東京オリンピック
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社会 2021年05月08日 06時00分
「日本政府は頼りなさすぎる」「日本人じゃなくてよかった」五輪開催に海外から皮肉 バッハ会長の母国ドイツでも笑い話に?
東京オリンピック開催をめぐり、国民からは中止にすべきとの声が多く出ているが、海外の人々はオリンピックについてどのように思っているのだろうか。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長の出身国ドイツでも、オリンピックに関する報道は出ているが、日本ほど多くはないようだ。 現在ドイツでは、新型コロナウイルス関連の報道がほとんどで、テレビやネットニュースを見てもオリンピックに関するニュースがメイントピックとして扱われていることはあまりない。報道されるのであれば、“日本の政府はオリンピックを開催したいと考えているが、多くの国民は反対している”という内容のものがほとんどである。 オリンピックに関する報道があまりない大きな理由は、そもそもドイツ国民の多くがオリンピック開催は不可能だと考え、すでに彼らの興味から外れているからだろう。現地在住の日本人によると、新型コロナウイルスの収束の糸口が見えないにもかかわらず、現段階でもオリンピックを開催しようといまだに考えている日本政府の様子を見て、ドイツ人からは「日本政府は頼りなさすぎる。多くの日本人が反対しているというニュースを見たけど、日本人は政府に世論を無視されていてかわいそう」「開催なんて絶対無理なのに政府は開催に対していまだにあいまいな態度で迷走している。ドイツだったら大規模なデモが起きている」「ドイツは今年9月のオクトーバーフェストの中止をすでに発表したけど」などと言われ、同情されたそうだ。 またドイツのSNSをのぞいてみると、笑って涙を流す絵文字付きで「日本はまだ全然ワクチンを接種していないのにオリンピックなんて無謀すぎ」「政府に踊らされる日本人。日本人じゃなくてよかった」などの投稿が見受けられる。前出の在独日本人はこういった状況について「オリンピックを開催しようとしている日本を笑いものにしているようです。皮肉を交えたジョークのつもりで、『日本はオリンピックやるんでしょ?』と言われることもあります」と話した。 >>駅員の対応が悪いドイツで、なぜ車椅子ユーザーは快適に電車に乗れるのか<< ただ、ドイツ国民は日本人ほどオリンピックに熱がないという面も無視できないだろう。ドイツではサッカーワールドカップやサッカー欧州選手権などサッカーに対する熱の方が強い。今年に限らず、サッカーのイベントごとの方が店のディスプレイがサッカーイベント仕様に派手に装飾されたり、観戦イベントが各地で行われたりと盛り上がる。現地のドイツ人は「サッカーワールドカップがコロナ禍で中止になってしまったら反対運動が起きるだろう」とどれほどサッカーが大切なのかを伝えていた。 東京オリンピックの開会式まで80日を切ったが、開催に対して否定的な声は日本国内でも多い。政府は開催の意向を示しているが、そんな政府の姿は一部の海外の人たちに笑いものにされているようだ。
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社会 2021年05月06日 12時20分
「五輪は特別なんて見方は違う」フィフィの発言に賛否 水際対策とれない政府の矛盾を指摘
タレントのフィフィが、5月5日のツイッターで東京オリンピックについて述べた持論が、物議を醸し出している。 東京オリンピックの開会式までは3か月を切っているが、新型コロナウイルスは変異種のまん延などで収束の気配がない。そのため、ネット上では中止を求める声が相次いでいる。 フィフィは「五輪に言及すると、これまで練習を続けてきた選手達の気持ちを考えて!なんて言われますが、例えばこれまで練習してきたバレエや、ピアニスト、舞台役者…そんなアーティスト達も大事な公演を中止しています。他にも、留学や起業など夢を諦めた方も沢山います。五輪は特別なんて見方は違うと思います」と書き込んだ。 これに対し、ネット上では「今回中止したら次の夏の五輪は2024年ですよね。アーティストは感染状況次第で配信や有観客できますが、アスリートはあと3年待たないとオリンピックには出られません。そこを同じに捉えるのはどうなんでしょう?」「五輪の場合は四年後今回は三年後ですが人生そのものが、ガラリと変わってしまう、失ってしまうくらいこともあります。難しいです」といった批判の声が殺到してしまった。やはり、オリンピックは誰もが出られるわけではなく、さらに4年に1度というのが大きい。「五輪は特別」「五輪は別格」と捉えているネットユーザーが多いようだ。 それでも、「作品と役に年齢が決まってたり経済的な理由で次は無い人もいます」といった、フィフィが挙げたその他の例と五輪を同列に見る声も聞かれた。 >>フィフィ「日本はスパイ天国」中国による日本の研究機関等へのハッキング問題に持論、共感の声も<< フィフィは同日にツイッターを再び更新し、「この意見を単純に“五輪中止論”として批判してくる方がいますが、違いますよね?水際対策でウイルスの流入阻止に努めていれば、ここまでダラダラ経済活動を制限したり、国民に自粛を求める必要もなかったのでは?ってこと。あらゆる方々の利権を守るために矛盾した対策をしてることに対する意見です」と補足も行っている。ただ、こちらにも「時間を水際対策1つ出来ない政治家に奪われたと思います。でも前のツイではオリンピック批判に見えてしまいました」といった意見が聞かれた。 「五輪は特別ではない」というフィフィの強い批判意見が、物議を醸し出してしまったのは確かなようだ。記事内の引用についてフィフィのツイッターより https://twitter.com/FIFI_Egypt/
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社会 2021年04月28日 12時20分
玉川徹氏、丸川五輪相に怒り?「楽屋裏の話をわざわざ会見で」国民の不安をあおると厳しく批判
28日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、同局局員でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏が、同局アナウンサー出身の丸川珠代五輪相に、厳しい声を投げかけた。 丸川大臣は昨日開いた会見の中で、「大会期間中の医療体制について東京都から、具体的な提示がない」と苦言を呈した。「私の知る限り、東京都が、厳しいコロナの状況の中で開催するためにどのように取り組んでいくのか具体的なことを、私たちにお示しもしていただいておりません」、「また残念ですけれども、感染症の専門家にご相談されているかも明確ではありません」と不満を爆発させたのだ。 だが一方で、小池百合子東京都知事はすでに実務的には詰めていると反論し、「そこは組織委員会の方で決めておりますので、よく聞いていただきたい」と丸川大臣を諌めた。 オリンピック開幕まで3か月を切る中、表面化した国と都の対立。これについて、玉川氏は「国と都のやり取りって国民からすれば、楽屋裏の話ですよね?楽屋裏の話をわざわざ会見で言うという意図は…」と切り出すと、「(国と都で)一体でやらなきゃいけない話でしょ」と内輪もめを批判。 さらに、丸川大臣の“内情”暴露についても、「都と協力してやれていないことを国民に明らかにする意味って何があるんですか?そんなことをしたら、『やっぱりオリンピックなんて本当にできるの?』って話にしかならないんじゃないんですか?」と余計に国民の不安を煽るだけと物申した。 >>玉川徹氏、羽鳥アナに発言を制止される コロナ禍の通学について専門家に感情的な質問、賛否集まる<< これに政治ジャーナリストの田崎史郎氏が「今まで水面下で詰めていて投げかけているのに回答がないから公の席で言ったということなんでしょう」と丸川大臣を擁護すると、玉川氏は「都の人の話では実務者レベルではやっているという話ですよね?だから丸川さんが言っていることだけが正しいとは思えない」とやり返し、「だから、そういうのってまさに楽屋裏の話で、そんなものを大臣が表に出すような話なのかと思うんですよ、そもそもね」と内紛を糾弾。 この後も玉川氏は呆れながら、「自分が言いたいことは楽屋裏の話でもこうやって話しちゃうんですかね?何なんだろうと思います。全然よくわからない」「国民にさらに疑念を持たれるようなことをして、うまくやっていくつもりあるんですかね?」と最後まで丸川大臣を責めていた。
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社会 2021年04月21日 17時05分
おぎやはぎ小木「頭おかしいと思いますよ、IOCも」五輪開催巡り『バイキング』で暴言? 賛否の声
お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明が、IOC(国際オリンピック委員会)に暴言を吐いたとして賛否両論を集めている。 問題となっているのは、21日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)。この日番組では、東京オリンピック開催の是非を巡り、出演者と解説の専門家が「延期・中止」派と「開催」派に分かれ、討論を行っていた。 この日の出演者は、全員「延期・中止」派。小木も「延期・中止」派のプラカードを掲げ、自身の考えについて「完全中止ですよ」と断言。「延期はもちろんしてほしいですけど」と小声で付け加えつつ、「こんなにコロナワクチンとかを接種してない国は珍しいですよ。開催国が一番少ないですよ。恥ずかしいじゃないですか」とその理由について語った。 続けて、小木は「(オリンピックを)やるなんてよく言えたもんだなと僕は思います」と毒を吐く場面も。そして、「開催派」の元JOC参事の春日良一氏に対し、「オリンピック理念からすると、開催するのって真逆じゃないですか?」と東京五輪を開催することがオリンピックの理念そのものに反すると指摘。さらに、「これでやるなんて、ちょっと頭おかしいと思いますよ、IOCも」と発言していた。 >>おぎやはぎ小木、厚労省官僚に「チンピラ」「常識がない人が多い」発言で物議 「言われても仕方ない」の声も<< 国内外から開催について疑問の声が上がっている状態の東京オリンピック。この発言に、視聴者からは「よく言った!」「頭がおかしい!それ以外に言葉はない」「小木いいこと言った」といった賛同の声が集まることに。 しかし、「頭おかしい」という言葉を選んだこと自体に、ネットからは「テレビでそんなこと言っていいの…?」「自分の考えと違うからって貶めるのは違うでしょ」「ネットの悪口レベル」といった呆れ声も集まっていた。 開催に対し、頑固として変わらない姿勢を取り続けるIOCには多くの疑問の声が集まっているが、貶めるような言葉を使った小木に疑問を抱いた人も少なくなかったようだ。
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社会 2021年04月14日 19時00分
金子恵美元議員、五輪は「中止をする理由がないという判断」政府の意向を代弁?
4月13日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、東京オリンピック・パラリンピック開催の是非について出演者の間で議論が交わされた。番組では「(日本)国民の多くは大会の延期か中止を求めている」「一大感染イベント」などと報じたアメリカの「ニューヨーク・タイムズ」のコラムが取り上げられた。 ダイアナ・エクストラバガンザは「滞りなく終えられるとは誰も思っていない気がする。こうなったら何が何でもやるしかないみたいなことなんでしょうけどね。もう中止って言い出すにも遅い気がするんですけどね」と語った。これには、ネット上で「中止になったらなったでその後が大変」「できるわけがないのよ」といった声が聞かれた。 さらに、金子恵美元衆議院議員は「政府としても開催を前提に準備を進めている。国民とか世界から反対だ中止だという声があったとしても、中止をするまでの理由が今はないという判断で進めているんだと思いますね」と政府の立場に沿ったコメントを発していた。 >>三浦瑠麗氏「愚かな動き」「頭に蝶々が飛んでるのか」米の北京五輪ボイコット協議報道を痛烈批判<< MCのふかわりょうから「東京オリンピック開催ってことが念頭にあるがために、リーダーたちがうまく舵取りができていないんじゃないかという捉え方もありますが」と問われると、金子氏は「あらゆる手でとにかく抑え込んでおきたい。それで7月(の開会式)を迎えたい。逆にコロナ対策に関してはそのためにやっているんだと思いますね」と話していた。これには、ネット上で「変異種もあるし、抑え込めなさそう」「何もやらないよりはマシってレベルでは」といった否定的な声が並んだ。 さらに、元フジテレビの大島由香里アナウンサーは「日本で(感染が)全然収まってないのに、プロのアスリートがリスクを背負ってまで来るのかは疑問」と大会に出場する選手側に立った意見を述べていた。このほか、金子氏は水泳の池江璃花子選手の名前を出して「国民が活躍の場を見たいって思いもある」と話し、開催の結果うまくいったならば世論の流れも変わっていくのではと予想。それでも、「現時点でホスト国である日本の国民が8割中止というか、反対しているのはひっかかるところではありますよね」と話していた。 視聴者からの意見も、オリンピック開催には賛否両論が寄せられており、難しい問題だと言えそうだ。
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社会 2021年03月29日 11時20分
『サンモニ』五輪は「福岡でやれば国民の支持はもっとあった」発言、スタジオも同意で疑問の声
28日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、出演者が東京オリンピックの開催についてネガティブな発言をし続けたことに、批判の声が上がっている。 番組前半、新型コロナウイルスの変異種を「第4波の入り口」と取り上げると、関口宏は「オリンピックの聖火リレーなんかも始まっちゃってね、大丈夫かなって思う」と苦言を呈す。 そして、番組終盤の「風をよむ」のコーナーでは「東京オリンピックの開催に多くの人が反対している」と紹介した上、新国立競技場や大会エンブレム、招致を巡る収賄問題、元組織委員会会長の森喜朗氏の女性蔑視発言、開会式の演出担当者の不適切発言などネガティブな報道を続け、「東京オリンピックの意義がなくなっている」などと批判を展開した。 この件について、コメンテーターの姜尚中氏は「かつて東京と福岡が争って名をあげた時に、僕は高輪のプリンスホテルでプレゼンテーションしたんですよ。それで東京に僅差で負けてしまった」と思い出を語り出す。 そして、「何故東京なんだろうと。例えばあの交番が多いとか、資金が豊富だとか、結局大義は後からついて回るってイメージだったんですね。僕は今、福岡、九州でやるとしたらここまでは行かなかったんじゃないか」などと私見を述べる。 続けて、「つまり国民の支持はもっとあったんじゃないかと思うんですね。だから日本はやっぱり1964年の東京オリンピックのパロディみたいに、今なっちゃってるので。僕はここは引いて、そしてもう1回、東北かあるいは福岡で、日本らしい中国とかまた韓国とも違う新しいオリンピックの形を示して欲しい」と話す。 驚いた関口は「今回の事は引けってことですか? 引けるかなあ」と呆れたように話す。それでも姜氏は「引いてですね、もう1回チャレンジする。なぜ東京でやるのかと。意味がないわけだから、その時は九州か東北で行ってほしい」と語る。さすがの関口もこの論理には「先々の話ですよね」と同意しなかった。 >>麻生大臣の発言に「政府の対策とワクチンの接種次第」と苦言 『サンモニ』青木氏のコメントに賛否<< ところが、これに乗ったのが評論家の大宅映子氏。東京オリンピックには「大義がない」「経済効果なんてとんでもない」と話し、「仙台や福岡でやるならいいけど、東京は大反対」などと語ったのだ。 さらに、朝日新聞論説委員の高橋純子氏や元TBS記者の松原耕二氏らも「東京オリンピックには意義がない。中止も含めて考えるべきだ」などと徹底的に批判した。 東京オリンピックは中止して、今後仙台や福岡で開催するべきだという論理に、「呆れた」「放送で流していい内容だとは思えない」「福岡や仙台でもコロナ感染リスクはあるのに、なぜ?」とネット上では批判の声が目立つ。ただし、一部には「いい考え」「納得できる」という擁護も。 また、「意義がない」と繰り返し主張したコメンテーター陣について、「それならTBSはオリンピック中継から身を引くべきだ」「そこまで否定的なら、『TBSはオリンピックを中継しません』と宣言してみてはどうか」「スポーツコーナーでオリンピックの話題を取り上げるのはやめて」という声も上がった。 東京オリンピックを開催してほしいと感じている人もいるが、『サンデーモーニング』出演者にとっては「意義がない」「必要ない」ものと感じているようだ。
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社会 2021年03月28日 06時00分
日本の“外見いじり文化”に対し「怖くなった」の声も 渡辺直美を使った不適切演出、ドイツではどう捉えられた?
東京五輪・パラリンピック開閉会式の演出で、お笑い芸人の渡辺直美を豚に変身させるプランが演出チームのグループLINEで提案されていた問題で、日本では世間から「太っている人に対する侮辱」との批判が殺到した。この問題は欧州でも同様に報道されているが、容姿に関する発言はタブーとされているドイツでも、一連の流れが報道され話題になっている。ドイツではネット媒体を中心に複数のメディアが報道したが、ドイツ人の多くは「いくら外に出ないであろう会話の中でも女性の容姿について言及することは間違っている」「あらゆる技術が進んでいる日本で、いまだにこんなことを言う人がいることに驚く」など否定的な見方をしていたようだ。 もちろん日本でも渡辺に対する侮辱発言を問題視する人が多いものの、一方で、渡辺が過去に容姿を笑いに変える格好でコントをしていたり、顔を黒塗りにした格好をして笑いを取っていたことを指摘し矛盾をつく声も世間からは挙がっている。世間では一部の人がLINEでの侮辱発言以前に、日本には容姿をいじることを面白いとする風潮がそもそも存在していると指摘しているのだ。 ドイツでは渡辺が過去に容姿を笑いのネタにしていたことや、日本では“容姿いじり”をする風潮があるというところまで報道している機関はほぼないが、ドイツ人に話を聞くと、ドイツには日本のように外見をいじるという文化はないそうだ。バラエティ番組で女性、男性関係なく、外見を笑いに変えようとすることは「人種差別を笑いにするくらいあり得ない」と言い、「そもそもそれを面白いと思う人自体、少ない」と言う。 >>森喜朗氏の発言で日本人のイメージダウン?「日本人は終わってる」ドイツ在住の邦人が受けた屈辱的な言葉<< また、日本に10年近く住んだことのある30代のドイツ人男性は、日本で容姿いじりの場面に多く遭遇し、違和感を覚えたと話す。テレビをつければ女性お笑い芸人が自らを「ブス」と言い、太っていることや、はげていることを笑いに変えようとしている人も多く、驚いたそうだ。日本では日常でも親しくなればなるほど外見についていじってくる人や自虐で笑いを取ろうとする人もいて「他人の価値を下げたり、自分で自分の価値を下げることで笑いを生もうとしていることがショックだったし、それで笑っている日本人を見た時もショックだった」と話す。 さらに日本に長期滞在した人だけではなく短期の旅行で日本を訪れた人も、容姿いじりの場面に遭遇したという。日本に旅行した30代のドイツ人女性は、ホテルで何気なくテレビをつけたところ、言葉は分からないものの女性が外見について何か言われ、周りが笑っている場面を見て衝撃を受けたそうだ。このドイツ人女性は、「私が親だったら、体型や見た目など、人と違うことは個性でいいことだと教えるのに、それを日本では面白おかしく捉えようとしていた。個性を生かすと言う面ではいいのかもしれないが、こんなことがテレビ起こっていてはいじめが確実に助長されると怖くなった。日本の文化はもっと進んでいると思ったのに」と話す。 海外から見ると、日本のいじりは時代遅れとも言えそうだ。渡辺への侮辱発言が広く報道されたことをきっかけに、日本人一人ひとりがいじりについて深く考えることになればいいだろう。
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芸能ニュース 2021年03月27日 16時00分
不適切演出騒動で注目集める渡辺直美、飛躍のきっかけはオリラジ中田?
東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式の不適切演出騒動で、渡辺直美に改めて注目が集まっている。 企画を担当していたクリエーティブディレクターの佐々木宏氏は演出の統括役を辞任したが、一方の渡辺の対応には称賛の声が集まった。 渡辺は所属する吉本興業のサイトで「私自身はこの体型で幸せ」と、何とも“大人”なコメントを発表。ただ、自身のYouTubeチャンネルでは「その演出プランが採用されて、私のところに来たら私は絶対に断るし、その演出を私は批判する」と毅然とした対応を見せ、芯の強さを見せた。 渡辺と言えば、2008年にビヨンセの体動きモノマネでブレークを果たしたが、その後は芸人としては伸び悩んでいた。特に、ひな壇などで展開されるアドリブ的なトークのやりとりや、芸人として瞬発的なセンスの発揮を求められる大喜利を大の苦手としてしたという。そんなくすぶっていた彼女を変えたのが、2期先輩にあたるオリエンタルラジオの中田敦彦の言葉だった。 >>渡辺直美「見た目を揶揄されることも重々理解」五輪の侮辱演出報道にコメント発表 自身の考え明かす<< 「渡辺は、母親が台湾出身で幼少期は、台湾と日本を行き来する生活をしていました。そのため、日本の学校の勉強についていけなかったそうです。芸人としてブレーク後も、その部分をネックに感じており、中田に相談。すると『短所を伸ばすよりも、誰もマネができないところまで長所を伸ばせ』とアドバイスされ、一念発起したそうです」(芸能ライター) その後、渡辺は長所の歌やダンスや動きを極めるために、2014年に約3か月間ニューヨークへ向かう。さらに、現在は本格的にニューヨークを活動拠点に移している。 中田も吉本興業を退社し、現在は東南アジアのシンガポールを拠点に、YouTubeのほか、独自の活動を行っている。偶然にも2人がほぼ同じタイミングで日本を飛び出し、海外での活動を本格的に始めている。 ともに長所を伸ばし続けた結果、日本の芸能界だけに留まらない存在になったとも言えそうだ。実力や底力は十分なだけに、さらなる活躍に期待したいところだ。
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社会 2021年03月27日 07時00分
五輪不適切演出問題、会議室でのアイデアなら炎上しなかった? 文字コミュニケーションの難しさと適応できない世代
東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式で演出の統括役を務めていたクリエイティブディレクター・佐々木宏氏が、開会式での演出としてタレントの渡辺直美を豚に見立てたプランを提案していたことが17日、ニュースサイト『文春オンライン』によって報じられた。 記事では、東京オリンピック開会式の演出を企画するチームメンバーによる10人以上のグループLINEに、同プランが投稿された際のスクリーンショット画像も公開された。そこには「(豚の絵文字)=渡辺直美への変身部分。どう可愛く見せるか」「オリンピッグ(豚の鼻の絵文字)」などとあり、グループLINE参加者はすぐに「容姿のことをその様に例えるのが気分よくないです」「⼀時的なアイデアだとしても、言うべきじゃない」など、不快感を示すとともに不適切な内容であることを指摘し、提案はボツとなっていた。この報道以降、批判が殺到した佐々木氏は、18日に辞任を表明した。 なぜこのような事態になったのか。その答えとして、提案の内容に問題があったことはもちろん、メンバーしか見られないはずのLINE画面がなぜか流出したこともあるが、対面の会議でなくグループLINE上でアイデア出しのミーティングが行われていたという点も原因の一つと言えるだろう。 それというのも、人間のコミュニケーションの種類には、言葉や文字による「言語的コミュニケーション」と、表情や話し方、声のトーン、ジェスチャーや態度などによる「非言語的コミュニケーション」の2種類があり、非言語的コミュニケーションによって読み取れる情報の割合は65%を超えると言われている。つまり、同じように意見交換をしているようでも、文面のみのやりとりでは伝えられる情報量が少なく、送り手と受け手との間でズレや温度差が生じやすいのだ。 >>総務省幹部らが高額接待で問題に 「飲みニケーション」は本当に効果がある?<< 例えば、もし今回の問題の発言が対面会議によって口頭で行われていたなら、問題となった発言は軽く流されていた可能性もある。あるいは、提案した本人が相手の表情や反応から察してその場で撤回したり、一瞬凍りついた雰囲気も、取りつくろって和ませるということもできる。さらに、それをさりげなくフォローしてくれる者もいたかもしれない。 ただ、文字のみによるやりとりの中では、受け手側の否定的なリアクションがダイレクトに反映され、辛らつなものに感じやすく、さらにその反応が複数であれば、全体的な雰囲気の悪さが出てしまう。さらに報じられたのは映像や音声でなくネットニュースや誌面である。読み手にどういうニュアンスなのか伝わらない上に、メンバーたちの嫌悪感もより怒り度合いが強い状態で伝わってしまう。真意がどうだったかは関係なく最悪の状態で伝わり、集中砲火を浴びる事態にまで発展してしまった。 こうしたSNS上の発言のトラブルは、ネットの利用経験が多いほど回避しやすいと言える。文字のみでのやりとりによるリスクや暗黙のマナーをわきまえているからだ。デジタルネイティブ世代は、SNS上でのやりとりにおいて、相手がどう受け取るのかを想像しつつ、文面が与える印象をコントロールしたり、客観性を意識して書くという習慣が自然と身についているだろう。さらに、発言が第三者の目に入る可能性なども踏まえ、トラブルのリスクまで考慮できているのかもしれない。 一方、ネットが普及していない時代のコミュニケーションも経験した世代の人にとっては、少なからずネット上のコミュニケーションに難しさや違和感を覚えるはずだ。チャットやSNSは簡単に意思表示ができる便利なツールである一方、安易な発言が大きな痛手となってしまうこともある。今回はその一例になったと言えるだろう。文:心理カウンセラー 吉田明日香
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芸能ニュース 2021年03月25日 17時45分
しずちゃん、福島での聖火リレー後「辞退するという選択肢は?」質問に返答し称賛「立派だと思う」の声
25日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、同日に聖火リレーのランナーを務めたお笑いコンビ・南海キャンディーズのしずちゃんのインタビューの様子が放送され、視聴者から称賛が集まっている。 25日にスタートした東京オリンピックの聖火リレー。しずちゃんは福島・いわき市で市内第1走者として登場した。 番組では走行後の午後2時過ぎから行われたしずちゃんのインタビューの様子を放送。感想を聞かれたしずちゃんは、「楽しかったです」と笑顔を見せ、聖火を手に走ったことに対し、「ワクワクした時間でした」と感慨深そうに語った。 また、自身出演の映画『フラガール』の舞台となったいわき市で走者を務めたことに関し、映画をきっかけにイベントなどに呼んでもらえるようになったことを説明。その上で「すごいありがたかったです。いわき、走らせていただけて」と話していた。 >>南キャン山里に「サイテー」「洗脳してたのか」の声 相方しずちゃんが10年以上守り続けた“秘密”とは<< 一方、記者からは「辞退者も相次いでいますが、走るのを辞退するという選択肢はなかったんですか?」という質問を投げかけられる一幕が。これにしずちゃんは、「スケジュールが問題なかったので」とおどけつつ、「だから、大丈夫だったのでぜひって感じです」と笑顔で質問をかわしていた。 芸能人ランナーから、「スケジュールが合わない」として辞退が相次いでいる聖火リレー。このしずちゃんの発言に『ミヤネ屋』視聴者からは、「立派だと思う」「これだけ辞退が相次ぐと辞退しないタレントの好感度高くなる」「周りに流されず行動したの逆に好きになった」などと称賛する声が相次いだ。 著名人ランナーの辞退報道が続く中始まった聖火リレー。ゆかりのある地で走り切ったしずちゃんに、多くの人が感銘を受けたようだ。
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青木理氏、東京五輪「最初から呼ばなきゃよかった」と失笑し物議 「失礼すぎる発言」の声も
2021年02月22日 12時00分
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坂上忍「この問題が起きてバイキングでも男女バランスを取らなきゃ」ジェンダーバランスを茶化し物議
2021年02月19日 17時00分
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「とりあえず世間が納得するように女性をって選んだ人事」フィフィ、橋本氏の会長就任に皮肉
2021年02月19日 11時55分
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玉川徹氏「無観客開催のオリンピックは意味がない」発言に賛同の声 有観客開催をモチベーションにすべきと主張
2021年02月18日 17時00分
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川淵氏の会長見送りを働きかけた人物を特定?「名前言っちゃった…」質問した坂上忍がドン引きし物議に
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橋下氏、森氏後任問題に「オリンピックを実行するだけの組織」 実務型の人選をすべきと主張し賛否
2021年02月15日 17時30分
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志らく「浅田真央ちゃん置いとけばってことになる」森会長後任問題巡る発言が物議 「失礼すぎる」の声
2021年02月15日 16時00分
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玉川徹氏、二階幹事長に「困ったもんですね、時代遅れのおっさんたちは」森会長への発言に呆れ
2021年02月09日 13時40分
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高須院長「もともとオリンピックは女人禁制」「森会長はお気の毒」擁護発言に批判集まる
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【失言王】森喜朗会長、総理就任直後から問題発言? 失言を繰り返してしまう理由は
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玉川氏、JOC森会長の失言に「森リスクが存在する」賛同の声 「辞任論が高まってくる」と主張も
2021年02月04日 16時30分
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「周りが聞き流すから、何が問題かも分かんない」森会長の失言をフィフィがバッサリ、共感の声
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古市氏「町内で病気が流行って運動会やりますか」オリンピック=運動会の持論続き「やめるって判断もある」
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玉川徹氏「五輪やめたらコロナ対策にお金が使える」発言で称賛 田崎史郎氏と壮絶バトルも論破?
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開閉会式チーム再編、東京五輪を「『電通まつり』としか呼ばない」町山智浩氏の皮肉に共感と戸惑いの声
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