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広島・九里、ベンチで地団太を踏み激怒? 真顔の助っ人に批判のワケは、降板直後の一場面が物議

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 19日に行われた広島対巨人戦。「1-3」で広島が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが広島のプロ9年目・30歳の九里亜蓮が降板直後に見せた姿だった。

 この試合、九里は3回裏に巨人・坂本勇人に3号ソロを浴び先制を許すと、5回裏には先頭・坂本のヒットを皮切りにさらに2失点。「5回106球3失点(自責2)・被安打6・四死球4」と試合を作れないまま、6回表無死で第2打席が回ってきたところで代打を送られ降板となった。

 降板直後、中継カメラはベンチ内に座る九里の様子を映し出す。九里は左隣に置いてあったペットボトルの水を手に取った後、突然地面を両足で何度もけりつけるなど荒ぶる姿を見せる。その後気持ちを落ち着けるかのように水を口に含んだが、近くに座っていた同僚・マクブルームは一連の様子を真顔で見つめていた。

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 九里の様子を受け、ネット上には「九里が地団太踏んで怒ってる…」、「ガンッ!て感じで蹴りつけてるし相当イライラしてるな」、「不甲斐ない投球内容に感情が抑えられなかったのか」と驚きの声が相次いだ。

 同時に、「マクブルームが『何やってんの?』って顔してるの腹立つ」、「おいマクブルーム、九里がこうなったのはお前の責任もあるんだぞ」、「攻守でやらかしてるんだから、近づいて謝罪するとかするべきだったんじゃないのか?」と、九里を見つめていたマクブルームを批判するコメントも多数見られた。

 「マクブルームはこの日2回表無死一、二塁の場面で會澤翼がフェンスギリギリの右飛を放った際、打球を捕ることはできないと判断したのか二塁ベースを飛び出しており三塁にタッチアップできず。また、5回裏1死満塁では大城卓三が一塁線際に放ったゴロをファールと判断して見送るも、打球はフェアとなり三塁走者の生還を許しています。そのため、攻守で九里の足を引っ張った反省が感じられないとしてマクブルームに不満を抱いたファンも少なからずいたようです」(野球ライター)

 この日の敗戦で巨人に抜かれ首位から転落した広島。試合後、佐々岡真司監督は「ああいう(5回の)ところで流れが悪くなっている」と、マクブルームにミスが出た5回裏が試合の明暗を分けたと語ったことが伝えられている。

文 / 柴田雅人

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