広島
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スポーツ 2021年06月23日 19時30分
ヤクルト・田口の投球を広島ファンが妨害? バックネット裏での不可解行動が物議、「目立ちたかっただけでは」と指摘も
22日に広島・マツダスタジアムで行われた広島対ヤクルトの一戦。「6-1」でヤクルトが勝利したこの試合で、ある観客が見せた行動がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「6-0」とヤクルト6点リードで迎えた6回裏に中継カメラに映り込んだ観客の様子。この回ヤクルトは先発・田口麗斗が続投していたが、その田口の投球中にバックネット裏に座っていた赤いTシャツ姿の小学生らしき少年客が、両手を上下左右に不規則に大きく動かす動作を複数回行う。また、少年客は両手だけでなく、同戦の来場者に配られた応援グッズの赤い傘も何度か振り回していた。 その後田口は1死一、三塁から西川龍馬の犠牲フライで1点を失うが、後続の石原貴規が打席に入った直後、球場の警備員が少年客に近づき言葉をかける。何らかの注意を受けたとみられる少年客はその後は大きな動作を控えたが、警備員は7回以降も少年客の座席前方に待機し監視を続けていた。 少年客は4回表ごろからバックネット裏の座席に着席し試合を観戦していたが、6回裏までは特に目立った行動はなかった。また、少年客の横には身内と思われる男性客も座っていたが、6回裏の少年客の行動に対し注意したような様子は見られなかった。 少年客の行動を受け、ネット上には「明らかに田口の投球を邪魔しようとしてて不快」、「田口にとっても他のファンにとっても迷惑でしかない、警備員もその場で退場にすればよかったのに」、「フラッシュの次は傘で妨害かよ、広島ファンはどんだけ民度低いんだ」といった苦言や批判が多数寄せられている。 一方、「試合の大勢が決まってる6回にいきなり騒ぎ出したのは不思議だな、妨害が目的ならもっと早いイニングでやってると思うけど」、「知り合いから『TV映ってるよ!』って連絡が来て舞い上がっちゃった可能性もあるんじゃないか」、「警備員と喋った後はおとなしくなってたし、本人的には中継画面で目立ちたかっただけなのでは」と、少年客に悪意はなかったとみるコメントも複数見受けられた。 「今回試合が行われたマツダスタジアムでは、2019年にもバックネット裏のファンの行動が物議を醸しています。同年8月30日~9月1日の広島対DeNA3連戦で、バックネット裏のファンがDeNA投手の投球に合わせてカメラのフラッシュをたくという行動を連発。1日の試合では球審が一度試合を止め直接注意する事態に発展しました、広島を含めたセ・パ12球団が試合進行・展開に影響を及ぼす行為を観戦ルールで固く禁止していることもあり、ネット上にも『ルール破りのフラッシュで目つぶしを狙うなんて卑劣すぎる』、『当たり前のルールも守れないような奴は早く出禁にしろ』と批判が噴出しました」(野球ライター) >>試合が崩壊したことも? 広島、観客による投球後の“目つぶし”に「わざとだろ」批判の声 迷惑行為止まず<< 試合後、田口は自身の公式ツイッターに投稿し「今季4勝目を挙げられました!」とファンに勝利を報告したが、投稿内で少年客については言及していない。ファンの間で物議を醸した少年客の行動だが、田口本人はあまり気に留めていなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について田口麗斗の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/taguchi90
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スポーツ 2021年06月23日 11時20分
広島、鈴木・森下に侍ジャパン離脱の危機? 佐々岡監督も不安視、ワクチン副反応で選考は白紙か
「侍ジャパン」にも影響が出るのではないだろうか。 広島・鈴木誠也外野手が6月22日の東京ヤクルト戦のスタメンから消えた。前日に接種した新型コロナウイルス対策のワクチンによる副反応の影響で、球場には姿を見せたものの、練習は行わず、大事を取った。球団の発表によれば、同じくワクチン接種を受けた森下暢仁投手も“体調不良”を訴えており、広島はまたしても新型コロナウイルスに泣かされることになってしまった。 >>広島・會澤の侍ジャパン入りで阪神ファンから心配の声?「とばっちり受ける」 敵選手の負傷が問題視されているワケは<< 「鈴木は5月20日に陽性判定を受けており、何人かの広島ナインも感染が疑われました。濃厚接触者も少なくなく、ベストメンバーを組めない時期が続きました。これからという時だったのに…」(スポーツ紙記者) 同情の声は少なくなかった。森下は26日の中日戦での先発が予定されている。「一度、ローテーションを外して回復を待つ」というのが大半の見方だが、こんな指摘も聞かれた。 「12球団は『感染拡大防止特例2021』を設けて、感染者が出てしまった場合などに備えていました。同特例の中にはワクチン接種による体調不良者が出た場合についても書かれていますが、それは、体調不良の選手の登録を抹消しても、回復すればすぐに再登録できるという内容だけです。つまり、試合に出られない選手を抱えたチームへの救済法は書かれていません」(球界関係者) 例えば、二軍選手を一軍戦に臨時登録できる、あるいは試合直前でも26人の出場登録を入れ換え可能にするなど、“臨時対処法”が書かれていないのだ。 鈴木は広島打線の主砲であり、彼に代わる選手はいないが、チーム救済の臨時措置法があれば、ワンサイドゲームにはならなかったはずだ。 「12球団は秋までに全選手のワクチン接種を終えようとしていますが、侍ジャパン入りした選手から優先して接種を進めるつもり」(前出・同) 選手個々の体質もあるが、今回の広島のようなケースが再び起こる可能性は捨て切れない。 「この影響で、鈴木、森下が調子を落としたどうなるのか…。侍ジャパンのメンバーを直前で何人か入れ換えることも考えられます」(前出・スポーツ紙記者) 代表チームのメンバー変更は“故障など”と記されているので、「不振」が適用されるのかどうか分からない。しかし、対策は講じておくべきだろう。 雨天中止の影響もあるが、広島は阪神戦をまだ7試合しか行っていない。阪神戦を最も残しており、広島は「ペナントレースの行方を決めるチーム」でもあったのだ。 鈴木、森下の体調不良について、試合後、佐々岡真司監督は「明日になってみなければ分からない」と力なく語っていたが、侍ジャパンはもちろん、セ・リーグの首位戦線にも大きな影響を与えそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月17日 17時00分
交流戦最下位の広島に「消化ゲームのよう」 球界OBが酷評 「終戦扱いするな」ファン反発の中、低迷長期化を期待する声も?
野球解説者の高木豊氏が、16日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。番組内での発言が、ネット上の広島ファンの間で物議を醸している。 番組で高木氏は同日に行われた広島対日本ハムの一戦を解説。同戦に「1-8」で大敗した広島は、「3勝12敗3分・勝率.200」と全体最下位で交流戦を終了。交流戦3勝は2015年のDeNAと並ぶ歴代ワーストタイ記録となった。 交流戦で惨敗しセ・リーグでもDeNAに抜かれ最下位に転落した広島に対し、高木氏は「どこに向かって野球をやっているのか、すごく消化ゲームのような(印象を受けた)」と発言。交流戦期間中は闘志があまり感じられなかったと苦言を呈した。 高木氏は続けて、「もうちょっと何か目標だとか、モチベーションを上げるようなものを見つけていかないと今シーズンは(これから先も)苦しみますよ」とコメント。何か明確な目標を持たないと今後のシーズンも低迷から抜け出せないのではと指摘した。 高木氏の発言を受け、ネット上には「必死にやってるチームを終戦扱いするな」、「本人は数字を客観的に見て指摘してるつもりなんだろうが、ファンとしては不調に乗じて馬鹿にしてるとしか思えない」、「今が9、10月ならまだしも、6月中旬の段階で選手たちが諦めてるわけないだろ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「むしろ高木の予想通りにこのまま負け続けてほしい」、「今更頑張っても手遅れだろうから、どこよりも早く来季に目を向ける方がよっぽど有意義じゃないか」、「中途半端に復調したら佐々岡(真司)が延命してしまうから、ポロカスに負けまくって1日でも早く監督生命を終わらせてほしい」と、高木氏の懸念通りにチームが苦戦することを望むようなコメントも複数見受けられた。 >>広島・佐々岡監督に「最低最悪の愚策」ファン激怒 セオリー無視の奇策で得点機を台無しに、野手より投手を優先した狙いは<< 「佐々岡監督は2020年から広島の監督を務めていますが、同年は『52勝56敗12分・勝率.481』でセ・リーグ5位に沈み、今季は16日終了時点で『19勝32敗8分・勝率.373』でリーグ最下位。昨季を上回るペースで敗戦を重ねていることもあってか、佐々岡政権では上がり目がないと判断し、今後も低迷が長引いてシーズン途中での休養やオフの辞任につながってほしいと願うファンは少なくないようです。一方、今季のチームは林晃汰(打率.355/20歳)、小園海斗(.326/21歳)、羽月隆太郎(.276/21歳)と芽を出しつつある若手が複数名いますが、低迷により早々にシーズン終戦となれば、こうした有望株の出場機会も増えるのではという見方もありますね」(野球ライター) 佐々岡監督は昨オフに球団の松田元オーナーにシーズン終了の報告を行った際、松田オーナーから勝率5割以上を最低限のノルマに課せられたことが伝えられている。現状はノルマに遠く及んでいないが、今後の戦いで進退を迫られることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月16日 17時00分
広島・會澤の侍ジャパン入りで阪神ファンから心配の声?「とばっちり受ける」 敵選手の負傷が問題視されているワケは
16日に発表された東京五輪に臨む侍ジャパンの内定メンバー。チームを率いる稲葉篤紀監督が会見で直々に24名のメンバーを発表したが、最も注目が集まったのは広島のプロ15年目・33歳の會澤翼の選出だった。 會澤は2007年のプロ入りから広島でプレーしている捕手で、今季は15日終了時点で「.278・2本・10打点」をマーク。2019年のプレミア12では侍ジャパンの正捕手として世界一に貢献していた。 ただ、會澤は15日に行われた広島対西武の一戦で、8回表の守備中に左足を痛め負傷交代。負傷の程度は明らかになっていないが、広島・佐々岡真司監督は試合後に「(自力で)歩けなかったので心配」と歩くこともままならない状態と明かしたことが伝えられている。 >>広島・佐々岡監督の采配に球界OBが苦言「同点までは投げさせないと」 薮田は続投させるべきだった? 復活の足掛かりになると持論<< その會澤の侍ジャパン選出を受け、ネット上には「昨日怪我したばかりなのに選んで大丈夫なのか?」、「五輪まではまだ1か月ぐらいあるけど、その間に治る保証はどこにも無いぞ」、「會澤が五輪目指して回復を焦る可能性もあるから不安でしかない」と広島ファンからの疑問の声が多数寄せられている。 一方、會澤の負傷・侍ジャパン入りについては広島ファン以上に、一見すると無関係の阪神ファンから心配の声が多く挙がっている。 ネット上には「會澤は侍ジャパンメンバーだけど、この怪我で代わりに梅野(隆太郎)が呼ばれることになるんじゃ…」、「もし會澤の代役で引き抜かれたら相当な痛手になるから困る、梅野本人は五輪出たいかもしれないけど」、「會澤が重傷なら梅野がとばっちり受けるから、心の底から軽傷で済むことを願いたい」、「ただでさえ青柳(晃洋)、岩崎(優)が選ばれてしまったのに、ここから會澤の代役で梅野まで引き抜かれるのは本当に勘弁してほしい」と、阪神正捕手・梅野への影響を懸念するコメントが複数見受けられた。 「梅野は今季首位を走るチームの投手陣を捕手として牽引し、打撃でもリーグトップの得点圏打率(.381)をマークしているものの、16日に発表された侍ジャパンメンバーの選外に。ただ、稲葉監督は會澤について『(広島関係者の)話を聞いてから、今後どうするかというのを決めていきたい』と今後に含みを持たせているので、負傷の程度次第では會澤と入れ替えで、チームに欠かせない存在の梅野が侍ジャパンに持っていかれるのではと心配しているファンは少なくないようです。なお、阪神は2008年北京五輪で正捕手・矢野燿大(現監督)を含む3名が代表に招集された結果チームが大失速し、最大13ゲーム差をつけていた巨人に大逆転で優勝を許した過去があります。16日の発表でメンバー入りした青柳、岩崎に梅野を合わせるとちょうど13年前と同じ引き抜き人数になるため、当時と同じように大失速のきっかけになるのではとファンの間で危機感が高まっているようです」(野球ライター) 今回発表された24名の内定メンバーだが、7月上旬までは故障などを理由とした入れ替えが可能となっている。會澤がこのままメンバーにとどまるのか、それとも梅野と入れ替えられるのかは今後の注目点となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月15日 17時00分
広島・佐々岡監督の采配に球界OBが苦言「同点までは投げさせないと」 薮田は続投させるべきだった? 復活の足掛かりになると持論
野球解説者の大矢明彦氏(元横浜監督)、齊藤明雄氏(元横浜)が、14日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。広島・佐々岡真司監督の采配に苦言を呈した。 今回の番組で大矢氏と齊藤氏は、同日に行われ広島が「2-3」で敗れた広島対西武の一戦を解説。その中で、「2-1」と広島1点リードの5回表に佐々岡監督が行った継投策を問題視した。 広島は4回まで先発・薮田和樹が西武打線を1点に抑えていたが、5回に2死一、二塁とピンチを招く。これを受けた佐々岡監督はここで薮田を降ろし2番手・コルニエルを送り込むが、コルニエルは森友哉にタイムリーを浴び裏目に。これで同点に追いつかれた広島は、6回に続投したコルニエルが勝ち越し点を奪われそのまま試合に敗れている。 敗戦を招く形になったこの継投策について、大矢氏はまず「5回が投手(へ)の四球から始まったのが一番大きかったと思う」と発言。薮田は5回1死から西武2番手・佐々木健に四球を与えているが、佐々岡監督はこの四球を見て代え時と判断したのではと推測した。 ただ、大矢氏は続けて「(薮田を)なんとか一本立ちさせたいのなら、少なくとも同点までは投げさせないと、『この次こそ』という気持ちを持って降ろさなきゃいけない。今日の降ろし方だと『何もなくダメだった』で終わってしまうので、非常にもったいない代え方をしたと思う」とコメント。薮田はこの試合が今季初登板・初先発だったが、先発の一角として運用したいのなら我慢して続投させるべきだったと指摘した。 大矢氏の後に話を振られた齊藤氏は「(薮田は)5回にもしやられた(失点した)としても、本人は『いけるところまでいった』と納得する感じになると思う。(でも)中途半端に代えられると、『信用されてないんだな』と(思ってしまう)」と、今回の早期降板は薮田のモチベーションにも関わってくるのではと主張。また、「次の登板でもっと重圧がかかって、四球(や被安打)が増えてくるんじゃないか」と、次回登板で予想される悪影響についても語った。 >>広島・佐々岡監督に「最低最悪の愚策」ファン激怒 セオリー無視の奇策で得点機を台無しに、野手より投手を優先した狙いは<< 両氏の発言を受け、ネット上には「確かにせめて追いつかれるまでは続投で良かった」、「3、4回は四球で招いたピンチを併殺で切り抜けてたし、5回も何とか粘れる可能性はあったと思う」、「薮田は過去にタイトルも獲得した実力者だから、首脳陣はもう少し信用するべきだったのでは」といった反応が多数寄せられている。 一方、「そんな薮田を優先するような余裕なんか無いだろ、ただでさえチームは連敗続いてるのに」、「2017年の薮田ならともかく、今の薮田にはそこまで信用するような価値は無い」、「佐々岡監督は四球続きで炎上の気配を感じたから代えただけだろ、後続が打たれたのは結果論」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「プロ入りした2015年から広島でプレーする28歳の薮田は2017年に15勝を挙げ最高勝率(.833)を獲得するも、翌2018年から昨季までは計3勝と不振が続いている投手。今季も二軍で『7登板・1勝3敗・防御率4.60』と苦戦する中で14日に一軍先発の機会が巡ってきましたが、大矢氏、齊藤氏は多少失点に目をつぶってでも続投させた方が復活につながるのでは考えたようです。ただ、薮田の現状やチームが14日試合前時点で7連敗中(2引き分け含む)ということなどを踏まえて、早期降板は間違いではなかったと異を唱えているファンも少なくありません。なお、佐々岡監督は試合後『チーム状況も状況だし、なかなか点が取れていない中で、これはこっちが薮田の勝ちよりチームが勝つための選択をした』と、チームの勝利を最優先に早期降板を決断したと語っています」(野球ライター) 試合後に即二軍降格が決まった薮田は、「無駄な四球と、自分の今の信頼度があそこ(での交代)だと思う」と反省の弁を口にしたことが伝えられている。14日の試合と今後の二軍再調整を糧に、2017年の投球を取り戻すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月14日 11時00分
広島・栗林、プロ初失点でメンタルが崩壊? 敗戦後の意味深コメントに二軍降格を勧める声も
残り3試合は、全て消化試合に…。敵地・京セラドームでのオリックス第3回戦(6月13日)にサヨナラ負けを喫し、広島東洋カープはセ・リーグの最下位に転落した。 「この負け方は、尾を引きそうですね」 多くのプロ野球解説者、取材陣がそう口にしていた。 敗戦投手となったのは、ルーキーながらここまで22試合連続無失点記録を更新してきた栗林良吏投手。試合後、「良い流れを壊してしまって申し訳ない」とうなだれたように、精神的ダメージが残りそうな負け方だったのだ。 「9回表、3点を挙げて同点に追いつきました。今季は9回打ち切り制なので、延長戦はありません。オリックスの最終回の攻撃を抑えて引き分けに持ち込んでいたら…」(球界関係者) 敗戦ムードを一変させた9回表の集中打、その雰囲気をブチ壊しにしてしまったが、栗林を責めることはできない。低迷する広島をここまで支えてきたのも「クローザー・栗林」である。 「雨天中止などがあり、セ・リーグで広島だけが交流戦の日程を全て消化できませんでした。他5チームは休みとなりますが、広島だけはあと3試合をこなさなければなりません」(スポーツ紙記者) >>広島・佐々岡監督に「最低最悪の愚策」ファン激怒 セオリー無視の奇策で得点機を台無しに、野手より投手を優先した狙いは<< 広島は交流戦も最下位だ。埼玉西武と2試合、北海道日本ハムと1試合を行うが、対戦する両チームとも交流戦の優勝争いに絡んでいないため、“消化試合”となる。この「残り3試合」もペナントレースにカウントされるため、無駄にすることはできないが、広島ナインのモチベーションも気になる。 「栗林を休ませてやることができればいいんですが」(前出・関係者) そもそも、クローザーとは、色々な意味で図太くなければ務まらないものなのかもしれない。と言うのも、クローザーとセットアッパーは同じリリーバーであっても、ブルペンでの待機の仕方や調整法が異なるという。 「クローザーとセットアッパー、どっちが楽かと言えば、クローザーですよ。でも、精神面ではセットアッパーの方が楽かな?」 これは、リリーフ経験を持つプロ野球解説者のコメント。肉体的に辛いのはセットアッパーで、精神的に辛いのが9回の最後を任されるクローザーだという。 「セットアッパーは勝敗、点差に関係なく、首脳陣に『行け!』と言われたら投げなければなりません。クローザーは基本的に勝ち試合でしか投げませんから」(プロ野球解説者) 先発投手が走者を背負うと、ブルペンに待機していたセットアッパーの投手たちは肩を作り始める。しかし、首脳陣が「やっぱり投手を交代させない」と言えば、そこで投球練習を終了する。 投球練習をしても無駄に終わることが試合中に何度もあり、実際に登板していなくても、セットアッパーは肉体的な疲労を負うのだ。 「栗林は大学(名城大)、社会人野球(トヨタ自動車)を経由してプロ入りしました。経験豊富ですが、広島では新人です。先輩投手が肩を作っているそばで座っているので、気苦労もあったのでは」(前出・同) 栗林を休ませるとしたら、試合出場登録から外すのがベストだと思われるが、それはできないだろう。リリーバーの経験もある佐々岡真司監督は、どうやってブルペン陣を建て直すのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年05月21日 11時55分
広島・鈴木らのコロナ感染、12球団全体の問題に? 試合開催可否をNPBが遅らせているワケは
広島東洋カープに激震が走った。新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査を受け、新たに7人が「陽性」と判定されたのだ。その7人の中には、主砲・鈴木誠也外野手を始め、長野久義外野手、羽月隆太郎内野手、石原貴規捕手といった主力選手も含まれており、濃厚接触者の特定もこれから順次、行っていくという。 メディア対応に当たった球団本部長は“最悪の事態”にも含みを持たせ、こう言った。「決まり次第、発表します」――。 今日5月21日から始まる本拠地・マツダスタジアムで首位阪神との3連戦を控えている。中止(後日延期)も念頭に入れ、NPBとも話し合っていくそうだ。同21日午前時点でまだ最終判断は出ていないが、しばらくの間、広島がペナントレースを小休止するようなことになっても、誰も反対しないだろう。 「球団独自の判断で、数人の選手にも自宅待機を要請しています」(関係者) 「一軍戦力の多くを欠いた状況で試合をさせる方が気の毒」と、他球団のスタッフも心配していた。 >>コロナ感染の広島・菊池、東京五輪出場が絶望的に? 同時に離脱の小園も二軍暮らしに逆戻りか<< 「新型コロナウイルスによるダメージをもっとも被ったのは、広島かもしれません」 そんな声も多く聞かれた。コロナ禍に見舞われる前、広島の本拠地・マツダスタジアムと言えば、連日、スタンドは超満員となっていた。「カープ女子」なる流行語も生み、対戦チームのファンはチケットの入手困難さをぼやいていたほど。そんな真っ赤に染まっていた「マツダスタジアム」のスタンドはガラ空き。感染防止策により、入場者数に制限が設けられたためだが、「ファンが再び帰ってきてくれるのだろうか」 との懸念もないわけではない。 21日から始まる阪神3連戦はともかく、佐々岡真司監督は主砲・鈴木のいない打順を決めなければならない。得点能力のダウンは必至だ。また、“試合再開”となった時、欠場する選手の人数分を二軍から招集しなければならないので、今度はファーム戦が成立しなくなる。 「広島も交流戦が苦手なはず。25日から始まる交流戦で記録的な大敗を喫する危険性はもちろんですが、NPBが21日の試合をどうするのか、発表が遅れた理由も『中止となった試合をどこに組み入れるのか』を決められなかったからでは? 問題は交流戦です。阪神3連戦の次、交流戦を中止・延期させたら、リーグが異なるので代替の日程を組みづらい。今回の件は12球団全体の問題です」(前出・関係者) 12球団全てを確認したわけではないが、東京五輪を指して、「本当にできるのか?」の声も多く聞かれた。ペナントレースをこのまま継続できるのかどうか、ちょっと心配になってきた。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年05月18日 18時30分
二軍降格の日本ハム・中田、まさかのトレード説が浮上? 不自然な抹消に「広島か中日が有力候補」憶測飛び交う
2008年のプロ入りから日本ハム(2008-)でプレーし、昨季までに「.252・257本・937打点」といった数字を残しているプロ14年目・32歳の中田翔。17日、その中田が一軍登録を抹消されたことが、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 今季は「.197・4本・11打点」と不振に陥っている中田は、16日・ソフトバンク戦でスタメンを外れベンチ外に。試合後、チームを率いる栗山英樹監督は体調不良が理由と明かしたが、翌17日に同じ理由で一軍登録を抹消したことが伝えられた。 中田は「.237・18本・91打点」をマークした2011年からここまでチームの主軸を務め続けている一塁手・外野手だが、この間は左手第5中手骨亀裂骨折(2013年8月)、右内転筋筋挫傷(2017年4月)、右手母指球部挫傷(2019年8月)と3度故障による登録抹消を経験している。ただ、故障以外の理由での二軍落ちはレギュラー獲得以降、そして栗山政権下(2012-)では今回が初めてとなる。 中田の抹消を受け、ネット上には「15日までは普通に試合出てたのに、メンタル面が上手くいってないんだろうか」、「表向きは体調不良だけど、打撃不振が長引いてることが主原因な気がする」、「バット折って右目負傷したりもしてたし、栗山監督は体調不良ってことにして二軍でリフレッシュさせるつもりなんだろう」といった反応が多数寄せられている。 >>日本ハム・中田の右目負傷に疑惑の声「ないとは思うがどう見ても…」 ベンチ裏での転倒が原因? 栗山監督の説明が物議を醸すワケ<< 一方、「コロナになったわけでも無いのに体調不良は不自然、実はトレードで追い出そうとしているのでは」、「球団側が中田を落ち目になってきたと判断して、『売れる内に売ってしまおう』と考えているとしても不思議ではない」、「日本ハムは過去に主力を何度も放出してるから、中田もこのまま他球団に出すこともやりかねない」、「チーム事情を考えると、広島か中日が有力候補になるんじゃないか」とトレードを予想する声も複数見受けられた。 「日本ハムは2012年に糸井嘉男(当時31歳/→オリックス)、2016年に吉川光夫(当時28歳/→巨人)、2017年に谷元圭介(当時32歳/→中日)と、20代後半から30代前半の主力選手を過去に複数回他球団に電撃トレードしています。そのため、32歳の中田も今後トレードされる可能性があるのではと考えているファンは少なくないようです。なお、こうしたファンの間では有力なトレード先として、中田の地元球団で一塁に目立った存在がいない広島や、チーム打率(.229)、本塁打数(17本)、得点数(111得点)が全てリーグワーストと貧打に苦しむ中日の名が挙げられています」(野球ライター) これまで打点王に3度(2014,2016,2020)輝き、ベストナインは5度(2013-2016,2020/2012-2013は外野手部門、2016-2020は一塁手部門)、ゴールデングラブ賞も4度(2015-2016,2018,2020/全て一塁手部門)獲得するなど攻守で豊富な実績を持つ中田。仮にトレード移籍となれば球界に衝撃が走ることは間違いないが、果たして今後実現することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月18日 11時00分
コロナ感染の広島・菊池、東京五輪出場が絶望的に? 同時に離脱の小園も二軍暮らしに逆戻りか
広島東洋カープもコロナショックに見舞われた。菊池涼介内野手が高熱を発し、PCR検査を受けたところ、陽性が確認された。これを受けて、佐々岡真司監督を始め、一軍コーチ、選手、スタッフなど74人にもPCR検査が実施され、小園海斗内野手、正随優弥外野手も陽性と判定された。 「その発表があった5月17日、一部選手がマツダスタジアムで練習をする予定になっていました。防護服を着た複数の清掃員がやってきて、一塁ベンチや球場内通路などの消毒作業を行っていました」(地元メディア) 異様な光景だったという。 同18日からの東京ドームでの巨人との2連戦、その後も首位阪神との3連戦が控えている。攻守ともに戦力ダウンの非常事態である。 >>広島・佐々岡監督に「最低最悪の愚策」ファン激怒 セオリー無視の奇策で得点機を台無しに、野手より投手を優先した狙いは<< しかし、その影響は12球団全体にも及びそうだ。感染防止対策、日程変更などはもちろんだが、それだけではない。 「東京五輪を戦う侍ジャパンのメンバー構成も、やり直しです。稲葉篤紀監督は『二塁・菊池』を前提に他の内野手の選出を考えていました」(球界関係者) “名手”菊池はここまで全39試合に出場し、リーグトップの打率3割4分2厘を残している。3-4月度の月間MVPにも選出されており、攻守に渡ってチームを牽引してきた。野球日本代表・侍ジャパンにおいてもリーダー的存在であり、金メダル獲得の至上命令を課せられた稲葉代表監督にとって、欠かすことのできない選手でもあった。 「東京五輪は7、8月なので、その頃には試合にも復帰しているかもしれません。でも、万全であるかどうかは…」(前出・同) また、ショートのレギュラーを掴みつつあった小園の欠場について、こんな指摘も聞かれた。 「小園は昨秋のフェニックスリーグで成長が認められ、その時点で広島首脳陣は今日のブレイクを予感していました。でも、佐々岡監督は『物足りない』と厳しい言い方をし、一軍には合流させず、キャンプ、オープン戦も二軍で送らせました。その屈辱をバネに、昇格後はバットでも結果を出してきました。これからという時なのに、運がないというか」(プロ野球解説者) 一軍昇格は4月22日。その後は遊撃手として先発出場を続け、まだ規定打席には到達していないが、3割6分の高打率である。 今季の広島は打線が繋がらず、苦しんでいる。二遊間を守る菊池、小園の離脱は攻撃面にも大きな痛手となるだろう。 「佐々岡監督はマジメと言うか、考え込んでしまうタイプ。これまでも打順編成で考え込み、決まったと思えばまた考え込み、そんなことを繰り返してきました。菊池、小園のいない打順編成でまた苦労しそう」(前出・スポーツ紙記者) 広島球団も感染防止策を徹底させてきた。他球団でもPCR検査での陽性判定者を出している。選手、関係者もナーバスになっているだけに、精神面でのケアも考えなければならないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年05月13日 15時30分
広島・佐々岡監督に「最低最悪の愚策」ファン激怒 セオリー無視の奇策で得点機を台無しに、野手より投手を優先した狙いは
12日に行われた広島対ヤクルトの一戦。「0-0」と両チーム引き分けに終わったこの試合で、広島・佐々岡真司監督が見せた采配がネット上の広島ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-0」と両チーム無得点で迎えた2回表に飛び出た采配。この回広島は坂倉将吾、正隨優弥の連続ヒットで無死一、二塁と先制点のチャンスを作ると、ここで打席には試合前時点で「.333・0本・4打点・15安打」と好調の小園海斗が入る。次打者が「.200・0本・1打点・2安打」の投手・森下暢仁だったため、小園には普通に打たせて先制点を狙うのがセオリーの場面だった。 ところが、佐々岡監督は小園に送りバントをさせ、後続の森下に1死二、三塁の好機を託すという奇策を講じる。しかし、森下は捕邪飛で走者をかえすことができず、続く菊池涼介も右飛に倒れ結局この回は無得点で終わってしまった。 >>広島・鈴木に「何回やれば気が済むのか」ファン呆れ 2日連続の暴走に批判、実はセオリー通りのプレーだった?<< 佐々岡監督の采配を受け、ネット上には「何で3割打者の小園より投手森下の打撃を信頼したのか理解不能」、「その辺の素人でもやらないような最低最悪の愚策、打つ機会を奪われた小園も相当不満溜めてるだろう」、「これで得点機逃したのが今日勝てなかった最大の原因だな」といった苦言や批判が多数寄せられている。 一方、「結果的には不発だったが、走者を三塁に進めた方が得点の期待値が高いって考えたんだろ」、「走者二塁よりは三塁の方が采配の幅も広がるしなあ」、「投手が打席だと相手バッテリーの警戒緩むっていうし、佐々岡監督はその辺りを踏まえて小園にバントをさせたのではないか」と采配の意図を推測するコメントも複数見受けられた。 「野手よりも打力が劣る投手が打席に入ると相手バッテリーは警戒心を緩めるのが一般的とされ、報復を受ける危険性のある死球を避けるため内角攻めなどもほとんど行わないとされています。比較的甘い球が来やすい状況であるため、走者が三塁にいれば内野ゴロやスクイズといった形で1点を奪える可能性は高まります。そのため、佐々岡監督は警戒されている小園が二塁走者をかえす確率よりも、無警戒の森下が三塁走者をかえす確率の方が高いと判断したのかもしれません。今回は失敗に終わったため多くのファンが憤っていますが、森下が打っていれば評価は真逆になっていたかもしれません」(野球ライター) 得点という結果にはつながらなかった佐々岡監督の采配。その是非はファンの間でも意見が分かれているようだ。文 / 柴田雅人
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