これを受け、ももクロは同日放送されたAbemaPrime(AbemaTV)に緊急生出演。卒業発表後初となる公の場とだけあって、緊張した面持ちであったが、「やっと今日言えて、少しほっとしました」と胸をなで下ろしていた。
また、他のメンバーも驚きや寂しさ、不安はあったと口をそろえるが、「ももクロらしく、残りを楽しい時間にしよう」(百田夏菜子)と声を掛け合い、前向きに捉えることになったという。
しかし、芸能界の“モノノフ”たちの心はまだ整理ができていないようだ。
ももクロメンバーと親しい西川貴教は「え?ハ?有安が?そうか…マジか…毎年イナズマで元気を届けてくれた同志の旅立ち…去年のリベンジを今年誓っていただけに、寂しい…でも彼女の決断を心から応援したいと思います。ありがとう」とTwitterで心境を吐露。
氣志團の綾小路翔も有安卒業を伝えるニュースのリンクとともに「何と…。そうか。そうだったか。複雑です。複雑だけど、ご自身の選んだ道。自称・ももクロの親戚のおじさん達はその意思を尊重し、何があろうとただ応援するだけであります」と寂しさをこらえて綴っていた。
また、海外からは米メジャーリーグ・ニューヨークヤンキースに所属する田中将大投手がTwitterを更新。「突然のことでとても驚きましたが、杏果ちゃんのパワフルな歌声とダンスが大好きでした。 そんな姿がもう見られなくなると思うと、とても寂しいですが、杏果ちゃんのこれからの人生と、ももいろクローバーZの4人をこれからも心から応援しています」と前向きに捉えているようだった。
有安は卒業後の進路は未定だというが、同世代の子たちと同じように社会に出ていきたいという。だが、ももクロファンたちの心は整理するまでにまだ時間がかかりそうだ。