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広島・野間に「もう戦力としては厳しい」批判の声 佐々岡監督も失望? 野手では異例の3連続バント空振りが物議

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画像はイメージです

 13日に行われたオープン戦・広島対日本ハム戦。「3-0」で広島が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが広島のプロ8年目・29歳の野間峻祥のバント失敗だった。

 両チーム無得点で迎えた8回裏。広島は先頭の上本崇司がヒットで出塁した後、打席に入った野間がバントの構えを見せる。広島の攻撃はこの回を含めて残り2イニングしかないため、先制点・勝利を狙う上では確実に走者を送ることが求められた。

 ところが、野間は1、2球目を連続で空振りし早々に追い込まれると、バントの構えからバスターに切り替えスイングした3球目も空振り。野間は1球もバットに当てられずにバントを失敗した形となり、その後チームも無得点に終わった。

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 球界ではプロ入り間もない若手や普段打席に入る機会がないパ・リーグ投手が、1球もバットに当てられずにバント失敗を喫することはある。ただ、野間のようにある程度キャリアを積んでいる野手が同様のミスを犯すのは非常に珍しいケースだ。

 野間のバント失敗を受け、ネット上には「1球も当てられずにバント失敗はお粗末過ぎるだろ」、「出たての若手じゃないんだから、あの場面でのバントはきっちり決めてほしかった」と批判が寄せられた。同時に、「こんなことしてたらいよいよ干される立場って分かってないのか?」、「バントも決め切れないようならもう戦力としては厳しいって評価にもなりかねない」と今後への影響を懸念するコメントも多数みられた。

 「野間は2014年ドラフトで1位指名を受け広島に入団しましたが、翌2015年から昨季までは『639試合・.261・10本・88打点』と特に目立った数字は残していません。また、2020~2021年にかけ2年連続で出場数が100試合以下にとどまるなど、近年はベンチを温める試合も多くなってきています。そのため、レギュラー奪取に向けて限られた出場機会でしっかり役割を果たすことは必要不可欠なのですが、今回のバント失敗を受け、ただでさえ少ない出場機会がさらに減少してしまうのではと危惧しているファンも少なからずいるようです。野間は今季から野手キャプテンに就任しており、春季キャンプを打ち上げた2月28日には『キャプテンではありますけど、個人としてアピールできるように』とオープン戦での猛アピールに気合をにじませてもいたのですが…」(野球ライター)

 試合後の報道では、佐々岡真司監督も「野間の空振りが残念。経験のある選手のああいう姿は残念」と苦言を呈したことが伝えられている野間。13日終了時点でのオープン戦成績は「.067・0本・0打点」と全く結果を残せていないが、今後の試合で首脳陣の信頼を取り戻すことはできるのだろうか。

文 / 柴田雅人

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