったということで、ようやく自分も選手たちも目標に向かって、進んでいけると思います。開幕日が決まらない状況で選手たちは難しい調整の日々が続いていました。その中でシーズンを戦える体を作り、感染症予防を徹底しながらプロとしての体調管理をしっかりと行ってくれたことを誇りに思いますし感謝をしています。イレギュラーなシーズンで試合数も減りますが、その中で今年のチームスローガン『突ッパ』をもう一度、思い出して戦い抜く、勝ち抜く。そんな一年にします。今まで経験したことがない戦いの中で思いがけない事もあるかと思いますが、どんな逆境にも負けず、勝利を目指して戦い抜く姿を見せることでファンの皆様に喜んでもらいたい。そう考えています。スタートから突っ走っていきます」とスタートダッシュ宣言。 河合オーナー代行は「コロナとの戦いという厳しい状況の中、プロ野球を開催する意義は日本に勇気や希望を提供させていただくことだと思っています。それが我々の使命です。その上でチームとしてはキャンプ前に約束させてもらったように何が何でも優勝を目指します。この期間も井口監督を始め選手、スタッフみんながそこに向かう気持ちをぶれることなく準備をしてくれていました。ファンの皆様、ぜひ期待をしていただければと思います」とチームに期待を寄せた。 ロッテの開幕戦は福岡に乗り込み、PayPayドームでソフトバンクと3連戦を行う予定だ。6月2日から14日までオープン戦に当たる練習試合を行い、開幕に向けた最終調整をすることになる。当面は無観客試合となり、ロッテファンの熱い声援はしばらくお預けとなってしまうが、ファンとの繋がりを重視しているロッテは、テレビカメラの向こう側のファンとともに、スタートダッシュを狙っていく。 今年のロッテは、スーパールーキー佐々木朗希の入団、元阪神の鳥谷敬の加入など、開幕前から話題が多いだけに、上位に食い込む戦いが出来るのか注目したい。(どら増田)
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芸能 2020年05月26日 22時00分
『ネプリーグ』の「お笑い第7世代集結」、出演者が謎? 主要メンバーがおらず疑問の声
5月25日に放送されたフジテレビ系列のクイズ番組『ネプリーグ』のゲストが話題になっている。 この日、『ネプリーグ』は「お笑い第7世代集結」と題し、ネプチューンとお笑い第7世代に当たる若手芸人たちが対決した。 番組でも触れられていたが、既にネプチューンの3人は50代にさしかかっており、20代がメインの「第7世代」に注目が集まったが、ネットでは「第7世代」の選定に疑問の声が相次いだという。 ネプチューンと対決する「第7世代」は、宮下草薙、アインシュタイン、ハナコ、3時のヒロインの福田麻貴、ゆりやんレトリィバァの5組。近年のバラエティ番組ではよく見かけるメンバーではあるものの、一般的に「お笑い第7世代」とはカテゴライズしづらい人選ばかりであった。 現在、第7世代の定義はあいまいだが、「平成生まれであること」「2020年に20代か30代前半」とされている。3時のヒロインの福田麻貴は現在31歳(昭和63年生まれ)で、第7世代の中でも比較的上の年齢であることや、ゆりやんレトリィバァはブレイクが早く第7世代にカテゴライズされないことが多い。 また、決定的だったのはアインシュタインで、ボケの稲田直樹は35歳、ツッコミの河井ゆずるに至っては現在39歳と、年齢上は完全に第7世代から外れてしまった芸人が登場した。 アインシュタインは番組中でも「場違い」と感じていたようで「自分たちは第7世代のフリをしている」「第7世代ファンから嫌わないようにしたい」と発言していた。 そのため、ネットでは「謎の人選過ぎる」「ただ単に売れている人を第7世代くくりにしてるのでは?」「四千頭身や霜降りなど見た目的に若い人を連れてくればいいのに」「フジテレビが第7世代の意味をよくわかってないのは理解した」といった声が相次いでいた。 現在、お笑い界は「第7世代ブーム」といってもいい状況で、テレビも多くの第7世代芸人を登場させている。しかし、若手なら何が何でも第7世代にしてしまう風潮はやはりお笑いファンにとっては複雑なようだ。
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社会 2020年05月26日 22時00分
宗教とコロナ番外編 宗教法人に雇用調整助成金
小泉今日子、きゃりーぱみゅぱみゅ、浅野忠信ら芸能人がツイッター上で「反対」した「検察庁法」(実際は、公務員定年引き上げ法案の一部)騒動の陰で、一昔前なら野党がこぞって批判していたはずの「特例措置」が成立した。 コロナ感染拡大に対する緊急経済対策の一環として給付されることになっている「雇用調整助成金」対象へ、あっさり? 宗教法人も加えられたのである。まさに、コロナと宗教の「隠れた番外編」と言えるのだ。順を追って説明しよう。「新型コロナウイルスの影響により業績が悪化したなどの理由によって、事業主が休業手当を支給して従業員を休ませた場合に、その費用の一部を政府が助成する」――これが、特例措置の本来の目的である。文化庁から日本宗教連盟へ、わざわざ情報提供が行われたのが4月17日のこと。要旨は以下の通りだ。●4月1日〜6月30日の「緊急対応期間」内の措置。●雇用保険に加え、労災保険に加入(適用)事業所(寺、神社、教会などに相当)が対象。●常勤、アルバイト、パート等を問わず、仕事を休ませて休業手当を支給した場合などで、最大9割が助成される。 もちろん、申請は必要だ。たとえば、アルバイトの巫女を複数雇用しており、労災に入っていた。ところが、コロナ自粛の煽りで、参拝客はゼロ状態。そこで社務所を閉め、仕事は休んでもらい、その代わりの休業手当てを支払っているというケース。「休業手当の最大9割が政府から助成される特例措置に、宗教法人も含まれました」と文化庁から日本宗教連盟へ“お達し”が届いたわけだ。 国宝や重要文化財を所有している宗教団体へは、維持のために補助金は出る(といっても、修理補修費用にはおよそ達しない額)。建前上は、宗教法人の所有物であっても、国民共通の財産という理屈からだ。 それ以外の宗教への公金支出は、憲法上不可とされている。第89条の、いわゆる「政教分離規定」に由来するものだ。ただし、宗教法人とて代表役員(会社の社長に相当しよう)の下、複数の専従者スタッフ(聖職者や事務方)を抱える教団は、当然のことながら雇用保険や労災、あるいは社会保険に加入する「俗世」部分がある。解雇、病気、怪我等で、これらのお世話にもなるし、当然、保険料も天引きされている。ただし今回は、それに特例が加わった格好だ。★コロナ禍注目の少彦名神社 一方、長らく「修行中の身分の者は、無給が原則であり、雇用関係はない」という定義がまかり通ってきたのが宗教界である。僧侶や神官などに宗教法人と雇用関係があるのか、無償の修行者なのかは、いまだに民事訴訟の争点になる。聖職者は、「労働者」という判例が確定したのは、そう昔のことではない。約40人のスタッフを抱える大寺院住職氏が言うには、「ローテーションで御朱印を書いたり、お守りを領布する担当者が約10名ほどいて、彼らには休んで(休業して)もらっています。正直言って、休業手当ての9割を出してもらってもねぇ…。葬儀は縮小、行事は中止のままですし、収入は激減です。それらが解決しないでは、いずれ業務縮小を考えねばなりません」 知己の首都圏エリア神社の神主氏(階級で表現しない条件での取材)によると、「残念ながら、何人かの巫女に辞めてもらいました。檀家があって、固定的な葬儀収入のあるお寺さんならともかく、こちらの主たる収入源は初詣は別格として、地鎮祭や七五三、お宮参りと神社固有のお祭寄附ですから、手の打ちようがない。雇用を維持できる経済的余裕はなかったんです。雇っていて、休業してもらう場合の給付金という性格上、解雇を言い渡した後ではどうにもならない」 今回の特例措置は、明らかに前例を作ってしまった。大教団にすれば、専従スタッフが多く休職している条件では、公金支出は「干天の慈雨」だろうし、政教分離の原則に照らせば、非常に疑問の残る特例といえる。 では、コロナ禍にあっても気を吐く神社や寺院は皆無なのだろうか? それは大阪に存在した。大阪の薬問屋街の信仰を一手に預かる『少彦名(すくなひこな)神社』である。この神社のような製薬会社幹部らが陸続と参拝、お守り等々を買い込むケースは、他の寺社ではほとんど見られない。宗教界のベンチャー事業者からは、こんな手厳しい声が上がる。「今、アマビエがブームになって、SNS発信へ慌てて舵を切る寺院、神社が急増していますが、なぜ自分たちの持つレガシーを活かそうとしないのか、とても不思議です。アマビエに続けとばかりに、たとえば山梨県立博物館は『ヨゲンノトリ』などの資料をネットにアップして、明らかにブーム化を狙っている。公的機関に遅れをとっているのが、宗教界なんです。 古刹、名刹、あるいは歴史ある神社には、この種の伝説がある収蔵品、文書などがおそらく眠っているはず。アマビエだって、京都大学附属図書館に眠っていた1枚の絵しか、(伝聞)記録はないけれど、水木しげるさんが妖怪モノで描いていたから拡散したんです。そのツールがSNSでした。 なのに、疫病退散の祈願をネット中継する方にばかり注力しているのが、伝統教団です。ああいうのを見て『みんなのために祈っているぞ』と伝えても、受ける側には『上から目線』として捉えられてしまう。令和という時代を分かっていないし、デジタルツールの使い方を知らない」 実は、疫病退散に関して、民間伝承も含め日本には、さまざまなストーリーやキャラクターが眠っている。先の少彦名神社の場合、祭神はもう一つ、神農がある。こちらは、中国の「医の神様」だ。東京では湯島聖堂で神農と出会えるのだが、こちらは“テキヤの神様イメージ”がつきまとう。 少彦名神社の立地場所は、薬問屋の集積地であり、彼らが京都の五條天神社から分霊して創建したのである。もちろん、薬の神様をお呼びするためだ。その創建自体、今から240年ほど前で、さほど長い歴史のある神社ではないが、自粛などどこへやら、薬開発を期しての参拝者はひきも切らない。「一般的な疫病退散に、もう一つ要素が加わらないとうまくいかない。要は『そこにしかないもの』を強烈に、かつ強引でないスタイルで拡散するのが肝要です」 とは先のベンチャー事業者の弁。大阪ばかりに目が向くが、実は祭神が少彦名命の神社は、東京の神田明神(二之宮祭神)や布多天神社など、全国に20社ほど存在する。これらが「コロナ退散」で話題にすらなっていないのは、どういうわけだろう。 五月人形の「髭武将」が鍾馗(しょうき)様というのは、多くの日本人の大人ならご存じのはず。この鍾馗様も、中国皇帝の病退治から誕生した経緯がある。五月人形の鍾馗様は、子供の健康に由来して飾られるが、今年はその話題さえ消滅した。逆に言えば、ポストアマビエを誕生させるチャンスを見逃してしまったのだ。 京都の町家などでは瓦屋根に鍾馗像が置かれる光景にお目にかかれるが、中国では「鍾馗とコウモリ」が一対となった画が一般的に存在する。一見すると、鍾馗様が剣でコウモリを退治しているかのような構図。実は、中国語の読みで「蝙蝠(こうもり)」のモリの方は、福と同じく「フー」と発音する。だから招福の絵とされているし、日本でも「福砂屋のカステラ」の意匠はコウモリだし、日本石油の旧ロゴもそれをあしらったものだ。コロナ禍では、皮肉な組み合わせか。「病への恐れもさることながら、自分の恐怖心や不安こそが感染者バッシングや自粛ポリスの根源にある。その解消に宗教はそれなりの効果が期待できます。アマビエ拡散は、決してコロナ騒動をおちょくっているのではなく、何かに仮託して不安を解消する方向性や、こうした時期だからこそ面白がる必要性を教えてくれたと感じませんか」(同) コロナ禍、幸福の科学学園だけは自粛風もなんのその、開校を貫いている。
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社会 2020年05月26日 21時29分
おブス『SKE48』須田亜香里のスッピン公開に“案の定”の冷めた声…
『SKE48』の人気メンバー・須田亜香里が“すっぴん”を公開したが、これに異論が続出している。須田は5月17日、自身のインスタグラムに「超盛れてる自撮り」と「無加工すっぴん」を公開。前者はしっかりメーク、後者は完全なメークなし顔というもの。「一時期、人気芸能人がこぞってすっぴんを公開したことがあります。すっぴんを公開することで親近感を抱かせ、同時に地顔の良さを自慢できるという一挙両得ですね。でも、ほとんどがすっぴんという名のメーク顔。当然、見る側もその下心に飽きて話題にすることもなくなった。本当に一時のブームでした」(芸能ライター) 須田の場合はビフォーアフターではないが、インスタグラムに7枚の写真を掲載。超盛り写真と無加工写真を対比させている。「7枚の内、1枚はほぼ素顔だと思いますが、見てウ〜ンと唸ってしまいます。完全にファンデーションを取ったところを写したようですが、正直『こんな顔なの!?』でした。メーク後とのギャップがすごくて、ここまで見せる意味が分かりません」(同・ライター) 須田は、自分のことを「おブス」とハッキリ言っている。2018年に行われた『第10回AKB48世界選抜総選挙』では2位をゲット。その際には「私のようなブスが」と謙遜し、笑いを取った。「総選挙はSKEのお膝元である名古屋での開催だったので『組織票では?』と騒がれましたが、それでも2位は立派でした。ただ、あまりにブス、ブスと本人が連発するので、総選挙の価値を落としたのも明らか」(アイドル雑誌ライター) 須田の発言が影響したわけではないだろうが、総選挙は19年より休止となっている。「須田はおもしろキャラで売っていますから、自らのブス呼びは構わないと思います。ただグループアイドルとして活動しているのですから、仲間のレベルもそれなりと言っているようなもの。ファンもブス好きになりますね」(同・ライター) そこにきて、今回のすっぴんインスタだ。「芸能人は夢は売る職業。わざわざ無加工顔を見せて、どれほど意味があるのか。ファンが逃げるだけですよ」(同) やはりおブス公開はやめるべきだったか。
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芸能 2020年05月26日 21時15分
木村花さんの死去で残る謎
米動画配信大手・Netflixやフジテレビが放送する恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演し、23日に死去した女子プロレスラー・木村花さん(享年22)の東京都江東区にあるマンションの自室から、遺書のようなメモが見つかっていたことを、各スポーツ紙が報じている。 各紙によると、数枚見つかったそうで、母で元プロレスラーの響子さんに宛てたものには、「お母さんごめんなさい。産んでくれてありがとう」といった感謝の気持ちがつづられていたという。 木村さんはマンションに独り暮らし。23日未明、連絡がつかないことを心配した響子さんが木村さんのマンションを訪れたところ、玄関ドアに「有毒ガス発生中」と書かれた貼り紙を発見し、119番通報。 室内には硫化水素を発生したとみられる薬剤の容器があり、木村さんは頭にポリ袋をかぶった状態でベッドの上に倒れているのを発見されたという。その時点で、すでに心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認されたというのだ。「状況的に自殺とみられているが、警察は遺族や関係者の感情に配慮して、『自殺と断定して報じないでほしい』と各メディアに要請。メディア側もその要請を受け入れている」(全国紙社会部記者) 木村さんは、「テラスハウス」での言動をめぐり、SNSで多くの誹謗中傷を受け悩んでいたとみられ、すでに社会問題化しているが、その死について謎が残っているというのだ。「ネット上を見れば、硫化水素を発生さえ自殺する方法が見つかるが、それを木村さんに示唆した悪質なネットユーザーがいる可能性もある。そうなると自殺ほう助罪にあたるので、その線でも捜査が進められているようだ」(同) いずれにせよ、木村さんに誹謗中傷を浴びせたネットユーザーたちは、今後、確実に“制裁”を受けることになりそうだ。
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アイドル
メンバー卒業後にいきなり勝負をかけたももクロ
2018年01月22日 12時10分
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芸能
モデル・SHIHOが自由すぎる子育てを語り、ツイッター上では「毒親でしかない」
2018年01月22日 12時00分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分