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広島、佐々岡監督の育成方針が物議「固執する意味が分からない」 打率1割台の選手を見限らないワケは

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佐々岡真司監督(写真は現役時代)

 2019年のプロ入りから広島でプレーし、昨季までに「174試合・.271・9本・51打点」といった通算成績を残しているプロ4年目・21歳の小園海斗。21日に伝えられた広島・佐々岡真司監督のコメントがネット上で物議を醸している。

 今季の小園は開幕から21日・巨人戦までの全22試合で「3番・遊撃」としてスタメン起用が続いているが、打撃成績は「.169・0本・5打点」とサッパリ。21日・巨人戦も「4打数無安打・1併殺」と全くいいところがなかった。

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 ただ、佐々岡監督は試合後に応じた取材の中で「代えるのは簡単なんだけど、ここをどうにか…というところ。本人は苦しいでしょうけど、まだ始まったばかり。乗り越えていかないといけない」、「1人だけを動かすことはできないからね。2、3人もとなるとね。(攻撃の)流れ的にはそこまで悪くないのでね」とコメント。現在チーム打率(.257)、得点数(94得点)どちらもリーグ2位と打線全体は好調なことから、小園は今後も「3番・遊撃」で継続起用し復調を待つ方針を口にしたという。

 佐々岡監督のコメントを受け、ネット上には「現状他の野手でカバーできてるから別にいいと思う」、「小園を下位打線に下げて、空いた上位に別の選手動かしてとかして流れ変えたくないのは分かる」、「素質の開花を促す狙いで我慢して使うのは分からなくもない」と同調の声が寄せられた。
 一方、「1割打者の小園にそこまで固執する意味が分からない」、「4連敗中なのにそんな余裕こいてる暇ないだろ」、「打線の並びを変えたくないなら、3番小園を3番田中に変えたらいいだけだろ」と否定的なコメントも多数見られた。

 「小園は今季はここまで不振が続いていますが、昨季は『113試合・.298・5本・35打点』と3割近い打率をマーク。元々2018年ドラフト1位と高い評価を受け入団してきた選手でもありますので、佐々岡監督はこの不振を乗り越えてもう一皮むけてほしいという思いから、小園を辛抱強く使おうとしているものと思われます。ただ、広島は21日終了時点で4連敗中であること、控え遊撃手・田中広輔が打率『.300』と結果を残していることなどから、小園は一度外し田中など別野手を起用するべきだと佐々岡監督に反発しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター)

 ファンの間でも賛否が割れている小園の継続起用方針。小園は佐々岡監督の考えが正しかったことを今後の試合で証明することができるだろうか。

文 / 柴田雅人

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