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金子恵美元議員、五輪は「中止をする理由がないという判断」政府の意向を代弁?

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金子恵美元議員

 4月13日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、東京オリンピック・パラリンピック開催の是非について出演者の間で議論が交わされた。番組では「(日本)国民の多くは大会の延期か中止を求めている」「一大感染イベント」などと報じたアメリカの「ニューヨーク・タイムズ」のコラムが取り上げられた。

 ダイアナ・エクストラバガンザは「滞りなく終えられるとは誰も思っていない気がする。こうなったら何が何でもやるしかないみたいなことなんでしょうけどね。もう中止って言い出すにも遅い気がするんですけどね」と語った。これには、ネット上で「中止になったらなったでその後が大変」「できるわけがないのよ」といった声が聞かれた。

 さらに、金子恵美元衆議院議員は「政府としても開催を前提に準備を進めている。国民とか世界から反対だ中止だという声があったとしても、中止をするまでの理由が今はないという判断で進めているんだと思いますね」と政府の立場に沿ったコメントを発していた。

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 MCのふかわりょうから「東京オリンピック開催ってことが念頭にあるがために、リーダーたちがうまく舵取りができていないんじゃないかという捉え方もありますが」と問われると、金子氏は「あらゆる手でとにかく抑え込んでおきたい。それで7月(の開会式)を迎えたい。逆にコロナ対策に関してはそのためにやっているんだと思いますね」と話していた。これには、ネット上で「変異種もあるし、抑え込めなさそう」「何もやらないよりはマシってレベルでは」といった否定的な声が並んだ。

 さらに、元フジテレビの大島由香里アナウンサーは「日本で(感染が)全然収まってないのに、プロのアスリートがリスクを背負ってまで来るのかは疑問」と大会に出場する選手側に立った意見を述べていた。このほか、金子氏は水泳の池江璃花子選手の名前を出して「国民が活躍の場を見たいって思いもある」と話し、開催の結果うまくいったならば世論の流れも変わっていくのではと予想。それでも、「現時点でホスト国である日本の国民が8割中止というか、反対しているのはひっかかるところではありますよね」と話していた。

 視聴者からの意見も、オリンピック開催には賛否両論が寄せられており、難しい問題だと言えそうだ。

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