新日本
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スポーツ 2021年07月27日 11時30分
新日本IWGP世界ヘビー級王者、鷹木信悟が一夜明け会見「棚橋がまるで主人公のように思えた」
新日本プロレスは26日、前日に東京・東京ドームで開催した『WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME』の一夜明け会見を行った。会見にはIWGP世界ヘビー級選手権試合で、棚橋弘至を相手に初防衛に成功した鷹木信悟が出席した。 鷹木は「昨日の今日と言うことで、さすがに全身筋肉痛ですね。首、肩、腰、特に足なんかは両足痛いけど、この痛みが朝起きて、『プロレスラーやってるんだな』って嫌いじゃないよね、こういう感覚は。まあ、それにしても『昨日の棚橋弘至はすごかったな』」と改めて振り返ると、「試合後のマイクでも言ったんだけどね、『さすがエースだな』、『さすが逸材だな』と。試合中、俺が攻めて攻めて攻めてね、主導権を握ってると思ってたんだけど、気付いたら客はね、ほとんど棚橋を見てるんだよね。だから、棚橋を中心に手拍子をしてるのに、俺は『キタキタキター!』、『オイオイオイ!』って強引に引き付けたけど、自然と客は棚橋を見てる、棚橋を中心に動いてる。昨日の試合も棚橋がまるで主人公のように思えたから、俺としては試合中に『チクショー』と思ってね」と棚橋の凄さを称賛。 「ただ後半、棚橋が俺にカミゴェを出した時に飯伏の急遽代打で挑戦することが決まったわけだけど、棚橋なりの想いがあったかもしれないけど、俺も俺なりに飯伏への強い想いがあったんでね、あれをやられた時にすごい効いたんだけど、これは何がなんでも大げさなことを言えば、『死んでも負けてたまるか!』っていう気持ちになって、逆にあの一発で俺自身が意識飛びかけたけど、なんか冷静な部分な自分がいて、『これやられて引けないな』っていうあれがある意味、昨日の試合で一番印象的だけど、自分の中でちょっと違ったスイッチが押された気分だったかなと」と語り、棚橋のカミゴェが鷹木に火をつけたようだ。 「最後は紙一重でね、痛かったけど非常に気持ちのいい闘いができたかなと。結果的に、6月7月とこのベルトを賭けてオカダ、棚橋を連破したんでね、このことは新日本プロレスだけじゃなく、プロレス界にとっても大きな出来事だと思うし、俺自身としてもこのことはしっかり記憶にも記録にも残しておきたい」とかなり自信になった様子。 続けて、「それで昨日の試合後と言うか、東京ドームという最高の舞台で最高の相手と最高の闘いができて、あれだけ大きい会場でマイクをするのもたぶん初めてだったので、ホント最高の気分だったんだけど一瞬にしてね、クソEVILのせいで最悪の気分になったんで。まあ、やられた後、感情的になって『やってやるよ』って言ったけど、もう一日経って冷静に振り返ってみると、正直EVILはね、本音がわからないと言うか、何がやりたいのか見えて来ないんだよね」と試合後に急襲されたEVILについて言及。 「俺たちロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを辞めてからのEVIL、ロスインゴに対して、『おまえら、腐り切ってんだよ』ってどこが腐り切ってるのか具体的に言ったわけじゃないし。だから、俺らに伝わって来ないから『薄っぺらいな、アイツ』っていう気持ちが強いんだよね。ベルトの価値が落ちてる?いや、逆だろと。仮にお前が奪ったらもっとこのベルトの価値が落ちてしまうからね。せっかくいい感じに俺が勝手に上がってきてると思ってる価値を落とすわけにはいかないから。何がなんでもEVILには負けるわけにはいかないし、負けるとも思ってないんでね、普通に。まあ、ちょっと東郷が厄介だけどね。アイツのせいでこの新品のベルトがもう一部壊れちゃったんだね、しっかりとアイツを叩き潰して、この修理代もEVILに払ってもらわなきゃ。まあ、昨日は俺が最終的にEVILに最悪な気分にされたけど、メットライフドームでは逆にEVIL、お前を最悪な気分にさせてやるよ」と9.5埼玉・メットライフドーム大会での制裁を誓った。 飯伏幸太の帰りを待つ鷹木は、まだまだ負けられない闘いが続く。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月26日 10時55分
新日本7.25ドーム決戦オカダ・カズチカがジェフ・コブとの激闘を制す!「次は何を狙おうかな」
新日本プロレスは25日、東京・東京ドームで『WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME』を開催した。 第3試合では、オカダ・カズチカとジェフ・コブによるスペシャルシングルマッチが実現。両者は7.10札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ大会で、オカダがSHO、コブがグレート-O-カーンをパートナーに激突。コブはSHOを仕留めると、試合後にオカダを“ヤング・ボーイ”と挑発し、一触即発の事態に。続いて7.11真駒内大会のタッグマッチ(オカダ&YOHvsコブ&オーカーン)でも勝利を収めたコブは、バックステージで「よっしゃ!それでお前ら答えは出たか?グレート-O-カーンは“コング”か?“ゴジラ”か?俺はどっちだ?オカダ、今日もここサッポロのアイスアリーナでお前と当たった。これで2回だ。昨日は SHO、今日は YOHを沈めてやった。次犠牲になるのは誰だ?ZO?BO? JOE?他に CHAOS に誰がいる?ユナイテッド・エンパイアが“CHAOS”の本当の意味をお前たちに教えてやろう。次いつ当たるかまだ分からないが、多分すぐだろう。レインメーカー、次は雨を降らせる雲も一つ残らず全部吹っ飛ばしてやる。レインダンスも効果がない。オカダ、よく聞くんだ…“ヤング・ボーイ”、次は氷嚢を用意しとくんだな」とさらにオカダを挑発している。 オカダは「いいように……やられちゃってるかな。いいとこ、正直、なかったんじゃないかなと、思います。まあ、今日はね。“ヤング・ボーイ”と言われてもしょうがないかもしれないけども。新日本プロレス、お願いしますよ。この“意味”、わかるでしょ、どういうことか。まあ本当にオレとコブがいれば面白い戦いになるんじゃない?『ゴジラ vs コング』並の『オカダ vs コブ』いいんじゃないかな!」とシングルマッチを要求し、東京ドームの舞台で実現する運びとなった。 寡黙に入場してきたコブに対して、オカダはスタンド席を見渡しながら入場。試合はロックアップから始まるじっくりとした展開からスタート。オカダがトップロープに登り、コブとの攻防を制するも、コブはコーナー上のオカダにドロップキックを放ち、身体能力の高さを誇示する。さらにオカダを捕まえては投げるコブ。エルボー合戦でもコブに崩されてしまう。 しかし、今度はセカンドロープに上ったコブにオカダがドロップキックでコブを場外へ。気がつけばユナイテッド・エンパイアのグレート-O-カーンがコブのセコンドに駆けつけていた。オカダはコブをリングに戻すとマネークリップで捕獲。これを切り抜けたコブは場外に出されるも、プランチャを狙ったオカダをキャッチして、そのままブレーンバスターを炸裂させる。オカダはカウント19でリングイン。 コブはオクラホマ・スタンピートからその場飛びムーンサルトで畳み掛けるが、カウントは2。オカダはカウンターのドロップキックで形勢を逆転させると、ラリアット2連発からレインメーカーを狙うが、コブもラリアットで応戦。最後はレインメーカー狙いのオカダと、ツアー・オブ・ジ・アイランド狙いのコブがお互いに読み合ったが、オカダが隙をついて丸め込んで3カウント。苦戦の末、オカダが勝利を収めている。 バックステージでオカダは「とりあえずコブとはこれで一区切り」とした上で、「次は何を狙おうかな」と含みを残した。◆新日本プロレス◆『WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME』2021年7月25日東京・東京ドーム観衆 5389人▼スペシャルシングルマッチ(60分1本勝負)○オカダ・カズチカ(19分23秒 エビ固め)ジェフ・コブ●(どら増田)
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スポーツ 2021年07月24日 11時00分
新日本7.25東京ドームで鷹木対飯伏、内藤&SANADA対タイチ&ザックがIWGPタイトル戦!
新日本プロレス『WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME」7.25東京ドームまであと僅かとなってきた。 メインイベントでは、鷹木信悟のIWGP世界ヘビー級王座に飯伏幸太が挑戦する。当初、両雄は7.11札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ大会での前哨戦(飯伏&マスター・ワトvs鷹木&BUSHI)で対戦予定だったが、飯伏が新型コロナワクチン接種による副反応の症状が見られるため、7.10真駒内大会に続いて欠場。代替カードとして鷹木はワトと一騎打ちを行い、最後は「飯伏、見とけ!」という雄叫びと共にラスト・オブ・ザ・ドラゴンで3カウントを奪っている。 その試合後、鷹木はバックステージで「飯伏、勝手に潰れんなよ!オマエを潰すのは誰でもない、この俺だ!こんなご時世でこんなこと言ったら怒られるかもしれねえけど、あえて言わせてもらう。飯伏幸太!どんな状態であろうと東京ドーム、リングに上がってこい。もう一度言う。オマエを潰すのは、この俺だ!」と飯伏を叱咤。飯伏の復帰時期がまだ不確定だが、東京ドーム大会には間に合うと信じたい。両雄は同い年で共に2004年デビューのライバル。激戦は必至だ。 セミファイナルでは、IWGPタッグチャンピオンチームの内藤哲也&SANADAに、前チャンピオンチームのタイチ&ザック・セイバーJr.がリマッチを挑む。6.7大阪城ホール大会でSANADAがザックからフォール勝ちを収めて以降、王者組をだましてサインをゲットし王座戦の“調印書”を作成するなど、心理戦を含めて激しい抗争を繰り広げてきた両チーム。迎えた7.11真駒内大会でのタイトルマッチでは一進一退の攻防の末、最後はSANADAのラウンディング・ボディプレスから、内藤がデスティーノにつないでザックを撃破。ロスインゴタッグが見事に王座を奪取した。 その試合後のバックステージで前王者組は新王者組に詰め寄り、ザックが「俺はトランキーロなんかじゃいられない。オマエ(内藤)が勝ったのはまぐれだ」と怒りを向ければ、タイチも「オマエらには貸しがあんだよ。あんなクダらねえ調印式、あれでやってやったじゃん。付き合ってやったじゃん。貸し、あんだよ」とダイレクトリマッチを要求。さらに「オレら、東京ドームで防衛するプランがあったんだよ。テメー、邪魔しやがってよ。ドームで挑戦受けてもらおうじゃねえか」と大舞台を指定。その後もジラすように不敵な受け答えをする内藤をタイチは黙らせると、「SANAやん、聞かせてくれ、オマエの気持ち」とSANADAに水を向ける。するとSANADAは「SANADA、内藤組は好きですか?」と尋ね、タイチは渋々「2人とも好きだよ」と返答。これにSANADAが「そんな好きだったら、やってやってもいい」と対戦を受諾。ドームでの再戦が実現することになった。 内藤&SANADAが新たなるIWGPタッグの歴史を作るのか?それともタイチ&ザックの執念が上回るのか?メイン同様注目の一戦だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月19日 11時30分
新日本・棚橋弘至とKENTA、石井智宏とEVILの遺恨が前哨戦で深まる!
新日本プロレスは17日、東京・後楽園ホールで夏のシリーズ『SUMMER STRUGGLE 2021』を開催した。 オープニングマッチでは、棚橋弘至&石井智宏&辻陽太&上村優也が、KENTA&EVIL&高橋裕二郎&ディック東郷のバレットクラブと対決。7.24愛知・愛知県体育館大会で一騎打ちを果たす、棚橋とKENTA、石井とEVILは互いを意識した攻防を展開。辻&上村のヤングライオンは連携を見せていくが、裕二郎は同士打ちを誘うと辻にインカレスラム。すかさずピンプジュースを決めて3カウント。バレットクラブが勝利を収めた。試合後、EVIL&東郷は石井を急襲し遺恨を深めている。 バックステージでKENTAは「(TV カメラに向かって)座ろうか(と言って、自身も座る)。何あれ?ヒロシ。じゃない方のヒロシ。なんだあいつ。知ってる?あそこでシングルやんだよ。なんだ、あの、どこだっけ?都会なんだか田舎なんだかわかんないとこ。どこだっけあそこ?名古屋!そう、あそこでやんだよ、シングル。ほんで、なんかイマイチ向こうからこの試合に対する思いっていうのを感じねえんだよ。なんかやってんじゃん。ダイエットだかなんだか知らないけど、腹筋がこうだとか。そんなのマジどうでもいいよ。マジでリング上につながらないそういうのって、エンターテインメントでもなんでもないから。ただの自己満足だから。マジでリング上につなげてくれよ。思いが全然伝わって来ねえよ。やるのか?やんねえのか?勝ちてえのか?勝ちたくねえのか?昔の話なんてどうでもいいよ。昔がどうだ、これからがとか、どうでもいいよ。今を生きようよ。俺は今を生きてるよ。(立ち上がって)で、なんかある?(誰も質問していないが勝手に)それはもう相手次第でしょう。(またも質問を聞いたフリをして)いやあ、犬派。(続けて質問を聞いたフリをして)ああ、もちろん見たよ。シーズン1もシーズン2も見たし。『死にたくなったら下を見ろ。俺がいる』つって……。見たよ。結局、俺が今日、何が言いたいかって言うと、最近めっちゃ暑いけど、子どもが外なのにマスクしてんの、あれ熱中症大丈夫かなってこと」といつものように話し続けた。 棚橋は「自分自身に対する自信っていうのはどっから出て来ると思う?自分で言うのもなんだけど、かつて棚橋弘至は自信に溢れていて、やること全部上手くいって、その記憶が俺を苦しめてる。けど、ここ何年かでしっかりと自分と向き合って、今できることは何か、今できる限りの最高の棚橋をリング上に“置き”続ける。それがね、一つの目標であり、きっとゴールなんだと思うよ。なぜなら、それができたならば、結果は自ずとついて来るから。(全身に力を込めて筋肉を浮き上がらせながら)ついて、ついて、ついて来るからぁぁぁ」と自らを奮い立たせることで、気合いを入れ直したようだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月14日 11時45分
新日本7.25東京ドームでオカダ・カズチカ対ジェフ・コブのシングルマッチが決定!
新日本プロレスは、『WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME」7.25東京・東京ドーム大会で、スペシャルシングルマッチとして、オカダ・カズチカとジェフ・コブが試合を行うと発表した。 両者は7.10札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ大会で、オカダがSHO、コブがグレート-O-カーンをパートナーに激突。コブはSHOを仕留めると、試合後にオカダを“ヤング・ボーイ”と挑発し、一触即発の事態に。続いて7.11真駒内大会のタッグマッチ(オカダ&YOHvsコブ&オーカーン)でも勝利を収めたコブは、バックステージで「よっしゃ!それでお前ら答えは出たか?グレート-O-カーンは“コング”か?“ゴジラ”か?俺はどっちだ?オカダ、今日もここサッポロのアイスアリーナでお前と当たった。これで2回だ。昨日は SHO、今日は YOHを沈めてやった。次、犠牲になるのは誰だ?ZO?BO? JOE?他に CHAOS に誰がいる?ユナイテッド・エンパイアが“CHAOS”の本当の意味をお前たちに教えてやろう。次いつ当たるかまだ分からないが、多分すぐだろう。レインメーカー、次は雨を降らせる雲も一つ残らず全部吹っ飛ばしてやる。レインダンスも効果がない。オカダ、よく聞くんだ…“ヤング・ボーイ”、次は氷嚢を用意しとくんだな」とオカダを挑発。 オカダは「いいように……やられちゃってるかな。いいとこ、正直、なかったんじゃないかなと、思います。まあ、今日はね。“ヤング・ボーイ”と言われてもしょうがないかもしれないけども。新日本プロレス、お願いしますよ。この“意味”、わかるでしょ、どういうことか。まあ本当にオレとコブがいれば面白い戦いになるんじゃない?『ゴジラ vs コング』並の『オカダ vs コブ』いいんじゃないかな!」とシングルマッチを要求した。 両者は昨年の『G1クライマックス』公式戦(10.7広島・広島サンプラザホール大会)でシングル初対決。その時はオカダがコブの猛攻を振り切り、丸め込みで勝利を収めている。だが、コブはその後、ユナイテッド・エンパイアに加入し、存在感をさらに増大。今大会の真裏では東京オリンピックが開催されているが、コブが元オリンピアン(2004年のアテネオリンピック、レスリングのグアム代表)として闘志を燃やし、オカダへの雪辱勝利を狙うのは間違いない。また、ユナイテッド・エンパイアに入ってからのコブは怪物化が進んでいるのもポイントになるだろう。 6.7大阪・大阪城ホール大会で鷹木信悟とのIWGP世界ヘビー級王座戦に敗れたオカダにとっては、再浮上するためにもここが踏ん張りどころだが、同日のスペシャルシングルマッチで飯伏幸太に敗れたコブにとっても、ウィル・オスプレイが不在のユナイテッド・エンパイアの存在感を示す意味でも巻き返すチャンスである。ドーム級の闘いを期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月13日 11時30分
新日本7.24名古屋で棚橋対KENTA、石井対EVILがシングル対決!
新日本プロレスは、『SUMMER STRUGGLE in NAGOYA』7月24日(土)愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)大会の全カードを発表した。 メインイベントでは、棚橋弘至とKENTAがスペシャルシングルマッチで激突。 両者は7.10札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ大会の6人タッグ(棚橋&田口隆祐&ロッキー・ロメロvsKENTA&高橋裕二郎&エル・ファンタズモ)で対戦し、棚橋が裕二郎をピンフォール。その試合後、棚橋が場内の拍手に応えてコーナーに上ると、背後からKENTAが急襲。棚橋はその戦前、『東京スポーツ』誌上で、昨年11.7大阪・大阪府立体育会館大会のIWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦で敗れているKENTAを当面のターゲットとして定めると発言。しかし、襲撃を仕掛けたKENTAはそのバックステージで「次のステップに行くための何かこう、寄り道的な感じですっごいオレの事を軽く扱ってんの。そんなん許さんよ!」と反発。 また、当時の抗争で権利証のブリーフケースが破損したことを蒸し返し、「弁償しろオマエ、マジで。ふざけんなよ」と棚橋に怒りを向けた。対する棚橋はKENTAに向け、「(KENTAは)勝ってんだから、最後のシングルマッチ。どんと構えてなさい」と相手の神経を逆撫でするような余裕のコメントをすると、続く7.11真駒内大会(棚橋&辻陽太vsKENTA&裕二郎)の試合後、KENTAは「昨日のアイツ(棚橋)のコメント見た? 何アレ?最後、思い出したかのように俺の話をちょっとだけ。俺はカバンをアイツに壊されたことを、いつまでも言うから」とさらに怒りを露わにしている。 棚橋はKENTAに対して多くを語らなかったが、真駒内では激しくやり合っており、棚橋らしい試合が見られるかもしれない。 セミファイナルでは、遺恨抗争を繰り広げている石井智宏とEVILが遂に一騎打ち。EVILは6.22東京・後楽園ホール大会で高橋裕二郎&ディック東郷とともに、石井&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組のNEVER無差別級6人タッグ王座に挑戦。最後は東郷が石井に敗れ、王座獲りを果たせず。しかし、7.2後楽園大会で王者組が第三世代を相手に同王座を防衛した直後、突如場内が暗転。そして、明かりが点くと東郷が石井をスポイラーズチョーカーで締め上げ、続いてEVILが必殺のEVILを決めてKOに追い込んだ。そのバックステージでEVILは「石井、てめえが目障りなんだよ。サシで潰してやるからな、よく憶えとけ!」と不気味に宣戦布告した。 両者は7.10真駒内大会のタッグマッチ(石井&YOHvsEVIL&東郷)で対峙すると、試合後に石井は「サシで潰すだ?そんな振りいらねえんだよ。最初から2人で来いや、やってやるから」と迎撃の構えを見せた。続く7.11真駒内大会の6人タッグ(石井&田口隆祐&ロッキー・ロメロvsEVIL&石森太二&エル・ファンタズモ)でも両者は激しくやり合い、バックステージでも口論を展開。EVILの「サシで勝負しろ、このヤロー!」という言葉を受け、石井は「アイツがいかに哀れで愚かかわからしてやる。サシだぞ!」とシングル対決を要求。 2人のシングルは毎回激しい試合になっていたが、EVILがバレットクラブ入りしてからは初シングルになるだけに、石井は以前に同じユニットで行動をともにしたEVILのマネージャー、東郷も相手にしなければならないのは厄介だろう。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月12日 11時30分
新日本・棚橋弘至と遺恨再燃のKENTA「いつまで昔の話してんの」
新日本プロレスは11日、ビッグマッチ『SUMMER STRUGGLE in SAPPORO』を札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催した。 第3試合では、棚橋弘至&辻陽太の師弟コンビが、KENTA&高橋裕二郎のバレットクラブと対決。棚橋とKENTAは前日の大会で遺恨が再燃しており、注目のカードだ。 試合は、前日の6人タッグの試合後に棚橋を襲撃したKENTAが、今大会ではゴング前に襲いかかる。試合はバレットコンビが辻に集中攻撃。棚橋組も必死に挽回を試みるも、バレットコンビは主導権を譲らず、最後は裕二郎が粘る辻をピンプジュースで仕留めた。試合後、棚橋とKENTAは場外で駆け引き。今シリーズはビッグマッチが多いだけに、両者がシングル実現の方向に走り出すのかさらに注目が集まるところ。 バックステージでKENTAは「座ろっか。見た、今日の試合?当たり前だよな。何あれ?辻とかいうヤツ。なんだアイツ、マジで。髪切れよ、マジで。ヤングライオン、あれ?ヤングでもなきゃ、ライオンでもねーじゃん。髪切れっつうんだよ。絶対応援する側からしたら、短髪の方が応援したい気持ちになるっつうのが相場なんだから。髪切れよ。何ちょっと他の人との違いを髪の毛で出そうとしてんのかもしんないけど、髪切れよ。短髪が相場なんだから」と辻にダメ出し。続けて、「ほんでアイツだ、ヒロシ(棚橋)。ヒロシっつってもうちのオヤジじゃないよ。わかる?昨日のアイツのコメント見た?何あれ?最後、思い出したかのように俺の話をちょっとだけ。後はどうでもいい昔話してんの。いつの話してんだよ。いつまで昔の話してんだよ。ほんで、俺に何か『もっとデンと構えてろ』みたいな。いや、お前だよ。いつまで昔の話してんの。昔話をいつまでも。昔の話、過去の話をしてもいいのは、何か自分の物を壊された時だけだから、昔のこと話していいのは。だから、俺はあのカバンをアイツに壊されたことを、いつまでも言うからね。ずっと言うよ。いい?マジで、何アイツ。もういいから、昔話は。10年前がどうだとか、そんなこと言ったって知らねーよ、今どきの子にそんな昔話。そんなのどうでもいいよ」と棚橋に対しても不快な思いを明らかにした。 一方の棚橋は「(辻に)俺を倒してトップに君臨してくれよ。となると、辻が倒したい俺はトップにならないといけないよね。そうだよな。目標にされるんだったら、目標とされる側の責任があるから。多分、この言い方は日本じゃ初めてじゃないかな。やるべきことはいっぱいあるよ。どんな状況でも探せばいくらでもある。でも、その一つ一つが無駄じゃないってホントに信じられるかって、そこだと思う。とにかく俺は全部を全力でやってみるよ。それがいい結果につながらなかったとしても、絶対その時間は自分の財産になるから。その前に、まずこのお腹を引っ込めます!」とKENTAというワードは出て来なかったのは意図的だろうか?コメントとは裏腹にこのまま終わる気配はない。◆新日本プロレス◆『SUMMER STRUGGLE in SAPPORO』2021年7月11日札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ観衆 2172人▼タッグマッチ(30分1本勝負)棚橋弘至&●辻陽太(12分40秒 体固め)KENTA&高橋裕二郎○※ピンプジュース(どら増田)
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スポーツ 2021年07月05日 10時50分
新日本が7年ぶりにメットライフドーム進出!7.25ドームでKOPWランブル実現
新日本プロレスは6月16日の東京・後楽園ホール大会の場内ビジョンにて、7年ぶりの開催となる『WRESTLE GRAND SLAM in Metlife Dome』、9月4日(土)、9月5日(日)埼玉・メットライフドーム大会2連戦の開催を電撃発表した。 新日本では、7年前に『G1クライマックス』の優勝決定戦でメットライフドーム(当時は西武ドーム)を使用しており、蝉の鳴き声が響く中、オカダ・カズチカと中邑真輔(現WWE)が決勝を争っている。 5月の神奈川・横浜スタジアム大会は中止となってしまったが、あっと驚く代替大会の発表は新日本の底力を感じるところである。 また、7月25日(日)に開催される『WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME』東京ドーム大会の第2弾カードを発表した。現在『KOPW2021』保持者の矢野通が提唱した『KOPW2021』争奪ニュージャパンランボー、時間差バトルロイヤル戦が実現することになった。なお、参加選手数は未定。 これは、6.22後楽園大会のバックステージにて矢野通が「コレ(KOPW)を懸けて東京ドームで戦う。誰でも来い、誰でも!誰でもいいんだぞ、誰でも!何人でも!」と東京ドームでの『KOPW 2021』戦をアピール。さらに「各選手に応援してるファンのヤツらがいるだろ。全員を幸せにするためには……わかるだろ!祭りだ!祭りだ!ロイヤルランブルだーッ!」と広く門戸を開放することを提言、この申し出が認められた形となった。 KOPW王座は、新たな年度ごとに保持者が決定することから、年頭に行われた今年の1.4東京ドームでも21名参加のニュージャパンランボーが行われており、この時は翌日の1.5東京ドーム大会で行われる『KOPW 2021』決定戦4WAYマッチ進出権利を懸けて対戦。最終的に矢野が保持者となった経緯がある。 今回、現在KOPWを保持する矢野があえてフラットな形で、幅広く参加選手を募るという寛大な気持ちから実現したニュージャパンランボー戦となる。その参加選手数は未定となっているが、いったいどんな選手が参戦するのか?テーマ曲によって初めて登場レスラーがわかる、おなじみの方式で今回も7.25東京ドーム決戦を大いに盛り上げてくれそうだ。 なお、ニュージャパンランボーは、16時開始予定なので、新日本では早めの来場を呼びかけている。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月02日 11時30分
新日本IWGPタッグ前哨戦を制したタイチ「東京ドームは川田&田上組用意しとけよ!」
新日本プロレスは1日、『KIZUNA ROAD』東京・後楽園ホール大会を開催した。 第2試合は、7.11札幌・真駒内アイスアリーナ大会で行われるIWGPタッグ選手権試合、チャンピオンチーム、タイチ&ザック・セイバーJr.に内藤哲也&SANADAが挑戦するタイトルマッチの前哨戦がラインナップ。 内藤&SANADA&BUSHIのロス・インゴベルナブレス・ハポンと、タイチ&ザック&鈴木みのるの鈴木軍が対決。この2人とみのるが組むのは久々だ。タイチ&ザックは内藤&SANADAを上回るチームプレーを見せる。終盤、タイチはBUSHIを高角度のバックドロップから聖帝十字陵で捕獲。そしてみのるが内藤、ザックがSANADAと捕らえてカットを阻止すると、ついにBUSHIはギブアップ。鈴木軍に凱歌が上がった。試合後、タイチとザックは内藤&SANADAにベルトを見せつけて挑発した。 バックステージでタイチは「俺の札幌のファミリーが待ってんだよ、札幌に来るのを。俺の応援団が3000人ぐらい来る予定なんだよ。そいつらに失礼だろ、内藤。もっと熱いものを見せないと。凡戦で終わっちまうぞ。それともやめるか?どっちだ?拍子抜けしちまったな。何もしゃべんない。何これ?札幌、内藤&SANADAとやってやってもいいけど、やったそのあと新日本、川田&田上組用意しとけよ。東京ドームだ」と既に視線は7.25東京ドーム大会に。 内藤は「仙台、名古屋、高岡と 3大会連続して偉大なタッグチャンピオンチームであるタイチ選手とザック・セイバーJr 選手が会場にいなかったわけで、俺は凄く寂しかったよ。3大会連続して欠場したことが2人にとって凄くプラスに働いてるなって、今日俺は感じましたよ。コンディションも凄く良さそうだしね。安心したよ。7月11日、札幌大会にて行われる IWGPタッグ選手権試合の挑戦者は俺とSANADAなわけで、勢いを見せつけなければいけない立場。今日のリベンジも兼ねて、明日は俺とSANADAの勢いを偉大なタッグチャンピオンチームであるタイチ選手とザック・セイバーJr 選手に見せつけてやるぜ。カブロン!」とタイトル奪取に自信を見せている。両チームによる前哨戦は2日も後楽園で行われる予定だ。◆新日本プロレス◆『KIZUNA ROAD』2021年7月1日東京・後楽園ホール観衆 290人▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)内藤哲也&SANADA&●BUSHI(12分24秒 聖帝十字陵)タイチ○&ザック・セイバーJr.&鈴木みのる(どら増田)
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スポーツ 2021年07月01日 10時50分
新日本NEVER6人タッグに第三世代トリオが挑戦!絶対王者王手のCHAOSと遺恨勃発
新日本プロレスは、『KIZUNA ROAD 2021』7.2東京・後楽園ホール大会のカードを発表した。メインイベントとなる第5試合は、NEVER無差別級6人タッグ選手権、チャンピオンチームのCHAOS、後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIに天山広吉&小島聡&永田裕志の第三世代トリオが挑戦する。6.22後楽園大会で、EVIL&高橋裕二郎&ディック東郷の挑戦を退け、見事に6度目の防衛を達成し、またもや最多防衛記録を更新した後藤&石井&YOSHI-HASHI。NEVER6人タッグ王座は、設立されてからこれまで異動が多かったタイトルなだけに、CHAOSトリオが絶対王者になろうとしているのは間違いない。 しかし、その試合後、そのチャンピオンチームの前に天山&小島&永田の第三世代が登場すると、永田がマイクを握り、「オマエらCHAOSが、新日本プロレス本隊を腰抜け呼ばわりしてるそうだが、なんなら試してみるか?石井、どうする?」と挑戦表明。これに対し、石井が永田に猛然と襲い掛かれば、YOSHI-HASHIも「オイ!もちろん、やってやるよ、コノヤロー!いいか、このNEVER6人のタッグベルトは、俺たち3人が、防衛し続けるのは、永遠だ!」と挑戦を受託。 翌日6.23後楽園大会のカード変更で激突した両軍は、石井と永田を中心にバチバチの攻防を繰り広げると、試合後も両軍の熱は止むことなく乱闘をし続けた。怒り心頭の石井は「テメェらのプロレス人生、最後の思い出作りに俺が協力してやるよ。せいぜい悔いのないように頑張れよ。テメェらとの違い見せつけてやる!」と挑発すると、永田も「お前らなんかよりハードトレーニングもして、パワーもまだまだあるから。心配すんな。叩きのめしてやる」と王座獲りにかなり自信がある様子。 防衛ロードを続けることにより、ベルトの価値や6人タッグの面白さを見せて来た現王者組が、今回の一戦も制して、7度目の防衛なるか?それともこのメンバーでは初挑戦となる第三世代トリオが、アメリカで再評価されて帰って来た小島と永田の勢いに、天山のテクニックが加わることで初戴冠するのか?注目の一戦だ。(どら増田)
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スポーツ
一度は使ってみたいプロレスの言霊 「俺だってねえ…」発言者・木村健悟
2020年06月28日 08時00分
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スポーツ
バーバー矢野の悪夢が再び?新日本NJC優勝を狙う高橋ヒロムに立ちはだかるY.T.R(ヤノ・トー・ルー)
2020年06月24日 17時30分
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スポーツ
新日本プロレス“34年ぶり”金曜夜8時の生中継が決定!7月3日にBS朝日で実現
2020年06月23日 17時30分
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芸能ネタ
美女ざんまい「実話劇場」あべみほインタビュー
2020年06月23日 12時00分
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スポーツ
新日本プロレスがアメリカでも無観客試合による大会を再開!ジェフ・コブら参戦
2020年06月22日 22時30分
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社会
蝶野正洋の黒の履歴書 ★ヤラセに近いリアリティー番組
2020年06月21日 18時00分
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スポーツ
一度は使ってみたいプロレスの言霊 「山田恵一は死んだ。リバプールの風になった」発言者・獣神ライガー
2020年06月21日 08時00分
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スポーツ
新日本NJC開幕!永田裕志と鈴木みのるが激しい前哨戦
2020年06月17日 17時30分
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社会
蝶野正洋の黒の履歴書 ★緊急事態宣言解除と自粛警察
2020年06月14日 18時00分
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スポーツ
興行再開発表の新日本プロレス、6.11&12大阪城大会概要を発表
2020年06月10日 17時30分
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社会
蝶野正洋の黒の履歴書 ★検察庁法改正案&意見する芸能人
2020年06月07日 18時00分
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スポーツ
一度は使っってみたいプロレスの言霊 「1年半、UWFとしてやってきたことがなんであるか確かめに来ました」発言者・前田日明
2020年06月07日 08時00分
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社会
蝶野正洋の黒の履歴書 ★「蝶野正洋35周年フォーラム」の所感
2020年05月31日 18時00分
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スポーツ
一度は使ってみたいプロレスの言霊 「テキサスの化石になれ!」発言者・スタン・ハンセン
2020年05月31日 08時00分
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芸能ネタ
『テラスハウス』木村花さんの死に沈痛…業界関係者が語った“演出”の中身
2020年05月30日 20時00分
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スポーツ
ノア清宮海斗の次なる相手は稲村愛輝!6.14潮崎豪対齋藤彰俊のGHCヘビー戦も正式決定
2020年05月27日 06時30分
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社会
蝶野正洋の黒の履歴書 ★新型コロナ禍のスポーツ業界
2020年05月24日 18時00分
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スポーツ
一度は使ってみたいプロレスの言霊 発言者・ジャンボ鶴田 「全日本プロレスに就職します」
2020年05月24日 08時00分
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社会
蝶野正洋の黒の履歴書 ★新型コロナを収束させる自助精神
2020年05月17日 18時00分