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離婚問題をスルーした渡辺謙

 妻で女優の南果歩との離婚問題で渦中の俳優の渡辺謙が19日、都内で行われた所属事務所の新年会に出席したことを、各スポーツ紙が報じた。

 一部報道で、2人は昨年末から離婚に向けての交渉がスタートしたことを報じられていた。しかし、南は先日、別の媒体の直撃取材に対して「そういった記事があったのは知っていますが、それは間違いです」と話し合いがスタートしたことを否定。渡辺の発言が注目されていた。

 各紙によると、渡辺は現在、NHK大河ドラマ「西郷どん」に薩摩藩主・島津斉彬役で出演中。今夏には英で上演されるミュージカル「王様と私」に主演するとあって、渡辺は「殿様をやってキングをやる年。“殿さまキングス”の年にしたい」とダジャレを交えて笑わせたという。

 大の阪神ファンとして知られるだけに、4日にすい臓がんのため急逝した元監督の星野仙一さんへの思いを明かすとともに、阪神にエール。星野さんは最後まで闘病中であることを隠し旅立ったが、「病気を明かさず、かっこよく逝かれたのは、あの人の美学。まだ活躍されると思っていた」とさみしげ。「『夢をありがとう』と言いたいですし、その思いをタイガースは前を向くための力に変えてくれると思う」と期待したというのだが…。

 「当初、南のコメントを受け離婚についてコメントする予定だったとか。しかし、当日、バツの悪いことに、不倫疑惑を報じられた音楽プロデューサーの小室哲哉が会見でなんと引退を発表。不倫を認めたにもかかわらず、結局、何の“ペナルティー”もなかった渡辺が離婚について話せば、世間からバッシングを浴びるのは必至。そのため、結局、何も語らずにスルーしたようだ」(芸能記者)

 このまま極秘裏に離婚に向けての交渉をスタートすることになりそうだ。

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