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元ロッテ・ジャクソン、広島県警による逮捕で憶測呼ぶ 「保釈金集めようとしてた?」不自然なクラファンにも疑問の声

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ジャクソンの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Jaxland58

 広島(2016-2018)、ブルワーズ(2019)を経て今シーズンからロッテに入団するも、7月9日に突如自主退団し波紋を広げていた助っ人投手・ジャクソン。同月10日、そのジャクソンが大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の疑いで広島県警に逮捕されたことを複数メディアが伝えた。

 報道によると、ジャクソンが薬物を使用していると情報提供を受けた県警が同月7日に千葉市内の自宅を捜索したところ、液体状の大麻が入った容器数本を発見。その後同月10日未明に、広島市内でジャクソンを逮捕したという。

 >>チーム主砲がまさかの離脱、その後永久追放に!球界を揺るがしたシーズン中の逮捕劇、近鉄はその後“怪我の功名”も?<<

 今回の一件を受け、ネット上には驚きの声と共に「いきなり退団したのはこれが理由だったのか」、「球団が退団理由を明かさなかったのもうなずける」といった反応が寄せられている。突然の退団の謎が解けたファンは少なくないようだ。しかし、今回の逮捕劇には他にも不可解な点が残っており、多くのファンの憶測を呼んでいる。

 最も注目が集まっているのは、ジャクソンの自宅を捜索し逮捕したのが広島県警という点。自宅の位置を考えると千葉県警ではなく広島県警が関わっているのは不自然のようにも思われるが、この点について「広島時代から大麻に手を染めていたのでは?」、「広島時代に関わってた売人が逮捕されて、そこから足がついた説もあるんじゃないか」と見る向きは多い。

 また、逮捕直前にジャクソンが起こした行動にも疑問が生じている。ジャクソンは7月9日午後11時45分に、自身のツイッターにクラウドファンディングサイトのリンクを投稿。リンク先では「スマイリーJ(ジャクソンの愛称)を助けよう!」と題し、「弁護士費用がかさみ、チームから退団したことで大きな打撃を受けています」として目標金額2万5000ドル(約270万円)の支援を呼びかけていたが、その後10日明け方ごろまでに閉鎖されている。

 ジャクソンは昨年12月に自身のインスタグラムに「私の努力のほとんどは息子を取り戻すために戦うこと。私の婚約者が息子を連れて行き、息子とは一度しか会えていない。日本の親権法はゴミだ」と、親権問題を抱えている旨を投稿している。そのため、逮捕前は親権問題解決に向けた裁判・弁護士費用の調達が目的とみられていたが、逮捕後は「もしかして保釈金集めようとしてたのか?」、「保釈金に困るくらい薬に金をつぎ込んでた可能性もあるな」といった見方が浮上している。なお、ジャクソンのツイッター、インスタグラムはともに10日午後3時現在、閲覧できない状態になっている。

 様々な憶測が飛び交っている今回の一件だが、報道の中ではジャクソンが取り調べに対し「何も話したくない」と話していることが伝えられている。球界に衝撃をもたらした逮捕劇の真相は果たしてどこにあるのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
ジャクソンの公式ツイッターより
https://twitter.com/Jaxland58
ジャクソンの公式インスタグラムより
https://www.instagram.com/jaxland58

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