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中日・立浪監督、死球交代・鵜飼へ苦言?「厳しすぎでは」避け方への注文が物議、期待の裏返しと指摘も

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立浪和義監督

 19日に行われ、中日が「4-12」で敗れたヤクルト戦。「2番・右翼」で先発した中日のドラ2・22歳の鵜飼航丞に対する立浪和義監督のコメントがネット上で物議を醸している。

 同戦の鵜飼は1回裏の第1打席で空振り三振を喫したが、4回裏の第2打席(遊安)、6回裏の第3打席(中安)ではそれぞれヒットを記録。ところが、8回裏の第4打席でヤクルト3番手・大西広樹が初球に投じた内角へのシュートを、体をくの字に曲げながら回避しようとするも避けきれず右腕に球が直撃。死球を受けた鵜飼は苦悶の表情を浮かべながらベンチに下がるとそのまま交代となった。

 試合後、立浪監督はこの日の鵜飼について「良い形で今日2本打っている」とマルチ安打をマークしたことは評価。一方、8回裏の死球については「あのへんが死球になるようではまだまだ。あれくらいは逃げないといけない」と避け方が悪いと苦言を呈したという。

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 立浪監督の発言を受け、ネット上には「心配するかと思ったら逆に注文つけててビックリした」、「死球ぶつけられた選手にお前の避け方が悪いって、それはさすがに厳しすぎでは?」、「体背けるとか他の避け方もあったとは思うが、経験浅い新人にそれを求めるのは酷な話だと思う」と驚く声が寄せられた。

 一方、「主力として認めてるからこそあえて注文をつけたのでは」、「今の鵜飼は離脱されると困る打者だから、リスク回避のために釘を刺したんだろう」、「この調子ならさらに内角攻め増えるから、今のうちに避け方確立した方が今後のためっていう親心もあるだろうな」と、苦言の背景を推測するコメントも多かった。

 「今季の鵜飼はオープン戦では『.205・1本・2打点』と今ひとつでしたが、開幕後は19日終了時点で『.256・2本・6打点』をマーク。ルーキーながら早くも強打の外野手としてレギュラーをつかみつつあります。そのため、立浪監督は大事な戦力である鵜飼の離脱リスクを少しでも減らそうと、あえて厳しい姿勢をとったのではとみているファンは少なくないようです。なお、球界では強打者は踏み込んで打たれないように、相手投手から内角を積極的に攻められることが一般的。その分死球、それに伴う故障のリスクは高くなりますので、鵜飼も今後強打者としてキャリアを積む上では、ダメージの少ない避け方を身に付けることは必須ともいえます」(野球ライター)

 20日の報道によると、幸いにも前日の死球による故障はなかったという鵜飼。立浪監督からの苦言をバネに、うまい避け方を習得することはできるだろうか。

文 / 柴田雅人

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