新日本
-
スポーツ 2009年11月02日 15時00分
覆面に魅入られた男 異色レスラーのミステル・カカオ
プロレスを彩る存在として、日本マット界には数多くの覆面レスラーがいる。だが、今回取り上げるミステル・カカオは、他に類を見ない存在だ。現在43歳。アラフォーのマスクマンにして、マスク職人である。対戦相手だけでなくミシンと格闘する男の正体に迫る! ミステル・カカオがプロレスに関心を持つようになったのは、祖父の影響が大きい。祖父は大のプロレス好きで、欠かさずテレビ中継を見ていたそうだ。当時はまだテレビが白黒の時代。2歳だったカカオは「フレッド・ブラッシー、ボボ・ブラジルらの試合が記憶に残っている」という。 ただし、興味の対象はレスラーではなかった。カカオが魅せられたのはビルドアップされた肉体、覆面やコスチュームで、「特にお気に入りはザ・デストロイヤーのマスク」であった。小学生になると、ブルース・リーやミル・マスカラスの肉体を見るにつけ「どうしたら、あんな体になるのか」と体を鍛え始める。 プロレスにのめり込み出したのは、スタン・ハンセンの全日本プロレス乱入(1981年12月)を見てからで「ブロディ、スヌーカーと一緒に現れた時は鳥肌が立った」という。その後は地元の京都はもちろん、大阪で試合があれば、会場に足しげく通うようになる。 転機は大学受験のさなかに訪れた。全日本が練習生を募集している記事を目にすると、迷うことなく履歴書を送付。カカオは「プロレスラーは選らばれた人間たちの世界。まず受からないと思っていた」が、大学合格後に全日本から連絡があり、ジャイアント馬場との面談が実現。「すぐ道場に入るように言われたんですが、あまりに急な展開だったので、全日本が巡業で大阪に来た時に合流しました」。だが、両親はプロレス入りに大反対で、入門時に必要とされた親の承諾書は自分で作製し、大学に籍を置いたまま全日本の一員となった。カカオが入門した時(1984年)の全日本の若手メンバーは、先輩には川田利明がおり、数カ月後に小川良成が入門。新日本の闘魂三銃士とは入門時期が重なっている。 しかし、承諾書の一件で両親はよりかたくなになりデビューの日時が決まっていたものの、京都に戻らざるをえない状況に。「会社には状況を話したんですが、道場は夜逃げのような形で出てしまった」。そして大学に通い始めると、「体をつくって、プロレスに戻れれば」と思い、ボディービルに熱中。数々のタイトルを獲得し、ミスター日本に出場を果たした。大学卒業後は京都でインストラクターをこなしながら、ボディービルダーの衣類やサプリメントを取り扱うお店にも勤め出した。 マスクを制作するキッカケは、その直後に訪れた。知人から初代タイガーマスクの覆面を手掛ける東京のマスク職人を紹介され、勤め先で初代タイガーのマスク販売を行うようになる。そして、その人のすすめでカカオもマスク作りを始めることになるわけだが、それまで縫い物の経験はなく、東京の工房に出向いて見よう見まねで作り方を修得。1992年にスペル・デルフィンから依頼を受けて制作したマスク&コスチュームが初仕事となった。 その後、カカオはさまざまな選手のマスクとコスチュームを手掛ける一方で、京都でプロモーター業も始め、みちのくプロレスやIWAジャパンの興行を開催。1997年に「ルチャリブレを直輸入したい」とCMLLジャパンを旗揚げすると、2000年7月に同リングで念願のプロレスデビューを果たした。 当時34歳。遅咲きのデビューである。本人は決断を下すのに相当悩んだという。 「歳が歳なだけに、プロレスをなめていると思われるんじゃないかという不安があって躊躇(ちゅうちょ)しました。でも、ある人の『今しかないよ』という言葉が背中を押してくれた」 そして2006年5月には東京都新宿区に覆面屋工房をオープン。現在は覆面マニアという自主興行を開きながら、他団体にも参戦している。「レスラーとしてはまだまだ。体が動く限りリングに上がり続けたいです」というカカオは、今後もレスラーとマスク職人を両立させていくつもりだ。◎覆面屋工房 覆面屋工房は、プロレスラー向けのコスチューム&マスクを手掛ける一方で、一般の人からの発注も受け付けており、オーダーメイドの覆面の制作も行っている。「最近はテレビ、CM、映画からオファーが多いですね。あとはイベント用とプレゼント用の注文もあります。プレゼント用の場合は、記念日に贈るので、マスクに日付を入れるデザインの注文が多いですね」(カカオ)。なお、店内にはマスクはもちろん、さまざまなオリジナル・グッズも発売されている。
-
スポーツ 2009年11月02日 15時00分
新日本 観戦IGF勢に罵声
IGF勢が“アポなし来場”。新日ファンから吊るし上げを食らった。この日の新日プロ後楽園大会にはIGFファイターのジョシュ・バーネット、モンターニャ・シウバ、エリック・ハマーら選手と新日本の前社長サイモン猪木氏、宇田川強エグゼクティブ・ディレクターのフロント陣が7000円の席を購入してお忍びで観戦。だが、休憩時間には新日ファンから取り囲まれ「猪木は来ねーのか!」「何しに来たんだ。小川を連れて来いよ」「猪木がダメならサイモンがリングに上がれ!」などとば声を浴びせられていた。 なお、観戦したバーネットは青義軍の永田裕志を礼賛。「まだまだ(現IWGPヘビー級王者)中邑は若いヤングガイだけど、やっぱりナガタさんはナイスガイだ」と最高の賛辞をおくっていた。
-
スポーツ 2009年11月02日 15時00分
新日本 飯塚テロ行為!! 新日社長、真壁が襲われる
あってはならない事態だ。新日本プロレス1日の東京・後楽園ホール大会後に、社長車が襲撃される事件が発生した。同社の菅林直樹社長がG1覇者の真壁刀義を連れてスポンサーの接待に向かおうとしたところ、テロの標的に。後楽園ホールの駐車場が惨状と化した。 試合後の後楽園ホールの駐車場に、選手の出待ちをしていたファンの悲鳴が響いた。選手やフロント幹部が車で会場を後にする帰り際のいつもの光景。この日は菅林社長が真壁を接待に連れて行くため、共に会場を後にしようとしたが、そのとき信じられない襲撃事件が起こった。 去り際に報道陣に対し「11・8の両国大会? 飯塚とチェーンデスマッチやってもいいぞ」と言い残して社長車の後部座席に乗り込んだ真壁を、駐車場に潜んでいた飯塚がいきなり強襲。金属バットで後部座席の窓を割り、真壁を強引に外に引きずり出して暴行したのだ。常軌を逸した駐車場テロ。 一瞬にして辺り一帯が散乱したガラスと真壁の鮮血で染まる異様な光景となった。 被害者は真壁だけはなかった。愛車BMWの窓ガラスを割られた菅林社長もガラス片で右目を負傷する始末。リング外の許されざる無法行為に、痛めた目を押さえながら「こんな事はありえない。こうした問題にはき然として対応する」とだけ言い残し、医務室に直行した。 過去に新日プロでは、リング上で長州顔面襲撃事件、リング外でも猪木の新宿伊勢丹前襲撃など、さまざまな襲撃があったが、社長車が襲われるのは前代未聞。果たして今回の一件に新日プロはこの先どう対応するのだろうか。
-
-
スポーツ 2009年11月02日 15時00分
新日本 G1タッグリーグ戦 バーナード組優勝
G1タッグリーグは、ジャイアント・バーナード&カール・アンダーソンが田口隆祐&プリンス・デヴィット(アポロ55)を破り初優勝した。11・8両国国技館大会でチーム3D(ブラザーレイ&ディボーン)に挑戦することが決定。さらに全勝優勝を成し遂げた王者には“ビックボーナス”が発表された。 この日、中西学&大森隆男を下し、決勝進出を決めたバーナード組。決勝では、中邑真輔&矢野通を退けたアポロ55を“伝家の宝刀”マジックキラーで粉砕した。 試合後、バーナードは「相撲アリーナで今度こそIWGPのベルトをチーム3Dから取り戻す」と奪還を宣言。この日発表されるチーム3Dと両国でのタイトルマッチが決定した。 また、予選リーグから勝ち点をひとつもおとすことなく、完全優勝したバーナードには来年日本で公開予定の「マザコング」で主演を務めることが発表された。
-
スポーツ 2009年10月31日 15時00分
ノア 獣神ベルト奪還へ余裕
きょう31日にプロレスリング・ノアJCBホール大会で行われる「第1回ジュニア・ヘビー級リーグ戦」決勝トーナメントを前に、ジュニア戦線に異変が発生。29日に行われた直前会見では、金丸義信が決勝戦で新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーにリベンジを誓った。 この日ノアは、GHCジュニア・ヘビー級王者のKENTAが右ヒザ負傷欠場のため、同王座を返上すると発表。同リーグ戦の優勝者が次期王者と認定されることになった。さらに力皇猛、鈴木鼓太郎がA型インフルエンザと診断され、欠場することになった。 鼓太郎はAブロック2位での決勝トーナメントが決まっていたため、代替選手として同3位のデリリアスが繰り上がることになった。 ノア初のジュニア・リーグ戦最終日を前に、様々なアクシデントに見舞われる形となった。金丸は中嶋勝彦、ライガーとともに会見に出席。「(公式戦)4試合戦って納得出来ていないんで、明日2試合勝つ気でいます」と必勝を宣言した。 24日の札幌大会では、ライガーに敗戦。負ければ外敵にジュニアの至宝が渡ってしまうリスクを背負いながらも「地方でああいう形でやられているんできっちり借りは返したい」(金丸)と決勝での雪辱に燃えていた。 また、ライガーは「俺がチャンピオンになったら、ノアの選手が新日本にくればいい。IWGPジュニアとの統一戦というのもいいんじゃないですか」と涼しい顔で語っていた。
-
-
スポーツ 2009年10月31日 15時00分
リアスポ週間バトルナビ
イベント,場所,ゴング11月1(日)新日本プロレス,東京・後楽園ホール,18:30NEO,東京・後楽園ホール,12:00WAVE,東京・新宿FACE,17:30ZST,ゴールドジムサウス東京アネックス,16:00ドラディション,大阪・府立体育会館第2競技場,18:002(月)Krush,東京・後楽園ホール,18:003(火)IGF,東京・JCBホール,16:00DDT,東京・銀座ベノア,13:00大日本プロレス,神奈川・横浜にぎわい座,13:30、16:00アイスリボン,埼玉・イサミレッスル武闘館,18:00JWP,東京キネマ倶楽部,13:004(水)5(木)宮本和志自主興行,東京・新木場1stRING,19:306(金)ユニオン,東京・新木場1stRING,19:307(土)戦極,東京・両国国技館,16:00シルバーウルフ,東京・JCBホール,16:00健介オフィス,埼玉・熊谷市民体育館,18:30K-DOJO,千葉・Blue Field,18:30アイスリボン,埼玉・イサミレッスル武闘館,18:008(日)新日本プロレス,東京・両国国技館,17:00息吹,東京・後楽園ホール,12:00
-
スポーツ 2009年10月30日 15時00分
虎が吠える 佐山サトル見参!!(9) 初代タイガーが支持されたワケ
リアルとは本物ということだ。プロレスでいえば本格派ということ。本格派とはストロングスタイルをいう。チャラチャラした演劇か、相手が手伝わなければできない技やタイミングなど、バレバレの“三流芝居”像とは程遠い。 どんな真剣な顔をして飛んでも、本格派から見ればお笑いにしか見えないのだ。有り得ない派手な技を喜び、わざとらしいマイクパフォーマンスで、歓喜させようとする程度の低さ。本物を知らない観客はその場では喜ぶ。飛んでもそれが勝負上なら構わない。 タイガーマスクへの支持は技をやったからではない、ストロングスタイルの中だったからである。タイガーマスクは新日本の結晶なのだ。15年も前から私の本業は精神武道をつくる武道家である。ルールをつくって選手をつくり試合を行うという簡単な物ではない。武道の真実を突き詰め一生をかけて創り上げる精神世界である。 ストロングスタイルという新日本の環境がなければ絶対にできなかった。また25年も前からは今の総合格闘技をつくってきた。私の格闘生活は35年のつもりだ。では今プロレスがどう言われているか知っているだろうか? こちら側から言われている言葉を言ってあげよう。 「プロレスってただのショーでしょう。どうせ強くも何ともない」格闘家達は応える。「あたりまえだろう。受け身とかはすごいけど、ただの見せ物だよ」 OBとして情けない! 受け身は3カ月も訓練すれば誰でも身につく。実際、新日本ではちょっとやり後はセメントだった。私は科学に着目した真武道の世界に、ほとんどの時間を割いている。人生をかけた集大成は、もうすぐ一般の人に新型武道として現れる。 世界が恐れるだろう。礼儀正しく穏健であり、義に対しては絶対に退くことのない戦闘態勢を持ち合わせ、死んでも弱さにヒビくことはない。科学的に変性意識(自己催眠)まで深く研究しつくしつくられた無意識人格は、戦国時代のサムライそのものである。 弱さにヒビいたり、悩んだり、プレッシャーにつぶされそうな時はいつでも来なさい、科学真武道が無意識を変えてあげよう。
-
スポーツ 2009年10月30日 15時00分
ノア KENTA 右ひざ負傷で31日欠場
プロレスリング・ノアは29日、GHCジュニア・ヘビー級王者のKENTAが右ひざ前十字じん帯断裂および外側半月板損傷のため、31日のJCBホール大会から欠場すると発表した。 KENTAは、今シリーズ開催されている「第1回ジュニア・ヘビー級リーグ戦」にGHCジュニア王者として参戦。28日の新潟市体育館大会における鈴木鼓太郎との公式戦で右ヒザを負傷し、レフェリーストップ負け。決勝トーナメントに進むことができなかった。復帰時期は現在のところ未定となっている。 なお、31日のJCB大会では、Aブロック1位中嶋勝彦VSBブロック2位金丸義信、Bブロック1位新日本プロレス獣神サンダー・ライガー VS Aブロック2位の鈴木によって初代王者が争われる。
-
スポーツ 2009年10月29日 15時00分
新日本 中邑は暫定王者だ 棚橋が吠えた
新日本プロレスは28日、都内の同事務所で次期IWGPヘビー級選手権試合の調印式を行った。挑戦者で前王者の棚橋弘至が、アントニオ猪木にケンカを売った王者の中邑真輔を全否定。「顔じゃねぇ」とばかりに酷評した。 11・8両国国技館大会のIWGPヘビー級チャンピオンシップ。王座奪還に燃える棚橋には、現王者の中邑から是が非でもベルトを取り返さなければならない強い決意がにじんでいた。 「チャンピオンとして築きたい世界があったのに、不本意な形でベルトを手放さざるを得なかった。その先を始めるためにも、両国では勝って『愛してマース』と言いたい」。G1準決勝で中邑の蹴りを食らって右目を負傷し、無念のベルト返上を余儀なくされた棚橋にとっては、当然の思いだった。 もっとも棚橋からしてみれば、「まだ俺は中邑をチャンピオンとして認めてない」と王者を暫定とまで言う。あくまでアクシデントによるベルト返上だったことから、チャンピオンを新日最強のレスラーだとはハナから思っていないというわけだ。 中邑を認めていない理由はそれだけではない。「俺の価値判断はお客さんが盛り上がっているかいないか。いまのところ地方会場では俺がチャンピオンのときの方が盛り上がっていた。いまのでは物足りない。彼がチャンピオンになって神戸の発言(アントニオ猪木へのケンカ状)とかありましたけど、ベルトを輝かせる人間は自分自身も輝いていなくちゃいけない」。 猪木との対決を掲げて独自のカラーを打ち出した中邑をまるで評価していない。「俺が輝きすぎるから、彼は焦っているんでしょう」とあざ笑う。いまの中邑にベルトの価値を上げることも、団体をけん引するのも無理だといわんばかりだ。 一方の中邑は多くを語らず。棚橋の発言にも「言っていることがよくわからない」とまともにとりあわなかった。 今後の新日マットの行く末を占う一戦まであと10日。両雄に待ち受けているのはどんな結末なのか、目が離せなくなってきた。
-
-
スポーツ 2009年10月28日 15時00分
一発!大化けあるぞ 超“カタブツ”レスラー井上亘を直撃
いまセルリアンブルーのマットで“大化け”しそうなヘビー級戦士がいる。新日本プロレスきっての“カタブツ”レスラー井上亘だ。昨夏にジュニア最強戦士として鳴り物入りでヘビー転向を果すも、ここ1年は結果を残せないまま悪戦苦闘。今年デビュー10周年を迎え、レスラー人生の岐路に立たされている男を直撃した。 −−デビュー10周年。今年はヘビー級戦線で厳しい闘いを強いられて勝負の年ですね。 井上 全然いま結果を残せてない俺をこうやってインタビューしてくださってありがとうございます。 −−そんなに恐縮しないで大丈夫です…。あらためて10年を振り返ってみて。 井上 デビュー10年ですが、ヘビー級では1年ちょっと。結果も残せてないのでまだまだ。ここ1年はヘビー級の壁にぶつかってもがいている感じですし、ハッキリ言っていまはドン底。ただ、自分のプロレス人生っていうのはデビューから浮き沈みが激しかったので、ここから気合ではい上がりたいと思ってます。 −−確かにヘビー級転向後は苦戦が続いている。 井上 ジュニア王者、スーパージュニアを獲ったように、もちろんヘビー級でもトップを獲りたいんですけど、ヘビーでやってケガも多くなりましたし、なかなかうまくいきません。先日もジュニア時代からのファンの方から「井上選手の試合を見て人目をはばからず泣いてしまった」ということを言われ、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。勇気づける試合ができなきゃいけないと思ってレスラーはじめたのに、こんなんじゃダメです。“悲し泣き”をうれし泣きしてもらえるように気合でがんばるしかないです。 −−そもそもレスラーになるきっかけは。 井上 昔の僕は体が弱くてアトピーとかもあってモヤモヤしてたので、強くなりたかった。それで大学3年のときにアニマル浜口ジムでウエートトレーニングをはじめ、徐々に体が大きくなっていく自分の姿を鏡で見てのめり込みました。ちょうどそのころ新日本の両国7連戦を全戦見に行ったりして、気がつけばプロレスが職業になってた感じですね。 −−よく「気合」って言うのは浜口イズムなんですか。 井上 そんなに言いますかね。ただ、アニマル浜口さんに出会ってなかったら、まず僕はプロレスラーになっていない。僕にとっては心の師匠というか、それぐらいの存在。そういう意味でアニマルさんの魂はあるかもしれないですね。いまでも僕はアニマル浜口ジムにいたころに学んだ言葉を胸に、闘ってますしね。 −−どんな言葉? 井上 アニマルジムの壁には浜口さんが体得されたいろんな言葉が書いてあるんですが、その中にあったのが「苦悩を突き抜けて歓喜に至れ」っていう言葉です。決してエリートとかではない自分にピッタリの言葉だなぁと思って、いまでもサインとかにもこの言葉を書いたりしてるんです。でも、よくよくこの言葉を調べてみたら、元はベートーベンの言葉だったらしくて、浜口さんのじゃなかったみたいなんですけどね(笑)。 −−現在、闘いが続いているG1タッグで青義軍の永田裕志と歓喜に至れれば最高ですね。 井上 そうですね。ただ、永田さんとタッグを組ませていただいてますが、リングでは永田さんに負けない輝きを見せたいと思ってます。気合入れていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。◎入門試験でヤリすぎ 実直という言葉がピッタリの井上だが、裏を返せば新日プロでも指折りのプロレスバカといえる。入門テストの際には、当時試験官だった橋本真也さんから「スクワット200回だけでいいよ」と言われているにもかかわらず、倍の400回やって力強さをアピール。だが、これが逆効果となって入門試験に落ちた。 かなりの練習熱心で知られる。ジュニア時代365日練習を欠かしたことがないとか。大半の選手が年末年始に道場で練習をすることはないが、元旦からトレーニングに没頭していた井上は、先輩レスラー馳浩からお年玉をもらったことがあるほど。 レスラーといえば金が入れば酒やギャンブル、女遊びに使うのがスタンダードだが、井上は遊びなど目もくれず「給料とか先輩にもらった洗濯代とかは自分の体をつくるためにプロテインとかに使ってました」という堅実なレスラーである。
-
スポーツ
新日本プチシルマ争奪戦勃発
2007年03月07日 15時00分
-
スポーツ
棚橋時代到来
2007年02月19日 15時00分
-
スポーツ
アングル 永田 新日制圧へ IWGPヘビー級タッグ王者中西、大森組への挑戦急浮上
2007年02月19日 15時00分
-
スポーツ
猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
-
スポーツ
1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
-
スポーツ
復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
特集
-

あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
-

TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
-
-

元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
-

岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-

misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
