新日本プロレス
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スポーツ 2022年07月06日 10時50分
新日本CHAOSがH.O.Tをドッグケージに閉じ込めてNEVER6人タッグ王座奪還!YOH「今はNEVERでしょ」
新日本プロレスは5日、『NEW JAPAN ROAD』東京・後楽園ホール大会を開催した。 セミファイナルは、ドッグケージ・デスマッチという変則デスマッチで、矢野通とディック東郷がシングルマッチ対決。 この試合は、相手をドッグケージに閉じ込め、南京錠で施錠した方が勝ちとなるルールで、頭を使うことには自信のある2人は、お互いに頭脳戦を展開。混戦の中、矢野が東郷のスポイラーズチョーカーを奪うと、EVILの仕業か突如場内が暗転。これで形成逆転に成功した東郷は、H.O.Tの仲間と共に矢野をドッグケージに放り込もうとするも、次の試合でH.O.TのNEVER無差別級6人タッグ王座に挑戦するCHAOSの後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&YOHが救出に登場。最後は東郷をシーソーホイップの要領でドッグケージに放り投げた矢野が、見事に東郷をケージに閉じ込め、南京錠で施錠し勝利。 この流れを受け、メインイベントのNEVER無差別級6人タッグ選手権試合、チャンピオンチームのEVIL&高橋裕二郎&SHOが、後藤&YOSHI-HASHI&YOHの挑戦を受けるタイトルマッチも開戦。 H.O.Tはいつものように、ダーティーファイトを仕掛けるが、CHAOSは連携を駆使しながら徹底抗戦。試合は終盤、裕二郎が矢野からドッグケージの鍵を奪い、H.O.Tにとっては必要不可欠な東郷を救出。そして、H.O.TはYOH以外のCHAOSの面々をドッグケージに閉じ込めてしまう。1人になってしまったYOHだが、頭脳派の矢野は隠し持っていたスペアキーで脱出。そして逆にCHAOSはSHO以外のH.O.Tメンバーをドッグケージに収監。最後は孤立したSHOに、YOHが毘沙門(後藤&YOSHI-HASHI)との合体DIRECT DRIVEを炸裂。カウント3が入り、CHAOSがNEVER6人タッグ奪取に成功した。 試合後、矢野はシューズからさらに鍵を出すなどやりたい放題。YOHは「少し休んでる間にさぁ、ジュニアめっちゃ面白そうじゃん。でも今はNEVERでしょ!久々のベルト、CHAOSの先輩方と巻けて、本当にうれしいです。シングルにも活かしていきたいと思います。H.O.T!いつまでその中にいるのかな?今日はそこで消灯したらいいんじゃないですか?ねぇ、お客さん!記念にH.O.Tと一緒に写真撮っていってくださいよ」とNEVER6人タッグ初戴冠の喜びを示すと、毘沙門と矢野と共にドッグケージの中のH.O.Tと記念撮影を行い、観客もドッグケージに置き去りにされたH.O.Tをバックに記念撮影をしていた。◆新日本プロレス◆『NEW JAPAN ROAD』2022年7月5日東京・後楽園ホール観衆 579人▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合(60分1本勝負)<王者組>EVIL&高橋裕二郎&●SHO(19分17秒 片エビ固め)後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&YOH○<挑戦者組>※DIRECT DRIVE feat. 毘沙門※第22代王者組が5度目の防衛に失敗、後藤組が第23代王者組となる。▼ドッグケージ・デスマッチ(時間無制限1本勝負)○矢野通(7分20秒)ディック東郷●※ドッグゲージに入れる(どら増田)
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スポーツ 2022年06月28日 11時30分
IWGP世界王座防衛のジェイ・ホワイトがAEW勢との対戦に言及「CMパンクは悪くないんじゃないか?」
新日本プロレスは日本時間27日、アメリカ・イリノイ州シカゴのユナイテッド・センターでアメリカの団体AEWとの合同興行『AEW x NJPW: FORBIDDEN DOOR』を開催した。 セミファイナルでは、IWGP世界ヘビー級選手権4WAYマッチ、チャンピオンのジェイ・ホワイトが、オカダ・カズチカ、ハングマン・ペイジ、アダム・コールの挑戦を受け、ジェイがコールからフォール勝ちを収め、初防衛に成功している。 試合後、ジェイは「Still(未だに)っていい言葉だよな。楽しかったか?なら良かったよ。じゃあ、試合を振り返ろうか。アダム・コール・ベイベイ、う○こカウボーイ野郎の“ハングマン”アダム・ページ、“レインメーカー”カズチカ・オカダ。こいつら全員を、一夜にして退けてやった。誰もが知る男たちだ。コイツ(カーン社長)ですら世界トップレベルと認める男たちだ。その3人をついさっき、同時に全員潰してやった。それなのに、IWGP世界ヘビー級のベルトをここに置く手伝いもしてもらえないのか!俺は闘いを終えたばかりで左腕を痛めているんだ。怪我を負っても防衛に成功した!どうなってるんだ?まあ、いいよ。俺は今日、3人を一夜でまとめて倒した。ずっと言っている事だが、ここでもう一度言うぞ。いや、何度でも言わせてもらう。“The Greats”(偉大な選手たち)の話をする時、今後は俺の名前を一番に出すことだ」と日本と変わらぬ上から目線。 現地メディアから今後もAEWで闘うのか?と質問されると、「もし……ここで言う『もし』は本当に仮の話だが、今回ここでIWGP世界ヘビー級タイトル防衛に成功したわけだが、もし、ここにこのベルトに挑戦できるヤツがいるなら喜んで試合をしよう。君の質問に答えるのならば……俺がどうしたいかって? わからない。戻って来るか?わからない。て言うか、ここで俺から君たちに何か話す必要があるのか?俺みたいにひとりマディソン・スクエア・ガーデンやユナイテッド・センターみたいなアリーナ級の会場を埋められるようなチャンピオンは、気まぐれにやりたい事をやれるんだ。みなさん、お楽しみに。……これは、別にAEWをディスっているわけじゃないぞ?今日は大一番だったからな……」とそれは自分で決めると強調。 AEWで闘いたい選手は?との問いには「俺にはない。アイツらはやりたいんじゃないか?だって俺はIWGP世界ヘビー級チャンピオンなんだから。ブライアン・ダニエルソンと試合をすることは俺のモチベーションにならない。CMパンクは悪くないんじゃないか?彼はベルトを持っているよな?ジョン・モクスリーに取られて、王者が終わるかもしれないけど……。そうなったらモクスリーとやる事になるのかな。そのあたりはちょっと考えないといけないな。何度も言ってるけど……、それを質問されるってことは、お前は聞いていないのかもしれないな。俺は試合する相手を探していないし、「ドリームマッチ」みたいなのにも興味がないんだ。ドリームマッチなんて聞いただけでヘドが出る!俺が何かを求めるのではなく、人が俺を求めるんだ。みんなが俺とリングに上がりたがる。なんでかって? 満員のユナイテッド・センターやマディソン・スクエア・ガーデンで試合ができるからだよ。俺は人から求められる男なんだ」と最後まで強気な発言で、現地メディアも驚きを隠せなかった。 ただ、ジェイの実力が世界規模になって来ているのは間違いない事実だろう。◆AEW×新日本プロレス◆『AEW x NJPW: FORBIDDEN DOOR』2022年6月27日(日本時間)アメリカ・イリノイ州シカゴ・ユナイテッドセンター観衆 16529人(札止め)▼IWGP世界ヘビー級選手権試合 4WAYマッチ(60分1本勝負)<王者>○ジェイ・ホワイト(21分05秒 片エビ固め)アダム・コール●<挑戦者>※第5代王者が初防衛に成功※他の挑戦者はオカダ・カズチカ、ハングマン・ペイジ(どら増田)
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スポーツ 2022年06月22日 11時30分
WWE離脱のKUSHIDAが新日本に電撃復帰!IWGPジュニアヘビー級王者の石森太二「査定してやる」
新日本プロレスは21日、『NEW JAPAN ROAD』東京・後楽園ホール大会を開催した。 メインイベントでは、IWGPジュニアヘビー級選手権試合、チャンピオンの石森太二に、『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』三連覇の偉業を成し遂げた高橋ヒロムが挑戦したが、36分を超える死闘を制したのは石森だった。その石森が次期挑戦者を募ると、目の前に現れたのは3年半前、新日本を退団しアメリカWWEに移籍したKUSHIDA。KUSHIDAはNXTで活躍していたが、今年に入りWWEとの契約が満了していた。 石森は「ヒロムがよぉ、カッコつけずに枚数も出して、超満員札止めになるように呼びかけただろ?それに俺も乗っかった。そのおかげで今日、札止めになったんだと思う。だから、ヒロムの功績は大きい。だがよぉ、一つだけ気に食わねぇことがあるんだよ。アイツ、言ってたよなぁ。『ジュニアのベルトを巻いたまま、ヘビーのベルトを巻き、ゴールデンタイムで試合をする』だと?アホなことぬかしてんじゃねぇよ、コノヤロー!それは、俺がここにいる限り、ぜってぇさせねぇ!それでよぉ、勝って、気持ちよく帰ろうとしたらよぉ、アイツだよ。KUSHIDAだよ!てか、空気読めよホントによぉ!俺がよぉ、『誰かいねぇか』って言っただろ?そん時出て来いよ!(ため息をついて)ムカつくなぁ。はぁ、まぁいいよ。これから時間かけて査定してやっから。チャンピオンとして、チャンピオンの権限として、すぐに挑戦は、ない!」とひとまずノンタイトルマッチで“査定”する考えだ。 KUSHIDAは「お久しぶりです。本当に今、契約書をもらってサインしました。また新日本プロレス、よろしくお願いします。それはさておき、今まだ家がフロリダのオーランドにありますんで、ロサンゼルスに引っ越して、そこから試合のたびに来日するという形になると思います。残りの僕のプロレス人生、その時間、経験も全て、この新日本プロレスの世界進出、発展に捧げたいと思います。アントニオ猪木さんの有名な言葉で、『ジャングルを守るより、むしろ作れ』(というのがあります)。面白いことができるんじゃないかって、これから楽しみですね。3年半前に新日本プロレス・ジュニアを離れて、新日本プロレス・ジュニアを盛り上げたいと。その役目はもう、ヒロムとデスペラードでしょう。そして石森選手、素晴らしかった。超満員札止め、そしてIWGPの名に恥じない試合だったと思います。ベルトを獲らないことには、この新日本プロレスの中で居場所は生まれないでしょう。居場所確保のために頑張ります。以上です!」と現在の新日本プロレス・ジュニアの輪の中に入るところから、始めていくと誓った。KUSHIDAの復帰でジュニアの層がさらに厚くなるのは言うまでもない。◆新日本プロレス◆『NEW JAPAN ROAD』2022年6月21日東京・後楽園ホール観衆 1380人(札止め)▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合(60分1本勝負)<王者>○石森太二(36分20秒 片エビ固め)高橋ヒロム●<挑戦者>※ブラディークロス※石森が初防衛に成功。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月14日 10時55分
GHC奪取でグランドスラム達成の小島聡、初防衛戦は7.16武道館で拳王と対戦!「ノアのレベルは何も新日本に劣ってない」
新日本プロレスの小島聡が、サイバーファイト傘下4団体(DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス)による合同興行『CyberFight Festival 2022』6.12埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会で、プロレスリング・ノアのGHCヘビー級チャンピオン、潮崎豪に挑戦すると、ウエスタン・ラリアットで破り、IWGPヘビー級王座(新日本プロレス)、三冠ヘビー級王座(全日本プロレス)と合わせ、メジャー3団体の最高峰王座に輝き、佐々木健介氏、高山善廣、武藤敬司に続き、史上4人目のグランドスラムを達成した。ちなみに健介氏、高山、武藤は達成時はフリーだったため、団体、しかも他団体に所属しながら達成したのは小島が初の快挙である。 所属している新日本は、同日に大阪・大阪城ホールでビッグマッチを開催しており、小島は新日本の選手をセコンドに付けることなく、単身でノアのシリーズに参戦。潮崎と一進一退の前哨戦を行ってきた。新日本では第3世代として、トップ戦線からは一線を引いているように見えるが、小島は日々トレーニングを続けて、自慢の腕をさらに太くしていった。こういうチャンスが来るのを待っていたのだろう。 「すごく強いチャンピオンと対戦して、体がボロボロになってます。対戦してくれた潮崎、ありがとう。こんな対戦相手に恵まれて、本当に幸せなプロレス人生だったと思います。引退するみたいになってますが、まだやらせてください」と言う新チャンピオンの前に現れたのは、今年の新日本1.5東京・東京ドーム大会にノア勢の一員として乗り込み、新日本にケンカを売った金剛のリーダー、拳王だった。 「オイ、小島!ノアは新日本の天下り先じゃねぇんだよ。ここ数年ずっと思ってたぞ。武藤敬司も、藤田和之もそうだ。そのほかにもいっぱいいるだろ。過去の栄光のおこぼれをちょうだいしてるようじゃ、ノアに、サイバーファイトに未来はねぇ。俺が未来を切り開いていってやる。ノアで一番権威あるそのベルト、俺に挑戦させろ」と小島に挑戦表明した拳王に、小島は「拳王、もう少し年長者をいたわれよ。俺はもうすぐ52歳になっちゃうんだよ。オマエのそういうやり方がすごく気に入らねぇ。だから俺とこのベルト懸けて試合しろ。オマエ1度も見たことがねぇんだ。楽しみにしてるよ」と受諾。この日は小島と縁のある武藤敬司が来春の引退を表明したこともあり、「切なさ」も感じたという。 「何年かぶりに、団体の主要なチャンピオンになることができました。挑戦する時はあまりグランドスラムと言われることに意識がありませんでした。いつの間にかそれを意識するようになりました。51を過ぎて、こういうベルトに挑戦する機会を得ることができて、ベルトを獲ることができて感無量です」という小島は「新日本で最前線にいないからって、ノアのレベルが低いとか絶対に言わせたくない。それは闘った俺が断言する。ノア、潮崎、他の選手のレベル、何も新日本に劣ってないから」とシリーズに参戦したことにより、ノアのレベルの高さを肌で感じた様子。また、拳王については「すでにトップにいる拳王とまたこうやって、大きな舞台で対戦することが、俺にとっては幸せなことだと思っています」とコメント。 この結果を受けて、ノアは7.16東京・日本武道館大会で小島と拳王によるGHCヘビー王座戦を決定した。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月09日 22時30分
世界が注目のCMパンクと棚橋弘至のAEW戦が消滅!日米で暫定王者決定へ
日米ドリームマッチが思わぬ形で消滅した。 アメリカ現地時間1日に行われたAEWの大会『AEW DYNAMITE』で、AEW世界王者・CMパンクが「新日本プロレスリング……。どうやら新日本プロレスには世界クラスの選手が集まってるらしいな。だけど今、このリングには“ベスト・イン・ザ・ワールド”の選手が3人もいる。ただ、乱入とかはナシだ。バックステージもダメ。でも、次のPPV大会を売らなきゃいけない。俺の『Forbidden Door』の対戦相手が、今日この会場に来てるんだろ?その姿を見せてみろよ!」と挑発すると、なんと新日本の棚橋弘至が、入場曲『LOVE&ENERGY』が鳴り響く中、AEWの入場ゲートに登場。棚橋はいつもと同じように、スキップしながらステージ中央に進んで、「GO ACE!」に合わせて拳を突き上げると、アメリカの団体AEWのファンは総立ちで新日本プロレスの“エース”を迎えた。 世界のレジェンドの一人とも言われている棚橋は両手を広げて、おなじみの逸材ポーズから、再度場内に手を挙げてアピールすると、場内から「HOLY SHIT!!」のチャントが発生。そしてリング上のパンクに向かって、自身の腰にベルトを要求するポーズ。王者のパンクと対峙し、対戦の機運が高まったのだが…。 現地時間3日にAEWは『AEW Rampage』番組内で、王者のCMパンクが負傷のため手術が必要となったことを発表した。つまり、これはパンクと棚橋の日米ドリーム対決が“ひとまず”消滅したことを意味する。 欠場となるCMパンクはAEW世界王座は返上しないものの、急遽、AEW暫定世界王座が設けられ、この王座を巡る闘い『Eliminator Series』が日米で開催されることになった。アメリカでは、現地時間8日『AEW DYNAMITE』番組内にて、バトルロイヤルが行われ、同日のメインイベントでバトルロイヤルの勝者・カイル・オライリーとジョン・モクスリーが対戦。モクスリーがデスライダーで勝利した。新日本では、『DOMINION in OSAKAJO HALL』6.12大阪・大阪城ホール大会の第6試合にて、AEW暫定世界王座戦 進出者決定戦、棚橋弘至と後藤洋央紀の対戦を行う。 最終的に、現地時間26日(日本時間27日)に行われる『AEW x NJPW: Forbidden Door』にて、AEW代表であるモクスリーと、新日本プロレス代表の棚橋 対 後藤の勝者が対戦して、AEW暫定世界王者を決定する。 パンクの完治を待つしかないが、ここは棚橋が暫定王者の座を掴み取り、日米ドリームマッチを実現させてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月08日 11時30分
新日本KOPWルールを巡り鷹木信悟とタイチが口論を展開!「プロレスの幅を見せる」
新日本プロレスでは、『DOMINION 6.12 in OSAKA-JO HALL』6.12大阪・大阪城ホール大会で行われる『KOPW 2022』争奪戦、保持者の鷹木信悟にタイチが挑戦することが決まっているが、7日、都内の事務所で、両者による「ルール提案プレゼンテーション」が行われた。 鷹木が提案したルールは「鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ」。10分間でより多くのピンフォールカウントを奪った選手を勝者とする。3カウントピンフォール、ギブアップ、リングアウトでの決着はなしとする。 一方のタイチが提案したルールは「時間無制限決め技限定10カウントマッチ」時間無制限で行い、先に合計10カウントを奪った選手を勝者とする。タイチは外道クラッチ、鷹木はグラウンドコブラのみピンフォールは有効とする。他の技でのピンフォールは無効とする。3カウントピンフォール、ギブアップ、リングアウトでの決着はなしとする。 タイチは「オレは外道クラッチ。お前はグランド・コブラのみで。“のみ”、ピンフォールが有効。他の技で、ブレンバスターだ、ラリアットだ、それで叩き付けたって、カウントは無効だ。ゼロ。その代わり、外道クラッチとグランド・コブラだけ、カウントを認める。そして先に、トータル10カウントに達成した方が勝ちだ。な、前回は(カウント更新)30だったけどな、前回30、お前しんどい思いしたろ?まあ、あんだけボロボロになったお前、可哀想だなーっと思ったから。今回は10カウントにオマケしてやるよ。なあ、どうだ?」と提案。 鷹木も「オレが提案するルールは『鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ』。言葉の通り、至ってシンプル。泣いても笑っても、10分間で決着がつく。前回の『KOPW』、確か時間無制限でカウントも30カウントまで許された。そういった意味では、序盤はね、若干の余裕を持ちながら確かに試合してた印象が残ってるから、今回はメインイベントでもないし、逆に10分だけで決着がつくという意味では、精神的にもまあ肉体的にもしんどい思いをするだろうと。いきなり、もうフィニッシュ技を狙って、とにかくガンガン攻める。また新しいこの『KOPW』のプロレスの幅を見せることができるんじゃないかと、ウン。10分で決着がつくけど。言ってみたら大阪城ホールの今度の『DOMINION』の大会で一番インパクトの残る試合ができるんじゃないかなと。まあ、それも隣りにいるタイチの頑張り次第だと思うけど。これがオレが提案する、“鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ”。どうか!前回負けているんでね、清き一票をどうか、この鷹木信悟に宜しくお願いします。どうだ?」と提案をした。 その後、二人は口論を展開。呆れた鷹木が先に帰ると、タイチは「邪魔なヤツが消えたから、もう1回言うぞ、いいか? オレからの提案、「時間無制限決め技限定10カウントマッチ」。理解したか?時間は無制限。いくらでもやってやる。メインイベントじゃない、関係ねーよんなもん。決め技限定、オレは外道クラッチのみアイツはグラウンドコブラのみ、ピンフォールが有効だ。他の技は全部ゼロカウント、無効。そして、早く10カウント、10ポイント、ポイント制だよ。前やったな30カウント覚えてるな?それの10カウントバージョンだよ。先に10ポイント、10カウント到達した方が勝ちなんだ。わかりやすいだろ、なあ。わかったか?」と言い放ち、会見を終了させた。 ルールは、Twitterによるファン投票で決まる。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月07日 10時50分
新日本BOSJ三連覇の高橋ヒロムがIWGPジュニア王者の石森太二に挑戦「俺が挑戦できる位置にいる」
新日本プロレスは『NEW JAPAN ROAD』6.21東京・後楽園ホール大会のメインイベントで、IWGPジュニアヘビー級チャンピオン石森太二に、前人未到の『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』(BOSJ)三連覇、四度目の優勝を果たした高橋ヒロムが挑戦すると発表した。 BOSJ優勝決定戦が行われた6.3東京・日本武道館大会では、Aブロック代表として、Bブロック代表のエル・デスペラードと息の詰まるような大接戦の末、最後はTIME BOMBから、新技TIME BOMB 2.5を炸裂させて、勝利を収めたヒロム。試合後に報道陣から“今後”について聞かれると、「トランキーロですよ!」と言葉を濁していたが、6.12大阪・大阪城ホール大会ではなく、6.21後楽園大会でタイトルマッチに挑戦する。 BOSJでは、Aブロック公式戦で両者は対戦しており、試合はDで捕獲したヒロムが、旋回式のスタナーを挟んでから、再びDで締め上げると、石森の動きが止まったため、ヒロムがレフェリーストップ勝ちを収めており、石森は「俺は、ヒロムに絞め落とされ、今年も『スーパーJr.』決勝に残れなかった。負けたことも分からないなんて、チャンピオンとして最大の屈辱だ。今日の結果がどうであれ、俺はヒロムにリベンジする」と誓っていた。 カード決定を受けたヒロムは「俺としてはチャンピン側からそういう風に言ってもらえるっていうのは嬉しいなと。結果がどうあれ、俺が挑戦できる位置にいる。これは嬉しいなと思いましたね。しかも後楽園ホール、いいじゃないですか。久しぶりにホントに超満員の後楽園ホールを見たいなと思いますね。これはぜひ超満員になってほしい。ぜひ来てほしい。もうワールドで観てなんて言うけど、言うけれども、『来て!』っていうのを大きい声で言いたい。ぜひ会場に来て!それだけですね」と1人でも多くのファンに会場で試合を見てもらいたいと呼びかけた。 石森、ヒロム、デスペラードの3人で回っている感のあるIWGPジュニアヘビー級戦線だが、ヒロムがチャンピオンになり、絶対王者を築いて行けるのか注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月06日 10時50分
新日本NEVER6人タッグ王者H.o.Tに金丸義信ら鈴木軍が噛みつく「ベルトの価値、だいぶ下がってんだろ」
新日本プロレスは3日、東京・日本武道館で新日本プロレスジュニア最強戦士決定戦『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.29』(BOSJ)優勝決定戦など8試合を開催した。 第4試合では、ザック・セイバーJr.&金丸義信の鈴木軍がEVIL&SHOのH.o.Tと対決。H.o.Tは、鈴木軍を入場時に背後から襲撃。しかし、ラフファイトでは鈴木軍もお手のもの。鈴木軍の徹底抗戦に痺れを切らしたH.o.Tは、EVILがレフェリーを引きつけている間に、ディック東郷がスポイラーズチョーカーを手に介入。ザックを締め落とすと、金丸のウイスキーを口に含み、金丸に噴射を試みるもEVILに誤爆。すかさず金丸はSHOにローブローを食らわせると、これを受けたザックの腕ひしぎ逆十字がガッチリ極まり、極まったと同時にSHOはギブアップするしかなかった。試合後、金丸はH.o.Tが保持しているNEVER6人タッグのベルトを手に取って挑発。H.o.Tはさらにベルトを持ち去られるという屈辱を味わった。 バックステージで金丸は強奪した2本のNEVER6人タッグのベルトを片手に「オイオイオイオイ!この間も言ったけどよ、このベルトの価値、だいぶ下がってんだろ。あの雑魚集団よ。頭使ってよ、面白えことやってくれよ。なんの捻りもねえじゃねえかよ。まあいいよ、とにかく今すぐにでもやらせろよ。なあ、ザック?」と挑戦表明。ザックも「(日本語で)モチロン! (ここからは英語で)やってやろうぜ。あいつらちょっとベルトを長く巻き過ぎじゃねーか?EVIL、久しぶりだな。所属ユニットが変わっても、バカは変わらずだな。HOUSE OF DICKHEADSってユニットだっけ?この男(金丸)は天才だぞ。タダイマ。俺はどこへも行かない。心配するな。今も日本に住んでる。チョークをかけられたせいで視界がぼやけた……。ジョージ・マイケルは見えないが。でも、頭の中で“ファイナル・カウントダウン…”って聴こえてきた(と、ヨーロッパの『ファイナル・カウントダウン』を歌い始める)。久しぶりにこの曲を聴いたな。どっかのバカ(ブライアン・ダニエルソン)が昔インディー時代に入場曲として使ってたよな。歌詞はこんな感じだ…… “WE’RE HEADING TO VENUS…”。ビーナス(金星)は遥か遠いけど、シカゴは…(日本語で)モットチカイ、ネ?」とタイトルマッチに出陣する考えだ。一方のEVILは東郷と一緒に、それぞれ股間を押さえながらコメントスペースに現われ、「ベルトはどこだ、この野郎!オイ、こそ泥みてえな真似しやがってよ。てめえがやりてえんだったらよ、タイトルマッチをやってやるよ。その代わりよ、てめえに待ってる未来は地獄の未来だ!」と叫ぶと、SHOも股間を押さえながら姿を現し、「オイ、やりやがったな、あの野郎!オイ、いいぞ、くれてやるよ。勝ち点もくれてやる。決勝への機会もくれてやるよ。決勝なんか行かなくていい。その代わりよ、てめえからよ、獲れるもん獲ってやるよ。なんだ、挑戦権もくれてやろうか?ベルト挑戦してえのか?オイ、くれてやるよ。その代わり覚えとけよ、お前。オイ、やりやがったな、このチンピラが!分かってんだよ、全部てめえの仕業だってことはな。バレバレだよ!覚えとけよ、このクソッタレ!」と悪態をつきながらも、挑戦を受けざるを得ない状況になったのは認めざるを得なかった。 これを受けて、新日本は6.12大阪城ホール大会で、ザック&金丸にエル・デスペラードを加えたトリオがH.o.Tに挑戦することを決定している。◆新日本プロレス◆『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.29』優勝決定戦など8試合2022年6月3日東京・日本武道館観衆 3520人▼タッグマッチ(20分1本勝負)○ザック・セイバーJr.&金丸義信(4分56秒 腕ひしぎ逆十字固め)EVIL&SHO●(どら増田)
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スポーツ 2022年05月30日 10時50分
スタン・ハンセン氏が新型コロナウイルス感染で来日を断念!現在は自宅で静養中、再来日に期待高まる
5月31日に東京・後楽園ホールで開催する『ジャンボ鶴田23回忌追善興行』を主催している株式会社H.J.T.Productionは、この大会に合わせて来日を予定し、日本では全日本プロレス、新日本プロレスで活躍した元プロレスラー、スタン・ハンセン氏が、来日に先立ちアメリカの医療機関においてPCR検査を受けたところ、新型コロナウイルスの陽性判定が出たため、今回の来日がキャンセルされることになったと発表した。 株式会社H.J.T.Productionによると、「来日後には各種イベントへの出演も予定されており、アメリカ合衆国規定の隔離期間終了後の来日も検討致しましたが、ハンセン氏の体調を考慮した結果、今回の来日につきましては全面的にキャンセルとさせて頂きます」とのこと。ハンセン氏は「ジャンボ鶴田と三冠を争った私としては、5月31日の『歴代三冠ヘビー級チャンピオンプレミアム6人タッグマッチ』に現行のチャンピオンに出場して欲しい。今度の29日の三冠戦で宮原健斗が勝利をした場合は、予定通り出場。T-Hawkが勝利した場合は、変更を考えなくてはいけない。私は、来日の予定を早め、5月29日全日本プロレスの三冠戦の立会人として、この試合を見届けたいと思う」と29日には全日本プロレスの後楽園大会に来場し、立会人を務める予定だったが、こちらもキャンセルとなっている。 現時点でのハンセン氏は、自宅にて静養中とのこと。各イベントは全てチケットが完売するほど、ハンセン氏の日本での人気は未だ冷めやまない。ライバルだった鶴田さんの追善興行に来られないのは残念だが、アントニオ猪木氏が新日本プロレスのリングに再び立つ日が来た場合など、いいタイミングでの再来日のチャンスを待ちたい。 また、『ジャンボ鶴田23回忌追善興行』のメインイベント、『歴代三冠ヘビー級チャンピオンプレミアム6人タッグマッチ』でジェイク・リー、大森隆男のパートナーXが、第50、57代三冠王者で、現在はアメリカのインパクト・レスリングに所属しているジョー・ドーリングの出場が決定したことも発表された。ジョー・ドーリングは2019年以来、3年ぶりの来日となる。
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スポーツ 2022年05月25日 11時30分
新日本スーパージュニア初参戦のリンダマンがデスペラードを倒す!「ベンチャー団体GLEATを背負ってる」
新日本プロレスは24日、東京・後楽園ホールで新日本プロレスジュニア最強戦士決定戦『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.29』(BOSJ)を開催した。 メインイベントでは、エル・デスペラードと、GLEATの#STRONGHEARTSに所属しているG-REXチャンピオンのエル・リンダマンによる注目の初シングルが実現。今年の1.4東京ドーム大会で、デスペラードがリンダマンの名前を出したことから、リンダマンのBOSJ出場が実現したと言っても過言ではない。 試合はリンダマンがドロップキックで奇襲し、ノータッチのトペ・コンヒーロを披露。いきなり観客の心を鷲づかみにする。負けられないデスペラードはラフファイトで応戦すると、リンダマンの膝に狙いを定める。終盤、デスペラードはピンチェ・ロコを狙うも、リンダマンは何とかこれを切り抜けて、ドラゴン・スープレックスから、綺麗なタイガー・スープレックス・ホールドで固めてカウント3。初対決はリンダマンに軍配が上がった。 バックステージでG-REX王座のベルトを置いて座り込んだリンダマンは「よっしゃー!1月4日から声を上げ続けてくれたおかげで、リンダマン、この『BOSJ』参戦決まったぞ。今んところ、3勝1敗か。1回負けちまったけどなぁ、今日の試合見たら分かるだろう、『スーパーJr』の主役、この俺、エル・リンダマンだけ見ときゃいいんだよ」と強気な発言。 デスペラードについては「いや、とんでもない選手ですよ。ま、この『スーパーJr』に参戦してる選手はみんなとんでもない選手って分かってるけど、特別、ジュニアを熱くしようとか、新日本プロレスを盛り上げようという気持ちがね、言葉でも分かってたけど、戦いで一番伝わる選手かな。そりゃやっぱ、ジュニアを引っ張ってきただけありますよ。これから先、リンダマンがいなくてもデスペラードを中心にジュニアは面白く回っていくと思うし。だけどよぉ、俺がいた方が面白いことは確かだし、お客さんも分かってるよな」とデスペラードの実力を認めた上で、自身の存在感を示した。 最後に「まぁ、まだリーグ戦、折り返してもいないぐらいのところだから、大きいことは言えないっていうか。何も予想はできないっすよね、他の星取りに関しては。ただ俺が言った通り、G-REXのタイトルマッチで入江茂弘と戦ってから『全勝で行く』って言っちゃったんで。今までの、ちっぽけで弱気なリンダマンは終わりだよ。なぜなら、G-REX、新団体、ベンチャー団体GLEATを背負ってるからな」と語り、控室に引き揚げた。 敗れたデスペラードは、肩を担がれてインタビュースペースまで辿り着くと、前のめりに倒れ込み、手で顔を覆いながら「クソッ!クソーッ!悔しい……。悔しい……。(起き上がって)チクショー。刺激的だったよ」と持っていた氷のうを床に叩きつけて、控室へ。敗れはしたが、新日本ジュニアにさらなる刺激を求めていたデスペラードにとっては収穫のある試合だったのかもしれない。◆新日本プロレス◆『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.29』2022年5月24日東京・後楽園ホール観衆 1215人▼『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.29』Bブロック公式戦(30分1本勝負)●エル・デスペラード【6点】(15分08秒 タイガー・スープレックス・ホールド)エル・リンダマン【6点】○(どら増田)
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