きっかけとなったのは、カーリング女子チームのロコ・ソラーレが出場した日本選手権。決勝戦で中部電力と対戦し、藤沢五月が中心選手として活躍する様子がVTRで放送されたのだ。これを見た張本氏は声高らかに、「あっぱれだ」と叫ぶ。
そして、張本氏は「私応援しているのよ、べっぴんさんが好きだから」と話す。それを聞いた関口宏は「え、べっぴんさんで応援すんですか?」と呆れたようにつぶやく。さらに、張本氏は「それとね、もう一つ撮影した人にあっぱれあげてよ。藤沢ばっかり6回映してくれたから。他の選手は映さないで、今勘定したらね、藤沢くんばっかり6回も映してくれたから」と嬉しそうに話す。
不満そうな関口は「そんなことであっぱれあげちゃうんですか」とポツリ。しかし、張本氏は「個人のファンなんだからいいじゃないの」と開き直る。関口は「そんなことに使ってくれても困るんだけどなあ」とボヤく。ゲストの元広島・阪神の新井貴浩氏は、ニコニコ笑うのみでコメントしなかった。
この様子に、視聴者の様子は賛否両論。「微笑ましかった」「人をけなしてないし、個人の感想。別にいいのでは」「いくつになっても男は美人が好き。隠さないで話したのは正直でいい」と話す声もあったが、「番組を私物化している。不愉快」「公共の電波を使ってあの発言はない。藤沢だけの力で勝ったわけでもない」「コメンテーターらしいコメントをしてほしい」という批判も見られた。
様々な声が上がっているが、『サンデーモーニング』の「週刊御意見番」コーナーは、かなり注目度が高く、張本氏の発言はいろいろな意味で大きな影響力を持つ。張本氏あっての番組と言っても過言ではないだけに、「やりたい放題」も、容認するしかないのかも。