阪神
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スポーツ 2020年09月30日 20時30分
阪神・藤浪、コーチの指導に反抗?「キャッチボールってそんなに大事ですか」江夏氏が低迷前の高飛車エピソードを暴露
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が29日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元阪神で野球解説者の江夏豊氏がゲスト出演。阪神・藤浪晋太郎について言及した。 江夏氏は2015年春季キャンプで阪神の臨時コーチを務めた際、当時プロ3年目・20歳の藤浪を指導した経験を持っている。今回の動画では、当時の藤浪の印象や裏話について明かした。 江夏氏は現役時代に通算206勝をマークした名投手だが、その自身から見ても投げているボールは一級品だったという藤浪。ただ、春季キャンプで指導を続けている中で、「考え方が(悪い意味で)かけ離れている」という印象を抱くようになったという。 こうした印象を抱くようになった理由として、江夏氏は指導を巡る藤浪との裏話を披露。当時江夏氏は藤浪にキャッチボールの大切さを説いたというが、藤浪は「キャッチボールなんていつでもできますよ」、「キャッチボールがそんなに大事なんですか?」と江夏氏に反抗。そのため、「投手というのはキャッチボールから始まって、キャッチボールの延長がブルペン、ブルペンの延長がマウンドやぞ」、「やっぱり球の回転を育むのはキャッチボールからだよ」と、なぜ大切なのか丁寧に説明しなければならなかったという。 こうした経緯もあり、今でも「藤浪君は僕のことはあまり好んでなかったんじゃないかな」と考えている江夏氏。当時の藤浪は自身以外のコーチにも「好きな人の話は真剣に聞くけど、そうでない人の話は上の空(だった)」と、好き嫌いで態度を変えている節が見受けられたと語っていた。 >>阪神・藤浪、監督激怒で前代未聞の罰!「故障したら責任取れるのか」賛否を呼んだ“161球続投”<< この他にも江夏氏は、阪神・藤川球児の引退についての自身の見解や、西武・松坂大輔の高校時代の印象などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「チームの大先輩の話聞かないって相当な問題児だな」、「やるやらないは別にして、聞く耳ぐらいは持っておいた方が良かった気がする」、「当時は今とは違って好調だったから多少調子に乗っちゃってたのかな」、「まだ低迷する前だから、『俺はこのままでも通用する』っていう自負もあったのかもしれない」といった反応が多数寄せられている。 「2012年ドラフトで1位指名を受け阪神に入団した26歳の藤浪は、翌2013年から2015年までは3年連続2ケタ勝利をマークするなど順風満帆。しかし、7勝に終わった翌2016年からガクッと成績が低迷し、昨シーズンはプロ入り後初の未勝利に終わりました。今シーズンも先発8試合で『1勝5敗・防御率5.87』と振るわず、9月26日ヤクルト戦からはリリーフに転向しているのが現状です」(野球ライター) リリーフでは現時点(29日終了時点)で「3試合・0勝1敗1ホールド・防御率2.25」とそれなりの投球を見せている藤浪。ただ、江夏氏をはじめ周囲の言葉を聞く耳を持っていれば、もしかしたらこうした状況には至っていなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2020年09月28日 21時30分
阪神・藤浪は「セットアッパーで使える」 投球の特徴が追い風に? 田尾元監督がリリーフ本格転向を猛プッシュ
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が27日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。阪神・藤浪晋太郎について言及した。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 今回の動画で田尾氏は、27日に行われ「9-3」で阪神が勝利した阪神対ヤクルトの一戦を複数選手の名を挙げながら解説。その中で、同戦の8回裏に3番手として登板した藤浪について語った。 今シーズンここまで8試合に先発している藤浪は、26日対ヤクルト戦で2013年4月7日対広島戦以来7年ぶりにリリーフとして登板。翌27日の試合でもリリーフ起用され、2試合で計「3回1失点・被安打3・四死球0・3奪三振」といった数字を残している。 藤浪のリリーフ起用について、田尾氏は「(先発の時も)初回はほとんどゼロに抑えてたから、リリーフの1イニングなら確実に任せられるのではないか」とコメント。今シーズンの藤浪は先発8試合のうち6試合で初回を無失点に抑えているが、田尾氏はこの点を踏まえ1イニング投球が基本となるリリーフに適性があるのではと指摘した。 田尾氏は続けて、「昨日(26日)は2イニング目に村上(宗隆)に決勝本塁打を打たれて負け投手になったが、(1イニング目は)安定した投球をしていた」とコメント。26日の試合は回またぎがあだとなったが、「被安打1・2奪三振」だった1イニング目の投球は良かったと評価した。 「9回は抑えのスアレスがいるが、藤浪はその前(の8回)を任せられる、セットアッパーで使える投手になるんじゃないか」という田尾氏。「将来はまた先発(再転向)ということになるかもしれないが、少しの間リリーフとして1イニングを任せるということをやってみたらどうか」と藤浪や首脳陣に、リリーフへの本格転向を提案していた。 今回の投稿を受け、ネット上には「この2日間は四死球ゼロだしリリーフは意外とアリな気がする」、「回またぎなしの1イニング限定での起用なら十分戦力になるのでは」、「リリーフを経験することでブルペン陣の大変さを知れたら、今後先発に戻った時にも活きるのではないか」、「澤村や涌井みたいに成功したら相当デカいから、まずは点差のついた場面で楽に投げさせてみてほしい」といった賛同の声が多数寄せられている。 「2012年のドラフトで1位指名を受け阪神に入団した26歳の藤浪は、昨シーズンまで『50勝40敗・防御率3.25』といった数字を残し、2015年には最多奪三振(221個)のタイトルも獲得している先発右腕。ここ4年は計15勝と今一つで、今シーズンも先発8試合で『1勝5敗・防御率5.87』と黒星が大きく先行していましたが、今回のリリーフ2連投でまずまずの投球を見せたことから本格転向への待望論が高まっているようです。球界ではロッテ・澤村拓一、オリックス・ディクソンなど先発からリリーフに転向して成功を収めている選手は複数人いますし、楽天・涌井秀章がリリーフから先発に再転向した後に最多勝を獲得したケースもありますので、藤浪のリリーフ転向も一考の価値は十分あるのではないでしょうか」(野球ライター) 27日の試合後に阪神・矢野燿大監督は当面の間、藤浪のリリーフ起用を継続する旨を口にしたことが伝えられている。先発で不振が続く藤浪だが、リリーフで復活への手応えをつかむことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年09月28日 11時25分
矢野監督激怒で審判団謝罪も“疑惑”は晴れていない? 阪神を悩ます2夜連続のトラブル、地元からは“再建希望”も
矢野阪神が東京ヤクルトに快勝した(9月27日)。今季最後の神宮対決を白星で終えたことは大きい。しかし、この後味の不味さはペナントレース全日程が終了するまで続きそうだ。 >>阪神のサヨナラ勝利が誤審で取り消しに!「責任を取って辞めます」審判は覚悟、監督も激怒した史上最長試合<< 試合前、異例の光景が見られた。ホームベースを挟んで、両チームの監督がスタメン表を交換する。ここまではいつもの光景だが、審判団の対応が違った。メンバー表を交換し、矢野燿大、高津臣吾両監督が「宜しくお願いします」の挨拶をした直後、同日の責任審判が「昨日は…」と謝罪し、頭を下げたのだ。 「こんなに大ごとになるとは思わなかったのでは。矢野監督があんなに大きな声を出して怒るところなんて見たことがないし、記者団も文書で回答する可能性がありましたから」(スポーツ紙記者) 前日26日の同カードで、「事件」は起きた。8回表の阪神の攻撃終了後、矢野監督が選手交代を告げた。その際、阪神サイドは審判団から“ある疑惑”をかけられ、「試合中に言う必要かあるの?」「するわけないし!」 と、矢野監督がブチキレたのだ。 「審判も悪気があったわけでもなく、また、そんなに重要なことでもないと思っていたみたい。矢野監督がたまたま選手交代を告げにきたので、ついでに伝えておこうみたいな…」(前出・同) 7回の阪神の攻撃中だった。本塁クロスプレーのリプレー検証が行われた。その試合中断の最中、一塁コーチャーボックスの井上一樹コーチが次打者の近本光司に近づいて行った。その近づいていく途中で、井上コーチと近本がバックネット裏にある記者室の報道陣とコンタクトを取ったように見えた、と。 主審は「紛らわしい行為」として注意し、矢野監督が「あり得ない」として、猛反論した。そのゴタゴタが一夜明けても続いており、27日の試合前、審判団が頭を下げたわけだ。 「審判団が謝罪したのは、『試合進行を妨げたこと』。阪神サイドに向けた疑惑については口にしていません」(球界関係者) 立場上、疑惑を向けたことを表立って謝罪できなかったのだろう。 「試合中、井上コーチにコンタクトを取った報道陣はいません。試合前、記者数人が阪神、NPBから質問を受けています。事実無根を文書で回答することになるかもしれないと覚悟したメディアもありました」(前出・同) 3連戦での審判団はほぼ同じメンバーで構成される。モメた審判と次の日もまた顔を合わせるのは気まずいものだ。 「今季最後の神宮球場での試合を制したのに、矢野監督の表情はイマイチでした」(取材記者) 阪神は再びコロナ感染者を出してしまい、25日に10選手が離脱した。矢野監督は当然、お冠であり、関西方面の一部メディアではチーム再建論も展開されている。宿敵・原巨人の独走よりも悔しいことがチーム内に…。神宮球場からクラブハウスに引き上げる矢野監督の背中が寂しげに見えたのは筆者だけではないはずだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月24日 21時30分
元阪神・江本氏の強烈暴露に「性格最悪」ファンドン引き 対戦相手が激怒した極悪ピッチングとは
元横浜で野球解説者の高木豊氏が23日に自身の公式ユーチューブチャンネルで行った生配信に、元阪神で野球解説者の江本孟紀氏がゲスト出演。現役時代にあったという元広島・高橋義彦氏とのエピソードについて言及した。 >>エモやん、中日広島戦の判定に苦言「野球じゃなくなっちゃう」 アウト取消のクロスプレー、「會澤のタッチが甘すぎた」と反発も<< 今回の生配信で江本氏は、配信中に視聴者から寄せられた複数の質問に回答しながらトーク。その中で、阪神時代のある試合中に、高橋氏にわざと死球を当てたことがあると明かした。 配信内で具体的な時期は明かされていないが、甲子園球場で広島と対戦した際に高橋氏と相対した江本氏。「打席に粋がって入ってきた」ように見えた高橋氏に対し、ベンチからは敬遠のサインが出たという。 しかし、高橋氏の所作にいら立ちを覚えたという江本氏は、「敬遠なんか馬鹿じゃないの」とベンチの指示を無視。さらに、マウンド上から「ヨシ!当てるぞ!」と、申告敬遠ならぬ“申告死球”を宣言したという。 その後、宣言通りに初球を高橋氏の体に当てたという江本氏。一塁に歩いた高橋氏は「ひどい!この人ひどい!」と怒っていたというが、「知ったことかそんなもの!」と全く意に介さなかったという。 自身が現役の頃は本塁打後に過剰に喜ぶ選手や、打席で大げさな動作を取る選手に死球を当てることは当然だったという江本氏。「(今の時代なら)ボコスカ当てる前にクビになってる(と思う)」と、現代では到底許されない行為だろうと語っていた。 今回の生配信を受け、配信のコメント欄やネット上には「所作が気に食わないから敬遠のサイン無視して死球ってとんでもない投手だな」、「時代が違うとはいえめちゃくちゃだな、今なら確実に危険球退場にされそう」、「個人の感情で一方的に球ぶつけるとか性格最悪だな」、「いくらムカついたとしても当てるのはおかしい、大怪我する可能性もある訳だし」、「死球当てるほどイラつく動きって一体どんな動きだったんだ…」、「いきなり死球宣言されて本当にぶつけられたんだからそりゃ高橋も怒るよ」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に東映(1971)、南海(1972-1975)、阪神(1976-1981)で活躍した73歳の江本氏と、広島(1975-1989)、ロッテ(1990)、阪神(1991-1992)でプレーした63歳の高橋氏。両者は1976年から1981年にかけてセ・リーグでしのぎを削っている。 プロ11年間で通算97個の与死球を記録し、1974年(14個)、1979年(16個)にはリーグトップの死球数を記録している江本氏。今回披露したような“申告死球”もまた、死球数がかさんだ一要因なのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年09月22日 11時00分
阪神のサヨナラ勝利が誤審で取り消しに!「責任を取って辞めます」審判は覚悟、監督も激怒した史上最長試合
10日に楽天生命パークで行われたソフトバンク対楽天の一戦。試合は「9-2」でソフトバンクが勝利したが、結果以上に話題となったのが試合終了まで5時間38分を要した試合の長さだった。 午後6時に開始された同戦は1回裏2死一、二塁の場面で雨により午後6時28分から37分間中断すると、その後7回裏にも雨により午後9時54分から中断。2度目の中断直後の雨脚は雨天コールドとなっても不思議ではないほどの強さだったが、その後弱まったためグラウンド整備を経て、55分後の午後10時49分に再開された。 再開後、ソフトバンクは4番手・松本裕樹が併殺でピンチを切り抜けると、8回に1点、9回に5点を記録。一方、楽天はどちらの回も無得点に終わり、試合は開始から5時間38分後の午後11時38分にようやく終了した。 2度の雨天中断を経て最後まで行われた同戦について、ネット上には「何で雨天コールドにしなかったんだ」、「雨雲レーダーでは雨止む予報だったし続行は理解できる」と試合を管轄する審判団に対する賛否の声が多数寄せられた。一部では「これでも1位の記録には全然届かないのか」、「最長時間調べたら今日より40分くらい長くやってるな」といったコメントも見られた。 >>「何でコールドにしなかった」ファン激怒 “雨天強行”のソフトB対楽天戦、選手のコンディションに心配の声<< 雨による中断時間が計1時間32分(パ・リーグ史上8位)に及んだこともあり、5時間半を超える試合となった同戦。ただ、プロ野球史上最長の試合時間は、同戦を大きく上回る6時間26分となっている。 1992年9月11日、甲子園で行われた阪神対ヤクルトの一戦。首位のヤクルトを1ゲーム差で追撃していた3位阪神は、この日から同球場で首位攻防3連戦。阪神が勝てば4毛差で首位が入れ替わるという大一番は午後6時に開始され、9回表まで「3-3」と両チーム互角の戦いとなった。 事件が起こったのは、9回裏2死一塁の場面。打席の阪神・八木裕がヤクルト5番手・岡林洋一のスライダーを打ち返すと、打球はフェンス際まで伸び消滅。これを見た二塁塁審・平光清審判は本塁打と判定したことで、試合は阪神が劇的なサヨナラ勝ちを収めたかのように思われた。 ところが、八木の打球を追った左翼・城友博、中堅・飯田哲也は平光審判の判定に猛抗議し、ヤクルトの野村克也監督も抗議のため審判団の元へ。平光審判が本塁打と判定した打球だが、実はフェンスに当たった後にスタンドに飛び込んでいた。他の審判からも同様の指摘を受けた平光審判は、判定を本塁打からエンタイトルツーベースへと覆した。 すると、この判定変更に今度は阪神側が猛抗議。平光審判は「私の誤審です。今年で責任を取って辞めますから、何とか試合を再開してください」と中村勝広監督を説得したが、中村監督も「一番近いところで見てたんだろ!それでホームランって判定したんでしょ!それでゲームセットだよ!」と譲らず。抗議中は客席の阪神ファンからも判定変更に対する大ブーイングが沸き上がり、激怒したファンが数名グラウンドに乱入する事態も起こった。 午後10時前から37分間にも及んだ抗議の後、同戦を提訴試合(リーグ側に審議を要求する試合)とする条件の下、阪神は判定変更を受諾。午後10時半ごろに2死二、三塁で試合は再開されたが、阪神は無得点に終わり試合は延長戦に突入。当時は現在とは違い延長15回制だったが、両チームはお互いに得点を許さないまま15回表までを終えた。 そして、15回裏も阪神が得点を挙げられず、試合は日付が変わった12日午前0時26分に終了。試合時間は6時間26分に及び、それまでの記録(5時間51分)を上回るプロ野球新記録となった。 平光審判の誤審により、大きく振り回されてしまった阪神。ただ、中村監督は後年「俺の中ではいい思い出として残っている。ああいうことがあれば普通は負けてもおかしくない。よく引き分けてくれた」と語っている。 一方、平光審判はその後セ・リーグ連盟から厳重注意と制裁金3万円のペナルティを受けることに。また、「今年で責任を取って辞めます」という試合中の発言通り、同年限りで審判を退職している。 約28年が経った現在でも破られていない歴代最長試合時間の6時間26分。ただ、2015年8月21日巨人対広島戦では歴代2位の試合時間(6時間21分)が記録されているため、展開次第では今後記録を塗り替える試合も誕生するのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月18日 15時45分
巨人・若林に「やり方が汚い」ファン激怒 守備妨害を誘った“トリックプレー”に賛否、篠塚氏は「うまく演技してます」
17日に行われた巨人対阪神の一戦。試合は「11-0」で阪神が大勝したが、同戦に「6番・二塁」で先発した巨人のプロ3年目・27歳の若林晃弘のプレーがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、試合開始直後の1回表にあったプレー。この回、巨人は先発・サンチェスが2点を失いなおも2死満塁のピンチ。ここで打席の木浪聖也が二塁に高くバウンドするゴロを放ったが、打球を処理しようとした若林の左手が二塁に向かう陽川尚将に接触。はめていたグラブが左手から抜け、若林は捕球できなかった。 ただ、このプレーを見た審判はランナーの陽川を守備妨害としてアウトに。阪神・矢野燿大監督は抗議するも判定は覆らず、阪神は三者残塁で初回の攻撃を終えることとなった。 >>巨人・後藤コーチに「違反行為じゃ?」疑問の声相次ぐ 三塁ランナーへの“肉体的援助”、高津監督の抗議も実らず<< 今回のプレーを受け、ネット上には「何で守備妨害なんだ、若林自ら当たりにいってるからむしろ走塁妨害だろ」、「わざとぶつかられた陽川がアウトにされたのは納得できない」、「やり方が汚い、守備優先を見越してわざと左手出したな」、「下に出した左手が当たるなら分かるが、完全に横に出してるから故意にしか思えない」といった若林への不満が噴出している。 一方、「守備優先がセオリーなんだから別に騒ぐほどのことじゃない」、「避けられなかった陽川が悪い、リプレー見る限りでは大きく避ける動作もしてなかったし」といったコメントも複数見受けられた。 「公認野球規則では守備妨害は『走者が打球を処理しようとしている野手を避けなかったか、あるいは送球を故意に妨げた』場合、走塁妨害については『野手がボールを持たないときか、あるいはボールを処理する行為をしていないときに、走者の走塁を妨げる行為』を行った場合に適用されると定められていますが、基本的には守備妨害が優先されます。ただ、今回の若林は陽川の前を横切り打球を処理しようとした際、左手を故意に走路上に出して陽川に当てにいったようにも見えたため、守備優先を念頭にわざと陽川と接触したのではと考えているファンも少なくありません」(野球ライター) 同戦で解説を務めた元巨人・篠塚和典氏も「若林はうまく演技してますね」とコメントした今回のプレー。試合後の報道では若林のコメントは特に伝えられていないが、意図的だったのかどうか疑問を抱いているファンは多いようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月17日 11時20分
巨人戦勝ち越し消滅の裏で、矢野阪神に大きな課題 “コスパ”の悪い助っ人砲、再契約に期待する声も?
矢野阪神が巨人戦に連敗し、今季の巨人戦カード勝ち越しも消滅した(9月16日)。これで、13年連続の巨人戦カード勝ち越しナシだ。また、敵地・東京ドームに関して言うと、開幕から8連敗。開幕からの巨人本拠地での連敗記録となると、1963年の9戦9敗以来。負の連鎖は続いている。 >>阪神・矢野監督に「勝負勘が無さすぎる」ファン激怒 大量得点を狙った強攻策に批判、本人も采配ミスを反省<< 「試合前、坂本と岡本がコンディション不良でスタメンから外れるとの情報をキャッチしていました。チームリーダーと4番がいないのなら何とかなると思った首脳陣もいましたが」(在阪記者) 8回と9回、打線が最後の意地を見せるも、あと一歩が届かなかった。そんな矢野阪神から、キナ臭い話も聞こえてきた。「ボーアとは来季も契約するのか?」というものだ。 今さらだが、ジャスティン・ボーアは4番を予定して獲得した現役メジャーリーガーだ。しかし、「左投手が苦手」という米球界時代の弱点は克服されず、この日もクリーンアップではなく、6番での出場となった。 そのボーアとの契約は「1年」。推定年俸は2億7000万円であり、打率2割5分2厘、打点36では物足りない感は否めない(同時点)。 「本塁打12をどう評価するかで、再契約するか、新しい大砲タイプの外国人選手を探すかが決まるでしょう。サンズが18本、大山が19本の本塁打を打っており、ボーアはチーム3位。長打力を秘めた若手がレギュラーを掴んでいないチームの現状を考えると…」(前出・同) 打撃成績はイマイチだが、残留・再契約か否かの評価は五分五分といった雰囲気だ。 「性格は明るく、阪神ナインとも馴染んでいます」(関係者) おそらくだが、ボーアの米球界復帰は厳しいだろう。メジャーリーグは一連のコロナ禍で無観客試合などが続き、その収入ダウンはオフのチーム補強にも影響すると言われている。「日本びいき」というボーアの性格も考えると、本人も阪神残留が第一希望ではないだろうか。 「やはり、4番を予定して獲得した外国人選手がこの数字では…。でも、春先は来日2年目のマルテの調子が物凄く良かったじゃないですか。変化球の多い日本のピッチャーに慣れた2年目のボーアに期待するという前向きも意見もあります」 関西地区で活躍するプロ野球解説者がそう言う。 近年の阪神のオフと言えば、大砲タイプの新助っ人探しが続いている。獲得が決まると、待望論一色となる。そのシーズン敗退の雰囲気を払拭させる“毎度の雰囲気作り”で、「ボーアを切って、新たな外国人を」という声もないわけではない。 敗戦ムードを消し去るため、ボーアを切るのか、それとも、覚醒を待つか…。いずれにせよ、阪神のベンチ裏では「オフの話」が色々と出始めたのは間違いない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月16日 17時00分
阪神・矢野監督に「勝負勘が無さすぎる」ファン激怒 大量得点を狙った強攻策に批判、本人も采配ミスを反省
15日に行われた阪神対巨人の一戦。試合は「6-3」で巨人が勝利したが、阪神・矢野燿大監督が同戦で見せた采配がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-5」と阪神2点ビハインドで迎えた7回表での采配。この回、阪神は巨人2番手・高梨雄平からヒット、四球で無死一、二塁のチャンスを作る。ここで迎えた梅野隆太郎は初球にバントの構えを見せたが、続く2球目で矢野監督はバスターエンドランを敢行。一、二塁走者は一斉にスタートを切り、梅野はバントの構えから打ちにいった。 ところが、高梨の2球目は内角低めに外れるボール球で梅野はバットに当てられずに空振りし、スタートを切っていた二塁走者が盗塁死する最悪の結果に。1死二塁となった後も阪神は得点を挙げることができず、そのまま試合にも敗れる形になった。 >>阪神、解雇投手から逆襲される? 自力V消滅危機の裏で起きていた復活劇とは<< 完全に裏目に出た矢野監督の采配について、ネット上には「高梨の球荒れてたのに何で無理に打ちにいかせたのか、勝負勘が無さすぎるだろ」、「相手が自滅しかかってたのに、逆に自分たちが自滅するとは思わなかった」、「待球作戦で揺さぶりをかけた方が絶対に良かった」、「素直に送りバントしてれば糸原(健斗)、サンズで点取れてただろ」といった批判が噴出している。 「7回表からマウンドに上がっていた高梨は、梅野を迎える前までにストライクを2球、ボールを4球投じるなど制球が乱れており、梅野への初球も外角低めに外れるボール球。無理に打ちにいくよりバントの構えのままプレッシャーをかけていた方がリスクは小さかったと思われますが、2点ビハインドで終盤という状況もあり矢野監督は一気に逆転を狙ったのかもしれません。ただ、梅野の後は初回にタイムリーを放っている糸原、得点圏打率『.426』のサンズと打順が続くことを考えると、送りバントでも複数得点の可能性は十分だったとも思うのですが…」(野球ライター) 今回の采配について、試合後に矢野監督は「責任というか、それは俺自身が受け止めている」と反省していることが伝えられている。采配ミスもあり同戦を落とした2位阪神は、首位巨人とのゲーム差が10.5ゲームに拡大。また、巨人には優勝マジック38が点灯している。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月15日 20時30分
王貞治氏、江夏氏の質問に衝撃の回答?「嬉しいのか悲しいのか分からない」困惑のエピソードを明かす
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が14日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元阪神で野球解説者の江夏豊氏がゲスト出演。現役時代にしのぎを削った元巨人・王貞治氏について言及した。 今回の動画で江夏氏と石毛氏は1950年代後半から1970年代中盤にかけて巨人をけん引した王、長嶋茂雄の両氏をテーマにトーク。江夏氏はその中で、プロ2年目にあったという王氏とのやりとりを明かした。 >>王監督に「死んでお詫びしろ」 主力選手も涙ながらに語った、ダイエーファン激怒の“生卵事件”とは<< 1966年のドラフトで1位指名を受け阪神に入団し、2年目の1968年にカーブを習得し投げ始めたという当時20歳の江夏氏。同時期に28歳だった王氏は既に300本以上の本塁打を記録するなど強打者として名をはせていたが、その王氏は江夏氏のカーブをほとんど打つことができなかったという。 動画内で具体的な時期は明かされていないが、「何で王さんは打てないんだろう」と疑問に思っていた江夏氏はあるとき王氏に直接質問。すると、王氏は「お前のカーブが曲がらんからじゃ」とため息交じりに答えたという。 江夏氏によると、王氏はボールの回転でカーブと判別することはできたというが、曲がり幅が自身の想定より小さかったため全くタイミングが合わなかったとのこと。変化量が小さいがゆえに打てないという皮肉な回答に、当時の江夏氏は「うれしいのか悲しいのか分からない」と複雑な心境だったと語っていた。 江夏氏はこの他にも、試合中に格好いいと感じた長嶋氏のプレーや、球史における長嶋、王両氏の存在の大きさなどについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「曲がるから打てないのが普通だけど、曲がらないから打てないっていうのは珍しいな」、「曲がらないカーブは普通は打ちごろの球だけどなあ、軌道がチェンジアップみたいに見えてたんだろうか」、「いずれにせよ2年目から王さんを苦しめてたのは凄い事だと思う」、「だから王さんから50個以上も三振取れたのかな」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に阪神(1967-1975)、南海(1976-1977)、広島(1978-1980)、日本ハム(1981-1983)、西武(1984)でプレーした72歳の江夏氏と、巨人(1959-1980)一筋で活躍した80歳の王氏。両者は1967年から1975年、1978年から1980年の間にセ・リーグでしのぎを削っている。 自身が対戦した打者では最多となる20本塁打を王氏に打たれた一方で、王氏と対峙した投手の中では1位となる57奪三振を記録している江夏氏。もしカーブの曲がりが大きければ、これほど三振を奪うこともできていなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2020年09月15日 11時50分
阪神・矢野監督、藤浪二軍降格は覚悟の表れ? 負ければ“終戦”の対巨人戦、秘策は他にも「出塁率の高さに着目した」
運命の舞台は“鬼門”、矢野阪神が責任を負わされるような幕引きとならなければいいのだが…。 敵地・東京ドームでの巨人3連戦が始まる(9月15日)。初戦に敗れれば、巨人に優勝マジックナンバーが点灯し、同時に阪神は自力優勝の可能性が消滅となる。高橋、青柳、西勇輝の3人を先発マウンドに送り込む“必勝態勢”も伝えられるが、他球団からは冷めた声も聞かれた。 「首位巨人と2位阪神のゲーム差は、9・5。これをパ・リーグの順位表に照らし合わせてみると、首位ソフトバンクと5位埼玉西武のゲーム差になるんです。3位以下の全チームにも責任はありますが、仮に阪神がこの3連戦で勝ち越したとしても、巨人優勢の図式は変わりません」 この“優勝カウントダウン”の決戦前(12日)、12球団実行委員会が開かれている。一連の新型コロナウイルス禍により、「5000人まで」とした観客動員数の規定について、解除できるか否か、社会情勢などの情報を整理した。 「政府が大規模イベントの人数制限を収容人数の50%に緩和する方針を発表しています。この発表を名目に、5000人の上限値を大幅に引き上げる選択肢もあったはずですが、12球団は慎重でした。感染防止の観点はもちろんありますが、肝心のペナントレースが『消化試合』となってしまっては、客足も遠のくだけ。昨季、12球団トップの観客動員数を誇った阪神が1万人で様子見という慎重さです」(ベテラン記者) 僅差での接戦が続いていたのであれば、特にセ・リーグ各球団はまた違う判断をしたのかもしれない。 >>阪神・藤浪に「常に力が入っている」斎藤氏が苦言 3戦未勝利で登録抹消、一軍帰還を左右するカギは<< このままマジックナンバー点灯となれば、矢野阪神は「ペナントレースを終わらせた」と思われるだろう。 「矢野燿大監督は巨人を独走させてしまった責任を痛感しています。本当に阪神は巨人とのゲーム差を縮めようとしています」(在阪記者) その一例が、藤浪晋太郎の二軍降格だという。来季以降を見据えて、チャンスを与え続ける選択肢もあったわけだが、それをしなかった。また、昨今は守備面での負担の大きい捕手の梅野隆太郎を2番に置く新打順で臨んでいる。2番は機動力も求められる場面も多い。もっとも、先頭バッターが出塁して、2番バッターが揺さぶるという場面は「初回の攻撃だけ」との意見も聞かれたが、こんな指摘もある。 「打順変更について、何度かコーチ陣と話し合ってきました。その中で出たのが2番ではなく、『4番・梅野』でした」(関係者) 矢野監督は梅野の「出塁率の高さに着目した」と2番を任せた理由を語っていた。4番の重圧を託すのは得策ではないと考えたという。4番の重圧を背負わせなかったということは、こうも解釈できる。打撃好調な梅野が調子を落とした時が、本当の意味でのジ・エンドだと…。 「梅野を2番に置く打順には反対意見も多いんです。矢野監督は自分の意見を貫き通すのか、それとも、また打順を変更するのか…。仮に巨人3連戦の初戦を落とし、その後にまた打順を変更したら、阪神ナインも浮足立つかもしれません」(前出・在阪記者) チームは現在4連勝中。しかし、巨人も7連勝中(引き分けを挟む)であり、今季、どういうわけか、東京ドームでは6戦全敗と相性が悪い。2番・梅野が活躍できなかったら、矢野監督の心も折れてしまうだろう。(スポーツライター・飯山満)
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