広島
-
スポーツ 2021年09月01日 18時30分
広島・小園の痛恨ミスで佐々岡監督に批判「理解に苦しむ」 逆転機を潰したバント指示が物議、成功でも結果は変わらず?
8月31日に行われた広島対DeNAの一戦。「7-6」でDeNAが勝利した試合の明暗を分けたのが、広島のプロ3年目・21歳の小園海斗のバント失敗だった。 >>広島・栗林、侍ジャパン辞退寸前だった?「四球出す投手は難しいって…」建山コーチが明かした招集の裏話に驚きの声<< 痛恨のミスが飛び出たのは、「6-7」と広島1点ビハインドで迎えた9回表無死一、二塁。この場面で第5打席に立った小園はDeNA7番手・三嶋一輝に対しバントを仕掛けるも、初球のフォーク、2球目のストレートをそれぞれファールにし失敗。3球目のフォークは三塁線に転がしたが、三嶋に素早くチャージされると三塁に送球されアウトにされてしまった。 直後に佐々岡真司監督がリクエストを要求するも、リプレー検証の結果判定は覆らず。これにより1死一、二塁とチャンス拡大に失敗した広島は、後続・鈴木誠也への三嶋の暴投や申告敬遠で1死満塁にはしたものの、ここで打席の坂倉将吾が併殺をとられ無得点で敗れる結果となった。 小園のバント失敗を受け、ネット上には「結果的に小園のバント失敗が流れをぶち壊したな」、「決めてたら一打逆転を作れただけに、初球からきっちり決めてほしいところだった」、「小園には次戦以降同じミスしないよう猛省してもらわないと困る」といった小園への苦言が寄せられている。 一方、「それまでマルチ打ってた小園にバントを指示したのは理解に苦しむ」、「小園は併殺ほとんどない打者だから、そのまま打たせた方が走者を進められたのでは」、「そもそも仮にバントが成功してても、その後塁埋められるだろうから絶対意味無かったと思う」と佐々岡監督への批判も複数見受けられた。 「今回はバントを決められなかった小園ですが、今季のバント成功率は8月31日試合前時点で10割(6-6)。佐々岡監督は小園がこれまで確実にバントを決めていた点や、後続の鈴木がリーグ4位の長打率(.553)を誇る打者のため一打出れば逆転の可能性が高い点を踏まえて、勝負所でのバント指示を行ったものと思われます。ただ、小園は第4打席までに『2安打・3打点』とマルチ安打を記録していた上、今季の併殺数はわずか2個。また、仮にバント成功で1死二、三塁としていても、DeNA側は併殺狙いの満塁策を取るため後続の鈴木を一塁に歩かせていた可能性が濃厚なことから、バント指示は悪手だったのではという意見は少なくありません」(野球ライター) 試合後、「本当に悔しいですし、練習からまた、できるようにやっていきたいと思います」とバント失敗を悔やんだことが伝えられている小園。ただ、本人以上に佐々岡監督に非があると考えているファンも多いようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年08月24日 21時30分
広島・堂林は“右打ち”にこだわり過ぎ? 掛布氏が不振の原因を指摘、同じ悩みの選手は指導者時代にも
野球解説者の高橋慶彦氏(元広島他)が23日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の掛布雅之氏(元阪神)がゲスト出演。広島のプロ12年目・30歳の堂林翔太の問題点を指摘しネット上で話題となっている。 今回の動画で両氏は、22日終了時点で「33勝47敗10分・勝率.413」でセ・リーグ最下位に沈む広島の戦いぶりをテーマにトーク。前半戦で目についた課題や、首脳陣が組むべき打順などについて語った。 >>広島・栗林、侍ジャパン辞退寸前だった?「四球出す投手は難しいって…」建山コーチが明かした招集の裏話に驚きの声<< その中で、掛布氏は昨季「.279・14本・58打点」とキャリアハイの数字を残すも、今季は「.178・0本・4打点」と不振の堂林について「(左肩を捕手側に)入れ過ぎ。(逆方向の)右に打とうとする意識が強過ぎるんじゃないの?」、「『右に打てばチームに言い訳ができる』ようなバッティングをしようとする意識が強過ぎるんじゃない?」とコメント。球界では逆方向への打撃はランナーを進める打撃として凡打でも評価されることが多いが、堂林はその打ち方に固執し過ぎているのではと指摘した。 掛布氏は続けて、阪神二軍監督時代(2016-2017)に指導した上本博紀(現阪神アカデミーコーチ)も一時期、堂林のように逆方向への打撃に固執していたという話を明かす。具体的な時期は不明だが、ある時二軍降格してきた上本が、練習時に逆方向にばかり打っているのが目についたという掛布氏。不審に思い「なんでそんな右方向にバッティング(するんだ)、お前(の持ち味は)どちらかというと引っ張りじゃないか?」と聞くと、上本から「いや、一軍では右に打てないと(貢献できない)」と言われたという。 これを受けた掛布氏は、「状況判断の中で右に打たなきゃいけない時は打つべきだけども、それ以外のフリーな時はお前の特徴を出した方がいいんじゃない?」と上本に助言。その後、一軍の金本知憲監督から許可を得た上で、上本に右打ちを控えさせたところ打撃が変わったという。掛布氏はこの経験も踏まえて「だからベンチに言い訳するような右打ちはいらないんだよ」と、堂林も右打ちの比重を下げるべきではと語った。 掛布氏の発言を受け、ネット上には「確かにおっつけて打ちたいのか、上半身を捻り過ぎてるイメージはある」、「去年右打ちで結果残したこともドツボに嵌ってる一因になっているようのでは」、「上本の件は多分6年ぶりに不振で落とされた2016年の話だな、翌年はキャリアハイの本塁打(9本)打ったから右打ち控えた効果は出てる」、「堂林もパンチはあるんだから、もう少し打球を引っ張りに行く方が相手としては嫌なのでは」といった反応が寄せられている。 「昨季キャリアハイの数字を残した堂林ですが、打球方向別打率を見ると左方向が『.218』、中方向が『.284』、そして右方向が『.469』と、右打ちが好結果につながったことが表れています。ただ、今季の打球方向別打率は右方向こそ『.294』と3割に近いものの、左方向は『.204』、中方向は『.094』とサッパリ。右打ちに比重を置き過ぎているのか、引っ張り、センター返しといった打撃はほとんどできていない状況です」(野球ライター) 打撃不振により6月21日に一軍登録を抹消され、8月20日の再昇格まで約2カ月を要した堂林。二軍戦では「.282・4本・12打点」と復調を感じさせる数字を残しているが、一軍でも今後逆襲を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高橋慶彦氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC0OskCvXSgVsle9WVLbO9lA
-
スポーツ 2021年08月23日 20時30分
広島・栗林、侍ジャパン辞退寸前だった?「四球出す投手は難しいって…」建山コーチが明かした招集の裏話に驚きの声
野球解説者の片岡篤史氏(元阪神他)が22日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、侍ジャパン・建山義紀投手コーチ(元日本ハム他)がゲスト出演。東京五輪でチームの守護神を務めた栗林良吏(広島)にまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 >>広島・栗林、プロ初失点でメンタルが崩壊? 敗戦後の意味深コメントに二軍降格を勧める声も<< 今回の動画で建山コーチは、7月31日に行われ日本が「7-4」で勝利した五輪予選リーグ第2戦・メキシコ戦の舞台裏をテーマにトーク。先発を務め「5回2失点」と試合を作った森下暢仁(広島)への称賛や、勝利を収めどうしても予選1位通過を決めたかった理由などを語った。 その中で、建山コーチは同戦9回裏に登板し「1回無失点」で試合を締めた栗林に代表招集を打診した際のやりとりを明かす。具体的な日時は触れなかったが、建山氏は6月16日の代表内定メンバー発表前に栗林に直接連絡。「こっちはジャパン(に呼ぶことを)考えてる。来てくれるのか?」と招集を打診したという。 打診を受けた栗林は「はい! もちろんです!」と快諾したそう。ただ、招集を取り付けた後に何か質問がないか聞いたところ、栗林から「上原(浩治氏/元巨人他)さんのユーチューブを見たんですけど、建山さん四球を出す投手は招集難しいって言われてましたけど、僕ね、(四球を)出すんじゃないかと思います」と言われたという。 建山氏は上原氏が5月13日に投稿したユーチューブ動画で「すごい球を投げて三振を取る魅力があったとしても、それに四球が付随してる投手はやっぱり(代表に呼ぶのは)キツい」と四球が目立つような投手は招集しにくいという旨を語っている。栗林はこの発言を踏まえて建山氏に不安を吐露したものと思われるが、建山氏は「出しても抑えたらええ!」と説得。その後広島の試合を視察した際にも、栗林に直接「四球出してもええよ。(四球覚悟で)思い切っていって、それで抑えてきてるんやから」と言葉をかけたと語った。 建山氏の発言を受け、ネット上には「栗林が招集前にそんなことを打ち明けてたのは知らなかった」、「四球出しそうだけどいいんですかって首脳陣に聞くのは肝が据わってるな」、「前半戦の成績見なおしたら確かに四球かさんでたから、『四球で足引っ張りそう』って心配するのは仕方ない」といった反応が寄せられている。 「栗林は五輪開催によりシーズンが中断した7月14日終了時点で『34登板・0勝1敗18セーブ・防御率0.53』と素晴らしい成績を残した一方で与四球数は『16個』を記録。これはセ各球団のクローザーの中では、巨人・ビエイラと並ぶワーストタイの数字でした。そのため、栗林はこの点を不安視してあらかじめ建山コーチに打ち明けたものと思われますが、建山コーチは四球がそれほど失点につながっていないことから“問題ナシ”と考えたようです」(野球ライター) 迎えた五輪では「5登板・2勝3セーブ・防御率1.80」と、全試合に登板し金メダル獲得に大きく貢献した栗林。与四死球も「2個」と少なく抑えた(大会ワーストは4個で3名)が、建山コーチの「出しても抑えたらええ」という判断は大正解だったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
-
-
スポーツ 2021年08月18日 21時30分
元広島・ジョンソン、引退発表も“復帰待望論”が浮上? 球団フロントに「エルドレッドみたいにスカウトに」要望相次ぐ
2015~2020年に広島でプレーし、NPBで「128登板・57勝37敗・防御率2.76」といった成績を残した36歳の元助っ人・ジョンソン。18日、そのジョンソンが現役を引退することを広島が発表した。 >>広島本拠地でのボヤ騒ぎに現地から憶測の声「原因はあそこでは」 ネット騒然のアクシデントの真相は<< 球団公式サイトはこの日、「昨年までカープに在籍しておりましたクリス・ジョンソン選手が現役を引退することとなりました」とジョンソンの引退を発表。また、「私の野球人生で一番輝いたのは広島東洋カープでプレーした時で、長年待ちわびたセントラル・リーグ優勝、日本シリーズでの登板、沢村賞受賞など多く達成出来たと思っています」、「愛する野球をプレーする機会を与えて下さったカープファンや球団にこれからもずっと感謝を続けて行きます」というジョンソンのコメントも掲載されている。 ジョンソンは来日1年目の2015年にいきなり最優秀防御率(1.85)に輝くと、翌2016年は「26登板・15勝7敗・防御率2.13」という数字を残し沢村賞を獲得。その後も3年間で計28勝をマークするなど主力先発として活躍したが、2020年は「10登板・0勝7敗・防御率6.10」と低迷しオフに退団。その後の去就については詳細が伝えられていなかった。 ジョンソンの引退発表を受け、ネット上には「退団後どうしてるのか気になってたけど引退するとは残念」、「カープの3連覇(2016-2018)はジョンソン抜きにはあり得なかった、チームを支えてくれて本当にありがとう」、「本当に頼りになる助っ人だった、こんな投手はしばらく現れないだろう」と惜別の声が寄せられている。 同時に、「リーグ3連覇の功労者なんだし、球団は何らかのポストを用意してあげて欲しい」、「セカンドキャリアがもう決まってるなら別だけど、決まってないならもう一度球団に加わってもらうのも十分アリなのでは」、「エルドレッドみたいにスカウトに転身してくれるのが理想だな」と今後の“帰還”を期待する声も高まっている。 「球界では実績を残した元助っ人に球団がスカウト職などのポストを与えるケースはあり、広島も直近では2019年に元助っ人・エルドレッド(2012-2018/NPB通算133本塁打)を引退と同時に駐米スカウトに迎え入れています。今回引退したジョンソンはエルドレッドに匹敵する実績を残しリーグ3連覇に貢献した功労者ですので、引退後も何らかの形でチームに携わってほしいと願っているファンは多いようです」(野球ライター) 球団発表では引退の理由に加え、引退後の去就についても触れられてはいないジョンソン。球団は今後ジョンソンを何らかの役職に登用することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について広島東洋カープの公式サイトよりhttps://www.carp.co.jp/
-
スポーツ 2021年08月16日 20時30分
阪神・大山が“とばっちり”で胸を負傷? 衝突劇後の仕草に心配の声、今季2度目のアクシデントに同情も
15日に行われた阪神対広島の一戦。「3-0」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神のプロ5年目・26歳の大山悠輔を襲ったアクシデントだった。 >>阪神ファンの痛烈批判に「ドタマかちわったろうか」とブチ切れ? 元阪神・片岡氏が告白、株主総会で起こった悲劇に反響<< アクシデントが起こったのは、「2-0」と阪神2点リードで迎えた8回裏。この回阪神はサンズ、大山の連続ヒットなどで無死一、二塁のチャンスを作ると、一死後にロハスが一、二塁間を破るヒットを放つ。この間にサンズの代走で二走の植田海が本塁に生還し一走・大山も三塁を狙うが、打球を処理した広島右翼・鈴木誠也が三塁・田中広輔への好返球を見せ大山は二、三塁間に挟まれた。 その後田中に二塁ベース付近まで追い込まれた大山は、田中が二塁ベースカバーの遊撃・小園海斗へ送球したのを見て三塁方向へと切り返したが、この直後に田中と正面衝突し転倒。ボールを持っていない野手が走者と接触した場合は走塁妨害になるため、審判は両者の激突直後に田中が走塁妨害を犯したと判定。これにより大山はセーフとなり三塁へ進塁したが、三塁ベース上で何度か左胸付近を押さえる仕草を見せた。 大山は途中交代せず最後まで試合に出場したが、ネット上には「大山胸のあたり結構気にしてるけど大丈夫なのか?」、「ぶつかった時に田中の腕が胸に入ったんだろうか」、「実は故障してましたとかなったらマズい、一応試合には最後まで出てたから大丈夫とは思うけど…」と状態を不安視する声が寄せられている。 同時に、「開幕直後に西川と激突したアクシデントを思い出した」、「あの時は腹部、今回は胸を痛めるなんてツイてなさ過ぎる」、「4月の件も今回の件も他選手のミスに巻き込まれてるから可哀想だな」と、今季開幕直後のアクシデントを絡めたコメントも複数挙がった。 「今季の大山は4月1日・広島戦でも、広島・西川龍馬と交錯するアクシデントに見舞われています。同戦では『6-2』と阪神4点リードの8回裏2死一、三塁で、西川が放った三ゴロを捕球した阪神三塁・山本泰寛が一塁・大山へ悪送球。大山は左側にジャンプしながらなんとか捕球したものの、この直後に一塁へ走ってきた西川に覆い被さるような形で交錯。この際に西川にタッチしなんとかアウトにはしましたが、交錯後はしばらく腹部を押さえたまま立ち上がれず、その後9回裏に途中交代しました。この時と同じ広島戦で再び交錯に見舞われたということもあり、大山の不運さに同情しているファンも少なからずいるようです。なお、4月のアクシデントは山本の悪送球、今回は送球後の田中が走路上にとどまってしまったことがそれぞれ交錯を招いていますので、大山はどちらも自身に非がないのにとばっちりを受けてしまった格好です」(野球ライター) 前回のアクシデントでは幸いにも大きな故障は負わず、今回も16日18時半現在まで負傷したとは特に伝えられていない大山。ただ、“約4カ月ぶり”の衝突劇に肝を冷やしたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2021年08月07日 11時00分
侍ジャパン・栗林、五輪後も大活躍は間違い無しか 極限状況で続く好投、その実力は既に新人離れ?
「与えられたポジションでしっかり自分の力を発揮して日本の金メダルに貢献できるようにやっていきたい」 今年6月、東京五輪に挑む野球日本代表メンバーが発表され、初選出となった広島カープの栗林良吏はそうコメントを残している。 迎えた東京五輪、栗林に『与えられたポジション』はゲームを締める投手、クローザーという役割だった。今回の自国開催のオリンピック、金メダル獲得のために選ばれたメンバーにはそうそうたる顔触れがそろっており、一昨年の世界一を経験している選手がベースとなっている。その中で、極めてプレッシャーのかかるポジションを担い、そして期待以上のパフォーマンスを見せ続けた。 初戦のドミニカ共和国戦からマウンドに立ち、重圧の中の初登板を1失点にとどめその裏のサヨナラ勝ちを呼び込んだ。開催国として負けることができないオープニングゲーム、最後にマウンドに送られた意味は、栗林の今大会での位置付けが改めて明確となるものだった。 次のメキシコ戦では打者3人で抑え、3点のリードを守り見事にゲームを締めくくり、3度目の登板はノックアウトステージ初戦のアメリカ戦。国際大会独特のシチュエーションでも、その力を存分に発揮した。二転三転する試合展開から迎えた延長10回、ノーアウト、ランナー2人を背負う場面から始まるタイブレークを、1点も許すことなくアメリカ打線を封じる圧巻のピッチング。日本はその裏、1点をもぎ取り大会2度目のサヨナラでの勝利を手にしている。極限の状況での栗林の好投がここでも日本に勢いをもたらしたことは明らかだった。 ルーキーで代表トップチーム初選出となった今大会。日の丸をつけての大舞台での投げっぷりはプロ1年目であることを、まるで感じさせないほどだ。ペナントレースでも防御率0点台はもちろん、奪三振数54という数字もリリーフ投手ではリーグトップと、前半戦の主役の一人と言える成績を残してきた。そしてその存在感、注目度は五輪での戦いを終えたシーズン再開後もさらに大きくなっていくはずだ。 東京五輪というアスリートの憧れであり、選ばれた者だけが立てるステージにおいて、自身の言葉通りその役割を確実に果たしてきた栗林良吏。始まったばかりのプロキャリアには、1ページ目より輝かしい実績が加えられることとなった。そしてこの先にも長きにわたり、その力強いマウンド姿でまばゆいストーリーが紡がれていくことは間違いないだろう。(佐藤文孝)
-
スポーツ 2021年07月29日 18時30分
広島本拠地でのボヤ騒ぎに現地から憶測の声「原因はあそこでは」 ネット騒然のアクシデントの真相は
28日に広島・マツダスタジアムで行われたエキシビションマッチ・広島対日本ハムの一戦。「5-3」で日本ハムが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが突然のボヤ騒ぎだった。 アクシデントが起こったのは、「2-0」と日本ハム2点リードで迎えた3回表2死。広島先発・九里亜蓮が日本ハム・中田をカウント「1-2」と追い込んでいたこの場面で、突如場内に火災報知器のサイレンが響き渡る。これを受けた審判は即座に試合を中断した。 試合中断直後、中継カメラはライトポール後方のコンコース付近から煙が上がっている光景を映し出す。ただ、試合進行や選手・観客の安全に影響はないと判断されたのか、中断から数分後に試合は再開。その後は特に何も起こらず試合は進行した。 >>ヤクルト・田口の投球を広島ファンが妨害? バックネット裏での不可解行動が物議、「目立ちたかっただけでは」と指摘も<< 突然の火災報知器作動を受け、ネット上には「やばい! マツダスタジアムで火災だ!」、「火は見えないけどめっちゃ煙出てるな」、「なんかすぐに試合再開したけど、そこまで大事じゃなかったのか?」という困惑の声が寄せられた。 一方、同戦を現地観戦していたファンからは「今日はあの辺で地鶏売られてたから多分原因はあそこでは」、「サイレン鳴る前にあそこで地鶏買ったけど、その時から威勢よく煙は出てたな」、「心配してる人多いけど、地鶏を焼く火が強かっただけっぽくない?」と、球場内で営業していた売店が原因ではないかという憶測も複数挙がった。 「広島カープの公式サイトによると同戦は『日南キャンプ60周年記念 スポンサードゲーム』として行われ、ライトスタンド後方のイベントスペースには『みやざき地頭鶏炭火焼』など宮崎県日南市の名産品を多数販売する売店が設置されていたとのこと。売店の場所が中継カメラの映した箇所付近であることから、サイレンの原因がこの売店にあるのではと推測しているファンは少なからずいるようです。ただ、球団公式サイトなどでは今回の騒動についての詳細は発表されていませんので、本当に売店が原因なのかは定かではありません」(野球ライター) 幸いにも特に大事にはつながらなかった今回の騒動。詳しい原因について、今後広島側から何らかの発表はあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について広島東洋カープの公式サイトよりhttps://www.carp.co.jp/
-
スポーツ 2021年07月05日 19時00分
闘病中の元広島・北別府氏、大島さんの逝去に絶句「病を乗り越え野球談義が…」 他OBも志半ばでの旅立ちに無念吐露
現役時代に日本ハム(1969-1987)、中日(1988-1994)で「2638試合・.272・382本・1234打点・2204安打」といった成績を残し、引退後は日本ハム(2000-2002)で監督も務めた野球解説者の大島康徳さん。5日、その大島さんが大腸がんのため6月30日に70歳で逝去していたと複数メディアが報じた。 大島さんは2017年2月に自身の公式ブログで、2016年10月にステージ4の大腸がんで余命1年と宣告されたことを公表。その後は治療を行いながら評論家として活動を続け、今年に入っても6月12日にNHKBS1で中継されたロサンゼルス・エンゼルス対アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で解説を務めていた。 しかし、同月21日に自身のブログでがんが肺へ転移していることを公表した大島さんは、28日のブログでは「ブログを書くことがきつくなってきました」と体調が悪化している旨を吐露。29日21時の投稿を最後に投稿が途絶え多くのファンから心配の声が寄せられていたが、報道によると大島さんは容体悪化により28日夜に入院し、30日に息を引き取ったという。 大島さんの逝去を受け、複数の球界OBが自身のSNSやブログを通じコメントしている。1984~1987年にかけ共に中日でプレーした山本昌氏(元中日)は5日に自身の公式ツイッターに投稿。「まだ70歳、これからも野球界の発展にご尽力して頂きたかった。本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします」と大先輩の死を悼んだ。 1988~1994年にかけパ・リーグでしのぎを削った愛甲猛氏(元ロッテ他)は、同日に自身のツイッターに「残念です。ロッテ時代ファースト上でよく会話をさせて頂きました。本当に面白い方で大島さんの引退試合で伊良部から痛烈なヒットを打って『愛甲まだ俺やれるな!来年もやるか』って『引退撤回ですね』そんな会話を思い出します。心より御冥福を御祈り致します。合掌」とコメント。現役時代の思い出話を交えて大島さんの死を惜しんだ。 2020年1月に成人T細胞白血病を公表し現在も闘病中の北別府学氏(元広島)は、同日に自身のブログに投稿。「球界の先輩である大島康徳さんの訃報を聞き大変残念でショックを受けております。お互いに病を乗り越え野球談義ができる日が来るかと信じておりました」と、大島さんの死に動揺している旨を吐露した。 >>元広島・北別府氏、後輩・長野に「良い存在ではない」 プロ生活で最悪の成績、期待を裏切ったベテランに喝を入れる?<< 大島さんの訃報を受け、ネット上にも「現役時代から思い入れがあったからこの上なく悲しい、心よりご冥福をお祈りいたします」、「余命1年宣告から約4年…ここまで本当に頑張られたと思います、これからは天国で野球界を見守ってください」、「最後まで病魔と闘い続けた大島さんの姿は決して忘れません」といった追悼の声が相次いでいる。 逝去が判明した5日、大島さんの妻が大島さんのブログに投稿。今年の春頃に大島さんが口にした言葉として、「命には必ず終わりがある 自分にもいつかその時は訪れる その時が俺の寿命 それが俺に与えられた運命 病気に負けたんじゃない 俺の寿命を生ききったということだ その時が来るまで俺はいつも通りに普通に生きて 自分の人生を、命をしっかり生ききるよ」という言葉を記している。その言葉通りに人生を生き抜いた大島さんの姿は、これからも多くのファンの記憶に残り続けていくだろう。合掌。文 / 柴田雅人記事内の引用について大島康徳さんの公式ブログよりhttps://ameblo.jp/ohshima-yasunori/山本昌氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/yamamoto34masa愛甲猛氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/norainu_0815北別府学氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/manabu-kitabeppu/
-
スポーツ 2021年06月30日 17時00分
広島・佐々岡監督に批判の声「理解できない」 敗戦を招いた継投策、同点打を浴びても続投させたワケは
29日に行われた巨人対広島の一戦。「11-8」で巨人が勝利したこの試合で、広島・佐々岡真司監督が見せた采配がネット上の広島ファンの間で物議を醸している。 >>ヤクルト・田口の投球を広島ファンが妨害? バックネット裏での不可解行動が物議、「目立ちたかっただけでは」と指摘も<< 問題となっているのは、「8-7」と広島1点リードで迎えた8回裏に飛び出た続投策。この回佐々岡監督は6番手として森浦大輔をマウンドに送り込んだが、森浦は2死から死球、四球と制球を乱し一、二塁のピンチを招く。さらに、迎えた丸佳浩にはセンターに抜けるタイムリーを浴び同点に追いつかれてしまった。 ただ、佐々岡監督は丸の同点打直後に首をかしげる仕草を見せたものの、森浦を降ろさずに続投させる。すると、森浦は打席の岡本和真に23号3ランを被弾。この一発が決勝点となりチームは逆転負けを喫する結果となった。 佐々岡監督の継投策を受け、ネット上には「四死球出した時点で危ないと思ってたら案の定打たれた」、「四死球連発後と丸の同点打後、少なくとも継投のタイミングは2つあったのになぜ動かなかったのか」、「被弾後に慌てて森浦を降ろしてたのも理解できない、それなら失点前から下げとけよ」といった苦言や批判が寄せられている。 一方、「森浦は右打者に相性いいから、同点打後も佐々岡監督が続投させたのは別に間違いでは無いのでは」、「四死球をきっかけに自滅したようなものだから、采配が悪いというよりは選手が悪い」、「なんか佐々岡ばかりが叩かれてるけど、そもそも悪いのは制球乱して大崩れした森浦ではないか」と佐々岡監督を擁護するコメントも複数見受けられた。 「森浦は連続四死球から左打者の丸、右打者の岡本にそれぞれ痛打を食らいましたが、左右の被打率は対右が『.176』、対左『.379』と、右打者に強く左打者に弱い傾向がはっきりと出ています。そのため、ファンの間では丸を迎えた時点で森浦を降ろすべきだったという意見がある一方で、岡本への続投策については理にかなっているとの主張も見られます。なお、森浦が今季与四死球率『7.13』と以前から制球難を露呈していることもあってか、今回の逆転負けは森浦が勝手に自滅しただけで佐々岡監督に非はないとの見方もありますね」(野球ライター) 29日の試合に敗れたことで、借金が今季ワーストタイの16に膨らんだ広島。佐々岡監督は同戦の逆転負けを今後の糧とすることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2021年06月25日 20時30分
広島・佐々岡監督に「誰かを決めた方がいい」 球界OBが捕手併用に疑問、「育成のチャンスと捉えるべき」ファンも同調
野球解説者の高木豊氏が24日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言がネット上の広島ファンの間で話題となっている。 今回の動画で高木氏は、6月25~27日の試合において勝利の鍵となるポイントを球団ごとに解説。中日の勝敗を左右しそうな打者や、状態が懸念されるロッテの打者などについて語った。 その中で、高木氏はセ・リーグ5位の広島が捕手を併用している点に着目。広島は正捕手・會澤翼が左脚負傷により16日に抹消され、同日以降は坂倉将吾、石原貴規の2捕手が併用されている。ただ、高木氏は「扇の要って守備では一番大事なところ(ポジション)だと思う。だから誰(を使う)かを決めた方がいい」と併用をやめ1人を固定した方がいいのではと主張した。 高木氏は続けて、「捕手はグラウンド上の監督ってよくいわれてる(けど)、その監督がコロコロ代わるようだとチームが落ち着かない」と発言。捕手は投手へのサイン指示、内外野への守備位置指示、相手走者の盗塁阻止など様々な役割を担うポジションだが、その捕手が逐一代わっているようだと守備に綻びが出るのではと指摘した。 また、高木氏は「俺は坂倉でいってほしい」と固定するなら坂倉が望ましいともコメント。ただ、坂倉を推す理由や固定で見込まれるメリットについては言及しなかった。 >>ヤクルト・田口の投球を広島ファンが妨害? バックネット裏での不可解行動が物議、「目立ちたかっただけでは」と指摘も<< 高木氏の発言を受け、ネット上には「確かに今の運用は會澤がいない間のその場しのぎのようにも感じる」、「捕手毎に配球のクセなんかもあるだろうし、併用だと固定に比べてやりづらさがあるというのは理解できる」、「佐々岡(真司)監督は會澤不在を育成のチャンスと考えて、これと決めた捕手を固定起用するべきだ」、「自分も打率が高くてスタメン時勝率もまだマシな坂倉を固定してほしい、なんなら會澤帰って来ても使い続けてほしい」といった反応が多数寄せられている。 「現在併用されている坂倉と石原の両名ですが、スタメン時勝率は坂倉が『.400(8勝12敗3分)』、石原が『.111(1勝8敗2分)』と坂倉が大きく上回っています。また、打撃成績も坂倉が『.322・1本・17打点』、石原が『.239・1本・5打点』と大きな差があるため、高木氏だけでなくファンも坂倉の固定を望んでいるようです。なお、正捕手の會澤がスタメン時勝率(.333/7勝14敗3分)、打撃成績(.278・2本・10打点)共に坂倉を下回っていることから、坂倉を固定するなら會澤の復帰後も続けてほしいという意見も散見されます」(野球ライター) 25日・中日戦では、坂倉をスタメン捕手として起用している佐々岡監督。今後の試合でも坂倉を固定し続けるのかどうかは大きな注目点となりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
-
スポーツ
広島中継ぎ陣に「もう何やっても無理」諦めの声 リーグ最低の防御率、「ゲームが壊れてしまう」金村氏・高木氏らも苦言
2020年08月07日 19時30分
-
スポーツ
広島・長野、佐々岡監督の“冷遇”で奮起?「ベテランと呼ばれないように」殊勲の一発は復活の兆しか
2020年08月05日 11時40分
-
スポーツ
炎上の巨人・桜井に「何をやっていたのか」 堀内元監督が“準備不足”を指摘、宮本コーチは二軍降格を明言か
2020年08月03日 15時45分
-
スポーツ
広島・田中の打球がフェンス際で消滅! 犯人はまさかの同僚だった? 審判も驚愕した“ホールインワン”級の珍事
2020年08月01日 11時00分
-
スポーツ
エモやん、中日広島戦の判定に苦言「野球じゃなくなっちゃう」 アウト取消のクロスプレー、「會澤のタッチが甘すぎた」と反発も
2020年07月29日 17時00分
-
スポーツ
巨人・広島に「両チームともリリーフがあれ」 巨人・堀内元監督が苦言、昨季以上に失点がかさんでいるワケは
2020年07月17日 17時00分
-
スポーツ
広島・會澤のタックルで審判が転倒!「退場レベルのプレー」ファンからは賛否、「ヤクルト戦でもやってた」と指摘も
2020年07月16日 17時00分
-
スポーツ
広島、“お得意様”巨人と立場逆転?「何か打開策を練らないと」首脳陣が危機感を募らせるワケは
2020年07月16日 11時30分
-
スポーツ
DeNA・ラミレス監督がまさかの奇策! 与田監督とはくっきりと明暗? サヨナラ勝ちを呼び込んだ“代打ウィーランド”
2020年07月11日 17時00分
-
スポーツ
元ロッテ・ジャクソン、広島県警による逮捕で憶測呼ぶ 「保釈金集めようとしてた?」不自然なクラファンにも疑問の声
2020年07月10日 14時10分
-
スポーツ
広島・堂林、満塁弾は鈴木のおかげ?「広島らしい攻撃を呼んだ」横浜・大矢元監督が称賛したプレーにファンも共感
2020年07月09日 15時45分
-
スポーツ
マエケン、試合前からノーヒットノーランを予感していた? 大記録の裏話を告白、試合後にはまさかのサプライズも
2020年07月08日 20時30分
-
スポーツ
広島・佐々岡監督に「二軍に落とせ」クレーム殺到 元巨人・斎藤氏も危惧、炎上続く新助っ人の代役は
2020年07月03日 16時30分
-
スポーツ
広島・達川元監督、田中・會澤のプレーに喝!「負けるべくして負けた」勝機を潰した“凡ミス”に苦言
2020年07月02日 20時30分
-
スポーツ
広島対中日戦、死球の応酬で警告試合に「何当てとんじゃボケコラァ!」 一触即発の険悪ムードにファンもピリピリ
2020年06月29日 20時30分
-
スポーツ
広島・森下、投球フォームに致命的な欠点? 高木豊氏が「苦しむ」と危惧、身近な元投手が参考に
2020年06月24日 19時30分
-
スポーツ
広島・スコット、ボーア以上に「使えない」? 新人を裏切る大炎上、MLB大物選手の獲得はあるか
2020年06月23日 11時35分
-
スポーツ
広島・大瀬良、新婚旅行中に佐々岡監督から電話! 「このタイミングか!」まさかの内容にマエケンも驚愕
2020年06月19日 17時00分
-
スポーツ
マエケンも古巣にエール! 広島・鈴木ら現役選手が開幕へ気合の投稿 楽天・高梨は“故障説”を否定?「至って元気です!」
2020年06月18日 19時30分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分