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その他 2009年01月01日 13時08分
スナイパー太郎
左から1・2・3・4
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トレンド 2009年01月01日 12時59分
本紹介 の〜んびり冬休みにこんな1冊いかが?
旅に出る時間もカネもないなら、机上の旅行はどうか。 鉄道紀行の第一人者だった宮脇俊三さんが遺してくれた「鉄道旅行のたのしみ」(角川文庫、539円)は、国内の鉄道を網羅する。 <兵庫県の別府(べふ)鉄道に乗ると、時が何十年も逆もどりしたような気分になる。国鉄高砂線との接続駅野口の佇いはどうだろう。これほど寂しい国鉄との接続駅はほかにないだろう。しかもオープン=デッキつきの老朽客車などが走っている。ここに立つと、往年の「つばめ」や「富士」の展望車を思い出す。私が乗ったときは、車掌が「どうぞデッキに立ってみてください。展望車ですよ」といった>(西日本の私鉄の巻から) なんと寂しげな風景、なんと心温まるエピソードなのか。ちなみに別府鉄道は1984年にすでに廃線になっている。こうした路線が本書には多数、登場している。鉄男、鉄子に憧れているなら、大先達である宮脇さんの本は必読だ。 世界の鉄道を知りたいなら、「鉄道世界遺産」(櫻井寛著、角川書店、879円)をおススメしたい。フォトジャーナリストである著者は100カ国の鉄道に乗ることを目標にし、現在まで83カ国を制覇している。インドのダージリン鉄道など世界遺産に登録されている5つの鉄道は、もちろん全線乗車済み。写真とともに紹介している。味があるのはヨーロッパの片田舎のロープウエーまで登場すること。さすがは鉄ちゃん、トコトン乗らないと、気が済まない? 車窓の風景から映画館のスクリーンに目を転じてみよう。「なりきり映画考」(矢野寛治著、書肆侃侃房、1890円)は、<中高大まで、両親のいない寂寞さから、映画を友として生きてきた>著者の渾身力編。副題に“日本映画人ダイアリー”とあり、その映画人とは監督ではなく、主演の男女優に悪役を含むバイプレーヤー。とりわけ、アクの強い脇役の紹介に力が入るのは、著者の生い立ちも影響しているか。著者の個人的事情にまつわる思い出とともに語る俳優論は、新鮮だ。 最後に1冊、お堅いところを。「世界金融恐慌序曲―危機管理の資産運用」(大竹愼一著、ビジネス社、1680円)は、サブプライム問題で実質的に破綻したAIG社員だったこともある辣腕ファンドマネージャーによる金融論。サブプライム・ショックが露見する直前に書かれたことがわかるが、その全容の発端が予見的に明かされている。仕事柄、資産運用法が解説されているが、終章では<畑を耕せ、森に帰れ>と説く。「なりきり〜」に負けず劣らずの奇書といっていい。
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トレンド 2009年01月01日 12時54分
落語を本からお勉強
落語ブームが続いている。落語がキターッ! のは、2008年春のNHK朝の連ドラ「ちりとてちん」あたりからだが、その前座役を務めたのはTVドラマ「タイガー&ドラゴン」(2005年)、映画「しゃべれどもしゃべれども」(07年)。えっ、マクラが長い? あーた、通ですな。てなわけで、年始は一杯やりながら、落語をじっくりお勉強してみてはと紹介するのが、その歴史から今日までが分かる3冊。そろって、CDかDVDのオマケが付いているから今夜はおひとつ、寄席の雰囲気も味わえる寸法でして…。 長瀬智也と岡田准一のジャニーズコンビが、落語家の泣き笑い修行を演じたのが「タイガー&ドラゴン」。ふたりに加えて脇を固めたのが、西田敏行と笑福亭鶴瓶。脚本が宮藤官九郎とあってはおもしろくないわけがなかった。映画「しゃべれどもしゃべれども」の主演は、これまたジャニーズの国文太一。その名演技には映画賞が贈られた。 そして、「ちりとてちん」。おっちょこちょいの女流落語家役に扮した貫地谷しほりは、その後女優としての地位を固めることになる。師匠役、渡哲也の噺っぷりが援護射撃になったのを忘れてはいけない。 …長ーいマクラを振ってしまったが、紹介するのは落語入門書、ちったぁ知ってる人向け、通のおさらい用と取りそろえてみた。 ズバリ、「落語入門」(渡邉寧久監修、成美堂出版、税込み1365円)は、まずは落語の歴史を年表で紹介する、受験参考書っぽい作りが悪くない。明治時代の隆盛ぶりに、協会の分裂騒動など離合集散を明かしているのは、落語検定ができたら受けたい人のため? 名人候補のひとりに上げられる立川志の輔が落語の魅力を語り、名作解説と昭和・平成の名人紹介と続く。入門書とあるが、正座してかからないといけない本格の作り。その流れか、付録のCDは志ん生の2話。「火焔太鼓」「文七元結」ときては、膝をただして拝聴だ。 「落語のすべて」(大友浩監修、西東社、1785円)のサブタイトルは“もう一度学びたい”。寄席の楽しみ方を写真で紹介するなど、初心者にはこっちが向きか。圧巻は70人を超える名人上手のエピソードを交えた解説。演芸研究家の監修者ならではのこだわりか。付録のDVD。柳家権太郎「くしゃみ講釈」と桃月庵白酒「転宅」の2話収録だ。 3冊目のトリは、「落語への招待」(別冊歴史読本、新人物往来社、1890円)。こちらの副題は“「入門者」から「通」までたっぷり楽しめる”と大風呂敷を広げている。売りは志ん生の巻頭特別エッセー「お化け長屋は楽しき哉」。発掘原稿で、希代の名人の貧乏自慢がまんま落語的。知ってた人も初めての人も、そのアッケラカンっぷりに脱帽するしかない。三平、談志に志ん朝らの粋が語られ、小沢昭一の対談もある。付録のCDは古今亭駿菊の「湯屋番」と「宗の瀧」。 雑誌が特集を組み、テレビCMでおなじみ、♪ディアゴスティーニから、落語ものが出るなど落語ブームはまだ当分、続きそうだ。海苔をくれ…じゃなかった、乗り遅れないように、ね。
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社会 2009年01月01日 12時51分
裏&盗撮DVD最前線
パソコンで何でもできちゃう時代になぜだろうか? 都内で裏DVDショップの摘発が相次ぎ、盗撮DVDも隆盛を誇っている。 新宿・歌舞伎町の裏DVDショップ計42店が一斉摘発されたのは08年5月のこと。警視庁保安課などがDVD約9万3500枚を押収した。ここ数年、毎年大々的なガサ入れがあったにもかかわらず、過去最大規模の一斉摘発となった。懲りない面々と切り捨てるのは簡単だが、それだけ需要があるということだ。 ITタウン秋葉原では08年、裏DVD業者の逮捕劇が繰り返された。7月には68歳の雇われ店長が逮捕。日給1万2000円で危ない橋を渡り、約2カ月で奈落の底に落ちた。9月に1件、10月に2件、いずれも千代田区外神田の雑居ビルで裏DVDを販売していた29〜50歳の計5人が、わいせつ図画販売目的所持で現行犯逮捕された。 裏社会に詳しいジャーナリストは「パソコン普及に伴い、裏モノ作品の入手方法はダウンロードや海外販売サイトの通販利用など“ネット取引”が盛んになった。それでも直接店頭で買おうという客は、鼻の利く奥さんを持つ恐妻家か、いい年こいたおっさん、そして未成年。それとロリコンの掘り出し物を探すマニアぐらいのもの」と指摘する。 ネットでは価格破壊が進み、編集局にも「裏DVDおま○こが見えなければ返品OK(伏せ字は編集局)」という怪しげなメールが届いた。1枚200円と激安を売りにしている。比較して店頭では割引制度を使っても1枚1000円程度というから割高である。 一方、盗撮DVD販売の実情もひどい。秋葉原の怪しげなDVDショップをのぞくと、壁一面に「赤外線水着スケスケ」「夏だロリプールだ!中学生巨乳」などの過激なタイトルがずらり。購入して中身を確認すると、どうみても盗撮としか思えない映像がたっぷり収録されていた。 しかし、大手家電量販店からパソコン部品のジャンクショップまで集まる秋葉原で、裏DVDや盗撮DVDがなぜ流行るのか。前出のジャーナリストは「パソコンに精通するがゆえ、売買の足跡がつくことをいやがるヲタクが食いつく。親バレを恐れるガキもいる」。お年玉をあげるときは使い道を確認したほうがよさそうだ。(写真=秋葉原で1枚1000円で売られていた盗撮モノDVD)
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その他 2009年01月01日 12時49分
桜川ひめこ アキバを語る
サントリーの缶コーヒー「BOSS」のCMでアキバ系アイドル役で米俳優トミー・リー・ジョーンズと共演してブレークした桜川ひめこ(22)が、2009年のアキバ再生を誓った。08年の秋葉原を振り返ると、路上過激パフォーマンスや無差別殺傷事件で歩行者天国は中止され、いまも再開のめどは立っていない。アキバをどう再生すべきなのか? 秋葉原が生んだ妹属性アキバ系アイドルを直撃した。 08年始め、話題のテレビCMシリーズに本職通りの役柄で出演して知名度が急上昇。秋葉原で地道に活動していた愛称“ひめめ”が全国区になった。CMオンエア前と大きく変わったのは「どういう子?って聞かれたときに言えるようになった」。母親も大喜びだったという。それでも月2回は秋葉原でライブを続けており、無名時代を支えてくれたファンやアキバへの感謝を忘れることはない。 「1年を振り返ってうれしかったことは、CMに出れたこと、メジャーデビューできたこと、ソロライブをやれたことの3つ。ステップアップしてるなあと実感できました」 それだけに、パンチラ激写の過激な路上パフォーマンスが物議をかもした春先や、6月の無差別殺傷事件には人一倍心を痛めた。 「無差別殺傷事件のときはちょうど渋谷でライブ中でした。楽屋で共演者に『いまアキバが大変なことになっている』とメールが来て事件を知りました。おうちに帰ってニュースを見たら、すごいことになっていて…。なんで秋葉原なんだろうって思いました」 路上パンチラ事件は、自称セクシーアイドルの沢本あすか(当時30歳)が逮捕されたニュースで初めて知ったという。 「実は路上ライブっていうのをやったことがないんですよ。路上でやるのってちょっと緊張しそうじゃないですか。程度問題や良し悪しは別として、すごい勇気がある人だなと思いましたね」 秋葉原の08年は、激震が走りっぱなしだった。「ヲタク=危ないヤツ」という先入観に拍車がかかり、この街を愛してやまない“アキバ系住民”の心を痛めた。事件をどうとらえているのか。 「以前から『アキバ』についてはあまりよくないイメージを持たれていたと思います。ヲタクに対しても偏見がありましたね。それがむごい事件が起こってから、もっとネガティブなイメージになっちゃった。でも本当はそんな街じゃない」 アキバに育てられた恩返しか、街の再生プランにも言及した。 「マイナスなことばかり考えてちゃダメ。秋葉原駅を降りれば、いまもメイドカフェやアニメ屋さんの看板がバーンと掲げられています。歩行者天国がなくたって、街にはアニメの絵があふれている。こんな街ってほかにありますか? ここにいるだけでディズニーランドのように楽しいじゃないですか」 要するに考え方ひとつというわけだ。さすが我らが“ひめめ”。元気があれば何でもできる! 新年のアキバはポジティブに歩きたい。○麻生閣下に“メロメロメロンパワー”注入 漫画好きなことから秋葉原で人気の麻生首相は、支持率急落ですっかり元気がない。漢字の誤読連発で株を落としたが、ひめめは「ドンマイ」と勇気づける。 「漫画を読むのは悪いことじゃない。わたしも漢字が苦手で漢字検定に落ちました。しかも5級(苦笑)。トラウマになってちゃって、それ以降は漢字の勉強をやめましたけど」と潔い。 ツラい時は、話し言葉の語尾に「メロン」をつけるとポジティブな気分になるという。すでに流行の兆しもあるとか。 「不景気なので、新年はメロメロメロンパワーで景気をよくしたいですね。アキバ文化に理解ある総理なら、ぜひこの文化を広めてほしい。それじゃあ、オツメロ! あっ、コレは『お疲れメロン』の略語です」 麻生閣下に不思議パワー注入!?<プロフィール> さくらがわ・ひめこ 1986年3月21日生まれ。東京都出身。T153、88・60・85のEカップ。CD「アキバに行くのん!」「めろんしちゃって☆」などでヲタ芸を呼ぶ。地球からみて月の方向にある「不思議の国」のお姫さまで、片道運賃は100万円という。缶コーヒーCMでは、宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ第12弾「秋葉原編」に登場。桜川のホコ天路上ライブを照明係ジョーンズら撮影隊が取材し、「この惑星の秋葉原と呼ばれる土地は、異様な熱気に包まれている」とナレーションが流れた。趣味はネコ耳集め(30個保有)。3月21日に上野水上音楽堂でワンマンライブ決定。公式サイト「めろめろめろん」は、http://www.marvelyell.net/himeme(写真=得意のニャンコポーズで新年の福を招くひめめ=都内の内外タイムス本社で)
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その他 2009年01月01日 12時47分
気になるロボット 自動ページめくり器「ブックタイム」
祝、新年。そしてガンダム。宇宙世紀、いえ西暦2009年は「機動戦士ガンダム」生誕30周年の年でもあります。 スペースコロニーやモビルスーツに夢をはせたボクらも中年の一歩手前。ところが現実は、21世紀になってもジムの一機すら開発されていないではありませんか。 そんな中、漫画を読むのもだるいというヲタク層注目の最新ロボットを発見。さきごろ都内で開催された「『今年のロボット』大賞2008」で、なんと自動で本のページをめくってくれるマシン「ブックタイム」が披露されたんです。 操作は卓上ボタンを押すだけ。紙の厚さを自動判別して、厚さ3センチまでなら雑誌も文庫本もきれいにページをめくってくれます。一度の操作で連続10ページめくりが可能。「呼吸気スイッチ」により、ストローをくわえて息を吐くとページが進み、吸うと戻るシステムも搭載しています。これでガンダムのコクピットの中でも横になりながら漫画が読めます。 開発した西澤電機計器製作所の西澤泰輔社長は「体の不自由な人のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上に役立ちたい。海外からも続々注文が届いてます」と誇らしげ。評価は高く最優秀中小・ベンチャー企業賞を受賞したすぐれモノです。ウチにもぜひ一台欲しい!
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その他 2009年01月01日 12時45分
警察マニア向け写真集で“パトカー萌えッ”を体感しよう
警察マニア垂涎の最新お宝写真集「パトカーマニアックス4」(三才ブックス)が話題を集めている。新顔となる栃木県警の日産フェアレディZパト、静岡県警のトヨタ・マークXを激撮。08年北海道洞爺湖サミットで活躍したメルセデス・ベンツS600ロングのVIP警護車まで網羅しており、文句のつけようがない出来栄えと評判なのだ。 シリーズ前3作と同様、写真集の体裁をとりつつも解説が実にしっかりしている。ベンツ警護車のフロントグリルに光るLED赤色灯の被視認性の高さや、個性的でかわいらしいダイハツ・ハイゼットカーゴのミニパト誕生秘話など、読み物としても単純におもしろい。 最近、ダムや工場などの写真集が幅を利かせてきた。警察マニアを自負するならば新年はパトカーの勇姿をしっかりまぶたに焼き付けたい。沸々とわきあがる正義感。それこそが“パトカー萌えッ”なのだから。ページをめくりながら西部警察のテーマが聞こえてきたら本物だ。A4変型判136ページ。税込み1980円。
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レジャー 2008年12月27日 15時00分
有馬記念 虎穴馬券 崖っぷち女 カワカミプリンセスが逆襲
あす28日(日)は一年の総決算「第53回有馬記念」(GI、中山芝2500メートル)が行われる。その年の世相を反映するといわれるグランプリ。不謹慎ながら、馬インフルエンザがまん延した昨年はマツリダ“ゴッホ”が9番人気の低評価を覆して優勝と、笑うに笑えない波乱の結末を迎えているが、果たして今年は…。虎穴馬券はあるキーワードに着目し、カワカミプリンセスで勝負といく! 2008年のキーワードといえば、流行語大賞に選出された「アラフォー」だろう。ただ、これを馬齢換算してしまうと9〜10歳。いくら何でも競走馬がその年までピークの状態を維持するのは無理。そこで、ひとひねりして「アラフォー=円熟期の女性」と解釈すると、該当馬が1頭。カワカミプリンセスがそれだ。 華々しく宝塚(市内にある阪神競馬場)でデビューを飾り、樫&秋華賞の2冠を初めて無敗で制した蹄跡は、史上最速で月組主演男役の座を射止めた「アラフォー」のヒロインとどこか重なるといったら飛躍しすぎだろうか。しかも、カワカミはキャリアを積むにつれ、文字通り、“注文の多い女”へと変貌を遂げた。斜行(06年エ女王杯1着入線→12着)に始まり、骨折、筋肉痛…。その癖は現在も変わらず、エ女王杯の1週前追いで大暴走。 とはいえ、この秋は無事に2戦を消化。これほど順調にきたのは4歳春以来だ。復帰後2戦の(2)(2)着も初戦は太めで、直後にマイルCSを制すブルーメンブラットから1/2馬身差、そして、エ女王杯は前述に記した通り、オーバーワークが最たる敗因だ。その点、今回は“崖っぷち”にあることを自ら悟ったのか、中間の調整は至ってスムーズ。古馬になってから最高の仕上がりを見せている。 牡馬相手でも通用することは、今春の金鯱賞で、後の宝塚記念馬エイシンデピュティ相手に0秒2差3着した内容が示す通り。何より、今回は前に行きたい馬がそろい、身上の決め手を生かすには絶好の展開が見込める。今年、不惑を迎えた横山典との“アラフォーコンビ”が、全馬まとめて面倒みる!
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レジャー 2008年12月27日 15時00分
有馬記念(GI、中山芝2500メートル、28日) 今年最後の大勝負!! アベコーの気になる本命は!?
みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。いよいよ今年の競馬も最後。フィナーレは「有馬記念」です。 天皇賞・秋、ジャパンC、そして有馬記念。この3レースを制覇するのは至難の業。あのスペシャルウィーク、有馬記念を連覇したシンボリクリスエスも、この壁を突き破れませんでした。4年前、ゼンノロブロイが壁を乗り越えて3連勝。ただし、有馬記念は凱旋門賞で17着に大敗したタップダンスシチーが3カ月ぶりの実戦で2着。3着も天皇賞で10着と凡走したシルクフェイマス。低調な顔ぶれに恵まれました。そんな中で8年前、春秋の天皇賞、宝塚記念、ジャパンC、そして有馬記念とGI5連勝、グランドスラムを達成したテイエムオペラオーはまさに王者の中の王者だったような気がします。 今年、天皇賞・秋、ジャパンCで死闘を演じたウオッカとディープスカイは、早々と有馬記念をキャンセル。疲労が残って満足な結果が残せないだろうという判断からだと思いますが、これはある意味で正解です。 ウオッカと人気を二分するダイワスカーレットは、天皇賞・秋の後、ジャパンCはキャンセル。有馬記念一本で体を仕上げてきました。一方、昨年の有馬記念馬マツリダゴッホは天皇賞・秋をキャンセル。ジャパンCをステップに連覇を目指します。この2頭が人気を集める有馬記念ですが、私の予想はドリームジャーニー。 というのも、前走の天皇賞・秋10着は大収穫の内容。明らかに不利な東京2000メートルの大外枠。しかも、出遅れて外々を回るロス。さらに、左回りは内にササる癖があり、十分に追えない不利。それでいて、優勝したウオッカと0秒8差。もしこれが右回りで枠順が良かったら、かなり際どい勝負になっていた公算が大です。 この夏以降は小倉記念、朝日CCを連勝。確実な成長を見せていますし、今回はGI・朝日杯FSを制したのを含め、<2011>とベストコースの中山。2400メートルですが、阪神の神戸新聞杯ではアサクサキングス以下を一蹴とスタミナもバッチリ。また、天皇賞から中7週は小倉記念圧勝と同じ。(11)の単で応援です。
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レジャー 2008年12月27日 15時00分
有馬記念(GI、中山芝2500メートル、28日) 藤川京子 マツリダゴッホが連覇達成よ!
持ち前の先行力にさらに磨きのかかった◎マツリダゴッホが連覇を狙います。 昨年の有馬記念は9番人気ながら2着のダイワスカーレットに1馬身1/4差をつけての完勝。気楽な立場で運べたとはいえ、4角先頭で押し切った内容は圧巻でした。その後も日経賞、オールカマーを連覇するなど、昨年のグランプリ制覇がフロックでないことを証明しています。 そして、前走のジャパンCでは懸念された左回りを克服。長い直線で、いったんは先頭に立つ見せ場十分の走りで0秒2差4着。昨年、東京で振るわなかったことを考えると、この1年間でのパワーアップの跡がうかがえます。 昨年とは異なり、今年は他馬のマークが厳しくなることと思われますが、<7111>と得意の中山なら折り合いもバッチリつくし、前走以上のパフォーマンスを披露してくれること間違いなし! ここを最大目標に調整されてきたため、気配も抜群。レコードで走った実績があるように、ダイワスカーレットが引っ張る速い流れにも対応は十分可能なはずです。今年は堂々の本命馬として、主役の座を射止めます。
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