阪神
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スポーツ 2020年12月07日 17時00分
チェン獲得の阪神に「無駄金に終わる」冷ややかな声も? 貴重なローテ級左腕の補強に疑問符がつくワケは
昨季まで中日(2004-2011)、オリオールズ(2012-2015)、マーリンズ(2016-2019)の日米3球団でプレーし、今季は9月からロッテに加入していた35歳のチェン。7日、そのチェンの阪神入団が決定的になったと複数メディアが報じた。 報道によると、阪神はチェンがロッテを自由契約となった2日から獲得交渉に動き、この日までに大筋合意に達したとのこと。年俸額は明らかとなっていないが、慰留に努めていたロッテと同様に複数年契約を提示したとみられている。 今季、途中加入したチェンは「4登板・0勝3敗・防御率2.42」と白星こそゼロだったものの、4試合全てでクオリティ・スタート(QS/6回以上を投げ自責点3以下)をクリアする安定した投球を披露。このまま阪神入団となれば、今季限りで退団したガルシアと入れ替わる形で先発ローテに入ることが予想される。 >>巨人・山本、阪神移籍は妻のせい?ノムさん息子以来16年ぶりのトレード劇に憶測飛び交う<< チェンの獲得報道を受け、ネット上には「ガルシア(今季退団)の代役としては十分な戦力、左腕も不足してるし大歓迎」、「中日時代は巨人キラー(通算36勝中9勝が巨人戦)だったからその辺りにも期待できる」、「チェンが投げてるうちに高橋(遥人)が一本立ちするのが理想だな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「守備難の阪神が獲るべき選手じゃない、絶対痛い目みる」、「ゴロピッチャーのチェンが阪神で数字残せるとは思えない」、「いくらで獲るか知らないけど、無駄金に終わる可能性が高そう」と懸念、反発するコメントも複数見受けられた。 「今回チェンの加入が決定的となっている阪神はガルシアの退団により、ローテ級の左腕が岩貞祐太、高橋の2名のみに。また、岩貞はリリーフ起用が濃厚で、高橋も今季上半身のコンディションに悩まされるなど不安を露呈。このあたりの事情を加味して、日米で実績を積み重ねているチェンに白羽の矢を立てたのだと思います。ただ、チェンは今季の奪三振率が『4.85(26回14奪三振)』と打たせて取る投球が主体の投手のため、今季を含め3年連続両リーグ最多失策を記録している守備難の阪神との相性は最悪。そのため、ゴロピッチャーのチェンではなく狙って三振を奪えるようなパワーピッチャーを獲得した方が計算できたのではと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 今季終了時点で日米通算95勝をマークするなど実績は十分のチェン。そのチェンが入団後に活躍できるよう、阪神は来季開幕までに野手陣の守備力向上にも力を入れる必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年12月01日 19時45分
来季から背番号「2」の阪神・梅野、ノルマは34本塁打? 元同僚・藤川の“要求”に反響、クリアならリーグVは濃厚か
阪神(1999-2012,2016-)、カブス(2013-2014)、レンジャーズ(2015)でプレーし、今季限りで現役を引退した藤川球児。その藤川が自身の公式ツイッターに投稿した内容がネット上の阪神ファンの間で話題となっている。 注目が集まっているのは、藤川が12月1日に自身のツイッターに投稿した内容。藤川は「梅野背番号2 城島さんに追いつくには打率330、ホームラン34発!!これが2003年の城島さんの成績」、「リュウ頑張れ これは激励」と、阪神捕手・梅野隆太郎にメッセージを送っている。 同日、阪神は今季まで背番号「44」だった梅野が来季から背番号「2」を着用することを発表している。阪神の捕手が背番号「2」を背負うのは2012年に現役を引退した城島健司(現ソフトバンク球団会長付特別アドバイザー)以来9年ぶりとなるが、藤川はこの発表を踏まえ元女房役の梅野にエールを送ったようだ。 >>元巨人・笠原氏がファンに「ガタガタ言うな」阪神・藤川本人も呆れ、引退登板の“三振回避”を巡る議論に苦言<< 今回の投稿を受け、ネット上には「梅野は小さいころから城島に憧れてたらしいしモチベーション上げて頑張ってくれるはず」、「城島は打撃も守備も折り紙付きの名捕手だった、梅野も守備では劣ってないと思うから打撃で頑張ってほしい」、「梅野は球団の期待、そして藤川の期待も背負って来季も元気にプレーしてくれ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「打率はともかく、34本塁打は要求が高すぎる(笑)」、「2ケタも打ったことない梅野に30本以上めざせって言うのはかなりのスパルタだな」といったコメントも見られた。 「球界では2013年の巨人・阿部慎之助を最後に今季まで30本をクリアした捕手がおらず、20本に数字を下げてもこの10年で阿部が3回(2011-2013)、西武・森友哉が1回(2019)クリアしたのみ。これを踏まえると藤川が期待する34本塁打はキャリアハイが9本の梅野はもちろん、全球団の捕手にとって極めてハードルの高い数字であるといえます。ただ、阿部の所属チームである巨人は2012、13年、森がプレーする西武も2019年にリーグ優勝を果たすなど、捕手の打力は優勝を左右する重要な要素の一つでもあります。藤川はこのあたりに期待して、あえて梅野に高い数字を求めているのかもしれませんね」(野球ライター) 2005年を最後にリーグ優勝からは遠ざかっている阪神。16年ぶりとなる来季の王座奪還に向けて、梅野が打撃面でどれだけ城島に迫れるかも一つのポイントとなりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について藤川球児の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kyuji22fujikawa
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スポーツ 2020年12月01日 11時00分
阪神・矢野監督、スアレス流出でも問題ナシか 代役は藤浪ではない? 最終盤の意味深采配で選んだ投手とは
矢野阪神が2021年に向けて動き始めた。手薄な内野手の補強にはライバル巨人の控え選手を獲り、今度は千葉ロッテに途中加入した左腕、チェン・ウェイン投手との交渉に乗り出すという。 「今季、規定投球回数に達した先発投手は西勇輝と青柳晃洋の2人だけ。左の先発と言うと、高橋遥人がいますが、シーズンを通じて投げ切った経験がありません」 関西で活動しているプロ野球解説者がそう言う。 高橋と言えば、矢野燿大監督が「エースとして…」と期待の高さを口にしたほど。その若手を不安視し、同じタイプの先発投手を補充しようとしているのだから、優勝への意気込みもホンモノと言っていい。 しかし、「チェン獲得へ」の一報が飛び込んできた11月30日、その補強への意気込みとは異なる話も聞かれた。リーグ最多の25セーブを挙げたクローザー、ロベルト・スアレスについてだ。 「慰留交渉に失敗したようです。シーズン終盤からメジャーリーグへの移籍を検討しているとの情報も流れていましたが、案の定」(在阪記者) スアレス流出に対し、複数の球団幹部が「根気強く」の言葉を発していたそうだ。残留交渉の継続というわけだ。セーブ王を引き止めたい気持ちは分かる。ある意味、チェンの獲得よりもスアレスの残留の方が来季の命運に掛かってくるからだ。 「藤川球児も引退し、スアレスまでいなくなれば、柱となる救援投手がいなくなってしまいます。チームが新しい外国人選手を探しているとの情報は聞いています。でも、それは大砲タイプのスラッガーと、先発タイプのピッチャーなんですが」(前出・同) スアレスの退団は既定路線、半ば覚悟していたのかもしれない。 ファームでクローザーを務めているのは、浜地真澄と尾仲祐哉。二軍で3点を切らない防御率では、まだ一軍戦の最終イニングは任せられない。主にセットアッパーを務めてきた岩崎優の配置換えか…。前出のプロ野球解説者がこう言う。 「今年11月5日のヤクルト戦(甲子園)ですよ。矢野監督はスアレスに休養を与えようと、ベンチ入り登録から外しました。その時、9回最後のマウンドに上ったのが岩崎でした。スアレスの流出危機は矢野監督の耳にも届いていたはず。クローザーの適性をテストしたのかもしれません」 また、16日の練習後、矢野監督は「藤浪は先発」と記者団に言い切った。チーム関係者によれば、1イニング限定で登板した時の藤浪が首脳陣の間で取り上げられていたそうだ。160キロ強を連投できる豪腕ぶりに「ポスト藤川」の意見もあったという。 >>来シーズンの阪神、山本昌氏の入閣が浮上?人望厚い“元臨時コーチ”は藤浪の復活も左右か<< 矢野監督は藤浪ではなく、岩崎を選んだようだ。今後、クローザータイプの外国人投手を見つけてくるかもしれないが、岩崎はプロ7年目の今季、初めてセーブポイントを挙げた。先発では重複するタイプを獲りに行き、リリーバーは手薄なまま。補強ポイントがぶれているのか、それとも、クローザー・岩崎の活躍に確信があるのか。今後の補強に注目だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月30日 19時30分
巨人・山本、阪神移籍は妻のせい? ノムさん息子以来16年ぶりのトレード劇に憶測飛び交う
2015年ドラフトで5位指名を受け巨人に入団し、今季まで「186試合・.234・3本・22打点・99安打」といった数字を残しているプロ5年目・27歳の山本泰寛。30日、その山本が金銭トレードで阪神に移籍することを両球団が発表し複数メディアもこれを報じた。 >>巨人・菅野、まさかのエンゼルス移籍?実現なら先輩・大谷の“巨人入り”も浮上か<< 報道によると、今回のトレードは阪神が内野の守備力強化を課題としていることから実現したとのこと。また、山本が巨人球団を通じ「来年からも伝統ある球団でプレーできることを楽しみにしていますし、ジャイアンツで学んだことをさらにレベルアップして、タイガースに貢献できるよう、精いっぱい頑張ります」とコメントしたことも伝えられている。 巨人と阪神はプロ野球黎明期からライバル関係にあることで知られるが、その両球団間でトレードが成立したのは今回を除くと過去4例のみで、金銭トレードとなると2004年1月にカツノリ(野村克則/現楽天育成捕手コーチ)が阪神から巨人に移籍した一例のみ。それ以来16年ぶりとなる今回の金銭トレードは、両球団の歴史から見ても非常に珍しい出来事であるといえる。 山本の金銭トレードを受け、ネット上には「巨人と阪神がトレードなんて相当珍しいな」、「巨人の内野は吉川(尚輝)、増田(大輝)、北村(拓己)、若林(晃弘)らで既に埋まってたから阪神移籍はチャンスになりそう」、「上本(博紀)いなくなって右打ちの内野手は手薄だから、それを武器に二遊間争いを激化させてくれることを期待したい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「妻が関西局アナだから家庭環境に配慮したのか?」、「家族で生活しやすくなるってことも影響してたりして」といった憶測のコメントも複数挙がった。 「今回トレードは発表された山本は今年9月、在阪局のMBS・辻沙穂里アナと今年9月に結婚していたことや、辻アナが第1子を妊娠中であることが複数メディアの報道により判明している選手。在阪球団である阪神への移籍により、妻や生まれてくる子どもと共に暮らしながら野球に取り組める環境が整ったことになりました。球界では1992年12月にヤクルト・長嶋一茂が父である巨人・長嶋茂雄監督の意向により巨人へ金銭トレードされた例や、2012年3月に埼玉出身の広島・嶋重宜と広島出身の西武・江草仁貴が交換トレードされた例など選手個人の事情が加味されたケースは少なからず存在しますし、まれに本人の希望によりトレードが実現することもあります。ですので、今回のトレードも成績やチーム事情以外の面が実現に関わっているのではないかと推測しているファンもいるようですね」(野球ライター) 今季まで3年連続で両リーグ最多の失策数を記録するなど守備難に悩まされている阪神。歴史的トレードで加入することになった山本は、この状況を変えるような活躍を見せることができるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月28日 11時00分
阪神退団の福留、“銭ゲバ”と呼ばれた過去から心配も? 去就注目の大ベテラン、移籍実現への最大の障壁は
これまで中日(1999-2007)、カブス(2008-2011)、インディアンス(2011)、ホワイトソックス(2012)、阪神(2013-)でプレーし、NPBでは「1909試合・.289・281本・1057打点・1909安打」といった成績をマークしている43歳の福留孝介。今季限りで阪神を退団となったが、来季以降の現役続行を表明しているため新天地探しが注目を集めている。 福留は今季「43試合・.154・1本・12打点・12安打」と不振にあえいだが、これまでに古巣の中日を筆頭に複数球団が代打を軸とした起用や、他選手への打撃指導といったメリットを見込み獲得調査を進めていると伝えられている。また、これらの報道では今季年俸約1億3000万円(推定)からどこまで減額に応じられるかも移籍実現に向けたポイントになるとみられている。 今季成績や来年44歳になることを踏まえると、各球団は少なくとも約1億円ダウンの5000万円以下の年俸で獲得を想定しているとみられている福留。ネット上には「これまで相当稼いでるから、多少の減額にはビクともしないだろう」、「年俸はいくらでもいいって気持ちなんじゃないの?」といった声が多いが、一方で一部からは「過去に大揉めしたことある福留が大幅減額に応じるのか?」といったコメントも挙がっている。 今季までのプロ22年間で、報道されている金額だけを見ても約75億円以上の年俸を受け取っている福留。どれだけ所属球団に評価されてきたかを如実に物語っているといえるが、過去にはその年俸を巡り球団側と“銭闘劇”を繰り広げたことがある。 騒動が起こったのは、中日時代の2006年オフの契約更改。当時プロ8年目・29歳の福留は、同年太ももの故障もあり16試合を欠場しながらも「.351・31本・104打点・174安打」で自身2度目の首位打者を獲得。この成績を中日側も評価し、オフの契約更改では前年から約1億2500万円アップとなる年俸約3億8000万円(同)を提示した。 ところが、交渉前から「評価は言葉ではなく金額」と大幅アップを暗に求めていた福留は、球団側の提示を受け入れずサインを保留。当時の報道によると4億円を希望していたという福留は、「言葉が出ませんでした。あ然とした」、「これ以上の成績を求められても僕自身苦しい。一番いいと思った年。その評価としてはちょっと低いと思う」、「『球団としては精いっぱい』と言われたが、いくら言葉で最大限の評価をしたと言われてもね」と公然と球団を批判した。 ただ、球団側も故障で16試合を欠場していることや、既に年俸約3億9000万円(同)で契約更改していた守護神・岩瀬仁紀を超える金額は出せないことを理由に譲歩せず。その後、複数回の再交渉を経て、既に春季キャンプが始まっていた翌2007年2月下旬にようやく年俸約3億8500万円(同)で両者合意に至った。 それまでの言動に加え合意後も「ユニホームを着て野球をしたいのでサインしました」と不服そうなコメントを口にした福留に対し、当時のファンは「4億近い年俸でも不満ってどれだけ銭ゲバなんだ」、「あんだけ好き勝手言っておいて結局500万しか上積みなかったのはダサい」と猛バッシング。なお、福留がそれまで2004年オフ、2005年オフと2年続けて契約更改でゴネていたこともバッシングが強まった要因とみられている。 こうした経緯があるだけに一部ファンから新天地探しが難航するのではと心配されている福留だが、どうしても現役を続けたいのであれば年俸の大幅減額は避けて通れないことは濃厚。昨季限りで阪神を退団しその後ロッテに入団した鳥谷敬は、年俸が前年の約4億円(同)から実に約3億8400万円ダウンとなる約1600万円(同)となっているため、福留も鳥谷と同程度の金額となることを覚悟しなければいけないかもしれない。 前述した通算成績をはじめ、実績・経験については申し分ない福留。かつて銭ゲバとまで呼ばれた年俸面のこだわりをどれだけ捨てられるかが移籍実現を左右するのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月24日 20時30分
阪神・福留、退団理由は“代打”にアリ?「このままだったら後悔しか残らない」赤裸々な愚痴に心配の声も
元中日でデザイナーの湊川誠隆氏が23日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、今季限りで阪神を退団した福留孝介がゲスト出演。動画内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>阪神・福留、ロッテ・楽天は獲得の価値アリ?バットの実力以外にも、44歳の大ベテランがもたらすメリットとは<< 今回動画に出演した福留は来季以降の現役続行を目指す理由や、今季阪神の二軍で過ごした際に抱いた若手選手の印象などについてトーク。具体名は明かさなかったが、「お前体力ねえな」と呆れた阪神選手が複数いたことなどを暴露した。 問題となっているのは、今季出場した43試合のうち28試合で経験した代打起用についての発言。福留は「(代打は)本当に難しいし慣れなかった。最後まで自分のリズムが(作れ)なかった」と、代打でのプレーに苦慮していたことを告白。 続けて、「今までは(スタメンで)4打席(立つ中で)考えて自分の中でゲームを作ってたから、それを一打席でってなると『こうかな、ああかな』といろいろなことを考えてしまうし、それでうまくいくかどうかも分からない」と、一打席勝負で状況に応じた打撃が求められ、頭の中で考えすぎてしまうことを苦戦の理由に挙げた。 また、「シーズンの中で『今日は(スタメン出場は)休み』と言われて代打に行くのと(比べて)、シーズン通して代打で出ていくことの難しさはあった」ともコメント。スタメン休養日の一時的な代打起用と比べ、最初から代打で使われることはモチベーションの面でも悪影響があると語っていた。 今回の動画を受け、ネット上には「スタメンが当たり前の選手だったから気持ちの持っていき方が難しいのは分かる」、「自分の中のリズムが狂うんだろうな、イチローも松中(信彦)も1打席で試合に入るのは難しいって過去に言ってるし」、「スタメンは4打席で1回でも打てば評価につながるけど、代打は一打席のみで結果が求められるからそりゃ大変だよ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「『何で俺を難しい代打ばかりで使ったのか』っていう球団批判のようにも聞こえる」、「新天地探しに影響あるかもしれないのに代打は厳しかったって言うって相当阪神への不満が溜まってそう」とのコメントも複数見受けられた。 「阪神を戦力外となって退団した福留には古巣の中日を含め複数球団が獲得に動いていると伝えられていますが、どの球団も獲得すれば代打起用を軸に起用するとみられています。そのため、代打起用に懸念を抱えているのなら獲得に動いている球団が二の足を踏むことや、仮に移籍が実現しても新天地で結果を残せない可能性は高いと言わざるを得ませんが、福留がその弱点を自ら暴露したことに驚いたファンは少なくなかったようです。また、福留は今回の動画で『自分の野球人生の終わりがこのままだったら後悔しか残らない』と今季が消化不良だったことを退団の理由に挙げている上、これまでの報道では阪神側からコーチ打診などがないまま10分で戦力外を一方的に告げられたとも伝えられているため、阪神にかなりの不信感を抱いているのではと推測しているファンもいるようですね」(野球ライター) 来季44歳を迎える現役最年長選手の福留。阪神からグラウンド内外で“冷遇”を受けたことが退団、そして現役続行を決断した一因なのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について湊川誠隆氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCi5yHFLf6iOnMJP4uzRVq3A
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スポーツ 2020年11月20日 11時15分
阪神・ボーア、減額してまでNPBに残りたい理由 意味深な二軍降格は球団の“親心”だったのか
第一希望が叶わなかったので、せめて他球団に…。阪神との再契約に失敗したジャスティン・ボーア内野手が日本球界でのプレー続行を希望し、働きかけていくことが分かった。 >>阪神・ボーア、球団史に残る助っ人だった?「本当に切っていいのか」1年での放出に疑問の声相次ぐ<< 「第一希望は阪神残留だったそうです。阪神側は再契約の意思がないことを伝えており、だったら、どこでもいいから、日本国内の球団と契約したいと」(在阪記者) ボーアの成績は2割4分3厘、本塁打17、打点45。推定260万ドル(約2億7000万円)の高額年俸もネックとなりそうだが、関係者によれば、ボーア側は「減額OK」だという。2019年はメジャーリーグ・エンゼルスに在籍していたはず。親日家ではあったが、「減額までして残りたい」という気持ちは理解できないが…。 「メジャーリーグ各球団はコロナ禍により、経営状況が苦しいんです。今オフは都市部の一部球団しか、大物選手と契約できないと伝えられています。そんな米球界の事情も影響しているんでしょう」(米国人ライター) シカゴ・カブスが経営難を理由にダルビッシュ有の放出を検討しているとのニュースもある。「チームの顔」でもあった先発左腕のジョン・レスター投手を手放し、敏腕のゼネラルマネージャーとして知られるセオ・エプスタイン氏も解雇した。理由は「給料を払い続けることができないから」。こうした米球界の厳しい状況が、日本残留を希望させたのだろう。 「来日1年目の今季は、変化球の多い日本独自の配球に苦しみました。来季はしっかり対応できると判断されれば」(前出・在阪記者) もっとも、同じNPB経験者の助っ人なら、DeNAのホセ・ロペスもいる。DeNAは再契約しないが、来日8年が経過したため、来季から“日本人選手扱い”となる。 「ボーアは米球界時代から左投手が苦手でした。その辺もネックになるでしょう」(前出・同) また、前出の関係者によれば、ボーアは10月上旬から阪神サイドと「来季」についての話し合いを始めていたそうだ。当然、チーム残留が第一希望であり、減額OKの意思も伝えていたはず。しかし、10月22日にボーアは一軍登録を抹消され、そのままシーズン終了を迎えてしまった。チームは中日との2位争いを繰り広げていたのに、だ。 「2位争いの最中だったので、チームは来季のために若手を起用する機会が激減してしまいました。負けられない試合が続く中で、長打力のあるボーアを二軍に落としたわけですから、残留交渉以外の理由があったのではないかと他球団は首を傾げていました」(プロ野球解説者) 「次のステージに進みやすく」という球団の判断だと思われるが、今後の交渉に影響してくるかもしれない。福留、能見、上本らもそうだが、ボーアが“トラの難敵”になる危険性も頭の片隅に入れておいた方が良さそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月18日 17時00分
阪神、新助っ人候補に「どうせ活躍できない」冷ややかな声? 争奪戦必至のKBO二冠王が期待されていないワケ
今季「60勝53敗7分・勝率.531」でセ・リーグ2位となった阪神。18日、その阪神が来季の新助っ人候補として、韓国KBO・KTのロハスJr.獲得を狙っていると複数メディアが報じた。 ロハスは今季KBOで「.349・47本・135打点」といった数字をマークし、本塁打・打点の二冠王に輝いた強打のスイッチヒッター。9日に同選手の獲得調査を進めていると伝えられたオリックスをはじめ、NPB複数球団との争奪戦は必至とみられている。 阪神は新型コロナウイルスの影響により助っ人を5人まで一軍に登録(同時出場は4人まで)できる特例が設けられたこともあり、今季は球団史上最多となる助っ人8人態勢を敷いた。オフに入りボーア、ガルシア、呂彦青の3名が構想外で退団する見込みとなっているが、球団は来季も今季と同等の規模を維持する方針と13日に伝えられていたため、空いた枠でどのような助っ人を狙うか注目されていた。 >>阪神・ボーア、球団史に残る助っ人だった?「本当に切っていいのか」1年での放出に疑問の声相次ぐ<< ロハスJr.の獲得浮上を受け、ネット上には「両打で47本は期待できる、浜風の影響もそこまで受けなさそうだし」、「いくらお金がかかるか知らないけど獲れそうなら獲りにいってほしい」、「MLBやマイナーはまともにシーズンやってないから獲得判断難しそうだし、韓国球界から引っ張ってくるのは妥当」といった反応が多数寄せられている。 一方、「阪神は最近KBO産助っ人打者を当ててないから不安しかない」、「ロサリオもサンズも今一つだったしロハスもどうせ活躍できない」といったコメントも複数見受けられた。 「一般的にKBOはNPBに比べ投手のレベルが低い、いわゆる“投低打高”のリーグと言われており、KBO産の助っ人打者が投手のレベルが上がるNPBで振るわないケースは多数。阪神も2017年オフにロサリオ(同年.339・37本・111打点)、2019年オフにサンズ(同.305・28本・113打点)とKBO産の助っ人打者を獲得しましたが、ロサリオは翌年『.242・8本・40打点』と振るわず同年オフにクビに。サンズも現時点では残留が濃厚とされていますが、成績は『.257・19本・64打点』とやや期待外れに終わっています。こうした経緯もあり、今回浮上しているロハスJr.獲得について冷ややかな目で見ているファンもいるようです」(野球ライター) 今シーズンのチーム打率が「.246」でリーグ5位、総本塁打数が「110本」でリーグ4位タイと打線に不安を抱える阪神。来シーズンの優勝に向けテコ入れは必至の状況だが、仮にロハスJr.を獲得できたとしてもそこまで大きなメリットはないと考えているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月17日 20時30分
今季の阪神、MVP投手は西ではなく秋山?「規定投球回には足りなかったが…」中西元コーチの主張に賛否
元阪神投手コーチで野球解説者の中西清起氏が、16日放送の『虎たまプレミアム』(ABCラジオ)に生出演。自身が選ぶ今季のチームMVP投手を発表した。 今回の放送で中西氏は、自身が思う今季の阪神におけるMVP選手を投打それぞれ1名ずつ発表し高評価だった点などについてトーク。その中で、今季先発として「18登板・11勝3敗・防御率2.89」の成績を残した秋山拓巳を投手のMVPに選んだ。 >>元巨人・笠原氏がファンに「ガタガタ言うな」阪神・藤川本人も呆れ、引退登板の“三振回避”を巡る議論に苦言<< 今季の秋山の投球について、中西氏は「規定投球回には足りなかったが、11勝して貯金を8個作った」とコメント。秋山は今季の投球回数が112イニングと規定投球回(120イニング)にはわずかに届かなかったが、投球回数が少ない中で8個の貯金を作った点を評価した。 中西氏は続けて、「(今季は)インサイドのボールをうまく使っていた。どちらかというと外(のボール)が7〜8割の投手だが、インサイドのボールを使って(相手打者に)外のボールを絞りづらく、踏み込みづらくした」と発言。今季の秋山は得意コースである外角への投球を最大限生かすため、あえて内角を積極的に攻め相手打者に意識させるなど投球の変化が見受けられたと指摘した。 これまでの秋山は外角へのコントロールは良かった一方で相手打者の内角、具体的にはひざ元や胸元へのコントロールは少々甘かったという中西氏。「(今季は)そこをきっちりコントロールできたのが大きかった」と、内外角の投げ分けを身に付けたことが好成績につながったと語っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「勝ち星も防御率も文句ない数字だから納得の選出」、「与四死球数(四球12個・死球0個)低かったし、今年はとにかくコントロールが冴え渡ってたな」、「巨人相手になかなか強かった(1勝1敗・防御率2.57)から、来季はこの調子で巨人キラーになってほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「西の方が数字良いけど中西さん的には秋山なのか」、「西の名前は特に挙げてなかったけど、そんなに秋山の方が評価高いのか?」、「西に比べて前年とのギャップが大きかったのが理由なのかな」といった、同僚の西勇輝を引き合いに出したコメントも複数見受けられた。 「秋山と西は今季勝ち星こそ11勝で同数ですが、防御率、投球回数、奪三振数、QS数などの数字はいずれも西の方が上。こうした数字だけを踏まえれば西の方がチームMVPにふさわしいという見方もできますが、前年からの貯金増加数でいうと西が4個、秋山が7個と、秋山が西を2倍近く上回っています。西は昨年も2ケタ10勝を挙げる活躍を見せていますが、一方の秋山は当時プロ8年目・26歳だった2017年に12勝を挙げるも、翌年以降は5勝、4勝と今一つの成績に終わった投手。中西氏は秋山が過去2年の不振を乗り越え、首脳陣にとってうれしい誤算となった点も高く評価しているのかもしれませんね」(野球ライター) 秋山の貢献もあり、チーム防御率(3.46→3.35)、先発防御率(3.90→3.38)のどちらも昨年から数字が改善した阪神。昨年の今頃は一部から「終わった」という声も挙がっていた秋山の復活を、中西氏も心強く思っているのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月16日 20時30分
元巨人・笠原氏がファンに「ガタガタ言うな」 阪神・藤川本人も呆れ、引退登板の“三振回避”を巡る議論に苦言
元巨人・笠原将生氏が、16日に自身の公式ツイッターに投稿。今シーズン限りで現役を引退した阪神・藤川球児の引退登板を巡る議論に苦言を呈した。 >>阪神・藤川に「将来の監督に」の声?他球団の“栄誉職”とは違う、球団が新設ポストに就けたワケ<< 藤川は引退試合となった10日巨人戦で9回表に登板。坂本勇人、中島宏之から連続三振を奪った後、重信慎之介を二飛に打ち取り無失点で有終の美を飾った。だが、重信が藤川の2球目にバットを出し結果三振しなかったことについて、ネット上は「重信は空気読んで三振で花を持たせろよ」、「真剣勝負せずにわざと三振する方が失礼」などと議論に。中には、反対意見に対する誹謗中傷も少なからず見受けられた。 16日に自身のツイッターに投稿した笠原氏は、試合から6日経った現在もくすぶっているこの議論について「『わざと花持たせる為に三振しろ』って言ってる人 これは八百長だ!だのこれからもガタガタ言うなよ?」、「『プロである以上真剣勝負しろ』って言って人 引退試合で本塁打打ってもガタガタいうなよ?」(原文ママ)と双方の意見に苦言。 その上で、「結論 正解のない世界で人を悪くネットで言わないでおきましょう」と、明確な正解がない事柄について過剰に議論すること、ましてや誹謗中傷を交えることは控えた方がいいと呼びかけた。 笠原氏の投稿を受け、ネット上には「確かに何でもかんでも白黒つけようとするのは良くない」、「あーでもないこーでもないっていう議論自体は否定しないが、その中で人を馬鹿にしたり貶したりするのは良くない」、「花持たせるのもガチンコ勝負もどちらも間違ってないと思うし、外野がごちゃごちゃ言うものでも無いと思う」、「なんか熱くなってるファンも多いけど、多分藤川は重信が打ちにいったこと何とも思ってないと思うぞ」といった反応が多数寄せられている。 張本人である藤川も15日に自身の公式ツイッターに「必要性を感じない」と投稿しているこの議論。現役最後の投球がここまでの議論になるのも、藤川が一流の選手だった証なのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/shoki_____藤川球児の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kyuji22fujikawa
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