広島
-
スポーツ 2021年01月14日 20時35分
広島・長野「どうやって打ったらいいのか…」阪神・青柳への苦手意識を明かす 巨人・坂本も苦戦? 攻略の糸口を掴めないワケは
元巨人で野球解説者の井端弘和氏が13日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、広島のプロ12年目・36歳の長野久義がゲスト出演。強烈な苦手意識を持っている投手を明かした。 2020年12月23日に井端氏が投稿したユーチューブ動画で初出演し、今回が3本目の登場となる長野。今回の動画では「9球種プラスその他」の10項目で自身が「最強」と思い選んだ投手をそれぞれ挙げながらトークを展開したが、「その他」の項目で阪神のプロ6年目・27歳の青柳晃洋の名を挙げ攻略の糸口をつかめていないことを明かした。 長野は昨季までに「1376試合・.285・152本・562打点・1392安打」をマーク。首位打者(2011)、最多安打(2012)の獲得経験もある好打者だが、サイドスロー投手の青柳は「本当にどうやって打ったらいいか分からない」という。 青柳の攻略に苦しんでいる理由について、長野は「(速球が)曲がったり落ちたりする」とストレートが小さく不規則に変化する、いわゆるムービングファストのような球のため狙いを絞りづらいからだと説明。また、「スライダーとか変化球もすごい。背中の後ろを通ってストライクになるような(体感の)スライダーを投げたりする」と、サイドスローのため横方向の球種の変化量が大きく見える点も厄介と口にした。 青柳は球が適度に荒れるタイプの投手のため、山を張って打つことも難しいという長野。「青柳君が投げる時は一生試合に出られない(と思うほど苦手)」と、ほとんどお手上げ状態だと語っていた。 長野はこの他にも対戦した中で一番ストレートが速いと感じたというOB投手や、初対戦時に「なんだこのピッチャーは!?」と衝撃を受けた現役投手などについて動画内で語っている。 >>広島・長野「僕じゃありません」まさかの犯人疑いに困惑? 物議を醸した“もう一発騒動”の裏話を明かす<< 今回の動画を受け、ネット上には「タイトルホルダーの長野にここまで言わせるのはすごい」、「青柳の荒れ球はかなり厄介らしいな、坂本(勇人/巨人)も打つのに苦労しているって以前言ってたし」、「広島に来てから対戦してるイメージないけど、巨人時代から苦手なんだろうか」といった反応が多数寄せられている。 これまで巨人(2010-2018)、広島(2019-)で活躍している長野と、プロ入りから阪神(2016-)でプレーしている青柳。両者は2016年から現在に至るまで共にセ・リーグでしのぎを削っている。なお、青柳は昨季まで「75登板・25勝28敗・防御率3.25」と黒星こそわずかに先行しているものの、防御率はある程度の数字を残している。 青柳とは2016年しか対戦がないが、同年は「9打数無安打・6三振」と完全に抑え込まれている長野。青柳に植え付けられた強烈な苦手意識は、最後の対戦から4年が経過する現在でもぬぐえていないようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
-
スポーツ 2021年01月10日 11時00分
「死ぬか分からんぞ」広島キャンプで鬼軍曹がスパルタ指導! 今なら考えられない光景? 波紋を呼んだ伝説の“素手ノック”事件
1915年に創部し、1985年の夏の甲子園に出場した実績も持つ藤嶺藤沢高校(神奈川)。6日、硬式野球部の監督が練習中に部員に素手でノックを受けさせ怪我を負わせたとして、県警藤沢署が同監督を傷害容疑で書類送検したと複数メディアが報じた。 報道によると、昨年9月26日の練習中に同監督が1年生の男子部員に素手でノックを3球受けさせ、左手に全治3週間の怪我を負わせたという。また、同監督が「指導の一環だった」と容疑を認めていることも伝えられている。 指導者が度を超した指導で選手を怪我させたというこの一件を受けネット上には批判や反発が噴出し、元阪神・藤川球児氏も6日に自身の公式ツイッターを通じて「この行いが正解か不正解かも分からないのか…」と苦言を呈している。一方、一部では「素手ノックで選手が怪我って昔の広島キャンプかよ」、「素手ノックって言葉を見て野村のことを思い出した」といったコメントも見られた。 コメントで挙がっている野村謙二郎は現役時代広島(1989-2005)一筋でプレーし、引退後は広島監督(2010-2014)も務めた人物。54歳となった現在は野球解説者として活動しているが、現役時代の春季キャンプ中に“自ら”素手ノックを受け故障したことがある。 >>広島・石原が“死んだふり”で相手をかく乱!本人も「普通に言えばボーンヘッド」、現役引退で思い出される衝撃の頭脳プレー<< 野村が素手ノックを受けたのは、当時プロ11年目・32歳だった1999年の春季キャンプ。この年の広島は過去に2度(1979-1983,1989-1991)チームでコーチを務め“鬼軍曹”と呼ばれていた大下剛史がヘッドコーチとして復帰したこともあり、春季キャンプでは猛練習を敢行。大下にとって駒澤大学の後輩に当たる野村も例外ではなく、連日大下から厳しく指導を受けていた。 キャンプも終盤に差し掛かった2月19日、この日も野村は大下から「死ぬか分からんぞ」と言われながらランチタイム返上でノックを受けていたが、その途中で何を思ったのか左手に着けていたグラブを投げ捨て、素手のまま「こい!」とノックを要求。素手での捕球は打撲や突き指、さらには骨折の可能性もある大変危険な行為だが、大下は意に介さず打球を放った。 大下の打球を左手に当てて弾いた野村は、案の定ともいうべきか左手を負傷。さらに、翌20日にはノックによる疲労からか左ふくらはぎ痛を発症しキャンプを離脱する羽目になった。なお、自らグラブを外した理由は不明だが、後年の報道では極度の疲労や興奮により判断力を失ったのではとの見方がされている。 開幕には間に合った野村だが、キャンプでの猛練習が尾を引いたのか同年は「101試合・.291・6本・42打点・102安打」と今一つで規定打席にも到達できず。また、広島は野村以外にも故障者が続出した影響で「57勝78敗・勝率.422」と優勝した中日と24ゲーム差の5位に沈み、シーズン終了後大下は成績不振の責任を取る形で辞任している。 当時のファンの間でも「広島は伝統的に猛練習するチームだけどさすがにこれはやり過ぎ」、「勝手に暴走して自滅した野村、止めることなくノックを続行した大下はどっちも猛省しろ」と反発は多かったという“素手ノック”事件。現在は当時に比べ過度なトレーニングで力をつける時代ではなくなってきているため、このような光景はもうこの先見られることはないだろう。文 / 柴田雅人記事内の引用について藤川球児氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kyuji22fujikawa
-
スポーツ 2020年12月30日 11時00分
3連続継投ミスに猛批判、まさかの違反行為疑惑も? ネット上で波紋を広げた2020年球団首脳陣の采配・行為
今年6月19日に開幕し、11月25日の日本シリーズ終了をもって全日程が終了した今季のプロ野球。新型コロナウイルスの影響により当初の予定から約3カ月遅れての開幕となったが、幸いにも途中打ち切りなどは起こらず最後の日本シリーズまで行われた。 日々行われる各球団の試合では選手はもちろん、首脳陣の采配や行動も注目の的。勝利をたぐり寄せて称賛を集めた首脳陣は多かったが、その一方でファンの間で物議を醸してしまった首脳陣もいる。 継投ミスを1度ならず3度続けて批判を集めたのがソフトバンク・工藤公康監督。6月26~28日に行われた対西武6連戦の後半戦。前半を2勝1敗で勝ち越したソフトバンクは26日の後半1戦目で8回表まで「4-3」とリードしていたが、その裏工藤監督が起用した岩嵜翔が逆転満塁弾を浴び「4-7」で逆転負け。翌日の2戦目も7回表まで「7-5」とリードしたが、その裏に投入した岩嵜が逆転3ランを浴び「7-8」で連敗となった。 さらに、28日の3戦目は9回表まで「3-3」と互角の展開だったが、裏に送り込んだ泉圭輔がタイムリーを浴びサヨナラ負けで3連敗。いずれの試合も継投ミスで落とした工藤監督に対して「1戦目で打たれた岩嵜をなぜ連続して2戦目も使ったのか」、「守護神の森(唯斗)より先に泉を使ったのは意味不明」と批判が噴出する一方、開幕から9試合が終わったばかりということもあり「気が早すぎる」との擁護も見受けられた。 >>ソフトB・工藤監督に「もう辞任しろ」ファン激怒 3連敗を招いた継投ミス、本人も「僕自身も見直して」と反省?<<https://npn.co.jp/article/detail/200005423 広島・佐々岡真司監督は、大不振の助っ人を起用した結果ファンの怒りを買っている。7月2日のヤクルト戦、広島は9回表まで「5-5」と互角の状況だったが、その裏佐々岡監督は試合前時点で「4登板・0勝1敗・防御率9.00」のスコットを投入。不安定な投球が続いていたこともあり、ファンの間からは登板直後から不安の声が挙がっていた。 すると、案の定スコットは無死満塁の大ピンチを招くと、迎えた村上宗隆に満塁弾を食らいチームは「5-9」でサヨナラ負け。試合後、ネット上には佐々岡監督への批判と共に、スコットの配置転換や二軍落ちを求める声が殺到した。 >>広島・佐々岡監督に「二軍に落とせ」クレーム殺到 元巨人・斎藤氏も危惧、炎上続く新助っ人の代役は<<https://npn.co.jp/article/detail/200005589 試合中のある行動が波紋を広げたのは巨人・後藤孝志コーチ。8月26日の対ヤクルト2回表、「2-3」と1点ビハインドの巨人は1死二、三塁のチャンスを作るも、ここで打席のモタが三ゴロに倒れてしまう。このゴロにより三塁走者・中島宏之と二塁走者・岸田行倫が三塁ベース上に重なる状況となったため、ヤクルト捕手・中村悠平は両走者にタッチ。この場合、規定では前を走る走者に塁の占有権が与えられるため中島はセーフ、岸田はアウトとなるが、中島は自身がアウトと勘違いしたのかベースから離れようとした。 すると、三塁コーチャーの後藤コーチは、背後から中島のユニフォームをつかみ離塁を阻止するというまさかの行動に。公認野球規則ではコーチャーが走者の帰塁・離塁を手で支えるなど“肉体的援助”することは違反行為とされており、ヤクルト側も三塁手・村上と高津臣吾監督が抗議したが審判は違反行為には当たらないと判断。これを受けネット上には判定への不満や判断基準への疑問が多数寄せられた。 >>巨人・後藤コーチに「違反行為じゃ?」疑問の声相次ぐ 三塁ランナーへの“肉体的援助”、高津監督の抗議も実らず<<https://npn.co.jp/article/detail/200007121 今季は新型コロナの影響により、通常の143試合ではなく120試合でレギュラーシーズンが行われた。試合数削減により勝ち負けの重みが増したことが、選手のみならず首脳陣の采配や行動に注目が集まりやすかった一因なのかもしれない。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2020年12月24日 19時30分
広島・長野「僕じゃありません」まさかの犯人疑いに困惑? 物議を醸した“もう一発騒動”の裏話を明かす
元巨人で野球解説者の井端弘和氏が23日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、広島・長野久義がゲスト出演。今季ヤクルトとの試合で起こった乱闘騒ぎで予想外のとばっちりを受けたことを明かした。 現役選手としては初めて井端氏の動画にゲスト出演した長野は、2019年1月に巨人から広島に移籍した際の心境や今季の戦いをテーマにトーク。その中で、広島ベンチからのヤジがきっかけで乱闘騒ぎが勃発した10月3日ヤクルト戦の裏話を語った。 同戦は「13-0」と広島13点リードの8回裏にヤクルト・青木宣親が広島・菊池保則から死球を受け負傷交代したが、次打者の山田哲人が打席に入る際に広島ベンチから「いったれもう一発いったれいったれ」とヤジが。すると、これを聞いたヤクルト・森岡良介コーチが「もう一発はアカンやろオラ!当てといてなんじゃコラ!」と激怒して広島ベンチへ詰め寄り、これをきっかけに両軍ベンチから選手・コーチが飛び出し本塁付近での乱闘騒ぎに発展している。 審判団から警告試合が宣告されることにもなったこの乱闘騒ぎだが、長野は直前までベンチ裏でアイシングをしていたとのこと。ただ、「(ベンチの方が)ざわざわとなっていきなりみんな(グラウンドに)行き始めた」と、何か騒ぎが起こった雰囲気はベンチ裏にも伝わってきていたという。 その直後に同僚が一斉にグラウンドへ飛び出したことを受け、「慌ててアイシングをベンチで外して、ユニフォーム(の裾)も出しっぱなしだったので(ズボンに)全部入れて最後の方に行った」と自身も出遅れながら駆け付けたという長野。ただ、誰がヤジを飛ばしたのかは最後まで把握できなかったという。 同戦後は井端氏を含めた多くの知人から乱闘騒ぎについて連絡をもらったという長野。ただ、「もう一発いけはアカンぞ」と自身が犯人なのではと勘繰る知人も一部いたため、「いや、僕じゃありません」と困惑しながら弁明に努めたと苦笑いで語っていた。 この他にも長野は巨人時代の2013年12月にチームに移籍してきた井端氏と親交を深めたきっかけや、広島移籍に際し最も懸念していたことなどについて動画内で語っている。 >>「いつまでグズグズ言ってるんだ」巨人コーチのヤジが大騒動に!同僚は流血、藤田元監督も嘆いた衝撃の大乱闘<< 今回の動画を受け、ネット上には「あの騒動は中継で見てて『いきなりなんだ?』って思ったけど、長野にとっても予想外の出来事だったのか」、「当時の中継映像見返したら、ユニフォーム着直しながら慌てて出てくる長野がバッチリ映ってるね」、「一方的に犯人扱いされるって完全なとばっちりだな」、「長野は巨人時代から選手、裏方への気遣いが凄いことで知られてるから絶対犯人じゃないって思ってたよ」、「結局ヤジ飛ばしたのは誰なんだろうか、球団内ではもう特定や処分は済んでるんだろうけど」といった反応が多数寄せられている。 現在までにヤジを飛ばした犯人は現在まで公表されていないが、当時はネット上でも「あの選手が言ったんじゃないか」と憶測が飛び交った同戦の乱闘騒ぎ。無実の長野もとばっちりを受けていたことに驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
-
スポーツ 2020年12月18日 20時30分
広島・達川元監督がソフトB打線の弱点を暴露?「しめたと思った選手も多いのでは」悪影響を及ぼしかねない指摘に反発も
元広島監督で野球解説者の達川光男氏が、17日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に電話で生出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 「年末大反省会SP」と銘打たれた今回の放送に、達川氏は元巨人・斎藤雅樹氏、元中日・立浪和義氏と共に電話で生出演。スタジオの元楽天監督・大久保博元氏、元ヤクルト監督・真中満氏、元横浜・野村弘樹氏、元巨人・井端弘和氏らを交え、今季の12球団の戦いを球団ごとに振り返った。 問題となっているのは、巨人がソフトバンクに4連敗した日本シリーズを振り返る最中に飛び出た発言。2017年から2018年にかけソフトバンクでコーチを務めていたこともあり話を振られた達川氏は、第1戦で巨人・菅野智之がソフトバンク・栗原陵矢に真ん中のスライダーを捉えられ2ランを浴びたことでソフトバンクを勢いづかせてしまったと主張。 その話の流れで、「ソフトバンクの左バッターは外からのスライダーと落ちるボールに弱い」、「右バッターはとにかくインサイドを見せられて、(2ストライク後に)外(のコース)に落とされるのがあまり得意じゃない」と、ソフトバンク打線の弱点を左右それぞれ暴露。今季のソフトバンク打線から見抜いたものなのか、それとも自身の在籍時からのものなのかは明言しなかったが、「巨人はちょっと研究不足だったんじゃないかなと思う」と巨人スコアラーはもっと分析に時間をかけるべきだったと語っていた。 >>楽天・下妻に「センターのいいプレーを台無しに」達川元監督が苦言失点を招いた守備への批判に「まともに防いだら反則」と反発も<< 達川氏の発言を受け、ネット上には「達川さんは2年間コーチしてるから説得力が高すぎる」、「古巣選手の弱点をそんな簡単にペラペラ喋るなよ」、「内部を知ってる元コーチのリークはソフトバンクにとったら迷惑でしかないのでは」、「この言葉を聞いて『しめた』と思った現役選手も多いのでは」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「公の場で選手の弱点ばらすって里崎と同じことしてる」、「里崎の時は結構な影響あったから、来季のソフトバンク打線はもしかしたら湿るかもしれない」と元ロッテ・里崎智也氏を絡めたコメントも複数見受けられた。 「里崎氏の名前が一部ファンから挙がっているのは、2015年に里崎氏がアンダースロー投手の攻略法を暴露したことによるものと考えられます。里崎氏は同年8月23日放送の『球辞苑』(NHK BS1)に出演した際、番組内で“右打者はインコースから投手の手の出所に向かって縦に真っすぐラインを引くと球筋を読むことができる”、“左右関係なくアウトコースは徹底的に捨てる”という攻略法を暴露。すると、放送後に西武・牧田和久、ヤクルト・山中浩史といったアンダースロー投手たちの成績が大幅に下落。また、同年12月29日放送の同番組に出演した西武・秋山翔吾は『打てなかった人が腹をくくって“こうやって打とう”と思わせるほどの説得力があった』と、里崎氏の攻略法を取り入れた打者は少なくなかったという旨を口にしています。この里崎氏の発言のように、今回の達川氏の発言も思わぬ影響を及ぼすのではと予想しているファンは多いようです」(野球ライター) 今季はチーム打率(.249)、得点数(531得点)がパ・リーグ2位、本塁打数(126本)がリーグ1位とリーグ屈指の破壊力を見せたソフトバンク打線。達川氏の暴露が、来季に影響を及ぼすことは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2020年12月18日 17時00分
巨人・戸郷の新人王落選に「むしろ最高」期待の声 球団4人目の新人特別賞、菅野級のスター選手へ大成するカギは
今季「19登板・9勝6敗・防御率2.76」といった数字を残し、チームのセ・リーグ2連覇に貢献したプロ2年目・20歳の巨人・戸郷翔征。17日、その戸郷が同日に行われた「NPB アワード 2020」でセ・リーグ新人特別賞を受賞した。 今季は「18登板・10勝3敗・防御率1.91」をマークした広島・森下暢仁と熾烈な新人王争いを展開した戸郷。同日にNPB公式サイト上で発表された記者投票(投票総数313票)の結果、戸郷は9票、森下は303票と新人王には森下が選出されたが、落選した戸郷にはリーグ側から新人特別賞が贈られた。 新人特別賞は新人王に値する活躍を見せた選手が複数名いたとリーグ側が判断した場合、新人王に選出されなかった選手に贈られる特別表彰。明確な選出基準は設けられていないが、投手なら10勝前後、野手なら130安打前後をマークした選手に贈られたケースが多いため、今回の戸郷も9勝という数字がリーグ側から高く評価されたものと思われる。 >>巨人戦力外選手への“ベストナイン投票”に「ふざけすぎ」ファン激怒物議を醸す吉川大・モタへの投票、理由説明を求める声も<< 戸郷の新人王落選を受け、ネット上には「数字的には森下の方が上だけど、こんなに大差付けられての落選はガッカリ」、「戸郷は9月以降2勝しかできなかったから、この失速が森下と明暗を分けたかな」、「シーズン中から新人王意識してたし本人も相当悔しいだろうな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「特別賞もらえたのはむしろ最高では」、「過去に受賞した先輩たちはみんなスター選手になってるから凄く期待できる」、「1年投げ抜けるスタミナをつければ、前回受賞した菅野(智之)級の投手になれるはず」と落選以上に新人特別賞受賞を喜ぶコメントも複数見受けられた。 「巨人選手が新人特別賞を受賞したのは、中日・川上憲伸との新人王争いに屈した高橋由伸(1998年)、同僚の巨人・山口鉄也に賞を持っていかれた坂本勇人(2008年)、ヤクルト・小川泰弘に受賞を阻まれた菅野(2013年)に続き戸郷が4人目。過去の3名は全員チーム、そして球界を代表する選手にまで大成しており、“新人王を逃した選手”というイメージはほとんど持たれていません。戸郷はシーズン後半の9月以降『2勝4敗』と白星を伸ばせませんでしたが、8月までの前半戦は『7勝2敗』と大きく白星を先行させていました。ですので、シーズンの最後まで息切れしないようスタミナをつければ、3名の先輩たちのように大成するだろうと今後に期待しているファンも多いようです」(野球ライター) 新人王受賞はならなかったが、わずか2登板にとどまった昨季と比べると大きな成長を見せた戸郷。落選の悔しさをバネに、偉大な先輩たちのように成長することはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPB公式サイトよりhttps://npb.jp/
-
スポーツ 2020年12月17日 21時30分
広島・山本元監督、古巣の低迷理由をズバリ指摘 佐々岡監督にも同情した投壊試合が元凶?
日本プロ野球名球会が16日に公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元広島監督で野球解説者の山本浩二氏がゲスト出演。今季の広島が5位に低迷した理由について持論を語った。 12月4日に名球会の動画に初登場し、今回の動画が3本目となる山本氏。今回は聞き役を務めた元フジテレビアナウンサーでフリーの山中秀樹アナと共に、自身の監督時代にあった選手との秘話や現在の広島の印象などについてトーク。その中で、6月21日のDeNA戦でサヨナラ負けを許す投球を見せた助っ人・スコットが、広島が低迷した原因だと指摘した。 この試合で広島はプロ初登板初先発のドラ1ルーキー・森下暢仁が7回無失点の好投を見せ、「1-0」とリードしたまま9回裏へ。ところが、この回登板したスコットが1死も取れないまま4安打2失点と炎上しまさかのサヨナラ負けを喫している。 試合を台なしにしたスコットの炎上について、山本氏は「どれだけがっくりきたか」と心底失望したとコメント。広島にとって開幕3試合目だったが「そこ(スコットの炎上)が全てだね、(5位に低迷した)今年の戦いは」と、その後の戦いにも悪影響を及ぼすお粗末な投球だったとバッサリ切り捨てた。 山本氏は続けて「(佐々岡真司監督も)ピッチャー出身の新人監督でどれだけショックを受けたか(計り知れない)」と、スコットを信頼し守護神として起用した佐々岡監督の落胆も大きかっただろうと推測。また、「全ての歯車が狂ったのは後ろ(救援陣のせい)なの」と、スコットの炎上で勝ちパターンの再編を迫られたことが低迷の主要因になったと主張した。 ここまで山本氏の話を聞いていた山中アナは「『何しに出てきたんだ!』というカープファンのヤジはすごかったですよ」と、多くのファンがスコットに激怒していたと発言。すると、山本氏は「ワシだって(テレビの前で)やったよ」と、自身もOBとしてではなく、一ファンとしてスコットに激怒したと暴露していた。 山本氏はこの他にも監督時代、ある投手に意外な場所で開幕投手起用を伝えたエピソードや、自身が最適だと思う現在のチームのクリーンナップについて動画内で語っている。 >>広島、“ドーピング解雇”バティスタが電撃復帰? SNSに突然の投稿、球団公式サイトにも異変…憶測相次ぐ<< 今回の動画を受け、ネット上には「森下のプロ初勝利も消す炎上だったから怒るのも当然」、「あの試合は逆転サヨナラ負け、森下の初勝利消滅、スコット守護神構想瓦解と三重の意味でショックだった」、「確かに最後までブルペン崩壊に苦しんだ今季を象徴するような試合だった」、「スコットを抑えに固定できなかったことで佐々岡監督の計算を狂ったのは確かだろう」、「スコットがちゃんと抑えを務めてくれたら、リリーフの防御率がガタガタになることもなかったのに」といった反応が多数寄せられている。 「今回名前が挙がったスコットは今年1月にチームに入団した新助っ人で、開幕前の練習試合では3試合登板で無安打無失点と好投。佐々岡監督はこの結果を元にスコットを守護神、7、8回はフランスアや菊池保則らでつなぐという勝ちパターンを想定してシーズンに臨みました。しかし、スコットは同戦を含め開幕から5試合登板で『0勝2敗・防御率21.00』と全く結果を残せず7月3日に登録抹消。これ以降、佐々岡監督はフランスアや菊池を代役守護神に据えたり、その両名の代わりに7、8回を担えるリリーフを試したりしましたが、結局チームの救援防御率は12球団ワースト(4.64)と最後までブルペンを立て直すことはできませんでした」(野球ライター) 山本氏の怒りも買ったスコットは今オフチームと1年契約を結んで残留し、来季は主に先発として起用される見込みと伝えられている。リリーフでは全くと言っていいほど活躍できなかったが、先発ではチームに貢献することができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について日本プロ野球名球会の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9ycDcfxt5ge3hUFfnqnQ9Q
-
スポーツ 2020年12月12日 11時00分
広島・森下、新人王確実も油断は禁物? 先輩エースも苦しんだ“2年目のジンクス”を回避するカギは
背番号18を背負う者として、堂々たる投げっぷりを披露した1年だった。 広島カープ森下暢仁は今季、10勝3敗、防御率1.91と、文句の付けようがない成績で1年目を終えた。シーズンを通して先発ローテーションを守り、規定投球回を投げ抜くなど、広島投手陣を牽引する立場にまで成長している。 シーズン終盤からは、中日の大野雄大と防御率トップを争う展開も繰り広げられている。球界を代表する左腕とペナントレースの最終盤まで僅差の争いを演じ続けるなど、ルーキーイヤーとは思えない程の逞しいマウンド姿を強くアピールした1年となった。 さらに、もう一つ注目を集め続けたのが新人王争いだ。巨人の戸郷翔征と激しく競い合い、最終的に白星を始め、殆どの投手成績で上回っている。17日に発表される新人王が確実視されており、一生に一度のタイトルを手中に収めていると言って良いだろう。 新人王獲得となれば、カープでは2014年の大瀬良大地以来となり、現在の大黒柱・大瀬良と同様の存在となれることへ想像が膨らむも、決して簡単な道のりではない。大瀬良とて、2年目以降は不振により中継ぎへの配置転換や、怪我にも苦しんだ経験を乗り越えた上で広島のエースにまで登り詰めてきた。いわゆる「2年目のジンクス」を乗り越え、ルーキーイヤーの勢いを翌年も継続するためには更なる努力が必要なのはもちろん、強いメンタルも求められる。来季は大瀬良と共に、カープのペナント奪還への原動力として飛躍への期待は大きい。 今シーズンオフには、森下にとって初の契約更改も行われている。 12月8日、球団新人では最高額となる推定4300万円で更改した。「ローテーションをしっかり守ったところを評価して頂いた」とコメント、さらには来季へ向け、「開幕で投げたい気持ちはある」と開幕投手への意気込みも語っている。 ペナントレース終盤、防御率タイトル争いを演じながらも、最後は「防御率1点台を維持したい」と数字に対して強いこだわりを見せている。歴代のルーキー以上に心身ともに頼もしさを感じさせてきた背番号18、森下暢仁ならば、来季の開幕マウンドに立つことも決して不可能ではないだろう。(佐藤文孝)
-
スポーツ 2020年12月06日 11時00分
広島のFA選手に“セルフ戦力外”の危機! 争奪戦どころかテスト入団の憂き目に、ロッテ・松永の二の舞に懸念?
2012年ドラフトで1位指名を受けロッテに入団し、今季まで「359登板・16勝15敗135ホールド1セーブ・防御率2.91」といった数字を残しているプロ8年目・32歳の松永昂大。その松永が3日、今年8月に取得した国内FA権を行使した。 松永はソフトバンクに2連敗し今季終戦となったCS(11月14、15日)後からFA行使を熟考していることが伝えられていたが、3日に権利行使に必要な書類を球団側に提出。誰にも相談することなく権利行使を決断したという松永は、「他チームの評価を聞きたいというのが一番」と理由を語っている。 >>ロッテ・澤村、トレードの原因はプロ2年目にあった?「どうしたのこの体」川口元コーチが投球を狂わせた誤算を明かす<< チームでは貴重なリリーフ左腕である松永のFA宣言を受け、ネット上には「左腕は他に小島(和哉)や中村(稔弥)ぐらいしかいないから抜けられたらマズい」、「今季は故障であまり投げられなかったけど実力は確か、球団は何とか慰留に尽くしてほしい」といった残留を願うコメントが多数寄せられている。一方、一部では「人的補償(松永はBランク)が発生する故障明け選手を獲る球団なんかあるのか?」、「下手したら広島の木村みたいにドロ沼に陥りそう」というコメントも見られた。 名前が挙がっている木村昇吾は、現役時代に横浜(2003-2007)、広島(2008-2015)、西武(2016-2017)でプレーした内野手。2017年の西武退団後はクリケット選手に転身し40歳となった現在もプレーを続けているが、広島時代にFA権行使が原因で選手生命の危機に立たされたことがある。 木村がFA権を行使したのは、当時プロ13年目・35歳だった2015年11月。同年まで8年間広島でプレーし「645試合・.270・3本・65打点・265安打」といった数字をマークした木村は、スタメンでの出場機会を求めてFA宣言。35歳という年齢面に加え年俸も4100万円(推定)と安くはない中での宣言だったため、当時は水面下で既にどこかの球団と話がついているのだろうという見方が大半だった。 しかし、宣言後の木村は移籍先が決まるどころか、他球団が獲得調査を行っているという報道すらない異例の状況に。さらに、広島も宣言残留は原則として認めないというスタンスであったため、木村はこのままだと36歳となるシーズンを所属先なしで迎えるという大ピンチに陥った。なお、木村は人的補償が不要なCランクの選手であったため、各球団は実力やコストを純粋に判断した上で木村を“スルー”したものと思われる。 12月に入ってもいっこうに進展がなく、現状を伝える報道の中では「何もない」という悲壮感あふれるコメントもしていた木村だったが、同月下旬にようやく転機が訪れる。同月上旬に内野のバックアッパーだった脇谷亮太が巨人にFA移籍していた西武が、木村に翌年2月1日から始まる春季キャンプにテスト生として参加することを提案。もちろん木村はこれを快諾し、テストという条件付きながら現役続行へ望みをつないだ。 「挑戦する機会を与えてくれた西武に感謝したい。目いっぱい、頑張りたい」と喜びをあらわにした木村は、翌年の西武春季キャンプにテスト生として参加。期間はキャンプ初日の2月1日から10日間程度の予定だったが、西武・鈴木葉留彦球団本部長(当時)は「覚悟を十分に見せてくれた」とテストに取り組む木村の姿勢を高く評価し、期間終了前の5日に年俸2000万円(同)で契約。同日の入団会見で「すごくうれしくありがたい気持ちでいっぱい」と西武に感謝を述べた木村に対し、ネット上にも祝福や安堵の声が多数寄せられた。 FA宣言があだとなり一時は選手生命の危機に陥った木村だが、今回の松永はロッテ側が宣言残留を認めているため、球団が姿勢を変えない限り木村のような事態に陥る可能性はほとんどないといえる。また、木村の場合は内野のスーパーサブという役割が自軍の中堅・ベテランでまかないやすい役割であるためなかなか声がかからなかったが、松永の立ち位置であるリリーフ左腕はロッテだけでなく球界全体で見ても貴重な人材。そのため、むしろ今オフのFA市場では屈指の“人気銘柄”となる可能性の方が高いといえるだろう。 今季は左ひじのコンディション不良によりわずか5試合の登板にとどまったものの、登板試合では1点も取られていない松永。3日時点では他球団が獲得調査を行っているという報道はないが、果たして今後手を挙げる球団は現れるだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2020年12月01日 17時00分
広島、“ドーピング解雇”バティスタが電撃復帰? SNSに突然の投稿、球団公式サイトにも異変…憶測相次ぐ
昨年8月にドーピング違反が発覚し、今年3月に球団から契約を解除された元広島助っ人・バティスタ。そのバティスタが来季チームに復帰するとの噂がネット上の広島ファンの間で浮上している。 >>広島、スコット残留はソフトBの影響?クビ予想を裏切る“延命”に驚きの声、「本腰入れて育成するのか」と憶測も<< 復帰説が持ち上がるきっかけとなったのは、バティスタが11月28日未明に自身のツイッターに投稿した内容。バティスタは今年8月中旬を最後にツイッターへの投稿はなかったが、この日「新しいプロフィール写真」という英語のハッシュタグを添えて、昨季開幕前に撮影されたものと思われる広島ユニフォーム姿の宣材写真を投稿した。 また、一部ファンが球団の公式オンラインショップの選手名リストに、今年のドラフト入団選手と共にバティスタの名前が新たに掲載されていることを発見。現在(1日正午)までにバティスタの名前は削除されているが、削除前のページ画面を収めたスクリーンショットがネット上で拡散されている状況だ。 バティスタは2016年3月に育成選手として広島に入団し、支配下に昇格した翌年6月からドーピング違反で登録を抹消された2019年8月までに「263試合・.257・62本・145打点・198安打」といった数字をマークした右の長距離砲。ドーピング違反により同年9月に6カ月の出場停止処分が科せられたが、既に処分は明けているため復帰に向けた支障はないといえる。 今回の一件を受け、ネット上には「本人も球団もなんか匂わせてるけど復帰するのか?」、「処分期間はとっくに終わってるから復帰できるといえばできるが…」、「本当に復帰したら間違いなく戦力にはなるけど、色々叩かれるリスクを負ってまで契約するのか」、「球団の新助っ人補強は(11月)26日のバード獲得で打ち止めと言われてるけどどうなるのか」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「球団サイトの件はスタッフのミス、広島ユニの写真はバティスタの一方的な復帰アピールってだけの話だろ」、「いわくつきの助っ人を今になって復帰させるのはあり得ない」と、復帰の噂に否定的な反応も複数挙がった。 広島ファンの間で憶測が飛び交っている今回の一件。実際に復帰となれば今オフトップクラスの話題となることはまず間違いないが、果たして今後の展開はどうなるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてバティスタの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/xavierbatista95広島カープの公式オンラインショップサイトよりhttps://www.shop.carp.co.jp/
-
スポーツ
「7番・會澤がポイント」鈴木福の“ガチトーク”に広島ファン歓喜 「爪の垢を煎じて飲め」加藤紗里と比較する声も?
2020年02月06日 18時38分
-
スポーツ
広島、V奪回ローテに異変? 新人が開幕投手争いに参戦、悩みを抱えるエースも波乱を巻き起こすか
2020年01月31日 11時43分
-
スポーツ
日本一、そして世界一を掴むシーズンへ 広島・鈴木の2020年、「神ってる」打棒で責任と期待に応えられるか
2020年01月26日 17時30分
-
スポーツ
広島・佐々岡監督が抱える“2つの課題” V奪回を期す今シーズン、「元甲子園ヒーロー」の育成は至上命題か
2020年01月22日 11時49分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分