株式会社H.J.T.Productionによると、「来日後には各種イベントへの出演も予定されており、アメリカ合衆国規定の隔離期間終了後の来日も検討致しましたが、ハンセン氏の体調を考慮した結果、今回の来日につきましては全面的にキャンセルとさせて頂きます」とのこと。ハンセン氏は「ジャンボ鶴田と三冠を争った私としては、5月31日の『歴代三冠ヘビー級チャンピオンプレミアム6人タッグマッチ』に現行のチャンピオンに出場して欲しい。今度の29日の三冠戦で宮原健斗が勝利をした場合は、予定通り出場。T-Hawkが勝利した場合は、変更を考えなくてはいけない。私は、来日の予定を早め、5月29日全日本プロレスの三冠戦の立会人として、この試合を見届けたいと思う」と29日には全日本プロレスの後楽園大会に来場し、立会人を務める予定だったが、こちらもキャンセルとなっている。
現時点でのハンセン氏は、自宅にて静養中とのこと。各イベントは全てチケットが完売するほど、ハンセン氏の日本での人気は未だ冷めやまない。ライバルだった鶴田さんの追善興行に来られないのは残念だが、アントニオ猪木氏が新日本プロレスのリングに再び立つ日が来た場合など、いいタイミングでの再来日のチャンスを待ちたい。
また、『ジャンボ鶴田23回忌追善興行』のメインイベント、『歴代三冠ヘビー級チャンピオンプレミアム6人タッグマッチ』でジェイク・リー、大森隆男のパートナーXが、第50、57代三冠王者で、現在はアメリカのインパクト・レスリングに所属しているジョー・ドーリングの出場が決定したことも発表された。ジョー・ドーリングは2019年以来、3年ぶりの来日となる。