広島
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スポーツ 2023年03月27日 19時30分
広島・新井監督、インスタフォロワー10万も「ガラケーしか持ってない」? 他球団監督も驚き、TV座談会での発言が話題
広島・新井貴浩監督が、26日放送の『サンデースポーツ』(NHK総合)にVTR出演。番組内での発言がネット上で話題となっている。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 番組では新井監督をはじめとしたセ・リーグ6球団監督による座談会を放送。監督陣は先日まで行われていたWBCの感想や、番組側が作成した監督同士の相関図を元にした裏話などを話した。2009年WBCの優勝監督でもある巨人・原辰徳監督は「栗山(英樹)監督の尽力、人柄があれだけのメンバーをそろえたのかなというふうに(思う)。非常に敬意ですね」と、選手たちに自ら連絡を取り代表入りを取りつけた侍ジャパン・栗山監督を称賛していた。 注目が集まったのは、6監督の相関図についてのトーク中に飛び出た発言。番組では新井監督(フォロワー約10万人)、DeNA・三浦大輔監督(同約4万人)は共にインスタグラムで多数のフォロワーを抱えていることから、両監督は相関図の中で「インスタグラマー」としてくくられていた。 三浦監督の倍以上、フォロワーがいる新井監督だが、この相関図に「インスタグラマーって何ですか?」とピンとこない表情。「私ガラケーしか持ってないので」、「事務所の方といろいろやりとりをしまして、それで発信をさせていただいています」と、自身はガラケーを使用しており、インスタへの投稿は代行してもらっていると明かした。 新井監督の話を受け進行役の中川安奈アナが「珍しいですね」と驚くも、「珍しいんですか?」とまたもピンときていない様子。すると、原監督が「珍しいでしょ。誰かいる近くに? いないでしょ?」と苦笑交じりに突っ込みを入れた。 また、座談会終了後に行われた写真撮影の最中にはヤクルト・高津臣吾監督も「本当にガラケーなの?」と新井監督に聞いたが、「本当にガラケーしか持ってないです」と返され驚いたような表情を浮かべる。さらに、この直後には阪神・岡田彰布監督も新井監督に「LINEとかは?」と聞いたが、「LINE生まれてから1回もやったことないです」という返しに苦笑いを浮かべていた。 新井監督の発言を受け、ネット上には「え、新井さんまだガラケー使ってんの!?」、「他の監督もマジかって感じの表情してて笑った」、「他5監督はチーム内外の連絡に支障あるのではって思ってそう」、「相手データとかスカウト情報のやり取り相当やりづらそうだけど…」、「最年少(46歳)の新井監督が最年長(65歳)の岡田監督に突っ込まれてちゃいかんでしょ(笑)」などと面白がる声が寄せられた。 「新井監督は現役時代(1999-2018)から一貫してガラケーを使い続けていますが、2020年6月に出演したTV番組の中では『また操作を覚えるのが無理だと思うんですよね。ですからガラケーがある限りガラケーでいきたい』と、スマホの操作方法を覚えられないことがガラケーを使い続ける理由だと説明。一方、周囲からは一刻も早くスマホに移行してほしいと度々要望を受けているようで、2022年12月に出演したラジオ番組でも自身のマネージャーから『資料が重くて送れない』とクレームを受けたことを明かしています」(野球ライター) プロ野球監督は選手・コーチ陣や球団フロントと密接にやりとりすることが求められる立場だが、新井監督は今後もガラケーの使用を貫き通すのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年03月04日 11時00分
鈴木誠也「人生終わった」試合中に絶望アクシデント発生! ダメージは日本ハム・淺間以上? 激突プレー後の悲劇
2月26日に行われたオープン戦・日本ハム対阪神戦。「8-6」で日本ハムが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが日本ハムのプロ9年目・26歳の淺間大基の負傷交代だった。 淺間は1回表2死一、二塁、阪神・佐藤輝明が放った右中間フェンス際への打球を捕球しようとジャンプした際にフェンスに激突・転倒(記録は2点タイムリー三塁打)。着地の際に左足を痛めた様子で、同箇所を引きずりながらベンチに下がりそのまま交代となった。その後2月28日、球団は公式サイト上で淺間が「左足関節内踝骨折」と診断されたこと、3月1日に手術を受けることを発表している。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 球界では今回の淺間のように、外野守備の際にフェンスに激突し大けがをしてしまった選手は少なくない。淺間の故障発表と同じ28日に、左脇腹故障により侍ジャパン辞退が決定したシカゴ・カブスの鈴木誠也(前広島)もその一人だ。 鈴木はNPBでは広島一筋(2013-2021)でプレーし、「902試合・.315・182本・562本」といった通算成績をマーク。メジャー1年目となった昨季も「111試合・.262・14本・46打点」と2ケタ本塁打をクリアしている右の強打者だ。 その鈴木がアクシデントに見舞われたのは、2017年8月23日の広島対DeNA戦。「5-0」と広島5点リードの2回裏2死。打席のDeNA・戸柱恭孝が、広島先発・大瀬良大地の初球を強振。打球は右翼フェンスまで伸びる大きな当たりとなったが、右翼・鈴木はフェンスに向かうようにジャンプしながらキャッチ。この直後フェンスに激突し転倒するもボールはこぼさなかった。 ところが、鈴木は着地の際に右足首を痛めたのか、同箇所を押さえたまま地面に横たわり動けなくなってしまう。これを見て、広島ベンチからはすぐにトレーナーやコーチが駆けつけてきたが、鈴木はプレーを続行できず担架で負傷退場。後年の報道によると、本人は着地の瞬間に右足首から「ブチッ」という音が聞こえたといい、その後には「野球人生が終わった」と感じるレベルの激痛に襲われたという。 退場後に病院に直行した鈴木は「右脛骨内果剥離骨折、三角靱帯損傷」と診断を受け、同月29日には手術を受けることに。2017年シーズンは負傷前までに「115試合・.300・26本・90打点」といった好成績を残していたが、全治3か月の見通し通りに復帰できないままシーズンを終えた。 絶対的主力の鈴木を失ったチームはその後セ・リーグ2連覇こそ果たすものの、クライマックスシリーズでは3位・DeNAに「2勝4敗(アドバンテージの1勝含む)」で敗退。鈴木の故障離脱は本人のみならずチームの戦いも大きく狂わせる結果となった。 ただ、鈴木はオフシーズンのリハビリを経て2018年の開幕戦(3月30日・中日戦)で公式戦復帰を果たすと、同年は「.320・30本・94打点」と故障の影響を感じさせない数字を残しリーグ3連覇に貢献。翌2019年以降も首位打者、最高出塁率を各2回(2019,2021)獲得するなど活躍を続けメジャーへ移籍している。 6年前の鈴木、今回の淺間はどちらもジャンプしたままフェンスに激突し、不安定な体勢のまま地面に着地したことが故障の要因となっている。復帰までは3か月の見通しという淺間は、球団公式サイトを通じて「正直悔しい気持ちでいっぱいですが、日頃から応援してくださっているファンの皆さんのためにも、現実を受け止め前に進んでいきたいと思います」と無念のコメントを残しているが、めげずに回復に努めることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://www.fighters.co.jp/
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スポーツ 2023年02月18日 11時00分
プロ野球、広島選手のプレーに監督ブチギレ! 緩慢走塁が招いた暴力騒動、ソフトB・リチャードも他人事ではない?
現在行われている春季キャンプで一軍に同行しているソフトバンクのプロ6年目・23歳のリチャード。12日のキャンプ練習・シート打撃中に緩慢なプレーがあったとして物議を醸した。 リチャードは同僚・又吉克樹と対戦した際にバットを折りながら右翼前方へフラフラと落ちる打球を放ったが、打った瞬間からアウトになると思っていたのか、打球方向を見ながらゆっくり右足を踏み出して一塁へ走り出す。この走塁を見た中継解説・多村仁志氏(元ソフトB他)は「打った後(打球が)右翼前に落ちそうだったので全力で走ってほしかった」と苦言を呈した。 >>ソフトB・リチャード、シード打撃中のプレーに「手抜くなよ」呆れ声 球団OBも苦言、フライ打ち上げ後の走塁が物議<< リチャードはその後首脳陣から問題視されたなどとは特に伝えられていないが、過去には緩慢走塁を犯し懲罰交代などのペナルティを科された選手は少なくない。また、今から3年前には怒り狂った監督が“鉄拳制裁”を下し問題になったケースもある。 問題のきっかけとなったのは、2019年6月30日の広島対DeNA戦・延長11回表1死でのこと。この場面で打席に立っていた広島・野間峻祥は、DeNA5番手・エスコバーの内角ストレートをスイング。打球は本塁、マウンドの中間付近にフラフラと上がったが、エスコバーは軌道を見誤ったのか捕球できず地面にポトリと落ちた。 ところが、野間はアウトにされると思い込んでいたのか、スイング後は打球を見上げながらゆっくり一塁へ小走り。打球が落ちた瞬間に慌てて全力疾走に切り替えたが、ワンバウンドした球を捕球したエスコバーに一塁でアウトにされた。 試合はそのまま「2-2」で両チーム引き分けとなったが、そこから約1か月後の7月24日、広島球団は緒方孝市監督(当時)が6月30日の試合後野間に手を上げていたこと、同監督を7月15日付で厳重注意処分としたことを発表。緒方監督は延長11回表の野間のプレーを緩慢走塁と問題視し、試合後に監督室で複数回平手で殴打したという。 緒方監督は処分を受けた15日に野間を含めた選手らに謝罪しており、発表同日の24日にも「手を上げてしまったのは事実です。深く反省しています」と重ねて謝罪。また、野間も24日までに「監督の気持ちは理解している。監督に不平不満はない」と球団側に伝えていたという。ただ発表を受け、ファンの間からは「どんな理由であれ選手への暴力行為は許されない」といった批判が殺到した。 緒方監督はその後同年10月1日に2019年シーズン限りでの退任を表明。退任会見では「4連覇、そして悲願の日本一という目標の中で戦ってきましたが、その目標を達することなく、期待に応えることができず、本当にそれは監督としての責任なので、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と成績不振(この年チームは4位)を理由に挙げたというが、野間への暴力騒動やそれに伴うバッシングも決断に影響したとみられている。 野間は三塁コーチャーがタッチアップを指示するも本塁に突入しない(2016年3月)、本塁生還の際にベースを踏み忘れアウトになる(2019年3月)などポカが多く、これも緒方監督の手が出た一要因とされている。審判のストライク判定に悪態をつき退場(2022年6月)、不振へのいら立ちを態度に出して二軍送り(同年8月)など問題行動が多いリチャードも、首脳陣から大目玉を食らう前に気を引き締め直した方がよさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月27日 21時30分
巨人、長野の出戻りは“お情け”ではない?「一打席を長く使える」大久保コーチが評価する能力明かし驚きの声
野球解説者・下柳剛氏が26日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、巨人の大久保博元・一軍打撃チーフコーチが登場。巨人のプロ14年目・38歳の長野久義にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で大久保コーチは自身が期待する巨人選手や、シーズンを戦う上で重要視している考え方などを語った。その中で、今オフ広島から長野を獲得した意義を語った。 >>広島・長野「僕じゃありません」まさかの犯人疑いに困惑? 物議を醸した“もう一発騒動”の裏話を明かす<< 長野は2006年(日本ハム4位)、2008年(ロッテ2位)と2度のドラフト指名拒否を経て、2009年ドラフト1位で巨人入り。翌2010年から2018年まで同球団でプレーしたが、2018年オフに丸佳浩のFA人的補償として広島に移籍した。しかし、2022年11月2日、無償トレードの形で巨人に復帰することが決定している。 各報道では「いつかユニホームを脱ぐことがあるとしたら、やはり巨人で脱ぐべきじゃないか」という広島側の“親心”を巨人側もくんだことが実現の理由と伝えられているが、大久保コーチは「(原辰徳)監督とも話してるけど、もちろん戦力として必要としてるから呼ぶわけだから」と首脳陣はれっきとした戦力として考えていると説明した。 大久保コーチは続けて、「代打いったときに、若い子ってあっという間に終わるの一打席が。ああ空振りした、三ゴロだみたいな」、「(でも)経験あるやつは一打席を長く使える。タイムとった、見送った、いいファール打ったみたいな。そういう人がいるというのは大きいよね」とコメント。長野は相手投手を自分の間合いにうまく持ち込める、球数を稼げる代打として使えると主張した。 大久保コーチの発言を受け、ネット上には「打つ打たない以外の部分で役に立つって視点はなかった」、「雰囲気、流れを変えられる選手と考えたら確かに存在価値はあるかもしれん」、「ここ数年は数字出してないから不安だったけど、首脳陣はそういう目線で戦力としての計算を立ててるのか」といった驚きの声が寄せられた。 「長野は昨季までに『1505試合・.281・157本・590打点・1445安打』といった通算成績を残し、首位打者(2011/.316)、最多安打(2012/173安打)の獲得経験も持つ好打者。ただ、ここ3年は『194試合・.250・15本・70打点・129安打』と今ひとつの数字にとどまっているため、巨人ファンの間では『復帰自体は嬉しいが使いものになるのか』と言った疑問の声も少なからず上がっていました」(野球ライター) 大久保コーチの話を聞いた下柳氏は、元投手の立場として「ベテランだったら『ここヒット打たんでも、四球でも(塁に)出たらいい。上位につなげたらええんや』って割り切りされると(やりにくい)。打ちたい打ちたいの方がアウトにしやすい」と経験豊富なベテランの代打は打ち取りづらいと語っている。この言葉通りの働きを長野は見せることができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について下柳剛氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCdOs2kfP7gdqAvfWcjHLV-A
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スポーツ 2022年12月21日 15時45分
広島・栗林の更改後コメントに驚きの声「厳しすぎないか」 2年連続30Sクリア、4000万以上昇給も不満げなワケは
2021年のプロ入りから広島でプレーし、今季までに「101登板・0勝3敗6ホールド68セーブ・防御率1.16」といった通算成績を残しているプロ2年目・26歳の栗林良吏。20日の契約更改後に語った自己評価が話題となっている。 報道によると、栗林はこの日契約更改交渉に臨み、来季3年目としては球団史上最高額となる年俸9500万円(推定/4200万円増)でサイン。ただ、更改後会見では「球団からは絶対的守護神と評価してもらった」としつつも、「納得いくシーズンではなかった。開幕当初から自分が足を引っ張ったせいで、結果的に上位に行けなかった」と厳しい自己評価を口にしたという。 >>中日・大野「なぜ中日に来なかった?」広島・栗林の返答に驚きの声 オールスター練習中の会話、球団公式YouTubeで公開<< 今季の栗林は開幕から主に抑えを務め、「48登板・0勝2敗6ホールド31セーブ・防御率1.49」といった成績をマーク。開幕直後の3、4月、チームは2位(4月30日終了時点)と好調な一方、自身は「10登板・0勝1敗5セーブ・防御率3.00」と安定感を欠きプロ初のセーブ失敗も経験。それでも徐々に調子を上げ、終わってみれば2年連続で30セーブをクリアした。 栗林のコメントを受け、ネット上には「十分活躍した印象なんだけど自己評価厳しすぎないか」、「今季は2敗しかしてないのに足引っ張ったって感想になるのか」、「逆に何が不満だったのかが気になるな…」、「もしかして去年から数字落としたことが納得いってないのか?」といった驚きの声が寄せられた。 「栗林はプロ1年目の昨季『53登板・0勝1敗37セーブ・防御率0.86』といった数字を残し、シーズン後にはセ・リーグ新人王も獲得。その昨季に比べると今季は数字が下落しています。今季成績も悪いわけではなくむしろいい部類に入るのですが、本人としては前年以下に終わったことに納得がいっていないのでは。実際、栗林は今季開幕前に『今年は責任感が全然違う。重圧を感じながらキャンプから過ごした』、『去年の成績と同様の成績を残せるようにやりたい』と、新人の肩書が外れる今季は責任感を持ってプレーし昨季級の成績を残したいと意欲をにじませていたことが伝えられています」(野球ライター) 栗林は更改会見内で来季目標について「永川さんの成績を超えて、セーブ王を獲りたい」と、2008年に永川勝浩(現広島二軍投手コーチ)がマークした球団記録・38セーブ以上での最多セーブ獲得を掲げたことが伝えられている。有言実行の活躍を来季見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月23日 11時00分
広島・菊池受賞に大ブーイングのGG賞、不可解な結果に恨み節の選手も?「打てばいいんでしょ」物議醸した3年前のケース
全国の新聞、通信、放送各社に所属し、5年以上プロ野球を担当している記者の投票により受賞者が決定するゴールデングラブ賞(GG賞)。14日に発表された今年のセ・リーグ二塁手部門の結果はネット上で話題となった。 同部門は守備率(.9953)、併殺数(87個)で1位のヤクルト・山田哲人(292票中87票)、もしくは刺殺数(298個)、補殺数(421個)、UZR(11.0)で1位の巨人・吉川尚輝(71票)のどちらかが選出されるという見方が大半だったが、トップ選出されたのは広島・菊池涼介(114票)という結果に。ネット上には「菊池がトップ得票はいくらなんでもおかしいだろ」といった人選への批判が上がった。 >>広島・菊池のGG賞受賞にファン激怒「いくらなんでもおかしい」 セ最長タイの10年連続選出に批判相次ぐワケ<< また、中には「京田の時もそうだったがデータが軽視され過ぎでは」といった、DeNAのプロ6年目・28歳の京田陽太を絡めた指摘も。京田は11月18日にDeNAへトレード移籍するまで中日(2017-2022)でプレーしていた内野手で、本職の遊撃守備には定評があるが、2019年にGG賞を逃したことがファンの間で物議を醸した過去がある。 同年の京田は開幕スタメンこそ逃したものの、その後は遊撃レギュラーに返り咲き139試合に出場。守備率(.985)、刺殺数(202個)、補殺数(384個)、併殺数(78個)、UZR(17.5)といった項目でセ遊撃手1位(規定到達5名中)の数字をマークしたため、プロ入り後初のGG賞受賞はほぼ間違いないと予想するファンがほとんどだった。 ところが、同年オフの10月31日に発表された記者投票の結果は2位(299票中110票)で、1位の巨人・坂本勇人(167票)に大差をつけられ受賞ならず。坂本は守備率(.979/3位)、刺殺数(199個/2位)、補殺数(354個/3位)、併殺数(74個/2位)、UZR(-3.0/4位)と刺殺、併殺ぐらいしか京田に近い項目がなかったこともあり、ネット上には「データを考えたら絶対におかしい」などと大ブーイングが上がった。 同年の投票者が坂本を選んだ理由については様々な要因が考えられるが、坂本はこの年「.312・40本・94打点」で40本塁打をクリア(遊撃手では史上2人目)するなど素晴らしい打撃成績を残していたため、ファンの間では打撃面のインパクトも投票先選択に影響したのではと推測も上がっていた。京田本人も同様の見解だったようで、発表翌日の報道では「来年は取ります! 打てばいいんでしょ」と投票者を皮肉るようなコメントを残したことも伝えられた。 「3年前のセ遊撃手部門と同様に物議を醸している今年のセ二塁手部門ですが、1位選出された菊池は山田、吉川に守備成績で劣り、打撃成績も『.262・6本・45打点』と突出してはいません。ただ、2014年に補殺数(535個)、2020年に守備率(1.000)でそれぞれプロ野球記録を樹立し、両年を含め昨季まで9年連続でGG賞受賞と守備の名手として長らく君臨。加えて、今年はセ・リーグ史上最長タイとなる10年連続受賞もかかっていましたが、こうした要素が投票結果に影響した面もあるのでは。そもそも、GG賞は投票に関して重視すべき基準が設けられているわけではないため、日々試合・プレーを見る中で感じた印象、過去も含めた貢献度などをデータ以上に重視する投票者がいたとしても何らおかしくはありません」(野球ライター) 今回落選の憂き目に遭った山田、吉川だが、現時点では受賞を逃したことについて言及したとは特に伝えられていない。ただ、3年前の京田と同様にモヤモヤとした気持ちを抱えている可能性もゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月14日 20時30分
広島・菊池のGG賞受賞にファン激怒「いくらなんでもおかしい」 セ最長タイの10年連続選出に批判相次ぐワケ
日本プロ野球機構(NPB)は14日、今年のゴールデン・グラブ賞(GG賞)の受賞選手を公式サイト上で発表。その内容がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、セ・リーグの二塁手部門。GG賞は全国の新聞、通信、放送各社に所属し5年以上プロ野球を担当している記者投票により受賞者が決定するが、今年の同部門は292票中114票を獲得した広島・菊池涼介が1位、87票のヤクルト・山田哲人が2位、71票の巨人・吉川尚輝が3位という結果だった。 1位となった菊池はプロ入りした2012年から広島でプレーする二塁手で、2014年に補殺数(535個)、2020年に守備率(1.000)でそれぞれプロ野球記録を樹立している守備の名手。GG賞には2013年から昨季まで9年連続で選出されており、今年の受賞でセ・リーグ史上最長タイとなる10年連続受賞となった。 >>侍ジャパン・西川のハプニングに「背筋凍った」の声 打球処理中の“金的”に心配相次ぐ、直後には相手に叩かれる不運も<< リーグ史に残る快挙となった菊池の受賞だが、ネット上には称賛の声以上に「票入れた奴出てこい、今年はどう考えても菊池じゃない」、「山田、吉川の一騎打ちと思ってたら菊池とは…守備成績考えたら納得できない」、「あらゆる数字が下位の菊池がトップ得票はいくらなんでもおかしいだろ」、「データ以外の部分も加味してるんだろうが今一つ腑に落ちんな」といった人選への批判が上がった。 「今回GG賞に選出された菊池ですが、規定をクリアしたセ二塁手4名の中では山田に次ぐ守備率(.9949)を記録。ただ、刺殺数(255個/4位)、補殺数(332個/4位)、併殺数(71個/4位)、UZR(6.2/3位)といったその他の守備成績は軒並み下位でした。ファンの間では守備率、併殺数(87個)で1位の山田、もしくは刺殺数(298個)、補殺数(421個)、UZR(11.0)で1位の吉川のどちらかが選出されるという見方が大半でしたが、予想を裏切る菊池選出に異を唱える意見は少なからず上がっています」(野球ライター) 菊池の得票数がトップだった理由については、データ以上に日々試合・守備を見る中での印象を重視する投票者が多かった、山田・吉川の数字が拮抗していた分、票が割れたことなどが考えられる。本人は受賞当日に球団公式サイトを通じ「今年も選んでいただきありがとうございます。10年連続ということで、カープの偉大な先輩である山本浩二さんに並べたことをとても嬉しく光栄に思います」と喜びのコメントを残しているが、菊池以上に受賞に値する選手はいたとモヤモヤを抱いているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPBの公式サイトよりhttps://npb.jp/広島東洋カープの公式サイトよりhttps://www.carp.co.jp/
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スポーツ 2022年11月10日 18時30分
侍ジャパン・西川のハプニングに「背筋凍った」の声 打球処理中の“金的”に心配相次ぐ、直後には相手に叩かれる不運も
9日に行われ、侍ジャパンが「8-1」で勝利した強化試合・オーストラリア代表戦。「2番・左翼」で先発した西川龍馬(広島)を襲ったアクシデントがネット上で話題となっている。 注目が集まったのは、試合開始直後の1回表1死でのこと。打席のオーストラリア打者が放った左安に猛チャージをかけた西川は、打球を体に当てて前に転がすことで後逸を回避。ただ、チャージをかける際にバウンドの目測を誤ったのか、ワンバウンドの打球が股間付近に直撃してしまった。 直撃後の西川は内野返球を終えた後、両手を膝につきその場でうなだれるなど悶絶。西川を心配して駆け寄ってきた中堅手・近本光司(阪神)は痛みをまぎらわせようと腰をポンポンとたたき、後を追うように清水雅治外野守備走塁コーチやトレーナーもベンチから飛び出してきたが、幸いにも負傷交代には至らずプレーを再開した。 >>エンゼルス・大谷、試合中にまさかのトラブル発生? 過去にはイチロー氏らも餌食に、敵打者の“股間タッチ”に驚きの声<< この西川のアクシデントを受け、ネット上には「今の西川絶対痛いだろ…見てて背筋凍ったわ」、「リプレー見てもモロに股間に当たってるな」、「外野手は基本ファウルカップつけないからなおさら痛いだろうな」、「負傷交代にならなかったのは幸いだけど無理はしないでくれ」といった心配の声が相次いだ。 試合開始早々アクシデントに襲われた西川だが、この日は直後の1回裏にも思わぬハプニングに見舞われている。この回西川は1死から左安を放ち出塁するも直後に牽制死を喫したが、この際に相手一塁手から頭をたたかれるようなタッチを食らう。特に負傷などにつながったわけではないが、ネット上には、「今日の西川は初っ端から踏んだり蹴ったりやな」、「股間痛めるわ頭叩かれるわで散々過ぎるだろ」と同情の声も上がった。 同戦の西川はこの後試合終了までフル出場し、「3打数1安打・2四球」とつなぎの打撃でチームの勝利に貢献している。ただ、ファンにとっては打撃成績よりも、序盤のアクシデント連発の方がインパクトは大きかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月21日 19時30分
広島・野間のFA残留表明に「心から喜べない」の声 来オフ流出の可能性も? 拭えない不安要素は
今季8月に国内FA権を取得し、今オフの動向が注目されていた広島のプロ8年目・29歳の野間峻祥。21日、権利行使はせずチームに残留することになったと複数メディアが報じた。 報道によると、野間はこの日本拠地・マツダスタジアムで行われた秋季練習後に取材に対応。そこで「来年もお世話になると決めました。いろいろ考えて、やっぱり取ってもらったところでお世話になるのが一番」、「複数年もらえるような選手ではない。まだまだこれからだと思うので、一年一年また頑張りたい」と単年契約で残留する旨を表明したという。 野間は今季主に1番打者として、規定未到達ながら「85試合・.312・0本・16打点」と3割以上の打率をマーク。新井貴浩新監督は10月12日の就任直後から残留を熱望しており、野間本人も同月13日に「そう言ってもらえるのはありがたい。残れば、新井さんの思う野球に貢献したい」と前向きなコメントを残したことが伝えられていた。 >>広島・森下、侍ジャパン辞退に「発表会で顔暗かった」の指摘 来季開幕も絶望? 数日前の“異変”に再注目<< 野間の残留表明を受け、ネット上には「今オフの懸念事項が一つ解決してホッとした」と安堵の声が上がったが、中には「単年残留だと心から喜べない」、「来年好成績ならまた流出問題浮上するリスクがある」、「なんで複数年じゃなく単年なんだ? それだと問題を先送りしただけじゃないか?」といった、単年契約に対する疑問も見られた。 球界ではFA取得年に好成績を残している選手に対しては、権利行使せずこのチームで長くプレーしてほしいという誠意と共に、翌年も流出問題に直面するリスクを避ける意味も込めて複数年契約が提示されるのが一般的。広島も直近では昨オフ、大瀬良大地(3年総額8億円/推定)、九里亜蓮(3年総額6.5億円/同)の2名が複数年契約でFA残留している。このこともあり、なぜ野間は単年残留なのか首をかしげているファンも少なからずいるようだ。 「球界では複数年契約は、期間内の成績にかかわらず身分が保証されるという選手にとってメリットが大きい待遇ですが、中には甘えが生じてしまうとして、単年契約で一年一年勝負したいというストイックな考えを持っている選手もいます。今回の野間も残留表明時の口ぶりを見る限りでは、同様の考えであえて単年を選択したものと考えられます。ただ、野間はこれまでに『他球団の評価を聞いてみたい』といった言葉を口にしたとは特に伝えられていませんが、実は権利行使・移籍願望を持っており、来オフにもっと高く自分を売るために戦略的に単年契約を選んだという可能性も決してゼロではないのでは」(野球ライター) 21日の報道では「新井監督の方に連絡した際に、やっぱり足の部分をやってほしいと言われている。これからファンも少しでも喜んでいただけるように、チームのためにやっていきたい」と、打撃だけでなく走塁でも新井新政権を牽引したいと意欲を見せたという野間。来季のシーズン成績次第では、2年連続で去就に注目が集まるという展開もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月20日 19時30分
広島・森下、侍ジャパン辞退に「発表会で顔暗かった」の指摘 来季開幕も絶望? 数日前の“異変”に再注目
11月に日本ハム(5日)、巨人(6日)、オーストラリア代表(9~10日)と戦う侍ジャパンに選出されていた広島のプロ3年目・25歳の森下暢仁。10月19日、故障で招集を辞退することを侍ジャパンが発表した。 侍ジャパン公式サイトは同日、森下が右肘痛のため招集を辞退することを発表。また、森下に代わってソフトバンク・石川柊太が追加招集されることも併せて発表している。 森下は先発ローテの中心として今季27試合に登板し、「10勝8敗・防御率3.17」と2年ぶりに2ケタ勝利をマーク。シーズン終了後の10月4日に侍ジャパンメンバー入りが発表され、球団を通じて「選んでいただき光栄。チームの力になれるように、そしてアピールできるように頑張りたい」と意気込むコメントを残したことが伝えられていた。 >>広島・西川、慰留振り切りFA宣言?「不穏な雰囲気出すな」秋季練習後コメントにファンの心配相次ぐ<< 森下の故障・招集辞退を受け、ネット上には「怪我の程度分からないけど大丈夫なのか」などと心配の声が上がった。また、中には「新ユニ発表会でずっと顔暗かったのはこれも原因だったんだろうか」、「球団イベントで1人だけやけに元気なかったのは故障のせいか」、「会見中終始表情こわばってたけど、もしかして痛みを我慢してたのか?」、といった、数日前のイベントを引き合いに出したコメントも少なからず見られた。 「森下は10月15日に行われた球団の新ユニフォーム発表会見に九里亜蓮、栗林良吏、坂倉将吾と共に登場。ただ、にこやかだった他3名とは異なり終始表情が暗く、笑顔を見せたのは会見途中に新井貴浩新監督がサプライズ登場した直後ぐらいでした。発表された新ユニは背番号下の赤いラインが血のように見える(ホーム用)、ユニ・ロゴが全面赤一色で視認性が悪い(ビジター用)などとファンに不評だったこともあり、ネット上では森下も新ユニへの不満から表情が暗かったのではとささやかれていましたが、今回の故障情報を受け、実は右肘の痛みを我慢していたのではないかという見方が上がっています。森下がけがをした原因や時期は現時点では伝えられていませんが、今季成績を見ると9・10月に防御率が大きく悪化している(8月は1.91、9・10月は4.30)ため、この期間に何らかのアクシデントが発生した可能性も考えられます」(野球ライター) 翌20日の報道では「本当にめちゃくちゃ行きたかったです」と落胆するとともに、来年3月に予定されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)についても「間に合わないと思う。(出場は)厳しいかなと思っています」と断念濃厚と語ったことが伝えられている森下。場合によっては来季開幕はもちろん、序盤戦まで故障離脱が続く可能性もありそうだ。文 / 柴田雅人
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