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広島・野間、致命的ミス再び!「また捕り損ねかよ」DeNA戦終盤の後逸に呆れ声、同僚の守備が影響と指摘も?

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 23日に行われ、広島が「3-4」で敗れたDeNA戦。途中出場したプロ9年目・30歳の野間峻祥の守備が物議を醸している。

 問題となっているのは、「3-3」と両チーム同点の9回表2死一、二塁のこと。打席のDeNA・楠本泰史は、広島5番手・栗林良吏が初球に投じた直球をスイング。打球は一、二塁間をしぶとく破るヒットとなったが、右翼を守っていた野間は一刻も早く本塁に返球するべく打球に猛チャージをかけた。

 ところが、野間は転がってくる打球に体をかがめながらグラブを出すも捕りきれずに後逸。慌ててボールを追いかけ拾い直したものの、この間に二走・関根大気は悠々と本塁に生還。勝ち越しの1点を奪われた広島は、裏の攻撃で同点・サヨナラにできず敗れた。

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 試合の明暗を分けた形の野間の守備だが、ネット上には「またここ一番で捕り損ねかよ、勘弁してくれ」、「何回致命的ミスやれば気が済むんだ」、「ヤクルト戦の大ポカをもう忘れてしまったのか?」、「打撃不調で守備もこのザマだったらもう使いどころないわ」といった呆れ声が寄せられた。

 「勝負所で痛恨のファンブルを犯した野間ですが、4月2日・ヤクルト戦でも同様のミスを喫しています。『2-2』と両チーム同点の8回裏、野間は先頭・村上宗隆が放った右翼フェンス直撃の当たりを処理する際、素手でボールを拾おうとするも捕り損ね後逸。さらに、ボールを追いかけようと反転した時に足を滑らせ捕球にもたついた上、中腰の体勢から無理に行った返球が一塁ファールゾーン方向へ転がる悪送球となり、この間に村上に決勝のホームを踏まれました(記録は二塁打と野間のエラー)。外野手が打球をファンブルするのはそこまで珍しいというわけでもないのですが、野間については短期間で致命的なミスが続いたこともあり風当たりが強まっているようです」(野球ライター)

 ファンにため息をつかれている野間だが、一部からは「菊池の守備の影響も考慮すべきでは」という指摘も上がっている。9回表の場面で楠本が放った打球はスライディングキャッチを試みた二塁手・菊池涼介のグラブをかすめて右翼方向へ抜けて行ったが、この際にボールの軌道や回転が不規則になり野間のミスが誘発されたのではという見方もあるようだ。

 23日の試合は打撃でも「2打数無安打」といいところなく、シーズン成績も「17試合・.222・0本・2打点」と低迷している野間。25日から始まる次カード・中日戦では巻き返しを見せられるだろうか。

文 / 柴田雅人

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