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メンバー卒業後にいきなり勝負をかけたももクロ

 アイドルグループ・ももいろクローバーZの有安杏果が21日、千葉・幕張メッセで開催されたラストライブで卒業し、残りのメンバー4人で5月23日に東京ドームで10周年記念ライブを開催することが発表されたことを、各メディアが報じている。

 報道をまとめると、同公演は15日に急きょ発表されたにもかかわらず、同所に併設されたイベントホールでのライブビューイングとあわせて3万7237人の“モノノフ”(=ももクロファン)が集結。

 リーダーの百田夏菜子は「あまりにもまっすぐすぎて、伝えることができなかったんだけど、本当は10周年は5人で迎えたかったです」と本音を吐露。「サプライズで1曲プレゼントしたい」と切り出し、有安に贈る歌「新しい青空」を残る4人で披露したという。

 最後のあいさつで有安はファンに感謝。そのうえで、「この4人と、モノノフさんで5人だと思ってます。10周年も20周年もこの4人のことをよろしくお願いします」と卒業に対する悔いをにじませながらファンに頭を下げたというのだ。

 その後、ももクロにサプライズを知らせにやってくることでおなじみの松崎しげるが突然登場。代表曲「愛のメモリー」に乗せて、5月23日に東京ドームで10周年記念ライブを開催することを発表。また、同日、初のベストアルバム発売も告知されたという。

 「16年2月から、発売した2枚のオリジナルアルバムを引っさげ、名古屋・大阪・札幌・福岡・西武プリンスでドームツアーを行ったが日程の関係で東京ドーム公演は開催できなかった。それなりに動員はできたものの、アルバムの売れ行きはそれほど伸びず。今後、4人体制でやっていけるかどうかを占う意味で、東京ドーム公演の開催を決断したようだ」(レコード会社関係者)

 ももクロの今後は、東京ドーム公演のデキにかかっているようだ。

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