広島
-
スポーツ 2023年07月30日 11時00分
広島・栗林、青木頭部死球で投球が崩壊? 過去には球団OBもマウンドで恐怖、今後に尾を引く深刻な問題は
26日に行われた広島対ヤクルト戦。「5-3」で広島が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが広島のプロ3年目・27歳の栗林良吏の危険球退場だった。 栗林は「5-3」と広島2点リードの7回表に登板したが、2死後に迎えた青木宣親にカウント「1-2」から投じた154キロストレートが頭部に直撃。地面に倒れ込んだ青木は起き上がることができないまま担架で負傷退場。同時に、栗林も危険球退場を宣告されマウンドを降りることになった。 試合後の報道では「本当に青木さんにはもちろん、ヤクルト関係者、見ている方々に不快な思いをさせて申し訳ないです。今は青木さんが無事であることを祈ることしかできませんが、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪のコメントを出したことが伝えられた栗林。危険球を与えてしまったこと自体はもちろん、今後の投球に悪影響が及ぶことを心配するファンも少なくない。 >>広島中崎に「煽ってんのか」ヤクルトファン激怒 同僚が青木に頭部死球、直後にガッツポーズ見せ批判<< 栗林はプロ1年目の2021年から2年連続で30セーブをクリアしているチームの絶対的守護神で、今年3月に行われたWBCにも参加。ただ、腰の張りにより大会を途中離脱すると、迎えたシーズンでは「12登板・0勝4敗1ホールド7セーブ・防御率5.56」と絶不調のまま、5月1日に右内転筋の張りを理由に登録抹消となった。 約1か月後の同月30日に一軍復帰するも、翌6月は「8登板・1勝2敗2ホールド・防御率7.36」と精彩を欠いていた栗林。ただ、7月は26日終了時点で「10登板・1勝0敗5ホールド・防御率1.00」と大きく数字を持ち直していた。 6月の栗林は1試合の最高球速が149~152キロの間で推移していたが、7月は152~155キロと数キロアップしている。一軍復帰から約1か月で投球フォーム、コンディションが整いその分、腕を強く振れるようになってきたことが復調の一要因だろう。 ただ、今回の頭部死球を機に、腕の振りが鈍り再び不調に陥る可能性は低くない。球界では一般的に、頭部死球は当てた投手、当てられた打者のどちらにも残像が残りやすいとされている。 広島では栗林がプロ入りした2021年限りで現役を引退した今村猛氏が、2011年8月7日・巨人戦で長野久義の左側頭部に直撃する死球を与え危険球退場に。試合後すぐに謝罪し受け入れてもらったが、次戦以降の登板では内角球のサインが出るたびに危険球退場の場面がフラッシュバックするため、外角中心の配球にシフトせざるを得なくなったケースが知られている。 栗林は新人から守護神を務めているが、登板時にはかなりの緊張、不安を感じるなどメンタルは弱い方だと過去に公言している。今回の頭部死球の責任を必要以上に感じてしまい、今村氏のように内角球が使いづらい状態に陥る可能性も決してゼロではないだろう。 青木への死球直後はすぐに帽子を取って謝罪の意を示した後、青ざめたような顔で青木を心配そうに見ていた栗林。青木は翌27日・広島戦試合前練習への参加が伝えられファンを安堵させているが、栗林のメンタル面、今後の投球にはもうしばらく心配が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年07月27日 12時00分
広島中崎に「煽ってんのか」ヤクルトファン激怒 同僚が青木に頭部死球、直後にガッツポーズ見せ批判
26日に行われ、広島が「5-3」で勝利したヤクルト戦。同戦に登板したプロ13年目・30歳の中崎翔太が見せた姿が物議を醸している。 問題となっているのは、「5-3」と広島2点リードの7回表でのこと。この回広島は3番手・栗林良吏が2者連続三振を奪うも、続く青木宣親にカウント「1-2」から投じた154キロストレートが頭部に直撃。地面に倒れ込んだ青木は起き上がることができないまま担架で負傷退場。同時に栗林にも危険球退場が宣告されたため、広島ベンチは急遽中崎をマウンドに送り込んだ。 2死一塁の場面での登板となった中崎は、ここで打席の村上宗隆をカウント「1-2」から投じた148キロストレートで空振り三振に仕留める。一発出れば同点のピンチを無事に切り抜けられたからか、中崎はマウンドを降りる際、右手を下から突き上げるようなガッツポーズを見せた。 >>ヤクルト・青木に先輩が激怒「誰に口きいとんやオラァ!」 宮本氏がベンチ裏の大騒動を暴露、4年後の謝罪エピソードも明かす<< この中崎の姿を受け、ネット上のヤクルトファンからは「なんだ今の中崎の態度は、煽ってんのか」、「味方が頭部死球当てた後にガッツポーズは不謹慎だろ」、「ふざけるな、ちょっとは状況を考えろ」などと批判が上がった。 ただ、こうした批判に対し他ファンからは「青木の件と中崎の投球は無関係だろ」、「中﨑が村上を真剣勝負で抑えてガッツポーズして何が悪いのか」、「中崎が直接当てたわけじゃないのに変な言いがかりつけるな」といった苦言も寄せられている。 試合後の報道によると、ヤクルト・高津臣吾監督は青木の状態について「普通に意識はありました。返事、受け答えもできていました」、「今、病院に行ってます。それ以外のことはちょっとわからない。CT撮ったりはしてるみたいですけど」と説明。 また、頭部死球を当てた栗林が「本当に青木さんにはもちろん、ヤクルト関係者、見ている方々に不快な思いをさせて申し訳ないです。今は青木さんが無事であることを祈ることしかできませんが、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪のコメントを出したことも伝えられている。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年07月22日 18時00分
広島・新井監督、早くも長期政権確定? 負傷者続出も2位ターン、“やりくり上手”な手腕に球団首脳も満足か
開幕前の下馬評を痛快なまで吹き飛ばした。 前半戦を5連勝で締めくくり、2位で折り返すこととなった広島。6月の半ばまでは主にBクラスに位置していたものの、現在は首位阪神と1.0ゲーム差と、夏場を迎え一気に上昇気流に乗った。 今季より指揮を執っている新井貴浩監督の手腕が、現在の好調を生み出していることは言うまでもない。球団OBであり、2018年を最後に現役を引退後、翌年からは主に評論家として活動、現場での指導経験のないまま、昨季終了後より古巣の指揮官を任せられている。2023年シーズン開幕を迎え、圧倒的に広島の下位予想が多かった中、新人監督は今や、首位の座を窺えるほどの戦いを繰り広げている。 開幕4連敗と、スタートでつまずいたものの、その後すぐに5連勝と盛り返し、3・4月を五分の星で乗り切ると、現在まで月間での負け越しがないままオールスターブレイクに。この間、開幕から主軸に据えてきたマクブルームが不振に陥り、また昨季まで守護神として君臨した栗林良吏や、今季、首位打者争いを演じてきた西川龍馬が怪我に見舞われるなど、投打の主力プレーヤーが戦列を離れている。しかし、新たな守護神として矢崎拓也を起用、ラインナップも試合毎に細かく組み替えを図るなど、新井監督の「やり繰り上手」さにより、大崩れすることなく現在に至っている。 打線では、4月より1番で固定され安定したバッティングを続けていた菊池涼介を、西川離脱後に4番を任せるなど、周囲を驚かせる采配も披露。負傷者に悩まされながらも、ベテラン、若手に様々な役割を与えながら前半戦の最後の5連勝に繋げ、今季最多の9つの貯金を積み上げた。 さらに、今月18日には広島の松田元オーナーが、ここまでのチームの成績を称え、新井監督の手腕を高く評価したとのニュースも報じられている。現在、新井監督は歴代監督と同様に単年契約を結んでいる中で、オーナーからは「最低5年は考えている」と長期政権を示唆する声もあったという。 現役時代の最後の3シーズン、リーグ3連覇を経験し、主力として貢献してきた新井監督。その後、チームは優勝から離れているだけに、再び黄金時代を築くべく、現場復帰最初のシーズンでのペナント奪還を見据えている。評価が高まり続ける新人監督に率いられ、広島は好調を維持しながら後半戦に挑む。(佐藤文孝)
-
-
スポーツ 2023年07月13日 11時00分
巨人・原監督、堀田・船迫の昇格を電撃テスト? ドラ1・浅野にも異例の直接指導か
これは「後半戦に仕掛けていく」というメッセージだろうか。 巨人が7月12日の広島戦を落とした。スコアは「0対2」、完封負けは今季9度目だ。原辰徳監督は「0点じゃあ、なかなか。何とか主導権を握るゲームをしたいんだけど、できなかった」と、取材陣に返した。表情は渋かったが、淡々としていた。この日の敗戦を受け入れたといった印象だ。 しかし、試合前に通常とは異なるアクションを見せていた。 >>広島・新井監督、巨人投手の死球にブチギレ?「ベンチぶっ叩いてる」直後にも負傷者発生で大ピンチか<< 「堀田賢慎と船迫大雅が試合前の練習に参加しました」(スポーツ紙記者) 原監督は“昇格が近い選手”をいったん試合前の練習に参加させる。雰囲気や試合準備などの段取りを学ばせるためで、先ごろ昇格した浅野翔吾も、その道のりを歩んでいる。堀田、船迫も近く昇格か? そんな声が囁かれる中、原監督はこれまでの“一軍研修”とは異なる練習を指示した。 「打撃練習用のネットが運び込まれたんです。堀田、船迫は打撃投手役になって」(前出・同) 球場スタッフの段取りの早さから察すると、事前に指示を出していたのだろう。一軍選手たちもケージが運び出されるのと同時にホームベース周辺に集まり始めた。 シート打撃が始まった。シート打撃は実戦形式でのバッティング練習であり、投手も相手を抑えるつもりで投げる。 通常、試合前にシート打撃の練習は行わない。まして、「3時間後に試合会場となる球場で」だ。 「堀田は打者12人と対戦し、ヒット性の当たりは1本しか与えませんでした。最速は146キロが最高。彼の持ち味はスピードではなく、ボールの重量感。そのストレートで一軍バッターを押し込んでいたので『合格』だと思います」(ベテラン記者) 船迫もヒット性の当たりは2本、三振も4つ奪ってみせた。「ファーム降格の間、新たにカットボールを覚えた」(関係者)とのことで、それを有効に使っていた印象だ。 この異例の練習を見守っていた原監督は、終始無言。「2人の一軍昇格は近い」と見る取材陣も多かった。しかし、10日ほど前のこと。二軍のジャイアンツ球場でこの堀田を見た時、桑田真澄ファーム総監督が付きっ切りとなり、投球フォームの改造を行っていた。 「3か月くらいで(新フォームを)完成させるつもりで指導中」 そのように聞いていたのだが…。 シート打撃中の堀田を見る限り、新フォームに違和感はないようだ。左足を上げた時、少しだが、右肩を下げる。往年の桑田コーチに似てきた感じだ。 「レイズの先発投手、エルビン・ロドリゲスがDFAになりました。NPB球団から好条件を提示され、本人の強い希望でレイズ側が退団を認めた、と。NPBのどこの球団ですかね?」(米国人ライター) 堀田、船迫を一軍練習に合流させたということは、投手陣の強化が狙いなのだろう。さらなる外部補強もあり得ない話ではないが、このシート打撃で、原監督は浅野の直接指導も行っている。こちらもシーズン中では異例の光景とはなる。シート打撃、直接指導、米球界から飛び込んできたMLB投手の日本球界入り。後半戦、原監督が何かを仕掛けてくる。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2023年07月12日 15時30分
広島・新井監督、巨人投手の死球にブチギレ?「ベンチぶっ叩いてる」直後にも負傷者発生で大ピンチか
11日に行われ、広島が「0-4」で敗れた巨人戦。新井貴浩監督が試合中盤に見せた態度が話題となっている。 注目が集まったのは、「0-3」と広島3点ビハインドの6回表1死でのこと。巨人先発・山崎伊織は打席の菊池涼介に、カウント「0-1」からシュートを投じる。だが、手元が狂ったのかこの球は菊池の胸元付近へ向かい、菊池の右腕に直撃する死球となった。 直撃後の菊池は右腕を押さえながらその場にうずくまると、トレーナーに付き添われながら一旦ベンチ裏へ下がる。この直後、ベンチ最前列で戦況を見ていた新井監督は、ベンチ前の柵をバンとたたき、その後もグラウンドを見ながら何かをつぶやくなど怒りをあらわにしていた。 この後、菊池は治療を終え一度は出場を続行したが、8回表1死で回ってきた打席で代打を送られ交代に。試合後の報道では、新井監督が「ちょっと当たり方がね…。自分から(スイングしに)行っているし、全部(衝撃を)吸収していたから。明日の様子を見て…になると思う」と心配を口にしたことが伝えられている。 >>広島・新井監督の抗議に塁審が半笑い?「判定以上にムカつく」と批判、野間アウト直後の一場面が物議<< 現地ファンのSNS投稿などにより判明したこの場面について、ネットでは「新井監督めっちゃキレてないか」、「あの監督がベンチぶっ叩いてるって相当だぞ」、「こんなに感情露わにする新井さんは初めて見たかも」、「うちの主力に何してくれてんだって怒りが伝わってくる」といった驚きの声が寄せられた。 「新井監督は現役時代(1999-2018)から真面目で温厚な性格で知られた指揮官。就任1年目の今季も選手のミスにベンチで不満をあらわにしたり、試合後の取材で苦言を呈したりといったことはほとんどありませんでした。ただ、今日に関しては死球を受けたのが攻守で欠かせない主力の菊池であること、相手が3位を争う巨人であったことから感情を抑えられなかったのでは」(野球ライター) 11日の広島は菊池だけでなく、主軸・西川龍馬も6回の打席で右脇腹を痛め途中交代となっている。西川も12日以降の出場は状態を見て判断するというが、2名同時離脱なら新井監督の就任以来最大のピンチとなりそうだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2023年06月28日 20時40分
広島・秋山、阪神勢の球宴ジャックに皮肉?「よく言ってくれた」選出会見に称賛の声、虎党も投票結果に不満か
28日に最終結果が発表されたオールスターファン投票で、セ・リーグ外野部門2位(64万4150票)で選出された広島のプロ11年目・35歳の秋山翔吾。同日に臨んだ選出会見での発言が話題となっている。 報道によると、秋山はこの日本拠地・マツダスタジアムで会見を実施し、西武時代の2019年以来に選出された喜びなどを話したという。その中でセでは自身以外、全て阪神所属の選手が選出されたことについて「あまりにも阪神勢が多すぎる中で、赤いユニホームなので〝ウォーリーをさがせ!〟状態ですね」と冗談交じりにコメントし報道陣の笑いを誘ったという。 今季のファン投票はセ・パともに5月19日からスタートしたが、同月22日の第1回中間発表時点で阪神はセ最多の5名が1位に立っていた。そこからチームは2位・DeNAに一時6.5ゲーム差をつけるなど首位を快走するが、これも影響してか阪神勢の得票が加速。交流戦中盤ごろからチームが失速してきても投票の勢いは衰えず、投票締め切り翌日・6月19日の最終中間発表では11名中10名が阪神勢で占められていた。 >>阪神・佐藤、ファンのヤジにイライラ? 以前より目立つワケは…同僚はアルコールが悪影響と指摘<< 秋山の発言を受け、ネット上には「よく言ってくれた、阪神勢多すぎて萎えるし」、「誰に票入れるかは自由だけどさすがに偏りすぎだよね」、「なんなら阪神ファンも同じこと思ってるわ」、「球宴あんまり見る気しないけど秋山だけは応援したい」と評価する声が寄せられた。 「阪神は今回全9部門、10名の選手がファン投票選出されましたが、全部門1位独占は史上3度目、人数は史上最多。また一時、外野手部門4位にまでつけていた森下翔太(最終結果は6位)の動向によっては、全部門で全選手が独占する可能性もありました。ところが、湯浅京己(今季防御率4.40/現在二軍)、梅野隆太郎(打率.177)、佐藤輝明(.229/現在二軍)、ノイジー(.231)など成績が今ひとつの選手も少なからず選出されているからか、他球団ファンはもちろん阪神ファンの間でも『普段とほぼ同じ面子は面白くない』、『成績伴ってない奴に票入れんなよ』といった不満が上がっています」(野球ライター) 球宴はここから選手間投票、監督推薦、プラスワン投票でそれぞれ選手が選出されるが、「阪神勢が多すぎる」状態はどこまで解消されるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年06月14日 16時30分
広島・新井監督の抗議に塁審が半笑い?「判定以上にムカつく」と批判、野間アウト直後の一場面が物議
13日に行われ、広島が「3-6」で敗れた楽天戦。「6番・右翼」で先発したプロ9年目・30歳の野間峻祥のプレーを巡る判定が物議を醸している。 問題となっているのは、「3-5」と広島2点ビハインドの6回裏無死二塁。打席の野間は楽天2番手・鈴木翔天がカウント「1-1」から投じたストレートに手を出すもボテボテの一ゴロに。ただ、走路上に飛び込みタッチしようとしてきた一塁手・鈴木大地を体をよじらせかわすと、体勢を崩し倒れ込みながら一塁へ滑り込んだ。 ただ、一塁塁審・岩下健吾審判は、野間はタッチをかわす際に3フィート(91.44センチ)を越えたとしてアウトと判定。これを受け、広島ベンチからは新井貴浩監督が飛び出し審判団に抗議するも判定は覆らず。抗議終了後、球審・敷田直人審判は「ただ今タッチをかいくぐる時3フィートを避けて、ラインアウトで。アウトです」と場内に説明した。 >>広島・新井監督、インスタフォロワー10万も「ガラケーしか持ってない」? 他球団監督も驚き、TV座談会での発言が話題<< 野球規則では走者アウトのルールとして「走者が、野手の触球を避けて、走者のベースパス(走路)から3フィート以上離れて走った場合」、「この場合の走者のベースパス(走路)とは、タッグプレイが生じたときの、走者と塁を結ぶ直線をいう」と定められている。今回のケースでは、一塁線の外側を沿うように走っていた野間はタッチを避ける際にそれほど走路を外れてはいないが、その後体勢を崩した際に両足がファールゾーン側に大きく出ており、塁審はこれを元に3フィートを越えたと判断したようだ。 今回の判定を受け、ネット上には審判団に対する賛否の声が上がった。一方、中には「判定以上に塁審の表情がムカつく」、「半笑いで抗議対応するのは舐めすぎだろ」、「判定はまだ納得できる、でもその後の顔は受け入れられない」といった、岩下審判の表情を問題視するコメントも見られた。 「中継では一塁コーチャーズボックス付近で新井監督が審判団に抗議を行う様子がアップで映っていますが、ここでは岩下審判が新井監督に対し『いやいや』と言わんばかりに右手を振りながら、ニヤニヤしたような表情を浮かべて何かを説明している様子が捉えられていました。岩下審判としては穏便な対応を心がけていたのでしょうが、リスペクトを欠いていると感じたファンも少なくなかったようです」(野球ライター) 微妙な判定で反撃ムードがそがれたのか、広島はこの後1点も取れないまま敗戦。ただ、試合後の報道では、新井監督は「『これは3フィートじゃないですよね』とは言いましたけど、そこはアンパイアのジャッジが優先なんで」と審判団の判断を尊重する旨を語ったと伝えられている。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年06月12日 19時45分
広島、元助っ人がSNSで復帰匂わせ?「近い内に会いましょう」突然の投稿が憶測を呼ぶ、獲得の価値ナシと指摘も
2016年から2019年にかけ広島でプレーし、「263試合・.257・62本・145打点」といった通算成績を残した31歳の助っ人野手・バティスタ。そのバティスタが広島に復帰するのではと一部ファンの間で憶測が広がっている。 きっかけとなったのは、バティスタが11日に自身の公式インスタグラムに投稿した内容。バティスタはインスタストーリーに、広島在籍中に撮影されたものと思われる新井貴浩監督(当時は選手)との2ショット写真を4枚投稿。合わせて「また近いうちにお会いしましょう」、「see you soon」という文を添えている。 バティスタは主力としてプレーしていた2019年8月17日、同年6月7日に受けたドーピング検査で禁止薬物の陽性反応が出たことが発覚。9月3日にNPBから6か月の出場停止処分が下されると、2020年3月2日に広島を契約解除に。退団後はメキシカンリーグ、台湾リーグを渡り歩き、今季は再びメキシカンリーグでプレーしている。 >>広島・栗林、守護神返り咲きは厳しい? 離脱中に新顔台頭、プロ初勝利を機に復調果たせるか<< バティスタの投稿を受け、ネット上には「バティスタのストーリーが突然カープ色になってる」、「もしかして4年ぶりに広島に復帰するのか?」、「パッと見た感じはあからさまな匂わせとしか感じないが…」といった憶測の声が上がっている。 一方、「活躍してるわけでもないし獲得する価値はないだろ」といった冷静な指摘も。今季のバティスタはメキシカンリーグで「36試合・.263・9本・23打点」と、ここまで特筆すべき数字を残してはいない。そのため、今回の投稿は一方的な復帰アピール、あるいはプライベートで広島を訪れることを示唆しているだけで、獲得の話が進んでいるわけではないと見ているファンも少なくない。 広島は11日終了時点でセ・リーグ3位(30勝28敗)につけているが、助っ人野手はマクブルームが「54試合・.215・5本・27打点」、デビッドソンが「39試合・.193・6本・12打点」とどちらもパッとしていない。補強の必要性は決して低くはないが、バティスタがテコ入れ要員に選ばれることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてバティスタの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/b.a.t.i.s.t.a.95/
-
スポーツ 2023年06月10日 17時30分
広島・栗林、守護神返り咲きは厳しい? 離脱中に新顔台頭、プロ初勝利を機に復調果たせるか
プロ初勝利を挙げ、守護神の座へ返り咲きをめざす。 広島の栗林良吏が6月6日の日本ハム戦で2番手として登板し、7回のイニングを無失点に抑え、その後チームが逆転し3対2で勝利したことで、栗林が今季初白星を手にすることとなった。プロキャリア3年目の栗林にとって、意外にもこれが公式戦での初勝利であり、116試合目で掴んだ勝ち星はファン、メディアの間で大きな話題となった。 ルーキーイヤーとなった2021年シーズンより、クローザーに抜擢され53試合に登板し、52回1/3を投げ37セーブ、防御率は0.86と驚異的な数字をマーク。奪三振数は投球回をはるかに上回る81個にも上った。さらに東京五輪日本代表にも選出、決勝の米国戦では胴上げ投手にもなるなど、ここでも試合を締め括る役割を担った。シーズン終了後にはセ・リーグ新人王を受賞するなど、まさに充実のデビューイヤーとなった。 2年目も31セーブ6ホールドと、リリーフエースとして活躍。その実績から3年目の今季は、WBC日本代表にも選ばれ、再び日の丸を背負い救援陣の柱として大きな期待が掛けられていた。 しかし、大会開幕後、マウンドに登ることは叶わなかった。多くの野球ファンは、1次ラウンドが進んで行く中、五輪胴上げ投手の姿が見られないという「異変」に気づいており、その不安は的中してしまう。腰の張りを訴えたことで、1次ラウンド終了とともに日本代表からの離脱が発表された。 シーズン開幕後も苦しい状況は続いた。初登板となった4月4日の阪神戦では、4対4の同点で迎えた9回、大山悠輔に勝ち越し適時打を許し、敗戦投手に。以降、4月は7セーブを記録するも、4つの黒星も喫している。さらに右内転筋を痛めたことで、5月1日からおよそ1か月にわたり戦線を離脱。6月に入り復帰後は、試合中盤でのマウンドが続いている。 現在、チームのクローザーは矢崎拓也が務めており、安定した結果を残している。当然、栗林が調子を取り戻してきた際には、守護神として起用もあり得るが、チームが現在3位につけていることで、矢崎への首脳陣からの信頼も日増しに高まっていることは明らか。今後は、守護神争いもカープの見どころの一つとなるかもしれない。 6月はすでに中継ぎとして三度、登板している栗林。もう一度、クローザーのポジションを掴み取ることができるか。初白星を追い風として、背番号20は再スタートを切った。(佐藤文孝)
-
-
社会 2023年05月23日 21時30分
「おぐらが斬る!」岸田総理は核軍縮や廃絶を本気で訴えたのか?
広島サミットが閉幕した。G7の首脳たちが原爆資料館に行ったのは、大いに意義あることだった。その中には核保有国の米英仏印の首脳たちもいた。中でも特に英国のスナク首相の言葉が印象的だった。スナク首相は、広島平和記念資料館の芳名録へこう記帳した。「シェイクスピアは、「悲しみを言葉に出せ」と説いている。しかし、原爆の閃光に照らされ、言葉は通じない」ドイツのショルツ首相は「この場所は、想像を絶する苦しみを思い起こさせる」と書き残した。原爆資料館がある広島平和記念公園は、爆心地のすぐ近くにあり、周辺には多くの罪なき庶民が暮らしていた場所だ。その生活が77年前、たった一発の核爆弾で消えた。岸田首相は核軍縮に関する広島ビジョンとして「核兵器のない世界の実現」と訴え、G7の首脳たちもロシア・中国・北朝鮮に対して「核の使用や威嚇は許さない」などいろいろな注文をつけた。しかしいざ我がこと、G7諸国の核兵器については「防衛目的の役割を果たし侵略を抑止し、戦争と威圧を防止する」と、まったく核軍縮や核廃絶と真反対の意見でまとまった。現実的な話、第二次世界大戦後、大国同士の直接対決というものがなかったのは「核の抑止力」があったからで、皮肉なことにこのことを「核による平和」というよってロシアや中国などが核兵器を持っている限り、西側諸国だけ核廃絶をするわけにはいかない。さらに仮に全世界の国々が「核は全部廃棄しました」「核はもっていません」などと言ったとして、それを信じてしまうのは間抜けというものだ。現在、世界の核弾頭は推定でロシア5977発、米国5428発、中国350発、フランス290発、イギリス225発、パキスタン165発、インド160発、イスラエル90発、北朝鮮20発があるとされている。これだけあれば何度も人類を滅ぼすことが可能だろう。しかし中国や北朝鮮は核兵器をもっと増やす予定だ。とはいえ、冷戦期のピーク時には7万発もあったことを考えると、ずいぶん減った。今回せっかく広島でのサミットが行われたのだ。せめて核による平和や威嚇は、今後何らかの方法で低減させていこうという指針が欲しかった。しかしウクライナがロシアの核恫喝にあっているいま、平和外交よりも核による抑止や軍事力で脅威に対抗しようという話に終わった。アメリカとロシアの間で残っている最後の核軍縮条約「ニュースタート」は、2026年2月まで有効であったはずだが、プーチン大統領が今年の2月28日に履行停止を定めた法律にサインしている。世界はまだ核の脅威から解放されたわけではないのだ。いまや米中は「使える核兵器」を開発しているという話もある非核国が中心になって結ばれた核兵器禁止条約について、日本はいまも不参加のままだ。ゼレンスキー大統領の電撃来日で内閣支持率は跳ね上がったが、岸田総理はどこまで本心から「核兵器のない世界の実現」を訴えていたのか?プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
-
社会
「おぐらが斬る!」岸田総理は核軍縮や廃絶を本気で訴えたのか?
2023年05月23日 21時30分
-
スポーツ
巨人・赤星、広島戦後の表情が話題「見てる方も辛くなる」 中継ぎ崩壊の犠牲に? 粘投実らず意気消沈か
2023年05月15日 18時30分
-
スポーツ
広島・栗林、WBC中の誤算が大事に? 予想外の抹消理由にファンも驚き、チーム順位に響く可能性も
2023年05月03日 11時00分
-
スポーツ
広島前監督、栗林守護神抜擢のきっかけは肩の不調?「適性見抜いたのすごい」2021春季キャンプ中の裏話に驚きの声
2023年05月02日 15時35分
-
スポーツ
登録抹消の広島・栗林、やはり重症だった? 新井監督は代役固定せず交流戦突入か
2023年05月02日 11時05分
-
スポーツ
広島・坂倉、中日戦の守備ミスに「捕手失格」ファン激怒 同僚の故障招いた後逸に批判、球界OBから原因指摘も
2023年04月27日 15時30分
-
スポーツ
広島・野間、致命的ミス再び!「また捕り損ねかよ」DeNA戦終盤の後逸に呆れ声、同僚の守備が影響と指摘も?
2023年04月24日 19時55分
-
スポーツ
広島・岡田、四死球連発し最後は退場!「キャリアも危うい」厳しい声も、二軍戦の大乱調は手術の後遺症か
2023年04月13日 20時35分
-
スポーツ
巨人・原監督、広島戦中の表情に驚きの声「ブチギレてないか」 逆転直後の一場面が物議、敵打者のファールも影響?
2023年04月10日 19時30分
-
スポーツ
阪神・ノイジーの本塁生還に「怠慢だろ」と批判 森下の打点を1つ潰した? 広島戦中盤の進塁遅れが物議
2023年04月05日 18時30分
-
スポーツ
広島・栗林の不調、原因はWBCの後遺症?“脱ヒミツ主義”の新井監督が隠すほど状態は深刻か
2023年04月05日 11時10分
-
スポーツ
広島・新井監督、インスタフォロワー10万も「ガラケーしか持ってない」? 他球団監督も驚き、TV座談会での発言が話題
2023年03月27日 19時30分
-
スポーツ
鈴木誠也「人生終わった」試合中に絶望アクシデント発生! ダメージは日本ハム・淺間以上? 激突プレー後の悲劇
2023年03月04日 11時00分
-
スポーツ
プロ野球、広島選手のプレーに監督ブチギレ! 緩慢走塁が招いた暴力騒動、ソフトB・リチャードも他人事ではない?
2023年02月18日 11時00分
-
スポーツ
巨人、長野の出戻りは“お情け”ではない?「一打席を長く使える」大久保コーチが評価する能力明かし驚きの声
2023年01月27日 21時30分
-
スポーツ
広島・栗林の更改後コメントに驚きの声「厳しすぎないか」 2年連続30Sクリア、4000万以上昇給も不満げなワケは
2022年12月21日 15時45分
-
スポーツ
広島・菊池受賞に大ブーイングのGG賞、不可解な結果に恨み節の選手も?「打てばいいんでしょ」物議醸した3年前のケース
2022年11月23日 11時00分
-
スポーツ
広島・菊池のGG賞受賞にファン激怒「いくらなんでもおかしい」 セ最長タイの10年連続選出に批判相次ぐワケ
2022年11月14日 20時30分
-
スポーツ
侍ジャパン・西川のハプニングに「背筋凍った」の声 打球処理中の“金的”に心配相次ぐ、直後には相手に叩かれる不運も
2022年11月10日 18時30分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分