番組では、元卓球選手の平野早矢香氏を招き、全日本卓球選手権大会の模様が放送される。槍玉に挙げられたのは14歳の張本智和選手。同大会ジュニア男子シングル決勝で優勝を決めた際、まるで往年のプロレスラー・ジャンボ鶴田のように「オー」と叫びながら拳を突き上げる様子が放送されたのだ。
さらに、同日開催されたシニアの部にも張本選手が出場し、成人選手と対戦。ショットが決まるたびに雄叫びを上げながらガッツポーズを決め、勝利を決めた際に座り込みながら叫び両手を突き上げる模様が流れた。
これを見た張本勲氏は「フッフフ」と笑いながら、「子供だからね、子供だからワーワー騒いでもいいけども、成人だったら喝をやるんだけどね。まだ子供だから」と発言。
関口が「騒ぎすぎ?」と聞くと張本氏は、「ああいう子は気が小さいんですよ。感情が抑えきれないの。だからワーって出しちゃう。本当に根性のある人はああいう態度は取らない、男は」とコメントする。
すると関口は、「本当? またいろんな問題発言している」と冗談めかしながらも本気のように注意。これには張本氏も苦笑いするしかなかった。
番組の中心である関口に注意され、抑え気味になるかと思った張本氏だが、やはり暴走は止まらず。糸井嘉男が自主トレとしてウェイト・トレーニングに興じる様子を見た張本氏は、
「最近の子は野球以外のことをやりたがるね。あれ、筋肉なんかは良くないんですよ。やっぱり下半身で打ちに行かないとね。最近はもうボディービルしてね、レスリングの選手じゃないんだからね、野球だから、野球の関係ある練習をしてもらいたいわね」と苦言を呈する。
関口が「野球に関係ないんですか?」と聞くと、「変なところに筋肉がつくとスイングに邪魔する場合が多いんですよ」と説明。関口が「筋肉がついたら飛びそうじゃないですか」と食い下がると、「それはもう素人考えであってね。専門家から言ったらいいことじゃない」とバッサリ。問題発言と注意を受けても、後のコメントについては持論を崩さなかった。
「最近の『週刊御意見番』コーナーは完全に炎上芸。関口もそれを自覚しているようで、ネタにしているフシがある。ただし、張本氏はその自覚がなく、自由なコメントを続けている。関口としては、嫌味のつもりなのかもしれません」(芸能関係者)
張本氏の自由奔放なコメントは、今後も続きそうだ。