まず、『タカタイチマニア2.5』5.6東京・後楽園ホール大会では、DOUKIとのタッグで、本間朋晃&葛西純(FREEDOMS)の元大日本プロレスコンビと対戦。急遽、本間&葛西が得意としている反則OKのハードコアルールで行われることに。
試合は序盤からいろいろなアイテムが飛び交う荒れた展開になり、葛西の凶器攻撃に対し、デスペラード&DOUKIも普段は見せないようなハードコアスタイルで応戦。大日本時代はデスマッチファイターだった本間も本領発揮とばかりに葛西を好サポート。葛西との合体技、摩周を久々に出すと、会場は大いに沸いた。終盤、葛西のパールハーバースプラッシュこそカウント2で返したDOUKIだったが、最後は垂直落下式のリバースタイガードライバーを食らいカウント3。
試合後、死闘を制した葛西はデスペラードに、「今日も刺激をありがとう!俺っちはよぉ!もう単なる刺激じゃ満足しねぇ身体になっちまったようだ。オマエからの超刺激がほしい!」とシングルマッチを要求。これに対して、デスペラードは「今日いただいた刺激を持って、俺は『スーパージュニア』(BOSJ)優勝します!シングルマッチ、いつどこになるかわからないけど、必ずやりましょう」と受諾した。
その『BOSJ』では、デスペラードとGLEATのエル・リンダマンが注目の一騎打ちを5.24後楽園大会で果たす。今年の1.4東京ドーム大会にGLEATよりCIMAが参戦した当初から、興味がある相手としてリンダマンの名を出していたデスペラード。リンダマンもCIMAのセコンドに帯同しながら、シングル対決の機運が高まる中、『BOSJ』で実現することになった。IWGPジュニアヘビー級王座は石森太二に明け渡してしまったが、デスペラードは他団体の好敵手と対戦し続けることにより、存在感を高めていく。
(どら増田)