山口敏太郎
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社会 2010年06月10日 09時00分
予約無しで果たしてipadは買えるのか? を身をもって検証してみた
この5月28日に販売され、世界中で品薄であると言われているipad。 それを筆者は予約無しで買えるかどうか、身をもって実験してみたので、報告する。 言うまでも無く、ipadはまったく新しい端末である。筆者のような新しいもの好きにはたまらない魅力を秘めている。計画を開始したのが5月30日。片道1時間かけ、筆者の住む奈良県で唯一ipadを扱っている某電気店へと車を走らせた。 店に到着したのが開店30分前、全くと言っていいほど人が居ない。あれだけニュースのネタにもなったにも関わらず、並んでいる客は筆者のみであった。30分後、開店。店内のアップル商品取り扱いコーナーへ足を向ける。 「ipadありますか? と店員に尋ねると、「予約の予約なら可能です」と返ってきた。つまり、「予約をするための予約」を今なら取れるというのだ。即予約の予約をすると、31日の午後1時から予約開始と言われる。そこで次の日、31日の午後12時30分にあらためて店に到着。 店員に今から予約は可能か? と、無茶な注文をするとあっさりOK。 結果としては、通信が混み入り、1時30分仮注文完了となった。この時点で販売所には椅子まで用意されていたが、予約開始から30分経過してるにもかかわらず、ipadを求める人は居なかった。 なお、この時筆者が注文したのは3G+WIFIの64Gタイプである。店員さんに在庫状況を確認すると、「まったく検討もつかず、アップル社にすら在庫がない状態である」と断言された。これはいよいよ7月くらいに入手かな? と思っていたが、ネットを駆使して情報を掻き集めると、ちょくちょく販売店には卸されているというのが分かった。 また、アップルストアから購入した人たちは6月7日までに発送されるというステータスになっているという。 更にネットを駆使しながら情報を集め、アプリをダウンロードしまくっていると、3日に各地方で入手したとの声を見つけた。あくまでうわさ話だが、関東8、関西1、地方1の割合でipadが発送されたというのだ。勿論、関東のマスコミ対策であるらしい。こうなると、居ても立ってもいられなくなる。 6月4日、開店10分前にまたもこの店へと足を運び、開店と同時に店員に申し込み書を見せる。店員は奥に引っ込んだ。戻ってくると、在庫は確保できているとのこと。しかし、登録作業がまだ済んでいないため、明日の午後4時以降の渡しになると言われた。筆者は翌日午後1時〜4時頃まで京都で所用があったため、午後6時渡しを予約しておいた。 「お待ちしております」と店員に言われ、こちらも会釈。一日千秋の思いで明日を待った。 そして、ついにその日がやってきた。 所用を終わらせ、店まで車を走らせる。早く着きすぎたが、20分早く登録作業に移ることができた。 いよいよ、受け渡し。 ついでに店員に入荷台数を聞いてみたところ、申し上げられないとのこと。これはネットの情報通りだった。 使用してから2日経ったので、軽くレビューしてみようと思う。まず、操作面。完璧である。基本的な動きには直感で操作できる。ただ、開発者が変わってくるアプリに関しては、使い方をネットで調べたり、あちこちいじくらなくてはならない。統一されていれば良かった気がする。ネットも3G回線はさくさく動く。GPSは精度が少し悪い。 また、筆者はGPS搭載型を選んでいるのでipad対応のカーナビアプリが出てくれることを強く望む。 カメラキットなどのツールが品薄なのも減点であるが、全体的には悪くない。つまり、多機能すぎるため、まだまだ可能性を秘めており、使い方の方向が定まっていないというのが率直な感想だ。いずれにせよ、手に入ったので常時持ち歩いている。これからの発展に期待したい。(オタク電脳記者 天驚院勝彦 山口敏太郎事務所所属)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年06月09日 16時00分
「UMAサミット2010〜ミステリーサミット2 」レポート(3)
「UMAが好きな男たちが集まり、UMAに関して徹底的に語る熱いイベント」UMAサミット。出演者が入れ替わりで登場した後、最後は全員そろってのクロストークとなった。 ここでサプライズゲスト、埼玉プロレスのサバイバル飛田選手が登場! UMA好きが高じて雪男、モンゴリアンデスワーム、ゴム人間などなどUMA達との戦いを繰り広げるファイターだ。この日はUMAとの壮絶な戦いの合間をぬって駆けつけてくれた。 「UMAとの出会いはなんですか?」という質問にUMAの達人達が答えてゆく。 打田「子供の頃読んだ飛鳥 昭雄先生の本です。一冊に五回くらい『この情報は大変危険なので実は明かせない』とか書いてあって(笑)それで興味を持ちました。それからずっとUMAを忘れていたけれど学生の時、藤岡弘、さんの探検隊の番組を見てマイブームが復活しました」 中沢「小さい頃は怪獣が大好きでした。学習漫画で怪獣の不思議というような本を見たら、ネッシーやツチノコが出ていて、『ネッシーやツチノコも怪獣なんだ!』と思ったらUMAも好きになっていました」 山口「子供の頃、徳島の剣山で大蛇騒動があって徳島中がパニックになったことがありました。その時からでしょうか」 島本「小学校3年か4の頃、ザリガニを取りに行って、手を洗ってたら眼下30センチくらいの水中を、ニシキヘビみたいな大きな生き物が通ったんです。それは雷魚だったんですけど(笑)、その時の驚きがUMAとの出会いですね」 天野「ウルトラマンにジラースって怪獣が出てきますよね。話の中ではネス湖から卵を持ってきて育てたとなってたけど『それってネッシーじゃん、ネッシーってゴジラにえりまきつけたやつなの!?』と思ったのがきっかけです」 飛田「自分はリアルタイムでニュネッシーを見て、なんだこりゃ? って思って。それで、日本のUMAといったらニューネッシーを思い出します。それと、子供の頃に雷魚を釣ったことがあるんですが、釣竿を持ち上げた時に感じた野生の力と言うか、それが脳内で特撮物とシャッフルされて(笑)自分のようなアラフォー世代はヒバゴンとかニューネッシーとかジャストミートすると思います。脳の中にサブリミナルで刷り込まれてますね、悪い意味で(笑)」 やはり出演者一同、子供の頃の体験がUMAへの情熱を駆り立てる原体験となっているようだ。 この後も、これまでのUMA探検のエピソード等が熱く語られ、さらにプレゼントもあり、その熱気に圧されて終了予定時間をオーバー。かくして「UMAサミット2010」は大盛況で終わった。 UMA好きは熱い!(写真:左から サバイバル飛田、ぬらりひょん打田、歩く雑誌・月刊中沢健、山口敏太郎、天野ミチヒロ、島本高雄の各氏)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年06月09日 14時00分
文科系忍者記者ドラゴンの道 『癒しの歌声を届けるアーティスト・藤田麻衣子』
心に響く歌詞と、透き通るような歌声で聴く人を魅了する名古屋出身のアーティスト・藤田麻衣子。 2006年のデビュー以来、アルバムをリリースするたびに次々にファンを増やしていき、オリコンインディーズチャートでは最高1位、オリコン総合チャートのデイリーズランキングでは最高10位、週間ランキングでは最高28位を記録している。透明感のある曲が女性ユーザーの多いゲームとの相性が良く、アイディアファクトリー社のゲーム「緋色の欠片シリーズ」では、主題歌やエンディングテーマとして何曲も起用されている。 今後は他ジャンルとのコラボレーションも増えるだろう。 ファンの7割は女性とのことだが、男性にもぜひ聴いてほしい歌声だ。 さらなる活躍が期待される藤田麻衣子さんからコメントをもらった。 ■どんな気持ちを込めて歌詞を書くことが多いのか? 「一曲で一つの短編小説を読んだような一つの物語を書く場合と、伝えたいメッセージがある時はストレートに気持ちを書く場合があります。自分が日常で使う言葉で、飾らずわかりやすく書くようにしています」 ■曲のメロディはどんな時に生まれるのか? 「歌詞ができて、物語やメッセージが見えたら、鍵盤に向かいます。曲からはなかなか作れません」 ■歌う時には、声の響き方をどのように(意識)コントロールしていますか? 「一番大切にしているのは、声が消える瞬間です。丁寧に、気持ちよく聴ける声を…と意識しています」 ■将来的にコラボレーションしたいアーティストはいますか? 「小田和正さんと、槇原敬之さんです」 ■最近 ドキドキしたことは何ですか? 「ライブで歌詞が出てこなくて、寸前で歌えた時。よくありますが、勘弁してほしいくらいの恐怖です」 ■最近 気になるご飯のおかずはありますか? 「キュウリの漬物が一番です」 ■ノドのケアは、どのようなことをされてますか? 「一番は喋らないこと。いつも誰より喋りすぎてしまうので…。物なら、蒸気の出る吸入器、のど飴、マスクですね。日頃から風邪を引かないように気をつけています」 ■アイディアが煮詰まった時の気分転換の方法は? 「友達(※とくに女性)と喋る!! あとはプールで泳ぎます」 ■今後 どんな物語を歌っていきたいですか? 「聴いてくれる人が笑ったり泣いたり、現実逃避できたり、一喜一憂できる物語なら、内容にはこだわらず書いていきたいと思います」 ■ファンに向けてのメッセージは? 「いつもあたたかい応援ありがとうございます。みなさんのお手紙やメッセージなどから、色々な感情をもらって歌が生まれたりしているので、これからも声を聞かせてください。ぜひ生歌を、ライブに聴きにきてくださいね!!」☆今後のライブ予定 2010年6/26(土) サンストリート亀戸 フリーライブ「SMJ-Mix vol.118」2010年7/2(金)音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2010「SUMMER NUDE」このほか詳しい情報は、オフィシャルHPにてご確認下さい。藤田麻衣子オフィシャルHP http://fujitamaiko.com/藤田麻衣子My Space http://www.myspace.com/fujitamaiko[取材アドバイザー・道草飛蝗]文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年06月09日 13時00分
前田明日(まえだ・あした)率いる信州のメガバトル団体LINKS(リンクス)、関東進出も全敗
6月6日、埼玉・蕨市民体育館において、「LINKS」(リンクス)の第三回興行が開催された。LINKSは「信州プロレス」から前田明日(まえだ・あした)選手が独立して立ち上げた新団体で、今回が関東初興行となる。 記者はLINKSは初観戦となるが、団体名が「RINGS」のもじりであることからもわかるように、格闘技色の強い団体である。ルールもRINGSルールに近いが、そこはやはりアマチュア社会人プロレス団体であり、「頭部への打撃は禁止」「頭から落とす技は禁止」など、安全面を重視したルールになっているようだ。 今回の興行は無料ということもあり、広いとはいえない会場にぎっしりと観客が詰めかけていた。 第3試合は前田明日(LINKS長野)vs.ケンタDX(RAW)。バッドボーイズ風の入場を見せるケンタに対し、前田は前田日明スタイルで入場。 蹴りからグラウンドと果敢に攻める前田だったが、ケンタとの体格差はいかんともしがたく、8分35秒、変形腕十字でケンタが勝利した。 「関東進出は早かったんじゃねえのか」 とケンタに言い捨てられた前田は悔しげであった。 セミファイナルはドラゴンソルジャーLAW(め組)vs.634(LINKS長野)。ここまでLINKS勢が負け越しており、634も気合いを入れて臨んだようだが、試合巧者のDSLに一歩及ばず、10分19秒、DDTからチョークスリーパーで敗れた。 メインイベントはマッチョ・マイケルズ(LINKS埼玉)vs.ペドロ高石(特別参戦)。ペドロはカポエイラの選手でもあり、逆立ちしての蹴りやジャンプしながらの蹴りを披露。しかし試合となると、ペドロの蹴りはどうしても頭部に当たってしまうという問題が起きた。 マッチョのアピールを受け、審判団は「この試合に限り頭部への打撃を認める」ことに。以降水を得た魚のようにペドロが蹴りまくり、ダメージとスタミナ切れでマッチョがフラフラになったところをペドロが腕十字に仕留めた。12分12秒。 初の関東大会は、LINKS勢全敗という残念な結果に終わった。しかし無料とはいえ集客もまず満足できるレベルで、大会そのものは成功と言ってよかったのではなかろうか。 次回は試合結果でのリベンジに期待したい。◆『LINKS』第三回興行2010年6月6日(日)開始:15:40会場:埼玉・蕨市民体育館格技場 観客:55人(満員)<第一試合>○ウメタロウ(6分01秒 膝十字固め)SAGAT●<第二試合>○リヴァーサル沢(6分08秒 三角絞め)●KUBIKIX <第三試合>○ケンタDX(8分35秒 ケンタクラッチ改)●前田明日<第四試合>○ ドラゴンソルジャーLAW (11分19秒 スピニングチョークスリーパー)634●メインイベント○ペドロ高石(12分12秒 腕ひしぎ逆十字固め)●マッチョ・マイケルズ (「新宿のフォレストガンプ」杉田透 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
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トレンド 2010年06月08日 16時00分
「UMAサミット2010〜ミステリーサミット2 」レポート(2)
「UMAが好きな男たちが集まり、UMAに関して徹底的に語る熱いイベント」UMAサミット。ここから、UMA研究の中心を担うキーパーソンが続く。 3番手はオカルト作家・山口敏太郎の登場だ。 「今、不思議分野をいろんなタレントが口にし、それを気味悪いとは誰も思わない時代。各地でUMAや妖怪の町おこし、村おこしも盛んになっている。それはとても喜ばしいこと」と、自身の最近の仕事を紹介しながら、オカルトを巡る現状について語る。 続いて、画像を使ってニンゲン等のUMAの他、近年発見、または改良された動物を紹介。一部では、UMAなんていないという意見もあるが、それについては「毎年何種類か新種が発見されているし、哺乳類のような大型の脊椎動物も、20世紀になってもオカピやイリオモテヤマネコのような新発見がある。また、近年は近い種が交雑した新しい生物『ハイブリッドアニマル』も次々現れている。これからもUMAがみつかる可能性は十分ある」と指摘。これからのUMAは、こういった新たに進化した生物が増えていく確率が高いと語った。 続いて島本高雄さんが登場。漫画原作やUMA研究等、妖怪とUMAに造詣が深く、本人曰く「別の人格で怪獣デザインも手がける」クリエイターだ。山口敏太郎とはUMA捜索企画「Uooプロジェクト」で知り合った。 たくさんの写真を見せながら、UMA探検で各国を回った時の裏話を紹介。(ここでは詳細は省くが、人間関係他いろいろと苦労もあったようだ…)専門学校時代の思い出も披露してくれた。 ヒバゴンの地元出身の女性と知り合い、何度も話を聞くうちに「行きたい!」と思うようになった島本さん。しかし、その女性目当てで近づいているのでは? 思われるのが嫌になり、さらにその女性を好きな人から「近づくな!」と言われ、以後話を聞くのも現地訪問も断念。「今思い出しても悔しい」思い出とか。その時の経験がもとで、「現地を訪れ生の情報を知りたい!」という気持ちが高まり、それが現在の活動の源になっているようだ。 そして、山口敏太郎が「UMA馬鹿一代」と尊敬する天野ミチヒロさんが登場。 いきなり貴重なツチノコの木彫りの像を取り出した。 「雛形あきこが結婚した頃(その記憶の仕方に観客も爆笑)、ツチノコで村おこしをしている場所を取材したんです。そこにツチノコを祀った神社があり、それを受け継いでいるおじいさんの話を聞きました。ご神体のツチノコ像も三体あって見せてもらいました」 そしてなんと、そのうちの一体をおじいさんがくれたと言うのだ! しかも、一つだけ立体的な動きがあるように見え、天野さんが一番気に入ったツチノコ像だ。 「そのおじいさんの話を三時間聞いた甲斐がありました。ずっと正座して戦争の話とか(笑)」 思わぬ門外不出のお宝登場に場内騒然! 会場は急遽ツチノコ像の撮影会と化した。(ちなみに天野さんの取材後、この村は水害で大変な目にあったとか。まさかツチノコのたたり…?) 「最近、分子生物学の学者と対談したんです。進化の途中、生物が枝分かれする時点で両方の特徴を持った生物が現れることもあると思う、という話が出ました。進化の途中で、UMAと呼ばれるハイブリッドアニマルのような新しい生物が生まれているのかもしれません」とUMA研究の考察で締めくくった。 もちろん、最近のイチオシUMAはツチノコだとか。参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年06月08日 14時00分
文科系忍者記者ドラゴンの道「森ガールの次に来る? リアルな森メンズ〜 Korpiklaani〜」
「森ガール」というファッションスタイルは、一言でいうと「森にいそうだね」ということが語源のようだが、リアルな森メンズはロック音楽を奏でる。 フィンランドのバンド・Korpiklaani(コルピクラーニ)は見た目が完全に『森の守護者』であり、プロモーションビデオも森をバックにした映像がとにかく似合う。オフィシャルホームページでも、その森っぷりな写真が確認できる。熱狂的ファンからは『森の妖精(?)』、『森の精霊と愉快な仲間達』といった愛称を付けられている。 最初に発売したアルバム名が『Spirit of the Forest』としっかり森の意味を持つ単語であるthe Forestを冠しているところはさすがである。洋楽を日本で発売する際にはファンにPRしやすいようなタイトル、いわゆる邦題というものを付ける。 映画ではよくあるケースだ。 最初に彼ら・Korpiklaani(コルピクラーニ)を売り出した日本のレコード会社が悪ノリしたのか、とんでもない邦題をつけることで別の意味で注目されることになった。 2003年発売アルバム『Spirit of the Forest』=『跳び出せ! コルピクラーニ』。原題とはまったく違うタイトルだが、インパクトだけは抜群である。1曲目が『酒場で格闘ドンジャラホイ』。 2曲目が『朝まで飲もうぜ』。7曲目が『慌てん坊のポルカ』といった感じで、徹底的にノリで勝負するタイトルだ。 ちなみに音楽性はフォークミュージックとメタルを組み合わせた『フォーク・メタル』というジャンルで、個性的なボーカルに慣れたら病みつきになるだろう。現時点では最新作の2009年発売のアルバム『コルピの酒盛り -Karkelo』にもやはり素敵な邦題が付けられている。 一部をピックアップすると次のような曲タイトルが特に印象に残る。 『コルピの森の神隠し』、『地獄の酒盛り隊長』、『ビールの王将』、『いい酒・夢気分♪』、『二日酔いコルピ』。 さあ、あなたも素敵な森メンズと愉快な仲間達になってみないか?※Korpiklaani My Space(楽曲を試聴できます)http://www.myspace.com/korpiklaaniオフィシャルサイト http://www.korpiklaani.com/※【Photography by Harri Hinkka】(取材協力・フィンランド在住・日本人記者Hiro氏 http://suomirock.blog78.fc2.com/)文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年06月07日 18時30分
「UMAサミット2010〜ミステリーサミット2 」レポート(1)
6月5日、都内、高田馬場にあるShimizu Creative Studioにてオカルト作家山口敏太郎主催の「UMAサミット2010〜ミステリーサミット2 」が開催された。 「UMA(未確認生物)が好きな男たちが集まり、UMAに関して徹底的に語る熱いイベント」。それがUMAサミットだ!怪談や妖怪関係のイベントは最近増えてきているが、UMA限定イベントはまだ数少ない。そんな中で斯界のトップランナー達がそろうイベントなのだからUMAファンの期待も高まる。そんな観客の熱気に溢れ、会場は開始前早々に満席となった。その模様を紹介していこう。 午後7時、イベント開始。司会はネット芸人の南部イチヒコ。ますは出演者が1名ずつ登場し、挨拶代わりにUMAについての熱い思いを披露してゆく。 トップバッターは、ぬらりひょん打田さん。 CMのナレーション等でも活躍するタレントであり、「妖怪ナビゲーター」として、ネットラジオやイベントで妖怪の楽しさを世の中に広めるべく、日夜活動中でもある妖怪界の期待の若手だ。漫画家・水木しげるさんの故郷、鳥取県境港市で開かれる、妖怪そっくりさんコンテストの2009年優勝者でもある。 「たぶん、この会場で誰よりもUMAについて知らないと思うのでご勘弁ください」と謙遜しつつ「TUMA(テュンマ)」について語る。 テュンマとは、東京の高尾山に棲息すると噂されるUMAだ。内田さんは最近テュンマを追いかけており、ネットでも情報を募集している。妖怪を語るのと同じ情熱で、画像を使ってテュンマの説明をする内田さん。友人の漫画家・しげおか秀満さんが画いてくれたテュンマの想像図も公開。(天狗の顔に手足が生えたようなイメージ) 「TUMAは『外に出る楽しさ』から産まれた未確認生物です。あの場所では何が待っているんだろう? というワクワク感、そんな気持ちが、おでかけを「探検」に変えてくれるんです」 結論として、UMA探しの楽しさを語ってくれた。 続いては現れたのは中沢健さん。頭にも体にも、びっしり自分のニュースを書いた紙を身に付けた、サンドイッチマンのような姿で登場。それが普段着とのことで観客も大爆笑。 その正体は、6歳の時に考えた怪獣デザインがクレーンゲームに採用されたり、童貞の怪獣オタクが主人公の小説『初恋芸人』も執筆する等、「歩く雑誌・月刊中沢健」としてテレビ出演もある多彩な才能を持つ芸人だ。 「好きなUMAは南極ゴジラやルーペン」と自己紹介した後、出身地の茨城県協和町(きょうわまち)(現在は合併して筑西市)で子供時代に体験した不思議な話を披露。 「実家は裏が山で庭も広いんです。そこで夜、妹とおしっこしてたらドーンとすごい足音のような音がして慌てて逃げました」 その時、地元にも怪獣やUMAがいるのでは? と思ったという。 さらに、妹さんが中学生の時、寝ていたら宇宙人のようなものが窓からのぞいていたという事件もあり、急遽、昨日妹さんに描いてもらった絵も公開。アメリカの人型UMA、フロッグマンに似ている気がするとか。 「ぜひUMAで町おこしをやってほしい」と、地元愛あふれる(?)言葉でしめくくった。(写真:左から ぬらりひょん打田、歩く雑誌・月刊中沢健、山口敏太郎、天野ミチヒロの各氏)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年06月07日 14時00分
東海地方郷土料理「五平もち」の謎
東海地方のSAや観光地で見かける「五平もち」は、串に刺した焼き餅です。主に木曽・伊那地方から岐阜、東海、三河、南信濃に伝わる郷土食で、「吾平もち」とも書かれることもあります。 五平もちの作り方は、炊いたうるち米をすりこぎで潰して、青竹の幅広の串に平たくつけて焼き、タレをつけます。餅というよりも、焼きおにぎりの感覚に近いのかもしれません。大別すると、愛知県山間部では豆味噌タレ、長野県南部ではゴマ醤油タレ、岐阜県山間部ではアブラエタレを使い、団子の型もあります。 五平もちは、江戸時代中期頃に、山に暮らす人々の保存食として作られていたものが起源だそうです。名前の由来は五平、吾平、あるいは五兵衛という人物(木こりであったり、猟師であったり、また大工であった説もあります)が、飯を潰して味噌をつけて焼いて食べたのが始まりとする伝承が各地に存在しています。また五合餅で平らだから、五平さんが一人で五合食べるから、五合のお米で1本作るから…など、いろいろな説があります。しかし、五平もちは広範囲に存在しているので、五平さんが伝え歩くことはできないし、各地の五平さんが同時に作りだしたことはありえません。また米が貴重であった時代、山仕事をする人達の食料であったとは思えません。やはり、御幣(ごへい)に似ているという説が有力でしょう。 御幣とは、神道の祭祀で用いられる幣帛(へいはく)の一種で、2本の紙垂(しで)を竹または木の幣串に挟んだもので、その形にして神に捧げたことから、この名が付いたと考えられます。現在、五平という人物名で販売されているのは、親しみやすいからだそうです。 (皆月斜 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年06月07日 11時00分
森は優しい…そのままの自然と澄み渡る空気を求め「狭山丘陵」へ
森、森本、森脇…、僕の周りにいた「森」のつく人間は、何だか優しく、大きな人間に見えた。そう、「森」は優しいのだ。 先日、東京都と埼玉県にまたがる“里山”こと、「狭山丘陵」へ行ってきた。「トトロの森」として親しまれているこの森は広大で、“そのまま”の自然がある。雑木林や畑、美しい花たち。さらには、キツネやタヌキ、渡り鳥がここに住み着く。五感を研ぎすますと、僕らと同様に「森」の呼吸を感じる。時間を忘れさせ、異空間に誘い、 優しく包み込む。 雑誌『BRUTUS』でも、以前に「森」が特集されたが、その中で、かの宮沢賢治も自然科学者としての顔も持ち、自然界の生命の神秘を語るストーリーテラーとして、「森」に小さな宇宙として畏敬の念を込めていた、とあった。だが、そんな“宇宙”は、人々の手によって破壊されつつある。この「トトロの森」を懸命に守ろうと、ナショナルトラスト運動として、市民による環境保全がなされている。 歩いている途中、まるでガイコツのような模様を持つ蜘蛛に遭遇した。森を守る番人か。何だか身震いがした。「死」と隣り合わせの「森」。次は、この森で幻想的なホタルを見てみたい。 かつて、誰しも一度は訪れたことがあるだろう「森」。歳を取れば取るほど、また森に来た時、懐かしさと感動が深く染み渡る。そして、子どもができたら、この森へともに訪れ、心と身体に「森」の空気を染み込ませるとよい。「森」の大切さは、こうして受け継がれていく。 帰り道、列車が都会の中を走る。先ほどまでいた空間との違いに、戸惑いを隠し切れない。そして、ふと思う。小学生の時に一緒だった、クマのような「森」くんは元気にしているかな…と。(「旅ライター」海飛車鱗(うみとしゃりん)山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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ミステリー 2010年06月05日 18時00分
怪談「真夜中の館内放送」
千日前。大阪の難波に存在する有名な繁華街。過去に悲劇の大火災が起きた場所である。 1972年5月、千日デパート(専門店街、演芸場、大食堂、遊戯施設を備えたショピングセンター)の閉店直後に火災が発生。火はまたたく間に燃え広がった。 出火当時、最上階7階のキャバレーは営業中で、逃げ遅れた客やホステス、従業員の多くが、灼熱と猛煙に我慢ができず窓ガラスを割り、地上や隣の千日前商店街のアーケード上に飛び降りた。悲鳴の後の鈍い音。アーケードを突き破り、商店街の路上に叩きつけられた人もいた。火災直後、破れたアーケードとその上に横たわる遺体、路上には血だまりができ、凄惨な光景だった。 飛び降りなかった者の多くも一酸化炭素中毒で窒息死し、7階フロアで折り重なるように倒れていた。まさに地獄絵図だった。118名の死者、78名の重軽傷者を出す日本のビル火災史上最悪の大惨事となった 。 その後、悲惨なイメージを払拭するかのように、この地に若者向けの華やかなファッションビル「P」を建設された。 関西在住の頃、私は実際にPに買い物に行ったことがある。P館内の照明は十分明るいのにも関わらず、何故かいつも暗く感じた。1階トイレの一番端の個室が常に使用禁止で、また、トイレに入ると何者かの視線を感じて落ち着かなかった。そして、建物内はやたらと鏡が多く、その鏡には幽霊が映るという噂もあった。 ある女性からPにまつわる体験談を聞いた。彼女は過去にバーゲン時期の臨時アルバイトとして、Pで働いたことがあるという。 客が帰った閉店後、アルバイトは一箇所のフロアに集められる。そして監督の社員の指示のもと、翌日のバーゲンに備えて、商品の値札の張替え作業等を徹夜でするのだった。 夜の10時を過ぎた頃だった。 「火災発生…火災発生…」 突然、女性の暗い声で館内放送が流れてきた。彼女は驚いたが、社員はその放送を無視するかのように「作業を続けてください」とアルバイト達に指示していた。不審に思ったが、館内放送はすぐ止んだので、また黙々と作業を続けたという。 その後、彼女が長く勤めているアルバイト仲間から聞いた話によると、夜のこの時間には、決まって不可解な館内放送が流れるという。さめざめと泣く声やしきりに助けを求める声を聞いたこともあったという。それは、ちょうど火災が発生した時刻であった。 千日前という土地は、過去をさかのぼると、元は「千日墓」という墓地であり、焼き場であり、罪人の処刑場でもあった所である。 現在はPも閉店し、別の新たな大型店舗が建っている。土地が持つ因縁と悲劇の歴史せいか、様々な怪異な目撃談が語られている。未だに浮かばれない霊がさ迷っているという話も数多く聞く。亡くなった方の御冥福を祈らずにはいられない。(「怪談作家」呪淋陀 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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ミステリー
特命! 日本ダービーを予想せよ! 馬の姓名判断、霊能犬の動物予知で大予想
2008年05月28日 15時00分
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ミステリー
衝撃!! 羽田の鳥居の祟り事件はインチキだった!!
2008年05月13日 15時00分
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ミステリー
グラビアアイドル疋田紗也がゴム人間に襲われた!!
2008年04月01日 15時00分
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ミステリー
船橋の神社で、狐の生首が出現!
2008年03月18日 15時00分
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ミステリー
東京にザシキワラシ出現!!
2008年02月19日 15時00分
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ミステリー
小さな侍幽霊 新宿に出現!
2008年02月05日 15時00分
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ミステリー
うずまき生物
2008年01月22日 18時18分