新日本プロレス
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スポーツ 2022年08月24日 11時30分
タイチの要望が通り、11.20有明でタイチ&金丸と中野たむ&なつぽいが合体!「感じたいものもある」
ブシロードグループのプロレス団体、新日本プロレスとスターダムは『新日本プロレス×STARDOM 合同興行 Historic X-over』11.20東京・有明アリーナ大会の第1弾決定カードを発表した。気になる両団体の選手による男女ミクスドマッチは、タイチ&金丸義信&中野たむ&なつぽいが、エル・デスペラード&DOUKI&スターライト・キッド&渡辺桃と対戦。トム・ローラーは赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王者の朱里と組んで、ザック・セイバーJr.&ジュリアと、棚橋弘至は林下詩美とのタッグで、後藤洋央紀&舞華と対戦する。 タイチとデスペラードは、21日に愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されたスターダム真夏のビッグマッチ『STARDOM×STARDOM 2022~名古屋真夏の遭遇~』に生中継のゲスト解説として訪れており、デスペラードはキッドに、タイチはたむ&なつぽいにラブコールを送っていた。 この日、ゴッデス・オブ・スターダム王座を葉月&コグマから奪還したたむ&なつぽいは「私たちは女子プロ界に革命を起こします。もっともっと広く世間を巻き込んで、女子プロレスをもっと広くもっともっと広く世間を巻き込んで熱狂的なユートピアを私たちが作ります。それはつまりどういうことかというと…アーティストデビュー!」と爆弾発言。たむは「私たちは令和のビューティーペアになる。いや、ビューティーペアを超えるタッグになります」と続けると、なつぽいも「スターダム、ブシロード、全関係者に告ぐ。女子プロレスを盛り上げるためにウチらをもっと世に出すべきなんじゃない?こんなハイスペックなウチらをちっちゃな箱に収めておくのはもったいないでしょ。革命は自分たちの手で掴み取る!」と力強く語ったところに、タイチが通ったのを見かけたたむが「ねえ、タイチさん」と振ると、タイチが入って来て祝福。 タイチは祝勝会の約束をした上で「よく頑張ったね、泣きそうな顔して必死に歯を食いしばって。2人で革命を起こすってすごく可能性を勝手に感じて、この2人だったら新しい何かを創るんじゃないかなって、いろんな可能性を感じたから、だからオレも2人にもらいたいものもあるし、感じたいものもあるから11月の合同興行、一緒に組んで試合しない? まだだれも立候補してないでしょ。オレが名乗り上げるよ。オレは2人と組みたい」とかねてからたむを推していたタイチが、たむ&なつぽいとのタッグ結成を熱望。 タイチは「2人からいろんなものを吸収したいから、いろんなものを感じたいから、一緒に組んで試合してほしい、11月」と続けると、たむは「私たちもタイチさんからいろんなものもらいたいです」とこれを受諾。なつぽいも「ありがとうございます。ありがぽい。うれしいです」と笑顔で応じていた。 新日本とスターダムでは、この結果も受けた上で、3つのミクスドマッチを決定したようだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年08月22日 11時30分
新日本G1覇者オカダ・カズチカが改めて1.4ドームでのIWGP世界王座挑戦と「東京ドームは“超満員”」を明言!
新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス32』の優勝決定戦で、ウィル・オスプレイを破り、2年連続4度目の優勝を飾ったオカダ・カズチカが19日、一夜明け会見を行った。 オカダは「今日ですね、朝起きて、最初に思ったのが本当に“感謝”しかないなと思いまして。昨日の対戦相手、オスプレイもそうですし、『G1クライマックス』参加した選手、そして支えてくれた社員の方たちもそうですし、応援してくれたファンのみなさん、本当にみなさんに感謝しかないなと。それはすごい感じて、みなさんのおかげで優勝することができましたし、『こうやってプロレスをできてるんだな』と思えました。なので、本当に『G1クライマックス32』、すごい熱い夏になったと思いますし。また、下半期もしっかりと『G1クライマックス32』覇者として盛り上げていきたいなと思います」と前日の試合後と同様、感謝の意を口にした。 試合に関しては「シングルの数では去年の方が多いと思うんですけれども、やっぱりこの最後の3連戦ってのもすごいキツかったですね。まあ、体力もそうなんですけども、精神的にも凄いツラくてですね、やっぱり3日連続でシングルってのは結構来るもんだなぁと思いましたし。その3日のうち準決勝、決勝も、もちろんランス(・アーチャー)との試合もキツかったですし。まあ、公式戦全部キツかったんですけども、本当に例年とは違う過酷な『G1クライマックス』でした。なのでやっぱり、この『G1』の価値もしっかりともう一度、新日本プロレスに考えてもらいたいなと思いましたね」と振り返りつつ、『G1』の価値について改めて言及。 IWGP世界ヘビー級王座への『挑戦権利証』を来年1.4東京ドーム大会で一発行使する意向を明らかにしているが、「やっぱり先程も言いましたけども、この『G1クライマックス』の価値というのをですね、やっぱりボクは上げたいなと思いまして、その価値を上げるという意味では権利証の価値も上げなきゃダメだと思いますので、その権利証もすぐにですね、行使させてもらって、もう新日本プロレス、よく考えてもらってですね。すぐに決めなくてもいいと思うんですけど、もうやっぱり『G1クライマックス』、こんだけの熱い闘いをしたんだから、こんだけ盛り上げたんだから、その『G1クライマックス』チャンピオンは東京ドームのメインイベントが相応しいでしょって思っていただいたのであれば、もうそのように東京ドームで、チャレンジさせていただきたいなと思っております」と改めて東京ドーム大会での行使を明言。なお、この日は『挑戦権利証』を渡されていない。 ただ、「ジョナには負けているので、その権利を賭けて闘うっていうことはもちろんないですし。だけどもやっぱこう、スペシャルシングルマッチなのかわからないですけれども、『借りを返す機会を頂きたいな』と思ってます」とジョナとは対戦したいとのこと。 東京ドーム大会に関しては「『G1クライマックス』覇者としてですね、IWGPチャンピオンとは違う盛り上げ方ができると思いますし、そこはまだちょっとわからないですけれども、もう挑戦が東京ドームなのであれば、下半期は色々な闘いができると思いますので、そこはしっかりと『G1クライマックス』チャンピオンとして盛り上げていきたいですし。そこをね、IWGP世界ヘビー級チャンピオンがボクの活躍を見て、また切磋琢磨してですね、この東京ドームに向かって盛り上がっていって。本当に東京ドーム2023年はですね、“超満員”にしたいと思ってますので、これは本当にリング上でも言ってますし、もう何回も言ってることなんですけど、改めてこれを聞いていろんな選手の方が『ああ、そうだな。行こうよ、東京ドーム超満員』。チームが違うくても、そう思ってもらえたらいいなと思いますし、もちろん会社の社員のみなさんもそうですね。みんなで一丸となってプロレスを盛り上げて、また新日本プロレスの素晴らしさってのを届けて行きたいなって思っております」と語り、超満員にこだわっていく様子。東京ドームが超満員になった『THE MATCH 2022』のような熱気をプロレスで取り戻すのがオカダの狙いかもしれない。(どら増田)
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スポーツ 2022年08月19日 10時50分
新日本G1敗退で来年1.4東京ドーム大会メイン出場に暗雲の内藤哲也「諦めなければ可能性はゼロじゃない」
新日本プロレスは18日、東京・日本武道館で、今年は28選手参加の4ブロック制と、史上最大の規模で行われている最強戦士決定戦『G1クライマックス32』公式戦最終日を開催した。日本武道館大会は16日から3連戦が行われ、この日が最終日。メインイベントでは、優勝の座を巡り、ファイナルトーナメント決勝戦がオカダ・カズチカとウィル・オスプレイの間で争われ、オカダが激戦を制して二連覇を達成している。 第4試合では、内藤哲也&SANADA&BUSHIのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと、タイチ&ザック・セイバーJr.&ランス・アーチャーの鈴木軍による6人タッグマッチが実現。G1で内藤は、ザック相手に丸め込みで秒殺し準決勝に進んだが、オスプレイに敗れてしまい決勝進出を逃した。序盤からザックは内藤に対してイライラを隠せず、両者はリング内外で揉み合う。試合は、内藤とBUSHIがタイチにスピーディーな連携攻撃を仕掛けるも、コードブレイカーを狙うBUSHIをアーチャーが捕獲して、チョークスラムで叩きつける。最後はトドメとばかりにタイチが横綱式カチ上げエルボーを放ち、カウント3。 試合後も内藤とザックは駆け引きを展開。SANADAとタイチも睨み合う中、久々の来日となったアーチャーがマイクを掴み「マタネ!」と挨拶。会場からは大きな拍手が沸き起こった。 バックステージでザックは「ナイトー!何なんだよ、あいつは!俺を倒したんだから、ファイナルなんか簡単に行けるはずなのに負けやがって。次はナイトーの皮を俺が剥いでやる。レディ・ガガが着ていた肉のスーツを憶えているか?ああいうのを俺が作ってやるよ。人間の皮を剥いで、血管丸見えみたいなやつだ。ナイトーの皮を剥ぎ、それでスーツを作って俺が着る。これ、どうだ?まずはナイトーの皮を剥ぎに行かないとな」と内藤狩りに照準を合わせた様子。 内藤は「昨日のウィル・オスプレイと初めてのシングルマッチ、めちゃくちゃ楽しかった。想像以上の選手で試合中、興奮しっぱなしだったよ。でも結果的に敗れてしまい、俺の夏は終わった。これで2023年1月4日の東京ドームのメインイベントに戻るっていう目標も絶望的かな?さすがに昨日は落ち込んだよ。もの凄く落ち込んだよ。でも、落ち込んでても何も前に進まないんでね。変わらず2023年1月4日、東京ドームのメインイベントめざして進んでいきますよ。諦めたらゲームオーバー。諦めなければ可能性はゼロじゃないんでね」と語っていたが、オカダがG1覇者の権利として与えられるIWGP世界ヘビー級王座への挑戦権利証を来年1.4東京ドーム大会で行使すると明言しており、内藤に残された道は、現在ジェイ・ホワイトが保持しているIWGP世界王座の年内奪還しか残されていない。その前にまずザックの相手をすることになりそうだ。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年8月18日東京・日本武道館観衆 6716人▼6人タッグマッチ(20分1本勝負)内藤哲也&SANADA&●BUSHI(8分01秒 体固め)タイチ○&ザック・セイバーJr.&ランス・アーチャー※横綱式カチ上げエルボー(どら増田)
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スポーツ 2022年08月18日 11時30分
新日本『G1』予選敗退の棚橋弘至、怒りのジェイを尻目に「俺はそこまで口調を荒げて『悔しかった!』っていう気持ちにならない」
新日本プロレスは17日、東京・日本武道館で、今年は28選手参加の4ブロック制と、史上最大の規模で行われている最強戦士決定戦『G1クライマックス32』を開催した。日本武道館大会は16日から3連戦が行われ、2日目のこの日は、各ブロックの1位同士によるファイナルトーナメント準決勝戦2試合がラインナップされ、タマ・トンガを破ったオカダ・カズチカと、内藤哲也を振り切ったウィル・オスプレイが18日に開催される決勝戦進出を決めている。 第6試合では、棚橋弘至&矢野通&デビッド・フィンレー&KUSHIDAの新日本本隊&CHAOS連合と、ジェイ・ホワイト&カール・アンダーソン&ドグ・ギャローズ&石森太二のバレットクラブが8人タッグマッチで激突。アンダーソン&ギャローズのグッド・ブラザーズはこの日からの特別参戦だ。NEVER無差別級王者のアンダーソンに目を付けたのか、フィンレーがさかんにアンダーソンを意識したファイトに徹底すると、IWGPジュニアヘビー級王者の石森に挑戦したいKUSHIDAは、石森と激しくやり合う。試合は終盤、棚橋&矢野の“トオル&ヒロシ”とグッド・ブラザーズの4人が闘いを繰り広げると、矢野が小次郎から、ギャローズを横入り式エビ固めで丸め込み、3カウント。連日の敗戦にバレットクラブリーダーのジェイは大荒れだ。 バックステージでジェイは声を荒げながら「これ以上、何を俺から取り上げれば気が済むんだ?昨日の試合も覚えてるだろ!一体何が行われているんだ?俺が輝くべき時が奪われ、タマ・トンガが最高の時を迎えているらしいけれども、俺こそが、この世に存在する中で最高のプロレスラーなんだ!タマは今、最高の気分なのかもしれないが、何とでも言えばいい!グレート・モーメントなのか?好きに言えばいい!そして俺に何をしろと言うんだ?あ、アレをやればいいのか?ウェルカム・トゥ・トゥ“ジェイ”ズ・ショウ!何?言えばいいの?スポンサーを紹介すればいいの?アホか!これは俺のマネージャーと進行役がいないと成り立たないものだからな!明日、仕切り直しだ!」と一方的にまくし立てて、自分でまとめていた。 棚橋は「ジェイが口調を荒げてコメントしているのが聞こえてきたけども、この『G1』を終えて、俺はそこまで口調を荒げて『悔しかった!』っていう気持ちにならないのは、やっぱり結果もそうだし、内容もまだ納得行ってないってことだと思う。だからこそ来年、もう来年の『G1』の話をするけども、しっかりコンディションを整えて、もう1回、『G1』に選ばれる。まずそこをクリアできるように、しっかりやっていきます。気持ちも落ちてないけど、(腹のあたりをさすって)体脂肪も落ちてない」と語り、来年はさらにコンディションを整えた上で、『G1』を狙っていきたいようだ。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年8月17日東京・日本武道館観衆 3179人▼8人タッグマッチ(20分1本勝負)棚橋弘至&○矢野通&デビッド・フィンレー&KUSHIDA(9分08秒 横入り式エビ固め)ジェイ・ホワイト&カール・アンダーソン&ドグ・ギャローズ●&石森太二(どら増田)
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スポーツ 2022年08月17日 10時50分
新日本G1準決勝進出のオカダ・カズチカ「ジェイを倒したという意味でもモンスター」とタマ・トンガを警戒!
新日本プロレスは16日、東京・日本武道館で、今年は28選手参加の4ブロック制と、史上最大の規模で行われている最強戦士決定戦『G1クライマックス32』を開催した。日本武道館大会はこの日から3連戦で、17日は4ブロック覇者による準決勝トーナメントが行われ、その勝者が18日に優勝決定戦の舞台で闘う。 Dブロックのウィル・オスプレイ、Cブロックの内藤哲也、Bブロックのタマ・トンガと次々に各ブロックの代表が決まっていく中、Aブロックのオカダ・カズチカは、メインイベントでランス・アーチャーと対戦。アーチャーのど迫力ファイトに手を焼いたオカダだったが、最後は開脚式のパイルドライバーからレインメーカーでカウント3を奪取。単独1位でAブロック代表となり、17日の準決勝トーナメントでは、タマと対戦する。 試合後、オカダは「いやあ、キツかった、Aブロック。まあ、キツいブロックを勝ち上がったことは意味あると思うんで。このキツい相手と闘って勝ち上がった勢いを大事に、また明日闘っていきたいと思います。アーチャーは元々、新日本に何回も上がってて、アメリカの団体(AEW)に移って。でも、移ってこんだけ変わってきたんだよっていうね、闘ってて意地っていうのは凄く感じましたし、前とは全然違う強くなったランス・アーチャーに会えたんじゃないかなと思います。でも、ランスが強くなったように、オカダ・カズチカも強くなっているんで、それが今日の勝ちにも繋がったのかなと思います」とアーチャーを称えつつ、自身もレベルアップしていることを強調。 「まあ、あと2つ、こっからが例年の『G1クライマックス』と違う闘いになるので、いつもブロックを勝ち上がったら次は決勝戦という形でしたけども、本当に明日の闘いはどうなるか、未知数な部分はありますし、タマですよね。あの僕が6月に勝てなかったジェイ・ホワイトを倒して来たわけですから。まあ、4人の中で一番勢いがある相手なんじゃないかなと思いますし、そんなジェイを倒したという意味でもモンスターだと思いますんで、またタマを倒して、その次に進んでいきたいなと思います」と語り、IWGP世界ヘビー級王者のジェイ・ホワイトを倒して準決勝進出を果たしたタマをかなり警戒していた。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年8月16日東京・日本武道館観衆 3227人▼『G1クライマックス32』Aブロック公式戦(30分1本勝負)○オカダ・カズチカ【5勝1敗=10点】(12分43秒 片エビ固め)【3勝3敗=6点】ランス・アーチャー●※レインメーカー(どら増田)
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スポーツ 2022年08月02日 10時50分
新日本G1・バレットクラブ内紛に終止符?ジェイがオーエンズ撃破で開幕3連勝!「俺だって時には過ちを犯してしまうんだ」
新日本プロレスは7月31日、真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス32』愛知・愛知県体育館大会を開催した。 第7試合では、Bブロック公式戦でジェイ・ホワイトとチェーズ・オーエンズのバレットクラブ同門対決が実現。両者は前日まで不穏な雰囲気を醸しており、試合の展開が注目された。 試合はジェイが開始と同時に、札束の入った封筒をオーエンズに渡して買収工作に出るも、オーエンズは中身の大半が偽物なのを確認すると、「やはり信用できない」と攻撃を仕掛ける。オーエンズのラッシュに苦戦するジェイだったが、終盤、オーエンズはスタイルズクラッシュを決め、さらにCトリガーを連発。ここを勝機と見たか必殺のパッケージドライバーを狙うも、ジェイは一瞬のブレードランナーで切り返し、オーエンズの健闘虚しくカウント3。ジェイは開幕3連勝だ。 試合後、外道が間に入る形で、2人は和解し一緒にバックステージへ。 バックステージでは、オーエンズがまだ納得してないようで、「最初から金を渡してくれれば良かったんだよ」と言うと、ジェイは「まあ、俺から言わせてもらえば、お前はそれに見合うだけのことをしなかった。結局カバーもさせてくれなかったじゃないか?」と逆ギレ。オーエンズは「でも、それはお前のせいだろ!俺は寝そべったぞ!それでさっさと試合を終えて、ホテルに戻るつもりだった」と言い返すと、ジェイは「だから、それはゴメンって言っただろ。責任は全部俺が取るから。でもその後、お前はどうした?俺の謝罪も受け入れず、ノックアウトをしようとしてきた!でもあの顔に食らったお前のヒザ蹴りは、他の誰よりも強いものだった。俺は今ここで、お前のことを誉めているんだぞ」と謝ってるのか誉めてるのかわからない態度。 ジェイは「一瞬、あのままお前にやられちまうのかと思ったよ。IWGP世界ヘビー級王者、“スイッチブレード”ジェイ・ホワイトからの勝利は、あの金なんかより何倍も価値があるもんな。でも俺が昨日言ったこと憶えてるか? S●●T HAPPENS.(こういうったことは起こる)。今日、俺は学ぶところがあったよ。もう一度謝りたい。全責任は俺にある」と続けてその場を収めた。 それを聞いたチェーズは「俺もつい顔面へのヒザ蹴りなんて食らわせてしまってゴメン。バレットクラブに入って、3人の別のリーダーの下でやってきたけど、やっぱりお前は一番だよ。お前は間違った時も素直に自分の非を認めて謝ってくれる。お前はバレットクラブイチのリーダーだよ」と納得した様子。 ジェイは「俺だって時には過ちを犯してしまうんだ。ここ最近のわだかまりはもう忘れて前に進もう。ゲドー、大丈夫か?チェーズは君にも怒ってたけど、まあそれは仕方ないよな。でも俺たちはもう大丈夫だ。(立ち上がってTO SWEETを交わしてから)サンキュー。それでは、レディース・アンド・ジェントルメン、今日も“ToJay SHOW”をご覧いただきありがとうございました。頭がクラクラして大変だった……」と嘘かホントか分からない表情で引き揚げた。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年7月31日愛知・愛知県体育館観衆 2741人▼『G1クライマックス32』Bブロック公式戦(30分1本勝負)○ジェイ・ホワイト【3勝0敗=6点](13分12秒 体固め)チェーズ・オーエンズ【1勝2敗=2点】●※ブレードランナー(どら増田)
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スポーツ 2022年08月01日 10時55分
棚橋弘至が『G1クライマックス』で優勝しなければいけない理由を吐露「みんなでそういう希望を共有して進んでいく」
新日本プロレスは7月30日、真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス32』愛知・愛知県体育館大会を開催した。 メインイベントでは、Cブロック公式戦として、棚橋弘至とザック・セイバーJr.が対決。ここまで棚橋は1勝1敗、ザックは2戦2勝。 棚橋とザックは『ニュー・ジャパン・カップ』決勝やブリティッシュヘビー級王座戦など対戦機会が多いが、棚橋はザックの変幻自在なサブミッションを苦手としており、ザック戦に関しては苦手なイメージを抱いている。 試合は予想通り、ザックはサブミッションを次々と繰り出していき、左腕を中心に攻めていく。苦悶の表情を浮かべる棚橋。しかし終盤、ザックドライバーをトゥエルブ・シックスで切り返すと、最後はザックの腕ひしぎ逆十字を回避して、これを上手く丸め込んでカウント3。棚橋がテクニックで上回った形だ。 試合後、棚橋は『G1』に懸ける意気込みとして、「優勝したその先に!プロレスファンのみなさんに、新日本プロレスのファンのみなさんに、光を見せられるのは、俺しかいねえだろ!」と自身とファンを鼓舞していた。 バックステージで棚橋は「目標を掲げる。とにかく大きい目標を掲げる。『G1』優勝だったり、超満員の観衆だったり、声を出してみんなが気持ち良く応援出来る状況を望んだりと。厳しいかもしんない。厳しいかもしれないけども、最初から言わないのは違うと思う。みんなでそういう希望を共有して進んでいくことが、俺らにとってもどれだけ力になるか、心強いか。厳しい状況が続きますけども、俺はこうしてプロレスをして、『G1』を通して何を見てほしいか?何を伝えたいか?もちろん、棚橋弘至の(マッチョポーズを決めながら)素晴らしさには間違いないんですけど、今回はそうじゃなくて、ほんの一瞬でも、ちょっとでも現状をふっ飛ばして、脳からふっ飛ばして、心の底から何かに没頭出来る瞬間、それは1秒でも5秒でも10秒でも、それが今の俺の目標です。だから、1分1秒でも俺の時間を長くするには、優勝するしかないですね」と改めて優勝しなければいけない理由を語っていた。 棚橋は次戦、8.10広島・広島サンプラザホール大会で後藤洋央紀と対戦する。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年7月30日愛知・愛知県体育館観衆 2225人▼『G1クライマックス32』Cブロック公式戦(30分1本勝負)○棚橋弘至【2勝1敗=4点](17分32秒 エビ固め)ザック・セイバーJr.【2勝1敗=4点】●(どら増田)
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スポーツ 2022年07月28日 10時50分
新日本G1・後藤洋央紀が大健闘のヘナーレを退け2連勝!「ここまで火をつけられるとは思ってもみなかった」
新日本プロレスは27日、真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス32』東京・後楽園ホール大会を開催した。 セミファイナルでは、Cブロック公式戦、後藤洋央紀とアーロン・ヘナーレが対戦。後藤は初戦で内藤哲也、ヘナーレは初戦で棚橋弘至という優勝候補をそれぞれ倒しており、勝って勢いをつけたいところ。 試合は開始からお互いに力強い攻防を展開。ヘナーレがどんどん攻め続けるも、後藤も負けじと徹底抗戦する。終盤、ヘナーレはアルティマからStreets of Rageを狙うも、後藤はこれを回避して、“一人消灯”で形成逆転すると、最後はGTWからのGTRという流れるような勝ちパターンでカウント3。後藤が2連勝を収めたが、観客からは健闘したヘナーレにも大きな拍手が送られた。 バックステージで後藤は、フラフラでコメントスペースへ現れると「『G1クライマックス』、2勝目だ。簡単に勝ちを続けられるほど、このリーグ戦、甘くねぇけどよ。今日のヘナーレからは、新日本の若手から育ってきた、そういう自信というか、“ストロングスタイルを見せてやろう”って気持ちが、存分に伝わったね。まさかヘナーレに、ここまで火をつけられるとは思ってもみなかったよ。次、3戦目に向けて、いい闘いができた」とスッキリとした表情を見せた。 ヘナーレは「オイ!見たか?俺のアルティマで完全にあいつを仕留めたのに、エスケープされた!次の瞬間、視界が真っ暗になって、目が覚めたら試合が終わっていた。クソ!何が起こったのかさっぱりわからない。まるで(『ドラゴンボール』の)トランクスがパーフェクトセルと戦った時のようだ。あいつは今年、間違いなく誰よりも熱心にトレーニングを重ねてきたに違いない。食べて、食べまくって、そうやって力をつけたのか?それとも俺がガス欠してしまったのか?Streets of Rageであいつを持ち上げることさえできなかった。話は4年前のオキナワ大会に遡る。そこでシングルマッチがあった。あの時はGTR一つであいつにやられてしまったが、今日あいつは持てる技全てを出さないと俺に勝つことができなかった!俺はお前に勝てるんだ、ゴトー!首に大きなダメージを食らって、次のテツヤ(内藤哲也)との一戦は俺にとって厳しいものになるだろう!8.5、エヒメは俺の誕生日だ。ナイトー、誕生日プレゼントをくれよ。最高の勝負を俺の誕生日プレゼントにくれ!POR FAVOR(スペイン語で“please”)」と次戦を見据えていた。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年7月27日東京・後楽園ホール観衆 1323人(満員)▼『G1クライマックス32』Cブロック公式戦(30分1本勝負)○後藤洋央紀【2勝0敗=4点】(17分12秒 片エビ固め)アーロン・ヘナーレ【1勝1敗=2点】●※GTR(どら増田)
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スポーツ 2022年07月27日 10時50分
新日本G1・フィンレーが元相方ジュースを制裁!「トップをめざすならタッグ屋で留まってはいられない」
新日本プロレスは26日、真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス32』東京・後楽園ホール大会を開催した。 メインイベントでは、『G1クライマックス32』Dブロック公式戦として、デビッド・フィンレーと、バレットクラブに闇落ちしたジュース・ロビンソンの元パートナー対決が実現。両者の対戦成績はジュースの3戦3勝。約5年9か月ぶりのシングル対決だ。 ウィル・オスプレイから強奪したIWGP USヘビー級のベルトを手に「俺がチャンピオンだ」と譲らないジュース。試合は両者ともに開始と同時に思いをぶつけ合う。ジュースはラフファイトを用いてフィンレーの左腕に集中攻撃。苦悶の表情を浮かべるフィンレーだったが、最近見せ始めた荒々しいファイトでジュースに対抗。ジュースはUSヘビーのベルトで殴りかかるも、これを切り抜けたフィンレーはシレイリで一撃を浴びせ、最後はトラッシュパンダが決まりカウント3。フィンレーがかつての相方を制裁した。 試合後、会心の勝利を飾ったフィンレーは「この『G1クライマックス』を優勝するのは、この俺だ!俺に期待してくれ!」と叫ぶと、ジュースが置いていったUSヘビーのベルトを肩にバックステージへ。 バックステージでフィンレーは「座っていいか……(と言って床に座ると)ジュース・ロビンソンと俺には切っても切れない長い歴史がある。お前だってそう思ってるだろう。タッグチームとしてコーラクエンホールのメインを務めたこともあるし、タッグで何度も勝利を収めた。俺のことを本当によく知ってるお前を相手に闘うのは厳しかった。俺たちはめざしているゴールもよく似ている。でも、お前とタッグのベルトを獲るという夢は、もう過去のものだ。(US ヘビーのベルトを掲げて)俺たちは互いにナンバーワンになることをめざしている。IWGP世界ヘビー、USヘビー、NEVER無差別級、これらは全部シングルのタイトルだ。つまり、トップをめざすならタッグ屋で留まってはいられない」とジュースとのタッグ解消にフィンレーも納得している様子。 続けて、「だから、俺にはこれが必要だ。(US ヘビー級のベルトを肩にかけると)オスプレイ、これはお前のベルトだよ。お前は真っ向勝負で(タイトルマッチに)勝ってるから、俺が文句を言うことは何もない。だが、俺がこのベルトを持ったことで、お前は俺を無視できなくなった。もし、お前が俺に勝てれば、ベルトはお前に返してやる。それまでは、悪いが俺が持っとくよ、b●●ch!」と言うと、さらに「シンゴ、次はお前だ。準備は出来てるか?俺は体をアイスでしっかり冷やして(試合に)備えるよ。“ザ・ドラゴン”シンゴ・タカギと対峙するまで数日ある!お前がこれまでどんな実績を残してきたかとか、誰に勝ったかなんて、どうでもいい!俺の名前はデビッド・フィンレー、この『G1クライマックス』を優勝する男だ!」とシングルプレイヤーとしての実績を残していく思いを吐き出した。鷹木信悟とは7.30愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で対戦する。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年7月26日東京・後楽園ホール観衆 1312人(満員)▼『G1クライマックス32』Dブロック公式戦(30分1本勝負)○デビッド・フィンレー【1勝1敗=2点](24分01秒 片エビ固め)ジュース・ロビンソン【1勝1敗=2点】●※トラッシュパンダ(どら増田)
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スポーツ 2022年07月25日 10時50分
新日本のリングで元・全日本対決が実現!SANADAに敗れたタイチ「そのまま行ったらハポン軍団のミドレンジャーで終わるぞ」
新日本プロレスは24日、真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス32』東京・大田区総合体育館大会を開催した。 第7試合ではBブロック公式戦、SANADAとタイチによる元、全日本プロレス同士の対戦が実現。2人は古巣の歴史を辿るかのように、往年の四天王プロレスを彷彿とさせる攻防を展開。試合は終盤、タイチはSANADAの負傷箇所である左目に狙いを定めたが、横綱式カチ上げエルボーをかわしたSANADAがオコーナーブリッジで丸め込んで、カウント3。SANADAの隙を狙った、全日本からそれた技にタイチは唖然とするしかなかった。SANADAの作戦勝ちだ。これで両者とも1勝1敗。 バックステージでSANADAは「なんか、このリングで、この新日本のリングでタイチ兄やんとやることが、いややったことがか?凄く意味あるなと思うし、なんか夢があるなと思いました。やっぱり夢がないと楽しくないんで、今年は俺の年にします」とタイチと新日本のリングでシングル対決したのは楽しかった様子。 タイチは「クソッ、さなやん、敵わんな。俺に乗ってきたと思ったら、やっぱりてめえの引き出しを持ってやがる。敵わんな、さなやん。でも、さなやん、気持ちいいよ。明るく、楽しく、激しいプロレス。俺らなりのタイチ、SANADA式の明るく、楽しく、激しいプロレス。負けたけどな、清々しいよ。やっぱり引き出し持ってたか、クソッ!だけどな、さなやん、俺は疑問だ。お前、なんでそんなところにいるんだよ。内藤、鷹木に行かれて、ヒロムやBUSHIにまで行かれて。さなやん、そんなところでやってる奴じゃねえだろう?俺に勝ったんだよ。このYouTuberのプロレスラーの俺に勝ったんだよ。そろそろ優勝したらどうだ?さなやん、こんなところで燻ってるんじゃねえぞ。俺はよく分かってんだ。そのまま行ったらハポン軍団のミドレンジャーで終わるぞ、お前は。意味分かるか?お前、そんな奴じゃねえだろう、さなやん。俺の可愛い弟分だからよく分かるよ。さなやんに、さなやんにだったら1敗ぐらいくれてやる。ただよ、6試合しかねえ中で1敗がどんだけ痛えのか、よく分かってんだよ。あの賜杯、持って帰らねえとな。今日だって、見てみろ、さなやん。俺はまだやれるぜ。今日もこの後、生配信やってやる。二刀流だ。全部やってやる。勝ったって負けたってやってやるよ。必ず賜杯を生放送に持ってってやろうじゃねえか。待っとけ、この野郎」とYouTubeの宣伝をしつつ、SANADAを鈴木軍に勧誘していた。 果たして、タイチの気持ちはSANADAに届くのだろうか。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年7月24日東京・大田区総合体育館観衆 2518人▼『G1クライマックス32』Bブロック公式戦(30分1本勝負)○SANADA【1勝1敗=2点](16分01秒 オコーナーブリッジ)【1勝1敗=2点】タイチ●(どら増田)
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