まずは自信に満ち溢れた様子のジュース&フィンレーが堂々の入場。続いてグッド・ブラザーズがベルトを携え、王者の貫禄を漂わせながら花道を進む。アンダーソンはリングに上がると、新日本時代と同じように銃声に合わせてマシンガンポーズ。試合は、アンダーソンとフィンレーからスタート。アンダーソンはショルダータックルで吹っ飛ばすが、フィンレーもドロップキックで反撃。そして、ジュースと共に得意の連携攻撃を浴びせる。しかし、スイッチしたギャローズが打撃で猛攻。ここからグッド・ブラザーズはすばやいスイッチワークでジュースを攻め立てる。だが、ジュースはアンダーソンにマンハッタンドロップを決めると、フィンレーと共に河津がけ&フロントキックの合体攻撃を炸裂。
一進一退の攻防が続く中、終盤、グッド・ブラザーズはジュースにバックドロップ&リバースガンスタンの合体攻撃。だが、カバーはフィンレーが必死にカットイン。すると、ギャローズがフィンレーを場外に排除し、グッド・ブラザーズはジュースに対してとどめのマジックキラーを狙う。しかし、フィンレーは場外から猛ダッシュでリングに戻り、相棒のピンチを救う。そして、ジュースがスキをついてギャローズに強烈なストレートパンチを炸裂。続いて、ジュースはアンダーソンもストレートパンチを見舞って動きを止めると、フィンレーと共にバックブリーカー&エルボードロップの合体攻撃を食らわせる。さらに、ジュース&フィンレーはギャローズをダブルのラリアットで場外に排除。すかさずフィンレーがギャローズに対し、追撃のプランチャで追い打ちをかける。
最後は、ジュース&フィンレーが孤立したアンダーソンをドゥームズデイ・デバイスで撃破し、IMPACT世界タッグ王座を初挑戦&初戴冠の快挙を達成。試合後、ジュース&フィンレーはベルトを突き上げて勝利をアピール。アンギャロことグッド・ブラザーズに対して成長した姿をしっかりと見せつけた。
IMPACTはAEWと提携しており、AEWのジョン・モクスリーがIWGP USヘビー級王座を保持、フィンジュースがIMPACT世界タッグ王座を奪取したことにより、新日本と両団体の今後の関係や可能性にも期待が高まる。
(どら増田 / 写真提供IMPACT WRESTLING)