新日本
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スポーツ 2021年06月02日 11時30分
新日本オカダ・カズチカが復帰戦で鷹木信悟とバチバチの前哨戦を展開!「プロレスラーは超人です」
新日本プロレスは1日、新シリーズ『Road to DOMINION』を東京・後楽園ホールで開幕した。 セミファイナルでは、オカダ・カズチカ&後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIのCHAOSと鷹木信悟&内藤哲也&SANADA&BUSHIのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンによる8人タッグ戦。 ウィル・オスプレイが首の負傷でIWGP世界ヘビー級王座を返上、これを受けて前シリーズ開幕戦からIWGP世界ヘビー級王座決定戦へ名乗りを上げ続けている鷹木。一方、オカダ・カズチカは5.26後楽園大会前にサプライズ登場を果たし、復活を宣言。「タイトルマッチ、新日本プロレス、今、オレみたいな人間が、チャンピオンになって、盛り上げないとダメだと、オレは思ってるので、必ずチャンピオンになります」とIWGP世界ヘビー級王座獲りを表明した。7日の大阪・大阪城ホール大会では、第3代IWGP世界ヘビー級王座決定戦はオカダvs鷹木で行われることが発表され、両者は今大会で注目の前哨戦を行う。両者は3.6東京・大田区総合体育館大会での『ニュージャパンカップ』1回戦で対戦し、大死闘の末、鷹木がオカダを撃破。また、前王者であるウィル・オスプレイとの次期挑戦者争いでも因縁があるのだ。 さらに、2日の後楽園大会で、NEVER無差別級6人タッグ選手権で対戦が決定したチャンピオンチームの後藤&石井&YOSHI-HASHIに内藤&SANADA&BUSHIが挑戦する一戦の唯一の前哨戦にもなっている。試合は序盤からヒートアップ。それぞれが持ち味を発揮し、つばぜり合いを繰り広げる。終盤、ロスインゴ勢は後藤に波状攻撃。しかし、後藤はYOSHI-HASHIと共にSANADAに隠し狭間から後藤ごとハントでたたみかけると、最後は後藤参式で3カウントを奪取し前哨戦を制している。 バックステージで、オカダは「まあ、僕の中で別に復帰戦だなんて思ってないですけども、まあ実際ね、前回の(5.3)『(レスリング)どんたく』の試合から間は空いたわけだし、別に普通の試合をしただけ。まあ、でも、いろいろな不安な中でも、こうやってね、(NEVER6人タッグ)チャンピオンと組んでね。またあの3人の勢いというのをもらったんで。またタイトルマッチ(IWGP世界ヘビー級王座決定戦)に向かってやっていきたいと思います。まあ、今日が最後の前哨戦だったんでね。鷹木さん、相手にとって不足はないんじゃないかな。『ニュージャパンカップ2021』準優勝ですし、1回挑戦して負けたとはいえ、チャンピオン(ウィル・オスプレイ)がいなくなってしまったわけですから。まあ、先頭にそのまま居座ってもおかしくないだろうし…。ただね、俺と対等にモノが言えると思うなよ!?しっかりと教えてやったろ。もうな、見てるレベルも、住んでる世界も、プロレスラーとしてのレベルも、だいぶ違うんだよ。ただ、次の闘い、ベルトが絡んでいるかもしれないけども、こういう状況の中、しっかりとひっくり返すいい一戦になるんじゃないかなと思います。ベルトを持った上で、次は、まあ本当であれば、東京ドームで闘う予定であった相手と、しっかりと闘って。自分の中でも消化したいんで。まあ、何があろうと、いろいろあったけども、一つだけ言わせてもらうと…プロレスラーは超人です」と久々の超人宣言。復帰に手ごたえを感じたようだ。 鷹木は「オカダの野郎、スカしやがって。復帰祝いに強烈なの食らわしてやろうと思ったのに。まあ、それでもオイ、オカダ。元気そうじゃねぇか、オイ。6.7大阪城ホールは、もっともっと元気100 倍で来てくれよ?な?それにしても!新日本プロレス、よくぞカードを組んでくれたな。よくぞ俺に!もう1度チャンスくれたな?心から感謝するよ。まあ、山が動いたんだ。オカダ・カズチカが動いたんだ。カード決まったら、オイ、もう安っぽい言葉いらねぇよ。あとは大阪城ホールに向けて、最高のベストコンディションで臨むだけだ。それから、内藤がなんだかよ、俺に対して『嫉妬してる、嫉妬してる』って言ってたけど、内藤!嫉妬するのちょっと早くないか、オイ!?オイ内藤、お前にはもっと!嫉妬させてやるからよ。そのためにも!6.7大阪城ホールは…オカダ・カズチカに勝ってやる」とこちらは必勝宣言。 なかなか見ごたえのある前哨戦だった。◆新日本プロレス◆『Road to DOMINION』2021年6月1日東京・後楽園ホール観衆 293人▼8人タッグマッチ(30分1本勝負)オカダ・カズチカ&○後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI(14分31秒 後藤参式)鷹木信悟&内藤哲也&SANADA●&BUSHI(どら増田)
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スポーツ 2021年06月01日 18時30分
新日本エル・デスペラードとYOHのIWGPジュニア戦が1か月越しに実現!
新日本プロレスは『DOMINION』 6.7大阪・大阪城ホール大会(6.6より延期) で、IWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードがYOHを相手に初防衛戦を行うと発表した。この試合は当初、5.4福岡・福岡国際センター大会で実現予定だったが、新型コロナウイルスの影響で流れており、1か月越しでついに実現する。 昨年6月に左ヒザを負傷して以降、長期欠場中だったYOHは、4.4東京・両国国技館大会の復帰戦でSHOと共にデスペラード&金丸義信組を下し、IWGPジュニアタッグ王座を奪還。その試合後、男泣きを見せたYOHは「次はデスペラードの持つIWGPシングルに挑戦します!」と、自身初となるIWGPジュニアヘビー挑戦を高らかに宣言した。すると、デスペラードは「条件つけるぞ。もっぺんやらせろ。俺とノブさんのベルトなんだ、それは」とアピールし、4.28鹿児島でIWGPジュニアタッグのリマッチが行われるも、ROPPONGI3Kはこれを返り討ち。 その後、IWGPジュニアヘビー級王座戦に向け、両者は激しい前哨戦を展開。5.3福岡の試合後、YOHは「チャンピオンがデスペラードだったから挑戦したかった。SHOくん、高橋ヒロム、デスペラード……、俺だってジュニアを盛り上げたい」と改めて新日本ジュニアへの強い思いを激白。これに対し、かねてよりYOHに厳しい言葉を向けていたデスペラードは「ここ最近のIWGPジュニアのシングルのチャンピオン様っていうのはよ、ひとクセもふたクセもあって何かを持ってるヤツだった。オマエには何がある?タッグのタイトルは持ってるな。それだけだ」とバッサリ。タッグ王座戦で連敗を喫しつつも、シングルプレイヤーとしてのYOHを認めない姿勢を見せている。 YOHはIWGPジュニアヘビーを戴冠したら、大舞台で相棒SHOと新日本ジュニアの至宝を懸けたROPPONGI3K対決実現を熱望。そのためにもここで一気にジュニア二冠王に君臨したいところだが、デスペラードがウィークポイントのヒザを狙ってくるのは必至。高橋ヒロムがしばらく復帰出来ない状況において、その他の選手が底上げされることで、令和の新日本ジュニアが活性化するのは間違いない。(どら増田)
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スポーツ 2021年05月31日 10時50分
新日本オカダ・カズチカが復活!6.7大阪城で鷹木信悟とIWGP世界ヘビー新王者決定戦!
新日本プロレスは29日、首の怪我による帰国によりウィル・オスプレイが返上したIWGP世界ヘビー級王座の新王座決定戦を『DOMINION』 6.7大阪・大阪城ホール大会(6.6より延期)で、オカダ・カズチカと鷹木信悟が激突すると発表した。 前王者のオスプレイは、5.4福岡・福岡国際センター大会で鷹木を相手に激戦の末、初防衛に成功。今年の『ニュージャパンカップ』決勝(3.21仙台・ゼビオアリーナ宮城)に続いて鷹木を下し、ベルトを守り抜いた。だが、その代償は大きく、新日本プロレスは20日、オスプレイが福岡大会で首を負傷し、治療に専念するためイギリスに帰国したことを発表。同時に全治期間が未定のため王座は返上され、新王者決定戦が行われることに…。 これを受けて、新王座決定戦に真っ先に名乗りを上げたのが鷹木だ。5.22愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会で、「この俺は準備万端だぜ。 5.4のタイトルマッチを経て、IWGP世界ヘビーに対して、さらに熱い気持ちがあるんだ。このままじゃ、終われねえんだよ!」と再びチャンスを引き寄せるべく、猛アピール。すると、5.26東京・後楽園ホール大会では、電撃来場したオカダがIWGP世界ヘビー獲りを宣言。当初、オカダは5.29東京・東京ドーム大会で、5.4福岡大会のオスプレイvs鷹木の勝者に挑戦予定だったが、緊急事態宣言の延長などの影響から大会自体が延期している。 それを踏まえ、5.26後楽園の第1試合前に姿を表したオカダは「ベルトに挑戦する予定でしたけども、今回は辞退をさせていただこうかなと……、思うわけないよね。だってオレ、元気だもん!」と復調をアピール。さらに、「今、オレみたいな人間がチャンピオンになって、盛り上げないとダメだと思ってるので。必ずチャンピオンになります!」と以前からIWGPの闘いを正すとしていた自身の思いをぶつける考えだ。 新日本の上半期の天王山であるビッグマッチ『DOMINION』で、両者は雌雄を決することに。オカダは『ニュージャパンカップ』1回戦で鷹木に惜敗を喫しているだけに、今回はそのリベンジも懸けた一戦となる。鷹木としては5.4福岡大会に続き、王座戦での2連敗は避けたいところ。共に負けられない決戦で、荒ぶる昇り龍が一気に王者に駆け上がるか、それともレインメーカーが雪辱を果たすと共に新日本の主役に再び舞い戻るか。新設されてから、なかなか主人公が定着しないベルトなだけに、そろそろ安定した王者を期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2021年05月27日 11時00分
新日本ジェフ・コブ「ドクター・コブ…しっくりくるな」飯伏幸太を圧倒しオリンピアンの実力発揮!
新日本プロレスは、『Road to WRESTLE GRAND SLAM』東京・後楽園ホール大会3連戦の最終戦を26日に開催した。 セミファイナルでは、飯伏幸太&本間朋晃とジェフ・コブ&グレート-O-カーンが激突。こちらは、開幕戦の5月22日に開催された愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会と同カードとなる。4.4東京・両国国技館大会で因縁が勃発した飯伏とコブは、4.29鹿児島アリーナ大会のタッグ戦でヒートアップ。ともに一騎打ちを熱望している両雄は、シングル戦こそ決定していないものの、今シリーズのタッグマッチでさらに激しい闘いが展開している。また、シングル戦線浮上へ向けてアピールしたい本間、4.26広島サンプラザホール大会で内藤哲也に敗れて巻き返しを図りたいオーカーンの動向からも目が離せないところ。 試合は飯伏とコブが、今夜も意地の張り合いを展開。激しい攻防を見せていく。終盤、コブは狙いすましたコブゴェを飯伏に叩き込み、戦線離脱に追い込む。本間は孤軍奮闘するも、オーカーンがアイアンクローで捕獲。そのまま放り投げると、キャッチしたコブがツアー・オブ・ジ・アイランドで鎮圧。前日は棚橋弘至&飯伏に敗れているユナイテッド・エンパイアが一夜で巻き返し、勢いを見せている。 バックステージでコブはオノダクリニックのロゴを指差し、「スポンサーの『オノダクリニック』、ドクターを探してるならオレを呼んでくれ。イブシ、お前は毎晩なかなか寝られなくて困ってるんだろ。一晩中いつどこでオレとシングルで正面対決しないといけないのか思い巡らせて不安に陥ってるんだろ。でも、今日はドクターのオレがお前をスヤスヤとリングで寝かせてやった。ちょっとした薬を処方してやったぞ。明日、症状が解決したかどうか電話して教えてくれよ。お前はこの'THE IMPERIAL UNIT'、 'THE HATCHET'に衝突して今は頭も顎も身体中が痛みで疼いてるだろうが、これでお前もオリンピアンの実力が身にしみて分かったはずだ。”ドクター・コブ”…しっくりくるな」と新たなキャッチコピーを決めてしまう余裕を見せた。 オーカーンは「聞け!愚民ども!そして帝国民ども。別に興が乗ったわけではない。そして、今までとやることは何一つ変わらん!だが、一つ宣言しておく。オスプレイがいなくなったからと言って、安心するな!不安に、かられるな!オスプレイがいない、ほんの少しの間だけ、余が“NEW COMMONWEALTH KING PIN”。簡単に言やあ、政治的集団の中心的人物に、余が、なる!帝国を、そして……新日本プロレスを導く」とオスプレイに代わり自身がユニットを引っ張っていく考えを明らかにしている。 一方の飯伏はダメージが深くコメントを出せず。コブの実力は日に日に増しているのは事実。これもオスプレイが離脱した副産物かもしれない。◆新日本プロレス◆『Road to WRESTLE GRAND SLAM』2021年5月26日東京・後楽園ホール観衆 329人▼タッグマッチ(30分1本勝負)飯伏幸太&●本間朋晃(12分04秒 体固め)ジェフ・コブ○&グレート-O-カーン※ツアー・オブ・ジ・アイランド(どら増田)
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スポーツ 2021年05月26日 10時50分
新日本・内藤哲也「効いたぜ!」石井智宏と連日の激しいエルボー合戦!
新日本プロレスは、新シリーズ『Road to WRESTLE GRAND SLAM』東京・後楽園ホール大会3連戦の2日目を25日に開催した。 セミファイナルでは、後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI&田口隆祐のCHAOS&新日本本隊連合が、内藤哲也&SANADA&鷹木信悟&BUSHIのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと8人タッグで対決。 今回、5.22名古屋から後楽園3連戦の短期シリーズとなった4大会で、連日顔を合わせているCHAOSとロスインゴ。前シリーズでオーカーンを下して、トップ戦線浮上を目論む内藤を筆頭に、IWGP世界ヘビー級新王者決定戦に名乗り上げている鷹木、ヘビー級戦線を睨むSANADA、さらにBUSHIもジュニア戦線での巻き返しを狙っている。一方、後藤&石井&YOSHI-HASHIも現在、NEVER6人タッグ王座を保持しているものの、ここでロスインゴのヘビー級戦士を撃破すれば、シングル戦線の突破口となる可能性は十分。ここにジェイ・ホワイトから「次々期NEVER無差別級王座挑戦者候補」と名前を挙げられている田口が加わったこの試合。昨日の大会で乱闘を繰り広げた内藤と石井は序盤からヒートアップ。試合はこの日も鷹木が田口をMADE IN JAPANでカウント3を奪ったが、試合後も、両者はエルボーで激しくやり合い、遺恨をさらに深めた。 バックステージで、内藤は「昨日、鷹木がマイクを持っていた時のSANADAの表情、見た?見た…!?いい顔してたよ。きっとSANADAも、同じように悔しい思いを抱いてるんでしょう。さあ、いよいよ明日は、後楽園ホール3連戦、最終日。SANADAとのタッグ。対戦相手のYOSHI-HASHI、後藤よりも、パートナーのSANADAに目が行ってしまうよ。SANADAと(拳を握って胸を2度叩き)気持ちのぶつかり合いを、したいと思います。その気持ちのぶつかり合いをした結果、いったい何が生まれるのか!?その答えはもちろん、トランキーロ。あっせんなよ。ではでは、また明日もここ後楽園ホールでお会いしましょう。それにしても石井…効いたぜ。カブロン!」と最後に石井の名前を出している。 一方の石井は「内藤、かまって欲しいんだろ!? いいぞ。狙いはなんだ!? シングルか!? それともこれか!?(と言ってNEVER6人タッグベルトを叩く)どっちでもいいぞ。遊んでやるよ」といつでも内藤と闘う用意があるようだ。◆新日本プロレス◆『Road to WRESTLE GRAND SLAM』2021年5月25日東京・後楽園ホール観衆 274人▼8人タッグマッチ(30分1本勝負)後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI&●田口隆祐(17分21秒 片エビ固め)内藤哲也&SANADA&鷹木信悟○&BUSHI※MADE IN JAPAN(どら増田)
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スポーツ 2021年05月25日 10時50分
新日本・飯伏幸太「少しずつー取り戻していきます!」ジェフ・コブとのシングル対決にロックオン!
新日本プロレスは、新シリーズ『Road to WRESTLE GRAND SLAM』東京・後楽園ホール大会3連戦の初日を24日に開催した。 後楽園3連戦初日のセミファイナルでは、飯伏幸太がマスター・ワトとタッグを結成し、ユナイテッド・エンパイアのジェフ・コブ&グレート-O-カーン組と対峙した。 飯伏は4.4東京・両国国技館大会でウィル・オスプレイとの死闘に敗れ、IWGP世界ヘビー級王座から陥落。その試合後、コブが飯伏に追い打ちのツアー・オブ・ジ・アイランドを見舞い、両者の遺恨が勃発している。続いて、両者は先シリーズの4.29鹿児島アリーナ大会でのタッグ戦で対決(棚橋弘至&飯伏 対 コブ&トーア・ヘナーレ)。飯伏はヘナーレをカミゴェで沈めると、試合後にコブにシングルマッチを要求したことから、両者の決着戦の機運が高まっている。 試合は一騎打ちの機運高まる飯伏とコブが、互いを強く意識し、ハイレベルな攻防を繰り広げる。ワトも爪痕を残すべく、鋭い打撃で見せ場を作る。だが、最後はコブが飯伏に見せつけるような“コブゴェ”でワトの動きを止めると、豪快なツアー・オブ・ジ・アイランドにつないで圧殺。カウント3を奪取した。試合後、飯伏とコブはお互いのニーパットを外し挑発合戦を繰り広げるなど、両者のシングルマッチ実現まではさまざまな駆け引きが行われそうだ。 バックステージでコブは「俺のコブゴェはどうだ?いいだろう?イブシ、イブシ、イブシ、イブシ……2日前にも言ったが俺たちのシングルマッチへのカウントダウンはもう始まってるんだ。ホンマとワトやタナハシの後ろに隠れてはいられないぞ。お前が誰とチームを組んで現れようと結果は同じだ。今日、本当はお前にツアー・オブ・ジ・アイランドをかけてやりたかった。そしたらお前はまた怪我して休んでたことだろう。そうなったらお前の故郷(鹿児島)で復帰がお決まりのストーリーだろ。イブシ、あまり俺と“ユナイテッド・エンパイア”を甘く見ない方がいいぞ。今は少し不調だが、俺たちは変わらず危険だ。大声で叫んでコメントする必要はない。俺は落ち着いた性格だ。だけど、お前を潰すとなると話は別だ。(腕時計を指すようにトン、トン、トンと指を落として)砂時計の砂が落ち切るまであともう少しだ……」と不気味な予告。 飯伏は「少しずつ、少しずつ。少しずつ……取り戻して、いきます。少しずつー、取り戻していきます!今日、ハッキリと、自分の目の前でカミゴェをやってきた。いいじゃないですか。いいじゃないですかドンドン使えば。やってやりますよ、俺も」とコブへの気持ちを燃やしているようだった。◆新日本プロレス◆『Road to WRESTLE GRAND SLAM』2021年5月24日東京・後楽園ホール観衆 280人▼タッグマッチ(30分1本勝負)飯伏幸太&●マスター・ワト(14分11秒 片エビ固め)ジェフ・コブ○&グレート-O-カーン※ツアー・オブ・ジ・アイランド(どら増田)
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スポーツ 2021年05月24日 11時30分
新日本後楽園3連戦のカードを発表!棚橋弘至が2大会でメイン出場
22日の愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会で興行を再開した新日本プロレスは、新シリーズ『Road to WRESTLE GRAND SLAM』東京・後楽園ホール大会3連戦(24日〜26日)のカードを発表した。 24日から始まる後楽園3連戦初日のメインを飾るのは、本隊&CHAOS混成軍とロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの8人タッグ。棚橋弘至とNEVER無差別級王者の後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIがカルテットを結成し、内藤哲也&SANADA&鷹木信悟&BUSHIと激突する。 いずれの顔合わせも刺激的だが、名古屋大会のメインに続いて今年1.30愛知でNEVER無差別級王座を懸け、名勝負を繰り広げた棚橋と鷹木の対決に期待が高まる。そのほか、今年の『ニュージャパンカップ』1回戦(3.9岡山大会)でSANADAに敗北を喫した石井が、一矢報いるべく闘志を燃やすのは間違いないだろう。この試合の鍵となりそうなのが、本隊&CHAOS混成軍のチーム力だ。ロスインゴは終盤の連携プレーは他のユニットの追随を許さないが、その鉄壁のコンビネーションを前に、棚橋がNEVER6人タッグ王者と共に打ち破るようなことがあれば名古屋の借りを返せるのだが…。 25日のメインイベントは、飯伏幸太&棚橋弘至がジェフ・コブ&グレート-O-カーンと激突するタッグマッチだ。前シリーズの4.29鹿児島大会では、飯伏とコブが激しい攻防を展開。試合後はたがいにシングル決着戦を要求。神奈川・横浜スタジアム大会でのシングルが濃厚だったが、大会が延期となってしまったため、現時点で未定。コブは、飯伏のカミゴェを模倣した“コブゴェ”も繰り出して挑発を繰り返しており、飯伏も「オリンピアン」のコブへの大いなる興味を示しており、一騎打ちの機運は高まっている。飯伏は、4.29鹿児島大会以来、棚橋との“ゴールデン☆エース”を結成してのメイン登場。棚橋とオーカーンも1.4東京ドーム大会でのシングル戦、2.28大阪城ホール大会でのNEVER王座戦の因縁があるだけに、どの絡みも見逃せない。 シリーズ最終戦のメインイベントは、後藤洋央紀&YOSHI-HASHIのCHAOSと、内藤哲也&SANADAのロスインゴがタッグ対決。前シリーズでは、ユナイテッド・エンパイアと抗争の末、内藤はグレート-O-カーン、SANADAはアーロン・ヘナーレから勝利を収めた。今シリーズ、ベルト戦線浮上へ向けて好調を維持したい両者は、最終日にして興行復活後、初のメインに抜擢されただけにアピールしておきたいところ。一方の後藤とYOSHI-HASHIは、石井とのトリオでNEVER無差別級6人タッグ王者として4.20後楽園大会でバレットクラブの挑戦を退け、4度目の防衛に成功するとともに約9か月もの間、チャンピオンとして君臨している。タッグチームとしても抜群のコンビネーション、そして様々な合体技を持つ後藤&YOSHI-HASHIが勢いそのまま勝利奪取なるか?それともスピーディーな連携を誇るロスインゴの内藤&SANADAがNEVER6人タッグ王者から勝利を収めてタイトル挑戦の流れを作るのか注目である。 ウィル・オスプレイの負傷離脱により、IWGP世界ヘビー級王座が空位になっているだけに、名古屋大会で表明した鷹木信悟に続いて、王座決定戦に名乗り上げる選手が出て来る可能性も秘めているだけに、見逃せない3連戦だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年05月20日 11時15分
DDT秋山準「いい勝負になると思います」6.6さいたまSAでHARASHIMAの挑戦を受けて立つ!
CyberFightが「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に向け、同所で3大タイトルマッチの調印式を行い、「トリプルメインイベントII」で、秋山準が保持するKO-D無差別級王座に挑戦するHARASHIMAがベルト奪還を誓った。 HARASHIMAは「今回GHCヘビー、KO-D無差別級に出る自分以外の3選手は、新日本、全日本、ノアというメジャー団体で素晴らしい実績を残してきています。僕はもうプロレス界に入った道から何から、全然違いますけど、だからこそそこにも負けたなくて、絶対勝ちたいと思ってます。秋山選手は竹下(幸之介)、遠藤(哲哉)、樋口(和貞)、(男色)ディーノ、たくさんの選手に勝ってきている強い選手です。DDTを昔から知る身として、絶対負けられないと思ってます。あと、『サイバーファイトフェスティバル』、僕の中ではDDT最大のビッグマッチと思ってるので、昔から見てるファンのためにも、しっかり結果を残します」とコメント。ふだんあまり大口を叩かないHARASHIMAが、これほど“勝利”を連発するのは異例である。 受けて立つ秋山は「DDTのアイコンの一人、HARASHIMA選手とやって、勝ったらDDT制圧みたいな感じになってますけど、僕も一応所属なので。もちろんHARASHIMA選手に勝つことも大事なんですけど、いい試合をして、『DDTの試合はこういうもんなんだ』ということも見せていきたいと思います。何よりサイバーファイトがこれからもっと上に行けるように、チャンピオンとして責任をもってタイトル戦を務めたいと思います」と話した。 これまでの前哨戦を闘ってきた印象として、HARASHIMAが「何回も当たってきて、タッグのタイトル戦もやってますけど、非常にうまいし、見せてない部分がまだまだある」と言えば、秋山は「見た目はさわやかな笑顔、ジェントルマンですけど、試合になると割とそういう部分がなくて。負けちゃいけないとか、そういう強い部分が出てくる選手。僕もこういう選手は好きなので。DDTはどうしても、おもしろいとか楽しいとか、そういう部分が強調されると思うんですけど。彼とならガッチリしたプロレス、魅せるプロレスができるんじゃないかと思います」と分析。 両者には体格差があるが、HARASHIMAは「サイズの違いは感じます。身長、体重、あと骨太さというか、サイズの違いは感じますけど、自分はそういう相手ともいっぱい闘ってきているので。攻め方はいくらでもあるし、相手が大きくて強い分、僕はガッチリ技に行くだけです」と問題とせず。秋山は「HARASHIMA選手に限って言えば、やっててそんなに小さいとか、そういう感覚はないですね。そう感じる選手もいるんですけど、HARASHIMA選手に限ってはそんなに感じない。たぶん彼が一つ一つのことを力強くやってきているからだと思うんですけど。いい勝負になると思います」とHARASHIMAの実力を高く評価しているようだ。 大舞台に強いHARASHIMAがKO-Dのベルトを再び腰に巻くのか?それともまだまだ秋山が壁になり続けるのか?注目の一戦だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年05月18日 10時50分
新日本プロレスが5.22名古屋から再始動!隔離終了選手は練習を再開
新日本プロレスは、東京・後楽園ホール大会、神奈川・横浜スタジアム大会、東京・東京ドーム大会といった5月の5大会の中止並びに延期を発表していたが、5月22日に予定されていた愛知・名古屋国際会議場・イベントホールより大会を再開し、5月24日、25日、26日の後楽園ホール3連戦に関しても大会を開催すると発表した。 新日本では「5月5日、5月9日に新型コロナウイルス陽性者のご報告をさせて頂き、皆様にはご心配をお掛けいたしました。当該選手はその後も軽症もしくは無症状であり、隔離措置の上、治療に専念してまいりました。また、濃厚接触者やその疑いがある選手についても、自主的な隔離措置を講じてまいりました。隔離期間が終了した選手は、練習を再開しております」と隔離期間が終了した選手が既に練習を再開していることを明らかにしている。 ただし、「今回の大会については、参加全選手・スタッフへのスクリーニング検査を経て、医師・トレーナーと連携の上、長期の隔離期間が及ぼす影響も見極めつつ、出場選手を決定いたしますことを合わせてご了承ください」としており、より慎重に大会を再開させていく意向だ。 また、「新日本プロレスではこれまで、専門家の指導を踏まえて作成した対策ポリシーに基づき、日常的な体温、血中酸素飽和濃度の把握、定期的なスクリーニング検査を始めとした事前対策と合わせ、会場入りの際の検温、練習中や控室でのマスク着用義務化、弁当形式の夕食を支給しての夜間外出自粛等を実践してまいりましたが、この度の事象を真摯に受け止め、体調管理とスクリーニング検査の手法・頻度の拡充を中心に、さらなる感染対策の強化に努めてまいります」とするとともに、「会場に関しましても「興行における新型コロナウイルス感染症対策ポリシー」に沿った、徹底した感染対策を講じて、安心・安全の大会運営を行って参ります。みなさまのご来場をお待ちしております」と結んでいる。 業界最大手の新日本が興行を再開するのは明るいニュースだろう。引き続きコロナ禍で娯楽の少ない世の中に諦めない気持ちを見せてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2021年05月10日 11時15分
新日本プロレスがスタジアムツアーの延期と新たに7選手の感染を発表!オスプレイ対オカダが延期に…
新日本プロレスは、政府からの緊急事態宣言延長の発令を受け、また現在の新型コロナウイルス感染状況、並びに感染拡大防止に向けた判断として、5月15日に予定していた『WRESTLE GRAND SLAM in YOKOHAMA STADIUM』神奈川・横浜スタジアム大会、5月29日に予定していた『WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME』東京・東京ドーム大会の開催延期が決定したと発表した。 新日本では「各大会を楽しみにされていたお客様には、ご迷惑をお掛けしてしまい誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます」と謝罪した上で、「振替大会は、現在スケジュールを調整中です。日程が決定次第、公式サイト等でお知らせさせて頂きます」としている。 なお、チケットは「振替大会にてそのまま有効となりますので大切に保管してください。延期に伴い、残念ながらご来場が叶わないお客様に関しましては、払い戻しの対応も予定いたしております。延期日程の発表まで、今しばらくお待ち頂けますようお願い申し上げます」とチケット購入者に呼びかけた。 さらに9日、「5月4日福岡大会以降、シリーズ帯同の全選手を対象に実施したPCR検査にて、選手7名が新たに新型コロナウイルス陽性判定を受けましたので、ご報告いたします」と発表。「既報通り、5月4日福岡国際センター大会の午前中に発熱のあった選手2名を新型コロナウイルス判定基準に従って検査したところ2名とも陽性となりました。その後、濃厚接触者を含むシリーズ帯同の全選手に対して行ったPCR検査の結果、新たに選手7名の陽性が判明いたしました」と続けて、「現在、陽性判定を受けた全選手が軽症もしくは無症状ではありますが、保健所、医療機関の指導の下、隔離措置の上、治療に専念してまいります」としている。 また、「その他の発表大会の開催可否に関しては、今後の状況を注視しながら発表させて頂きます」とも発表しており、5月22日の愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会から開幕する予定の東京ドーム大会に向けて組まれていた新シリーズ『Road to WRESTLE GRAND SLAM』に関しても変更される可能性がありそうだ。 来月には『Road to DOMINION』が6月1日と2日に東京・後楽園ホール大会、4日に東京・大田区総合体育館大会、そして、毎年恒例のビッグマッチ『DOMINION 6.6 in OSAKA-JO HALL』大阪・大阪城ホール大会が組まれているが、こちらも流動的かもしれない。 政府は東京都、大阪府、愛知県などに対して、12日から緊急事態宣言の延長(もしくは追加)を発表しているが、スポーツを始めとしたイベントは、大阪府のみ無観客試合を要請しているものの、政府は全国で収容人数の50%ないし、上限5000人の少ない方を開催条件にしており、2万人から3万人の収容が見込めるスタジアムツアーをこの規制の中、強行するのはリスクが高いと判断したのだろう。 横浜スタジアム大会では、発表はされてなかったが、飯伏幸太がジェフ・コブとのシングルマッチをアピール。東京ドーム大会では、IWGP世界ヘビー級チャンピオン、ウィル・オスプレイにオカダ・カズチカが挑戦することが決定していたが、このカードも延期となってしまった。今は選手の回復と代替日の発表を待ちたい。(どら増田)
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2020年04月16日 11時00分
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2020年04月15日 11時35分
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2020年04月14日 06時30分
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スポーツ
新日本・全日本・WWF合同興行『日米レスリングサミット』から30年!プロレス界が変わった日
2020年04月13日 22時30分
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社会
蝶野正洋の黒の履歴書 ★無観客開催がベストだった東京五輪
2020年04月12日 18時00分
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スポーツ
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ザ・ロード・ウォリアーズ」世界三大タッグ王座をすべて制した“暴走戦士”
2020年04月12日 08時00分
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スポーツ
新日本プロレス、福岡2連戦中止も団体初の無観客試合を検討!
2020年04月09日 11時00分
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スポーツ
緊急事態宣言を受け、プロレス・格闘技各団体が中止または延期を発表
2020年04月08日 22時30分
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スポーツ
大日本プロレス、北海道巡業を強行で物議「なぜ道民を危険に晒すの?」プロレスファンから批判も
2020年04月06日 11時45分
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社会
蝶野正洋の黒の履歴書 ★災害対策と“大阪都構想”
2020年04月05日 18時00分
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スポーツ
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「クリス・ジェリコ」日本とゆかりの深い史上初の統一世界王者
2020年04月05日 08時00分
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スポーツ
新日本“蘇る金曜よる8時”1回目は内藤哲也対KENTAの二冠戦!
2020年04月02日 22時30分
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スポーツ
新日本プロレスが18日までの全大会の中止を発表!無観客試合の可能性は?
2020年04月01日 18時10分
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スポーツ
新日本オカダ・カズチカのラジオ番組がスタート!志村けんさんを悼む
2020年03月31日 11時00分
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社会
蝶野正洋の黒の履歴書 ★サイバーエージェントのノア買収
2020年03月29日 18時00分
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スポーツ
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ザ・グレート・サスケ」地域密着型プロレスの先駆けとなった“東北の英雄”
2020年03月29日 08時00分
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スポーツ
長州力「藤波さんも待ってるぞ! 立て立て!」 初代タイガーマスクが難病疑い、「優しさがしみます」ファンから反響
2020年03月26日 13時00分
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スポーツ
スターダム岩谷麻優、1回戦失格も「木村花はいいライバルになる」
2020年03月25日 22時30分
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スポーツ
“創設者”武藤敬司がW-1を語る!「実は一番上がりづらかった」
2020年03月24日 22時30分