オープニングに菅林直樹会長がリングに登場し、驚きの発表を行った。
菅林会長は「15日に大会を再開しましたが、国内外、多くの皆さんに生中継を視聴していただき、様々な形で、皆さんからの応援、激励の声が選手に届いております。お客様のいない会場での試合が続きますが、画面越しでも選手たちは、皆さんからの声援を力に変えて闘います。引き続きよろしくお願いいたします。本日は一つお知らせがありまして、冒頭にお時間をいただきました。まずはVTRをご覧ください」と挨拶をすると、映像が流れる。
このVTRで、7月3日にBS朝日で夜8時から放送される『ワールドプロレスリングリターンズ』が、NJC準決勝の生中継として放送されることが明らかに。
「1986年9月以降、34年ぶりに“金曜夜8時”の生中継が実現します。4月からBS朝日で放送中の『ワールドプロレスリングリターンズ』で、7月3日金曜日はNJC準決勝2試合を生中継いたします。この日は新日本プロレスワールドも無料開放し、より多くの皆さんに見ていただきたいと考えております。どうぞご期待ください」
VTRが流れ終わると、菅林会長は再びマイクを持って、実に34年ぶりとなる“金曜夜8時”の生中継実現を改めて発表した。1時間枠だが、準決勝2試合はノーカットで見られる確率は高い。「試合の途中ですが…」という時間内に入らない時の古舘伊知郎アナウンサーのお詫びも懐かしいが、7.11大阪・大阪城ホール大会で開催される決勝戦に進む闘いを、一人でも多くの人たちに見てもらいたい。
『ワールドプロレスリングリターンズ』は、大会休止中にストックが尽きていただけに、今回の反響によっては、ネクストが実現する可能性もあるのではないだろうか。BSは全国で同時に見られるのが利点なだけに、今後もコンテンツの一つとして、有効的に使って欲しいところである。
(どら増田)