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レジャー 2009年02月03日 15時00分
新重賞今昔物語 1999年共同通信杯 低評価を覆し、逃亡劇を決めたヤマニンアクロ
アイネスフウジン、ナリタブライアン、メジロブライト、エルコンドルパサー、ジャングルポケット、アドマイヤムーン…。ざっと過去の勝ち馬を並べただけでも、その顔ぶれの豪華さ、GIホースの多さに目を見張ってしまうのが共同通信杯だ。 東京の芝1800メートルという言い訳できない力の差がはっきり出るコース。4カ月後に行われる競馬の祭典・ダービーを見据え、素質馬が試走を兼ねて出走するケースがよく見られる。 そのため、堅く収まるケースが比較的多いのだが、1999年はかなり様相が違った。1番人気のグラスグラードが7着、2番人気のドラゴンブライアンが12着、3番人気のエイシンウインダムが6着と総崩れするなか、勝ったのは10番人気のヤマニンアクロだった。 1、2番人気が後方でけん制しあう展開。アクロはすいすいとハナを奪った。1000メートル通過が62秒0のスローペース。人気薄の逃げ馬がマークも受けず、まんまと逃げ切ってしまう典型的なパターンで、1馬身1/2差の完勝だった。 2着には13番人気のキンショーテガラが入り、馬連は11万4650円、3着にも5番人気のソウシュンが入線と、もし3連単が実施されていれば、かなりの高配当だったのは間違いない。 父のヤマニンスキーはヤエノムテキ、ライトカラーといったGI馬を輩出しているが、ヤマニンアクロは遺伝力の衰え出した晩年の産駒。母は子分けの1勝馬と実に地味な血統で、10番人気の低評価もうなずける背景があった。 しかし、この番狂わせを語るうえで、無視できないのはアクロをじっくり育て上げた陣営の腕だろう。所属していたのは美浦の萩原厩舎。いまやクラシックの最有力候補ロジユニヴァースを擁し、飛ぶ鳥を落とす勢いだが、実はこの共同通信杯が重賞初勝利だった。 アクロは皐月賞、ダービーともに10着に終わった。あれから10年の歳月が流れた。時間をかけて培った萩原厩舎の夢がいよいよかなうかもしれない。
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レジャー 2009年02月03日 15時00分
新重賞今昔物語 1999年シルクロードS ここ一番に強かったマイネルラヴ
1999年の「第4回シルクロードS」は、関東から遠征したマイネルラヴが優勝を飾った。 重賞はシルクロードSを含め3勝を挙げているが、1998年のスプリンターズSは今もオールドファンに語り継がれる。このレースは“短距離界のドン”タイキシャトルの引退レースで、引退セレモニーも用意されていた。マイネルラヴのケイコ役だった関野助手(現調教厩務員)は、ひと昔前の記憶の糸を手繰り寄せ、次のように話した。 「戦前からタイキシャトル一色だったけど、何くそと思ったよ。内心、チャンスは十分あると思っていたからね(笑)」 ゴール前は、タイキシャトル(3着)、シーキングザパール(2着)に挟まれ、火の出るような叩き合いを展開。アタマ抜け出したところが栄光のゴールだった。王者のプライドを木っ端みじんに打ち砕いた見事なヒールぶりに、関野助手の鼻は天狗(てんぐ)のように高くなった。 もともと、ドラマチックな馬だった。実は3歳の秋、電撃的なトレードで稲葉厩舎に転厩してきたのだが、「ウワサが流れた時、『すごい馬がくるらしいぞ』って、厩舎はその話で持ちきりだったよ」と関野助手。「実際、またがってみて鳥肌が立ったね。背中が全然違ったもの」と感慨深げに振り返る。 そして、転厩初戦のセントウルS優勝によって、関野助手の自信は確信に変わっていった。話は前後したが、スプリンターズSの後、ガーネットS11着、阪急杯5着と連敗を重ね、燃え尽き症候群に陥ったかに見えた。 その矢先、シルクロードSを優勝し、鮮やかに復権を果たしたのだった。しかも、松永幹騎手(現調教師)はたった一度のコンビで、ワンチャンスをものにしたのだからドラマチックではないか。 結局、これが最後の勝ち星となり、2連覇を目指した翌年は4着に終わっている。そして、2000年のCBC賞(12着)を最後に引退→種牡馬入りした。通算勝ち星は5勝。産駒の中から中央では、コスモヴァレンチ(04年小倉2歳S)、マイネルハーティ(05年NZT)、コスモフォーチュン(06年北九州記念)、ゲットフルマークス(09年京王杯2歳S)の4頭が重賞タイトルを獲得している。
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トレンド 2009年02月02日 15時00分
どきどきワクワク!バレンタイン川柳傑作選
今年も勝負の日がやって来る。2月14日。愛の告白の日、聖バレンタインデーだ。微妙な関係にある男女のワビ、サビ、機微がいやおうなくドラマを生み出す。そんな訳アリの一日を詠んだ川柳の数々がこのほど発表された。メリーチョコレートカムパニー主催の「バレンタインどきどき、ワクワク川柳傑作選」だ。応募総数2万8000通余りの中から選ばれた作品は全部で50作。悲喜こもごもの感情が込められた句を読んで、きたるべき決戦の日に備えるもよし、他人の幸福に唾棄するもよし、そこは自由だ! (1)「希望の灯 消さずアラフォー チョコを撒き」(詠み人・25歳、OL) 昨年の流行語大賞ともなったアラフォー。アラウンド40といえば、リッチシングルを謳歌するのはあくまで表の顔で、その実、人生を賭した最後の婚活に気合が入っていそう。ましてバレンタインは正真正銘の決戦の日。少しでも芽のありそうな向こう三軒両隣に義理チョコを装った“ちょびっとだけ本気チョコ”を配り歩く。そして相手の反応を上目遣いでシビアにうかがっている。そんな情景をコミカルに詠んだ句かと思いきや、よく見れば詠み人は25歳のOL。…とすると、なりふり構わない40女を嘲笑しているか、あるいは意中の男性にちょっかいを出す年増女に恨みを込めて詠んだものともとれる。いきなりディープな句じゃないですか。 んで、本物のアラフォー女性が詠んだ句はこれ。 「ほうびチョコ 彼用みたいな 顔で買う」(40歳、自由業女性) なんでもここ数年、バレンタインにあえて自分用のチョコを購入する女性が増えているという。チョコ業界ではこの現象を「マイセルフチョコ」と言うそうな。「バレンタインに合わせて有名ショップは新製品や限定品を投入するから、あげるのもったいなくなっちゃう〜」とは32歳OLの弁。詠み人にカレシやダンナがいるのか知ったことではないが、句を読んでうら寂しい気持ちになるのは男性心理か? そして次もアラフォーによる句。 (2)「メタボには 空箱だけの エアチョコ」(42歳 無職女性) …この妙な字足らずが詠み人のすべてを表している気がしてならない。なぜに終わりに「だ」とか「を」を付けないのか? 一読すると、メタボのダンナに「あなたにはエアチョコよっテヘッ♪」的な冗談をかます主婦像を喚起させるが、実は詠み人もマイセルフチョコ派なのではないか? そう仮定すればメタボのおのれに罰を与えるアラフォーの姿が浮かび上がる。いやいや、最後に「だ」を付けるのすら面倒くさがる作風からは、決してアラフォーなんて格好いいシロモノではなく、「オバちゃん」な詠み人の姿が伺える。字足らずの結果、目立っているのは事実で、そこがまたオバちゃんぽいのだ。 女性編もさらに歳を重ねると…。 (3)「ガソリンも チョコもセルフの 味気なさ」(56歳、主婦) 悲しくなってきました。ガソリンもセルフ、チョコもセルフ、自分を慰めるのもセルフ、今は何でもセルフの時代。セルフチョコの包装を開いて、丁寧にたたんでいるときのむなしさが良く描けている。ガソリンはセルフでも良いけれど、やっぱりチョコは気になるあの娘からいただくべきものだ、と再認識。 一方、男性の句は…。 「言葉より 上手に口説いて くれるチョコ」(62歳、自営業男性) サラッときれいごとを詠みあげるところはジェントルマンか。しかし、「確かにチョコに口説かれたよ。相手もその気なんだなと。手作りチョコだもんね、いいんだよね、オレが本命ってことで。それでコクったら見事玉砕。本命彼氏は別にいるって? じぁあ手作りチョコなんて渡すんじゃねーよ! あんたのは100均チョコを溶かして型入れしただけだって? 知るかっ、そんなの見比べなけりゃわかんねーっての。見事上手に口説かれちまったオレの気持ちはどこにぶつければいいんだよ〜ン」…な〜んてシーンも思い浮かぶ。 次はお父さんの句。 「チョコレート パパに『も』あげる 『も』が不満」(53歳、会社員男性) 「も」は確かに不満だろう。たとえ本命彼氏の練習台であったとしても、娘からチョコをもらいたい。家ではまともに話もしてくれなくて、洗濯だって別々。これで今年はチョコなしなんてことになったら…。最後の手段は妻に根回しして、パパに「も」チョコをあげてもらうように言ってもらうことか。お父さんの悲哀を一字に込めた秀作。 主催のメリルチョコレートカムパニー広報担当によると「応募者は小学生から80歳代までで、男女比も半々くらい」とのこと。老いも若きも恋に惑う。結局、そんな自分が生涯好きなんです!? 他の入選作は同社HP http://www.info-ginza.com/mary/を参照。
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社会 2009年02月02日 15時00分
オバマ米大統領が狙う北朝鮮地下資源
バラク・オバマ米大統領(47)が北朝鮮の地下資源を狙う!? 未曽有の経済危機をどのように乗り越えるかオバマ氏の手腕に世界が注目する中、その北朝鮮政策にも熱いまなざしが向けられている。今後の米朝関係のキーワードに北朝鮮の「地下資源」が浮上。取り組みいかんでは日本の北朝鮮外交は大きく左右される。正義か金か、損得勘定で「チェンジ」されてはたまったものではない。 華々しく誕生したオバマ政権。当面の課題は米国発金融危機に端を発した不況への対応で、待ったなしの状況にある。 一方、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議は昨年12月に閉幕したまま、次回日程も決まっていない。オバマ氏は日米韓タッグを堅持する方針を示しているが、“地下資源狙い”が絡むようならば雲行きが変わることも予想される。 一般に“北朝鮮=資源が乏しく貧しい国”といったイメージがある。しかし、そうした見方は近年変わりつつある。 韓国の大韓鉱業振興公社は2007年、北朝鮮の鉱物資源などの潜在価値を3719兆ウォン(約370兆円)と推計した。日本の国家予算の4倍を超える地下資源が眠っている計算だ。 かつては、米国が北朝鮮への軍事行動に出ない背景を原油資源が豊富なイラクと比較し、「何もない国を攻めてもメリットがない」と裏読みする声もあった。もはやそんな見方は古臭い。 地下資源で最も注目されているのは「レアメタル」。その名のとおりレア(希少)な金属のことで、主要産業製品の製造には欠かせない。世界的な枯渇が懸念されている(※別項参照)。 米国の調査では、北朝鮮に豊富なレアメタルが埋蔵していることが明らかになっている。ある北朝鮮ウオッチャーは「米国が北朝鮮との融和に傾いた一因に、資源があるとされている」と話す。 米国は昨年、日本の反対を押し切る形で北朝鮮に対するテロ支援国家指定と敵国通商法を解除した。米国と北朝鮮との交易に事実上の“足かせ”はなくなった。ここに早めに資源を獲得しようという、したたかな米国の戦略が透けて見える。 狙っているのはレアメタルだけではない。「米国はとくにウランに注目している。米国はウラン燃料の確保でロシアに大きく遅れをとり、危機感を持っている。ウランの世界的な推定埋蔵量が400万トンとされる中、実は北朝鮮だけで400万トンの埋蔵量があるとの推計がある」(前出・ウオッチャー)。当然、オバマ氏の耳にも北朝鮮地下資源の情報が入っている。 資源争奪戦はすでに始まっている。北朝鮮と関係が深い中国はもちろんのこと、EU諸国も動き出した。イギリスは06年には金融監督庁が北朝鮮向けの開発投資ファンドに許可を与え、鉱山開発に乗り出している。 地下資源以外でも近年、外国企業の北朝鮮進出は顕著だ。エジプトの通信大手「オラスコム・テレコム」はさきごろ、平壌での第3世代携帯電話通信サービスを開始すると発表したばかり。 昨年訪朝したジャーナリストによれば「(以前と比べ)平壌のホテルでは外国人の姿をとにかくよく見かける」という。抜け目のない各国は、北朝鮮市場を新たなビジネスチャンスととらえ、将来を見据えた“地盤固め”に躍起だ。 迎え入れる北朝鮮側はどうか。北朝鮮事情に詳しい評論家の河信基氏は「北朝鮮は『2012年に強盛大国の大門を開く』としている。それまでに経済再建のメドをつけなければならない。そのためには外資と技術の導入が必要だ」と指摘する。 日本は指をくわえているしかないのか?○別項1・レアメタル レアメタルとは、何らかの理由で希少な金属のこと。チタン、ニッケル、白金(プラチナ)などを指す。液晶テレビやパソコン、携帯電話、自動車などの製造に不可欠な材料で「産業のビタミン」とも呼ばれている。 しかし、枯渇を心配する声があり、確保が困難な状態になるとされている。産出国が偏っていて、レアメタルの多くで中国が輸出量の世界1、2位を争っている。○別項2・北朝鮮の地下資源 もともと、北朝鮮の地下資源に最初に目を付けたのは日本だといわれている。1910年に日本は朝鮮半島に「朝鮮総督府」を置いたが、各地で調査を行い、豊富な資源が眠っていることをつかんだ。 現在も旧財閥系の企業が資料を保管していると考えられている。
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スポーツ 2009年02月02日 15時00分
ノア 小橋建太インフルエンザ完治“鉄人討論会”を提案
プロレスリング・ノア3・1日本武道館大会で復帰する“鉄人”小橋建太が1日、インフルエンザからの復活を宣言した。さらにGHCヘビー級タイトルマッチ次期挑戦者・秋山準からの弟子入り要請を受諾。絶対王者の帝王学をアドバイスするため“鉄人討論会”の開催を提案した。 人生初のインフルエンザかかった小橋は、驚異的な回復力で完治させ31日からは練習を再開した。復帰戦については「リングに戻ることが第一」と多くは語らなかったが、「インフルエンザで休んでしまったけど、とにかくガンガン追い込んでいく」と今後は急ピッチで調整を進める方針だ。 またこの日は“弟子入り”を志願している秋山に返答した。「アイツは体力は問題ない。メンタル面でね。いろんな話をしたり意見をぶつけ合うのもひとつの練習だと思う」とマンツーマンでの討論会を提案。ヒザの手術、腎臓ガンからの復帰など、絶望的な状況から何度も復活を遂げてきた鉄人の不屈の精神力を伝授しようというのだ。 「アイツの存在があったから絶対王者という時代を作ることができた。(秋山も)自分の時代を作ってほしい」。鉄人は道場で待っている。
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スポーツ 2009年02月02日 15時00分
戦極 中村和裕が三崎和雄戦熱望
戦極を主戦場にする吉田道場の中村和裕が、今年はミドル級戦線に本腰を入れる。1日、神奈川県内で行われた「戦極トライアウト」に来場し、三崎和雄との対戦を熱望した。 昨年9月、ライトヘビー級からミドル級に階級を落としてグランプリに出場した。1回戦でポール・カフーン、準決勝、決勝ではジョルジ・サンチアゴに敗れ、あと一歩届かなかった。 ミドル級グランプリ制覇とタイトル奪取は叶わなかったが、今年もミドル級戦線で闘う意向。まだ今後の試合については未定だが「あえて言うなら今は三崎選手とやりたいですね」と同階級の日本人エースとされる三崎とのミドル級日本人頂上対決を熱望した。
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スポーツ 2009年02月02日 15時00分
戦極 トライアウトに高校生ら14人合格
第1回戦極トライアウトが開催され、14人が合格。戦極育成選手としてプロデビューを目指す。 戦極初のトライアウトには約70人が集結。吉田道場、パンクラスなど戦極で活躍する選手の所属ジムが選考を行った。第一次審査の基礎体力チェックと第二次審査のミット打ち&面接後、5つのジムがドラフト形式で育成選手を選定。18歳の高校生から、28歳までの14人が、それぞれのジムに入門することになった。 國保取締役は「今後も年に3、4回はトライアウトを行っていきたい」と定期的に開催していく意向を示した。
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レジャー 2009年02月02日 15時00分
根岸S フェラーリピサが華麗に復活
フェブラリーS(GI、東京ダ1600メートル、22日)の前哨戦「第23回根岸S」(GIII、東京ダ1400メートル、1日)は、4番人気のフェラーリピサが好位から鋭く伸びて快勝した。勝ち時計は1分22秒1(重)。1番人気に支持されたバンブーエールは59キロの斤量がこたえたのか、いつもの伸びが見られず5着。2番人気のビクトリーテツニーも直線力尽きて6着に終わった。 フェラーリピサが東京ダ1400メートルのレコードホルダー(1分21秒9)の意地とプライドを見せつけた。 直線半ばすぎ。しぶとく粘るセントラルコーストをねじ伏せたのもつかの間、今度は外からヒシカツリーダーが襲いかかる。だが、鞍上・岩田騎手の叱咤にこたえて気力を振り絞り、最後まで他馬を抜かせることなくゴール板へ飛び込んだ。クビ差の辛勝。しかし、満身創痍(い)の状態で臨んだ一戦だっただけに、この一勝には大きな意味がある。 前走のエルムSを快勝して間もなく、右顔面の神経痛にかかった。「ストレス性のものだと思う。右目が開きっぱなしになり、カイバもボロボロと桶にこぼしていた。体は減るし、筋肉は落ちるしで、立て直すのが大変だった」と白井調教師。厩務員ほかスタッフの献身的な看病で何とか復帰のメドを立てたものの、まだ完治したとはいえないままでの出走だった。 それでいながら、自身のもつレコードタイムにコンマ2秒差まで迫る好時計勝ち。「今日はゲートが決まって道中、楽にいけた。手応えも良かったし、直線半ばまで我慢して追い出すとスッと抜け出てくれた。次(フェブラリーS)も出られればうれしいです」と岩田騎手は笑みを浮かべた。 一方の白井師も笑顔を隠せない。「正直、半信半疑だった。それでも(1週前とは異なり)最終追いがまずまずだったし、この距離のレコードホルダー。馬場も湿っていたからね。本当にうまいこと、よみがえってくれた」。次走については「これだけ走れれば、それなりに自信をもってフェブラリーSへ出せる。相手はかなり強いんだけどね」。控えめな言葉とは裏腹に、その表情には自信がみなぎっていた。 長い闘病から奇跡的に戦列へ復帰し、目下GI3連勝と完全復活を遂げたカネヒキリ、そして昨年の覇者ヴァーミリアン。ここへ前哨戦を制したフェラーリピサが加わるフェブラリーS。日本では競馬が誕生して以来、“ダートは芝より格下”と見られているが、今年の砂戦線はこれまでにないほど熱くなりそうだ。
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レジャー 2009年02月02日 15時00分
共同通信杯 内田に鞍上強化 シェーンヴァルトが巻き返しに懸命
GIでの悔しさはここで必ず晴らす。昨年暮れの朝日杯FSで7着に敗れたシェーンヴァルトが、「第43回共同通信杯」(GIII、東京芝1800メートル、8日)に向け、必勝態勢だ。今回は鞍上も頼れる男・内田騎手にバトンタッチ。気分一新で2009年初戦へと向かう。 「タラレバをいっても仕方ないけど、朝日杯での2角での不利は本当に痛かった。スムーズに競馬をしていれば違った結果になっていた」。岡田調教師は消化不良に終わったシェーンヴァルトの前走を振り返り、悔しさをにじませた。 スタートはスムーズに出たものの、2角でセイウンワンダー(1着)が強引に前へと割り込んできた。これによって後方へと下げるロス。完全にリズムを崩した。 「スムーズなら勝ち馬の位置で競馬ができていたはず。そうすればセイウンじゃなく、ウチの馬が勝っていたんじゃないかな」 決して強がりではない。イチかバチかのイン強襲を決めたセイウンの上がり3Fが経済コースを通って35秒0。一方、シェーンはもまれ込んで35秒4だった。道中でシフトダウンを余儀なくされたことを考慮すれば、まともなら争覇圏内に加わっていてもおかしくはなかった。 前走のリベンジに向けて、この中間はみっちりと乗り込まれてきた。1週前には、栗東坂路で800メートル54秒7をマーク。短期放牧を挟んでの出走となるが、仕上がり面に抜かりはない。 さらに、陣営は今回、デビューから手綱を取り続けた北村友騎手から、昨年の関東リーディング・内田騎手へとバトンを託した。元来が追わせて味のあるシェーン。豪腕で鳴る新たな鞍上とのコンビ結成で、さらなる力が引き出される可能性は十分にある。 「前走から短い期間だったけど、ジャングルポケット産駒の荒々しさが取れて今は落ち着きがある。初めての左回りもまったく問題ないし、何とかリベンジを果たしたい」 父は01年のここを2馬身差で完勝し、後のダービー制覇へと弾みをつけた。その血を受け継ぐシェーンが、府中の杜で自慢の末脚を爆発させるか。
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レジャー 2009年02月02日 15時00分
京都牝馬S チェレブリタが重賞初V
1日の京都メーンで行われた「第44回京都牝馬S」(GIII、芝1600メートル)は、6番人気のチェレブリタ (牝4歳、栗東・荒川厩舎)が後方追走からインを突くと、鋭い末脚で全馬まとめて差し切った。勝ち時計は1分35秒1(稍重)。 念願の初重賞制覇。そして、武豊騎手も今年初めてのタイトル獲得となった。「馬のデキが良く、返し馬からいい感じだった。直線を向いても手応えは十分あったよ」とジョッキー。今回はテン乗りもあって、管理する荒川調教師から事前に、馬群の中に入れると闘志を燃やすタイプというアドバイスを受けていた。 それをいとも簡単にやってのけてしまうのが、天才のすごいところ。「どこを突いてもいいような感触だったけど、外だけには行きたくなかった」。直線では内2頭目から馬群を割り、自慢の豪脚でアッという間に前を捕らえた。 前走の愛知杯が後方一気の2着、さらに、昨春のオープン・紅梅賞でも小差3着。重賞でもやれる下地はあったが、それにしても、今日の切れ味は抜群だった。ヴィクトリアマイルC戦線に新たなヒロイン候補が誕生した。
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3冠阻止! GI菊花賞 サムソン最大の敵はダービー2着馬アドマイヤメイン
2006年10月17日 15時00分
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GI菊花賞確信 3冠 サムソン ディ-プと対照的な雑草馬が史上7頭目の快挙へ サムソンの競馬さえしてくれば自ずと結果は出る
2006年10月16日 15時00分
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GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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確定GI秋華賞 アドマイヤキッス激変
2006年10月13日 15時00分
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みのもんた 参院選出馬!?
2006年10月12日 15時00分
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GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
2006年10月11日 15時00分
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大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
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GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
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よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
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マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
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中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
1990年11月15日 11時21分
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1980年09月26日 22時06分
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1970年09月27日 12時20分
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1970年09月26日 22時43分
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1970年09月26日 22時28分
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1970年09月26日 22時10分