新日本プロレス
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スポーツ 2021年03月15日 22時30分
新日本フィンジュース、アメリカでアンギャロからインパクト世界タッグ王座奪取!
新日本プロレスのジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーが、アメリカ『IMPACT WRESTLING』のビッグマッチ『Sacrifice 2021』(テネシー州ナッシュビル、スカイウェイ・スタジオ)に参戦。かつて新日本マットでバレットクラブのメンバーとしてIWGPタッグ戦線で活躍し、WWEへ移籍、退団後はIMPACTに戦場を移したザ・グッド・ブラザーズ(カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ)が保持するインパクト世界タッグ王座に初挑戦を果たした。 まずは自信に満ち溢れた様子のジュース&フィンレーが堂々の入場。続いてグッド・ブラザーズがベルトを携え、王者の貫禄を漂わせながら花道を進む。アンダーソンはリングに上がると、新日本時代と同じように銃声に合わせてマシンガンポーズ。試合は、アンダーソンとフィンレーからスタート。アンダーソンはショルダータックルで吹っ飛ばすが、フィンレーもドロップキックで反撃。そして、ジュースと共に得意の連携攻撃を浴びせる。しかし、スイッチしたギャローズが打撃で猛攻。ここからグッド・ブラザーズはすばやいスイッチワークでジュースを攻め立てる。だが、ジュースはアンダーソンにマンハッタンドロップを決めると、フィンレーと共に河津がけ&フロントキックの合体攻撃を炸裂。 一進一退の攻防が続く中、終盤、グッド・ブラザーズはジュースにバックドロップ&リバースガンスタンの合体攻撃。だが、カバーはフィンレーが必死にカットイン。すると、ギャローズがフィンレーを場外に排除し、グッド・ブラザーズはジュースに対してとどめのマジックキラーを狙う。しかし、フィンレーは場外から猛ダッシュでリングに戻り、相棒のピンチを救う。そして、ジュースがスキをついてギャローズに強烈なストレートパンチを炸裂。続いて、ジュースはアンダーソンもストレートパンチを見舞って動きを止めると、フィンレーと共にバックブリーカー&エルボードロップの合体攻撃を食らわせる。さらに、ジュース&フィンレーはギャローズをダブルのラリアットで場外に排除。すかさずフィンレーがギャローズに対し、追撃のプランチャで追い打ちをかける。 最後は、ジュース&フィンレーが孤立したアンダーソンをドゥームズデイ・デバイスで撃破し、IMPACT世界タッグ王座を初挑戦&初戴冠の快挙を達成。試合後、ジュース&フィンレーはベルトを突き上げて勝利をアピール。アンギャロことグッド・ブラザーズに対して成長した姿をしっかりと見せつけた。 IMPACTはAEWと提携しており、AEWのジョン・モクスリーがIWGP USヘビー級王座を保持、フィンジュースがIMPACT世界タッグ王座を奪取したことにより、新日本と両団体の今後の関係や可能性にも期待が高まる。(どら増田 / 写真提供IMPACT WRESTLING)
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スポーツ 2021年03月11日 11時30分
新日本ジェイ・ホワイトがNJC1回戦突破!3.15後楽園で棚橋と対戦
新日本プロレスは10日、春の最強戦士決定トーナメント『ニュージャパンカップ2021』(NJC)を京都・三段池公園総合体育館で開催した。 メインイベントでは『ニュージャパンカップ2021』1回戦、トーア・ヘナーレ対ジェイ・ホワイトが実現した。両者ともに同じニュージーランド出身、さらに同い年とあって、ジェイを強く意識するヘナーレは、序盤から力強い攻めを見せる。 しかし、ジェイは持ち前のインサイドワークでペースを握らせず、着実にダメージを蓄積させる。だが、闘志全開のヘナーレは終盤、TOAボトムをお見舞い。さらに、メリケンサックを手にした外道の介入を防ぐと、ジェイにランペイジ炸裂。しかし、新技のフィッシャーマン式デスバレーボムを切り抜けたジェイは、SSSからのブレードランナーでカウント3。ジェイが2回戦に進出した。 試合後、ジェイは「この俺がリアル優勝になる!」と高らかに優勝宣言。2回戦は15日の東京・後楽園ホール大会でNEVER無差別級王者の棚橋弘至と対戦する。 コメントブースで、ジェイは「ヘナーレ、だから言っただろ。俺は今、レスラーとして最高に波に乗ってるんだ!でも正直、今日のお前には驚かされたな。もちろん全く話にならないレベルだが、思ったよりは頑張った方だ。これでお前も、ゲイブもツジもユーヤ(上村)も、また一つ学んだことだろう。お前らヤングライオンは俺の試合を毎日リングサイドで見て、世界最高のレスラーの試合ってものをもっと勉強しろ!やっぱりゲドーの目に間違いはなかった。ヘナーレ、お前はよくやった。これでお前も今日からスターの仲間入りだ。THAT'S REAL。タナハシ、俺の提案を聞いただろ?お前のボロボロのコンディションをこれ以上悪くしてどうなる?よく考えてくれ。俺はベルトを2つに戻し、歴史を復元させる。タナハシ、これはお前のためでもあるんだ」と棚橋を挑発した。ベルトを持ってる棚橋とジェイの因縁も再燃しそうだ。◆新日本プロレス◆『ニュージャパンカップ2021』2021年3月10日京都・三段池公園総合体育館観衆 482人▼『ニュージャパンカップ2021』1回戦(時間無制限1本勝負)●トーア・ヘナーレ(24分46秒 片エビ固め)ジェイ・ホワイト○※ブレードランナー※ジェイが2回戦に進出。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月10日 11時15分
新日本NJC永田裕志が1回戦突破で「IWGP最年長戴冠記録を更新する」
新日本プロレスは9日、春の最強戦士決定トーナメント『ニュージャパンカップ2021』(NJC)を岡山・ジップアリーナ岡山で開催した。 第5試合は『NJC』1回戦、永田裕志vs辻陽太がラインナップ。昨年に続き出場のチャンスを得たヤングライオンの辻は、歴戦の猛者を相手にひるむことなく対抗。持ち味を発揮して奮闘する。だが、永田はそのすべてを受け止めると、最後はカウンターのフライングニールキックからバックドロップホールドにつないでカウント3。永田が2回戦に駒を進めている。 コメントブースで永田は「まずは『ニュージャパンカップ』1回戦突破ということで。相手は辻とは言え、一部ファンの下馬評では、俺がやられんじゃないかと。まあ、そういうのはファンは好きだからね。そう考えたい気持ちはわかりますけども、そんな甘いもんじゃないですよ。まあそれはそれで、サプライズを期待したファンには残念な思いをさせてしまいました。永田裕志はとりあえず、日に日に成長していくしかないです。まあ、この『ニュージャパンカップ』前に、IWGP戦線に関してね、ベルトが統一され、“世界”という名が付くということで、かなり賛否……というよりも、否の意見というか、今までの過去をなくすことに対する否定的な声というかね、残念な声が多いですが、ベルトに“世界”が付く、それをプラスにとらえて。今まで“世界”が付かなかったベルトがこれから、世界ナンバー2の新日本プロレスが世界によりはばたく上では、“IWGP 世界”という名が付いた、“世界”が付いただけで大きく世界に躍進できるじゃないかと思ってます。まあ俺自身、IWGP最年長戴冠記録を更新するという目的は、もしかしたら“世界”が付いたことでなくなってしまったのかもしれません。だけど、“世界”が付いたベルトだからこそなおさら狙いがいがあるというか、これからも、たとえいくつになろうとも、IWGP世界のベルトを、ヘビーのベルトを狙っていきたいと思ってます。これはもうできるできないとかじゃなく、世界のベルトを獲って。そしたらもう、何も思い残すことなく引退できるなと思いますんでね。俺ぐらいの年齢だと『いつまでやるんだ』という声がいろんなところから聞こえてくるけど、世界のベルトを獲るまでは辞めれない。ずっと追い続けます。そして、しっかり戴冠して、それからその後のことを考えます。以上です」と決意表明。 2回戦で永田は、この日のメインイベントで勝利を収めたSANADAと対戦する。両者は2.17東京・後楽園ホール大会で内藤哲也が欠場したことにより、急遽シングルマッチが実現。この時はSANADAが勝利しているため、永田は連敗を防ぎたいところだ。◆新日本プロレス◆『ニュージャパンカップ2021』2021年3月9日岡山・ジップアリーナ岡山観衆 1000人▼『ニュージャパンカップ2021』1回戦(時間無制限1本勝負)○永田裕志(13分42秒 バックドロップホールド)辻陽太●※永田が2回戦進出。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月08日 11時30分
新日本、鈴木みのるグランドスラム達成に向けて「IWGPは俺のモンだ」
新日本プロレスは6日、春の最強戦士決定トーナメント『ニュージャパンカップ2021』(NJC)を東京・大田区総合体育館で開催した。 第3試合の『NJC』1回戦は、本間朋晃vs鈴木みのるが実現。内藤哲也戦が実現せずうっ憤が溜まっているのか気合十分の本間は、序盤からみのる相手にバチバチのファイトを展開。みのるの厳しい打撃にも必死に食らいついていく。終盤にはターメリッククラッチであわやの場面を作り出すも、最後はみのるがゴッチ式パイルドライバーで粘る本間からカウント3。 3.13愛知・愛知県体育館大会の2回戦で、KENTAと鈴木みのるが対戦することが決定した。 インタビューブースで、みのるは「ああ、いいねえ。殴るとか殴られるとか、フハハハ!ただよ、指くわえてよ、平々凡々とこの『ニュージャパンカップ2021』に出てるわけじゃねぇんだよ。お前らが言ったんだ。優勝者にはIWGP、新設されたIWGP世界への挑戦権を与えると。オイ!挑戦権どころか、IWGPは俺のモンだ。そろそろ獲りに行くぞ」とコメント。みのるは全日本プロレスの三冠ヘビー級王座、プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王座を奪取しており、新設されたとは言え、IWGP世界ヘビー級王座も奪取すれば佐々木健介氏、高山善廣、武藤敬司に続く4人目の国内三大メジャータイトル制覇、グランドスラム達成となるだけに、最も思い入れがあるであろうIWGPは獲っておきたいところ。KENTAとの試合はバレットクラブの介入などもあるかもしれないが、場外戦はみのるも得意としているだけに、リング内でのスリリンな攻防を期待したい。 本間はガックリと座りながら、「負けたよ……負けたあーッ!俺は何やってんだよ、このチャンスによぉ……。肝心なところで勝てない自分自身がイヤになる、本当に。何やってんだ、俺……。でも、このままじゃ終わんねぇからな!絶対終わんねぇよ!絶対こっから這い上がってみせる。負けないよ、俺は!クソがッ!」と自分自身に苛立ちを見せていたが、本間にとってはそろそろチャンスを掴むためにも結果が求められるだけに、今回の敗退は痛い。本間が突破口を開くにはどうするべきか考える必要があるだろう。◆新日本プロレス◆『ニュージャパンカップ2021』2021年3月6日東京・大田区総合体育館観衆 1410人▼『ニュージャパンカップ2021』1回戦(時間無制限1本勝負)●本間朋晃(14分54秒 体固め)鈴木みのる○※ゴッチ式パイルドライバー(どら増田)
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スポーツ 2021年03月03日 11時30分
AEWジョン・モクスリーがKENTAを退けてIWGP USヘビー級王座防衛!「自分のやりたいことをする」
昨年8月からスタートした、アメリカから発信する新日本プロレスの配信番組『NJPW STRONG』が迎えた最大のビッグイベントで、IWGP USヘビー級チャンピオンのジョン・モクスリーと同王座の時期挑戦権利証を保有しているKENTAのタイトルマッチが2月27日(日本時間、以下同)、ついに世界配信された。 モクスリーはアメリカの団体AEWと契約しており、一時はこの試合が行われるかどうか不透明と思われた時期もあったが、新日本1.4東京・東京ドーム大会でモクスリーの姿がビジョンに映されると、この日行われた権利証争奪戦(KENTA 対小島聡)の勝者と対戦するとコメント。 すると、1月30日に行われた『NJPW STRONG』にモクスリーが突如現れ、KENTAを急襲。逆にKENTAが2月4日にAEWに登場し、トレンド入りするほどの話題に。2月11日に行われたAEWの大会では、ケニー・オメガとの新旧バレットクラブタッグを結成。モクスリー&ランス・アーチャーと対戦。タイトルマッチへの機運が高まっていた。 試合は序盤から激しい攻防が繰り広げられる好勝負となり、随所でラフファイトも勃発。KENTAが場外に設置されたテーブルの上にモクスリーを寝かせ、コーナー最上段からのダイビングエルボードロップで押し潰すド迫力シーンも飛び出す。それでもモクスリーは持ち前のタフネスぶりを発揮し、徐々に挽回。終盤にはKENTAの攻撃を受け切ってデスライダーで撃沈しカウント3。IWGP US王座を防衛している。 インタビューブースで、モクスリーは「ああ、グロいな。飲み込むと血の味がする。呼吸をするたびに耳鳴りもする。体中が痛い。この感じ最高だぜ。この感じが好きでたまらないんだ!新日本プロレスで試合をするのは最高だぜ。前にも言ったように、俺には赤信号も黄信号も見えていない。青信号しか見えていない。俺は自分の行きたいところに行って、自分のやりたいことをする。誰かが俺を引きずり下ろすまで、俺はUSヘビー級王者なんだ」と新日本勢との対戦継続を明言。 新日本とAEWの交流にも期待が高まった一戦となった。◆新日本プロレス◆『NJPW STRONG』2021年2月27日世界配信アメリカ・会場非公開▼IWGP USヘビー級選手権試合(60分1本勝負)<王者>○ジョン・モクスリー(14分25秒 エビ固め)KENTA●<挑戦者>※デスライダー(どら増田)
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スポーツ 2021年03月02日 22時30分
新日本がIWGP世界ヘビー級王座を新設!初代王者は飯伏幸太か?エル・デスペラードか?
新日本プロレスは1日、ビッグマッチ『CASTLE ATTACK』の一夜明け会見を行った。 冒頭、菅林直樹会長からIWGP世界ヘビー級王座の新設が発表された。菅林会長は「私より発表させていただきます。まず、二冠王者の飯伏幸太選手よりかねてより要望がございました二冠統一に関してですが、昨日の結果も踏まえ、当社で協議した結果、現王者の意向も尊重し、IWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座を統一し、両王座の歴史を継承したIWGP世界ヘビー級王座を新たに制定することになりました。また、ベルトも新調いたします。これにより、初代王者は飯伏幸太選手に認定し、初防衛戦は4月4日両国国技館大会にて『ニュージャパンカップ2021』の優勝者と行うことといたします」と二冠王座統一に伴うIWGP世界ヘビー級王座の新設と新たなベルトの作成、初防衛戦を4.4東京・両国国技館大会で開催することなどを明らかにした。 この発表を受けて、前日に内藤哲也とのIWGPインターコンチネンタル選手権試合を制した飯伏幸太が登場。 飯伏は「そうですね。一夜明けて、昨日、その内藤哲也と対戦したんですけど、これまでお互いの主張が、全然違ったというか。まあそのー、僕は2つとも守りたい。2つとも無くしたくない。うん。だから残したい、という意味で言ってきて。内藤さんはインターコンチを選びましたよね、ええ。まあ僕にはその先の理由っていう細かい理由はわからないですけど。なぜ選んだのか。でも、最終的に最後まで結局、その話は決まらず、じゃあ勝負で決めよう、って昨日至ったわけですよと。ええ、もうあと、その勝負までの、いろんな、その〜、ただの戦いじゃない戦い。戦うだけじゃない部分の気持ちの戦いですか、はい。があって、僕には昨日、内藤さんの、気持ちが本当に伝わりました、うん。まあ彼の言っていることもその、わかる。うん、そりゃわかるなと思ったんですけど、僕はやっぱりこの2つのベルトは守っていきたい、継承していきたい。だからこの2つのベルトはやっぱり守り抜いて1つにしたい、うん。これはもう以前と変わらないです、はい」と二冠統一への思いを改めて述べると、「そして、1つ、僕から提案があるんです。あの、3月4日、武道館ですか。メインイベント、エル・デスペラード選手、昨日入ってきて、まあ僕、挑戦、なんか表明されましたけど、逆に僕からお願いします!この2つのベルトを懸けて、タイトルマッチ、やりましょう。ぜひ」と4日に東京・日本武道館で開催される『旗揚げ記念日』で対戦するIWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードと最後のIWGP二冠戦をやりたいと提案。 飯伏はリスクを問われると、「そうですね、はい。お願いします、ぜひ。この2つを僕から懸けたいです、はい。今、ジュニアヘビー級のチャンピオン、そしてタッグのチャンピオン。二冠、持ってますよね。どのくらいの実力なのか知りたいです。そして昔、彼が帰ってきた時に、僕が戦っているんですけど、シングルマッチで、ジュニアで。その頃とどう変わったのか。それも知りたいんで、楽しみです。僕はもういつでも、はい。あのー誰とでもやるって言ってあるんで。いつでもいいですよ。本当に今でもいいです。明日でもいいです。明後日でもいいです。でも、次決まっているのは武道館なんで、武道館でお願いします」とタイトルマッチに変更するように要求している。 会見後、新日本ではこの要求を受けて、飯伏とデスペラードの勝者をIWGP世界ヘビー級初代王者に認定すると発表。デスペラードが新日本マットに現れた際、最初に挑戦表明したのは当時IWGPジュニアヘビー級王者の飯伏だった。2人はその後、短期間ながらタッグも結成している。IWGPヘビー級とジュニアヘビー級のチャンピオン対決が二冠戦になったのは興味深い。 また、初代王者アントニオ猪木(ハルク・ホーガンは大会優勝者)から始まったIWGPヘビー級王座の長きに渡る歴史に幕が降ろされるのは、いささか寂しさもあるが、IWGPヘビー級とインターコンチネンタル両王座を継承したIWGP世界ヘビー級王座は、さらにグローバルなタイトルになることを願うばかり。新日本が“世界”をつけたタイトルを管轄するのは昭和のNWF以来なだけに、楽しみである。(どら増田)
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スポーツ 2021年02月26日 11時30分
新日本、高橋ヒロム「新しいタイプの欠場」を宣言!
新日本プロレスは25日、『Road to CASTLE ATTACK』を東京・後楽園ホールで開催した。 大会開始前に、左大胸筋断裂で全治6か月と診断された高橋ヒロムが登場。ファンに挨拶するとともに、IWGPジュニアヘビー級王座の返上と、同王座をロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの仲間であるBUSHIに獲ってもらいたいとメッセージを送った。大会のエンディングでは、IWGPジュニアタッグ王座を奪還したエル・デスペラード、バレットクラブのエル・ファンタズモ、そしてBUSHIが王座決定戦に名乗りをあげている。 インタビューブースで、ヒロムは「よし!へこんだ、へこむだけへこんだ。わかってる。俺が周りに迷惑をかけてるスゲーわがままな自己中野郎だってことはわかってる。でも、やっぱり何よりも新日本プロレスでプロレスラーになった以上、一つも後悔したくないんだ。だから、俺は後悔をしない選択をしたつもりだ。よし、暗い顔はここまでにしよう。俺は前回、首のケガで一年半、表に出ないでストレスを溜めたんだ。だったら、一年半に比べたらたった半年、たった半年と思ってしまっている自分がいる。それも悔しい。何を言っても悔しい。何を言っても何か違う気がするけど、もうやっちまったもんは仕方ない。だったら、後悔しないように生きるだけだ。だから、俺は今回この半年、前の一年半と違ってガンガン前に出ていくぞ。どんどん前に出ていく。隠れないで前に出ていくよ」と前向きなコメント。 続けて、「だから、どんな仕事でもお待ちしております。何でも言ってください。何でもください。高橋ヒロム、何でもやります。もちろん、このケガを治すこと、そしてリハビリ、筋トレ、復帰に向けてのトレーニング、それが第一優先。そんなことはわかってる。だから、誰も何も言わないでくれ。『そんなことをしてるヒマがあるんだったら練習をしろ』『復帰に向けて頑張れ』とか、そういうことは言わないでくれ。24時間やってるわけじゃないんだ。だから、俺は今回どんどん前に出る。『“新しいタイプの欠場”というものをやってみようじゃないか』と思ってるよ。じゃないと、仕方ないだろ。下を向いてるレスラーなんて何も面白くないからな。俺は常にそういう風に言ってきた。こんなケガをしてしまった。ホントになんてことない動作の一つ。なんてことない普段通りの動作の一つ。いままで何百回、何千回とやってきたこと。それでここまでのケガをしてしまう。『ホントにプロレスって何があるかわからない』って改めて思ったよ。だから、怖い。改めて思った。だけど、下を向いてるレスラーなんて何も面白くない。俺も好きじゃないから。俺は自分が好きなプロレスラーになるためにも、後悔をしないように生きようと思う。だから、何でも仕事待ってるよ」と欠場中はいろんな仕事にチャレンジすることを明言した。 IWGPジュニア戦線はもちろんのこと、ヒロムがどんな仕事をするのか注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年02月24日 10時50分
新日本、高橋ヒロム欠場でデスペ&金丸が執念のIWGPジュニアタッグ挑戦!
新日本プロレスは、『Road to CASTLE ATTACK』の2.25東京・後楽園ホール大会のメインイベントのカードを、左大胸筋断裂の怪我をした高橋ヒロムの欠場により変更すると発表した。 この日のメインイベントでは、IWGPジュニアタッグチャンピオンチームのエル・ファンタズモ&石森太二に、“前チャンピオンチーム”のエル・デスペラード&金丸義信が挑戦する。 2.22後楽園大会では、ヒロムの負傷欠場によって、ファンタズモ&石森と鷹木信悟&BUSHIにカード変更。試合はファンタズモがスーパーキック連射でBUSHIからフォール勝利を奪うと、試合後にファンタズモは「ヒロム、どこに隠れてるんだ? TIME BOMBはどこに消えた?」、「木曜日の後楽園ホールのタイトルマッチはなくなったのか。じゃ、パーっと盛大に祝杯をあげるとするか!」とアピール。 すると、ここに背後からデスペラード&金丸が乱入し、ファンタズモ&石森を蹴散らすと、デスペラードが「挑戦者がいねえ?いるんだよ、オマエらが挑戦者だよ!オレたちの腰から適当にかっさらっただけのタッグのベルト、返してもらうぞ?」と挑戦表明。さらに、「後楽園のメインで!タッグタイトル、キッチリ返してもらう。覚悟してかかってこいよ、胸貸してやるよ!」とチャンピオンチームを挑発した。 コメントブースで石森は「ジュニアタッグも延期になると思って拍子抜けしてたところだったから、いいぜ。やってやるよ」と挑戦を受諾。ファンタズモは「デスペとカネマル……俺のサドンデスは何度も食らってるよな?それでもまだあの技を受けたいのか?」と怒り心頭。この流れを受けて、新日本プロレスはデスペ&金丸のリターンマッチを認めたため、再戦が電撃決定したのだ。 この両チーム、前回は1.23東京・大田区総合体育館大会でのタイトルマッチで対戦。新日本ジュニアを代表する4選手による王座戦だったが、バレットクラブの常套手段であるレッドシューズ海野レフェリーを巻き込んだ後、次々とレフェリーが交代する無法地帯の中、どちらのコンビも反則を繰り出しまくるという乱戦に…最後はファンタズモがスーパーキックで金丸に勝利、ジュニアタッグベルトを強奪している。 ヒロムの欠場(半年間の予定)には、デスペラードも思うところがあるはずで、この一戦が今後の新日本ジュニアを占う上で大きな試合になりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年02月23日 11時30分
新日本2.27大阪城、オカダ・カズチカはEVIL&バレクラの暴走を止められるのか?
新日本プロレスは、ビッグマッチ『CASTLE ATTACK』を27日、28日と大阪・大阪城ホールで開催する。27日のメインイベントでは、オカダ・カズチカとEVILがシングルマッチで対戦する。 両者の因縁が再燃したのは、1.6東京・TDCホール大会で行われた10人タッグマッチ。その試合後に視殺戦を繰り広げると、オカダはバックステージで「EVIL、オマエに負けてからいろいろおかしくなったんだよな」と2020年の『ニュージャパンカップ2020』(NJC)優勝決定戦を振り返った。一方のEVILは「去年の『NJC』でこの俺に負けたこと、いまだに引きずってんじゃねぇだろうな。女々しいヤローだ、オメーがやりてえんだったらやってやるぜ」と不敵な笑みを見せている。 以降、両雄は先シリーズ、連日タッグで対峙し遺恨を深めてきた。そして、2.11広島・広島サンプラザホール大会で事件が勃発。オカダ&矢野通とEVIL&ディック東郷が開始1分27秒、両者リングアウトで終わると、オカダは「いつでもいいなら、今やれよ!」とその場で決着戦を要求。EVILも迎撃の構えを見せ、両者のスペシャルシングルマッチが急遽実現。しかし、試合は東郷が乱入し、オカダは不完全燃焼な反則勝ちを収めることに。EVILは試合後、「アイツがお望みならシングルでもう1回、叩き潰してやる」と改めて宣戦布告。大阪城という大舞台で激突することが決定した。 今シリーズもオカダのCHAOS、EVILのバレットクラブを巻き込む形で遺恨を深めて来た二人。オカダは「バレットクラブ!てめえら、本当にクソだな、この野郎!俺だけじゃねえよ。ここまで新日本プロレスがしっかり築き上げてきたものをな、壊すんじゃねえよ、この野郎!そんなのプロレスでもなんでもねえんだ、この野郎!いいか、俺がしっかりプロレスっていうのはどういうものか、教えてやるよ。乱入、セコンドばっかりだな、お前の勝ち方。それでいいならそれでいいよ。ただ、乱入して言い訳とか言うんじゃねえぞ、この野郎!すげぇダセェ負け方味わせてやる、この野郎!」と怒り心頭で、「俺は乱入肯定派!全員ツームストンで突き刺してやる」とまで言い切っている。 オカダは大阪城の借りを大阪城で返したいところだが、バレットクラブのファイトスタイルにも関わって来る試合になるのは必至なだけに、EVILも負けられないだろう。オカダがファンのうっ憤を晴らすのか?それとも乱入&介入プロレスがまだ続くのか?今後の新日本を見る上で注目の一戦だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年02月18日 11時00分
新日本、内藤哲也負傷欠場も永田裕志とSANADAが好勝負を披露!
新日本プロレスは17日、『Road to CASTLE ATTACK』を東京・後楽園ホールで開催した。 16日の試合で右膝を負傷し、今大会を欠場した内藤哲也が登場し挨拶。 「昨日の試合で…右膝を負傷してしまいました。残念ながら今日皆さまに内藤哲也の試合をお見せ出来なくなってしまったこと、心よりお詫び申し上げます。で、今“神様”飯伏幸太が早急にやらなければいけないこと。それは俺に反論することではない。それは2本のベルトを1本にした後のビジョンを皆さまに簡単に、わかりやすく説明することだと俺は思います」とIWGP二冠統一論を掲げる飯伏幸太にビジョンを示すよう突きつけた。2.28大阪・大阪城ホール大会でIWGPインターコンチネンタル王座一本を懸けて闘う両者だが、チャンピオンの飯伏は「内藤さん、僕は待っています。大阪城で完全な状態で会いましょう」と内藤の言葉には反応せず。内藤が復帰次第、再び前哨戦が組まれる予定だ。 セミファイナルでは、2.28大阪城大会でIWGPインターコンチネンタル王座戦を行うチャンピオン飯伏幸太と挑戦者の内藤哲也が、それぞれ永田裕志、SANADAをパートナーに前哨戦を行う予定だったが、内藤の欠場により、カードが変更。飯伏も欠場となり、永田とSANADAのシングルマッチが組まれた。 両者は序盤から重厚なレスリングを展開。永田がキックを繰り出すと、SANADAはそれを封じるべく足攻めを敢行。代替試合というには勿体ないほどの好勝負に場内の拍手が止まらない。試合は終盤、永田のバックドロップを切り抜けたSANADAが、Skull Endで捕獲。落ちてしまったのか、永田の身体から力が抜けると、SANADAは最後はラウンディング・ボディプレスで3カウントを奪取している。 コメントブースで、SANADAは「10年前(2011年4月13日・全日本プロレス『チャンピオンカーニバル』決勝戦)も同じカードで。で、同じコーナーだなと、今日思って。なんか、ヒストリーがあるといいですね。こういうの好きなんですよ」と珍しく感慨深い表情を見せた。 永田は「急に決まったカードだけど、ちょうどよかったよ、俺にとっては。どうせ対戦するならシングルが欲しかったから。でも、気持ちは負けてない。まだまだ立ち上がる。立ち上がるのは、俺は得意なんで。現状からまた天に昇ればいいだけのこと。まだまだギブアップしない。ネバーギブアップ」と言って敬礼して控室へ。お互いに充実した試合だったようだ。◆新日本プロレス◆『Road to CASTLE ATTACK』2021年2月17日東京・後楽園ホール観衆 472人▼シングルマッチ(30分1本勝負)●永田裕志(12分01秒 体固め)SANADA○※ラウンディング・ボディプレス(どら増田)
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分