今回の一件のきっかけとなったのは高山が自身のインスタで22日にライブ配信した、自身や青柳を含む1993年度生まれの選手ら6名が集まった食事会。配信内では飲食店内で鍋を囲みながら和気あいあいと会話をしたり、鍋を食レポしたりする選手たちの様子が映し出されていた。
この配信には多くのファンからコメントが寄せられ、高山らも寄せられたコメントから目についたものを読み上げたりしていたが、中には「ハゲいた」、「青柳さん眩しすぎ」、「1人ベテランがいる」「はげやぎくん」などと青柳の容姿について揶揄する一部ファンのコメントも複数。こうしたコメントも一部が読み上げられたが、青柳は「誰がベテランや!」、「(眩しく見えるのは)上にライトがあるから」などと笑顔で切り返していた。
しかし、同日に自身のインスタストーリーに投稿した青柳は「インスタライブで僕に対して心ない声がありましたね!会ったこともない人にそんなこと言われてなんとも思わない人はいないと思います。こうやってファンサービスとかしなくなるんだと思いました」と一部ファンのコメントに憤っていたことを告白。
さらに、一夜明けた23日にも自身のインスタストーリーに投稿し「僕が言いたいのは野球以外の人としてのモラルない言動のことです!SNSやる年齢なら何が良くて何が悪いかわかると思いますし!」と苦言を呈した。
また、ライブ配信を行った高山も、同日に自身のインスタストーリーに投稿。前述の青柳の投稿が画面に映し出されている携帯を映した写真を添え、「それが阪神ファン。面白ければ何でもいいと思ってる人ばかり」と青柳に同調して怒りをにじませている。
今回の両名の投稿を受け、ネット上の阪神ファンからは「誰だこんなこと言った奴は、青柳と高山激怒してるじゃないか」、「せっかく楽しそうな食事会だったのに、これじゃ青柳がかわいそうすぎる」、「青柳には球場で『おいハゲ!』ってヤジ飛ばしてる奴もいるし、こういうのは本当に不愉快」、「ハゲハゲ言ってる奴は本当にモラルが無さすぎる、青柳はお笑い芸人じゃないんだぞ」、「本当にファンサービスしてくれなくなったらどうするんだ」といった一部ファンへの批判が多数寄せられている。
青柳、高山の両名は前述のインスタストーリー投稿後、25日正午までに自身のインスタグラムで新規投稿は行っていない。選手側から距離を置かれてしまうというファンの懸念は、現実味を帯びつつあるのかもしれない。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
青柳晃洋の公式インスタグラムより
https://www.instagram.com/aoyagi.koyo
高山俊の公式インスタグラムより
https://www.instagram.com/shun_takayama09