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日本ハム・新庄監督に「笑いごとじゃないぞ」厳しい声 万波の“本塁打サイン”無視が物議、空気が緩んでいると指摘も

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新庄剛志監督

 6日に行われたオープン戦・日本ハム対巨人戦。「4-1」で日本ハムが勝利した試合後に伝えられた、新庄剛志監督とプロ4年目・21歳の万波中正のやりとりがネット上で話題となっている。

 この日の日本ハムは初回に万波、王柏融のタイムリーで2点を先制すると、5回に今川優馬、8回に万波がそれぞれソロ本塁打を放ちさらに加点。先制、中押し、ダメ押しと理想的な攻撃で巨人を下しオープン戦首位をキープした。

 試合後、新庄監督は取材対応中に近くを通りかかった万波に「俺のサイン分かった?バックスクリーンにホームラン打てって」と質問。8回に三塁コーチャーを務めた新庄監督は万波に本塁打のサインを送っていたようだが、万波は「全然見てなかったです」と笑い交じりに返答。これを聞いた新庄監督は「俺、本当に打ちやがったと思ってびっくりしたのに…」と苦笑いを浮かべたという。

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 新庄監督と万波のやりとりを受け、ネット上には「あの場面で本塁打のサイン出してたのは知らなかった」、「新庄がホームラン直後に両手で頭を抱えてたのはこれが理由だったのか」と驚きの声が挙がった。一方、「一応結果が出たとはいえ、新庄も万波もサイン見落としは笑いごとじゃないぞ」、「ガラポンでスタメン決めたりしてることでちょっと雰囲気が緩んでるんじゃないか」といった苦言も多数みられた。

 「プロ野球の試合では選手のミスはつきものですが、その中でもサイン見落としは選手の評価を大きく下げる致命的なミスの1つ。直近ではソフトバンク・井上朋也が2月22日の試合でバントのサインを2球連続で見落とし、試合後に小久保裕紀二軍監督から『一軍じゃ多分使ってもらえなくなります』とカミナリを落とされています。今回の万波のサイン見落としについては、本塁打のサインは成功率の低さから普段出される機会はほとんどないこと、万波が“結果オーライ”の一発を打ったことなどから新庄監督は深刻に捉えてはいないようですが、シーズンでの見落とし再発を防ぐ意味でもクギは刺しておくべきとする意見は見られます。一方、新庄監督は今春キャンプからガラポン抽選機でスタメンを決めるなど多くの選手にチャンスを与える姿勢を打ち出していますが、その弊害として『多少ミスしてもすぐに挽回の機会は来る』といった雰囲気が生じているのでは見方も散見されます」(野球ライター)

 OP戦ではここまで「.400・2本・3打点」と好アピールを続けている万波。その万波のサイン見落としを新庄監督がおとがめなしとしたことに、ザワついているファンも少なからずいるようだ。

文 / 柴田雅人

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