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三浦瑠麗氏「愚かな動き」「頭に蝶々が飛んでるのか」米の北京五輪ボイコット協議報道を痛烈批判

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三浦瑠麗氏のツイッターより https://twitter.com/lullymiura

 国際政治学者の三浦瑠麗氏が4月7日のツイッターで、中国の北京で2022年に行われる冬季オリンピックを、アメリカが同盟国とともにボイコットする協議に入った報道に苦言を呈した。アメリカは、中国の新疆ウイグル自治区や香港に対する人権弾圧を懸念しており、米中関係は悪化状態にある。

 三浦氏は「正直、愚かな動きだとしか思えない。自分たちの政権だけで、冷戦中も列強の対立の時代も、平和の祭典として連綿とつづいてきたオリンピックの歴史を覆そうとするとはね」とコメント。続けて、「単に傲慢なのか、頭に蝶々が飛んでるのか」とバッサリと切り捨てた。

 だが、これに対しネット上では「あれ?モスクワオリンピックをボイコットしたよ、日本」「バイデンを叩きたいのは解るが(賛同はしない)、西側のモスクワオリンピックのボイコットと東側のロサンゼルスオリンピックのボイコットを知らない『国際政治学者』に価値はあるのだろうか?」といったツッコミが殺到してしまった。政治的事由によるオリンピックのボイコットは過去に行われているとツッコミが相次いだのだ。

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 このほか、「オリンピックが平和の祭典というのは無理があると思います」「【スポーツの祭典】というだけでなく、【政治】【経済】【国の面目】【その他、いろいろな要素】がある」といった指摘も見られた。

 三浦氏は、同日のツイートでは「バイデン政権がウイグル弾圧を理由にボイコットしたら、戦争と内政の間に引かれた一線を踏み越えてしまう。スターリンによる処刑弾圧とソ連のアフガン侵攻の間には違いがある。オリンピックは戦争を食い止める一つの手段であって理想を体現するための外交手段ではありません」と過去のオリンピックボイコットは承知で、今回のケースはそれと異なるものではないかと主張した。これには「確かに内政と戦争の違いはあるけど」と三浦氏の意見に一部賛同する意見はあったものの、「ウイグルの民族浄化を内政問題に矮小化する理屈は流石に厳しいと思うなぁ」といった反対意見も並んだ。

 三浦氏の意見は、賛否両論を巻き起こしてしまったと言えるようだ。

記事内の引用について
三浦瑠麗氏のツイッターより https://twitter.com/lullymiura

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