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「UMAサミット2010〜ミステリーサミット2 」レポート(2)

 「UMAが好きな男たちが集まり、UMAに関して徹底的に語る熱いイベント」UMAサミット。ここから、UMA研究の中心を担うキーパーソンが続く。

 3番手はオカルト作家・山口敏太郎の登場だ。
 「今、不思議分野をいろんなタレントが口にし、それを気味悪いとは誰も思わない時代。各地でUMAや妖怪の町おこし、村おこしも盛んになっている。それはとても喜ばしいこと」と、自身の最近の仕事を紹介しながら、オカルトを巡る現状について語る。
 続いて、画像を使ってニンゲン等のUMAの他、近年発見、または改良された動物を紹介。一部では、UMAなんていないという意見もあるが、それについては「毎年何種類か新種が発見されているし、哺乳類のような大型の脊椎動物も、20世紀になってもオカピやイリオモテヤマネコのような新発見がある。また、近年は近い種が交雑した新しい生物『ハイブリッドアニマル』も次々現れている。これからもUMAがみつかる可能性は十分ある」と指摘。これからのUMAは、こういった新たに進化した生物が増えていく確率が高いと語った。

 続いて島本高雄さんが登場。漫画原作やUMA研究等、妖怪とUMAに造詣が深く、本人曰く「別の人格で怪獣デザインも手がける」クリエイターだ。山口敏太郎とはUMA捜索企画「Uooプロジェクト」で知り合った。

 たくさんの写真を見せながら、UMA探検で各国を回った時の裏話を紹介。(ここでは詳細は省くが、人間関係他いろいろと苦労もあったようだ…)専門学校時代の思い出も披露してくれた。
 ヒバゴンの地元出身の女性と知り合い、何度も話を聞くうちに「行きたい!」と思うようになった島本さん。しかし、その女性目当てで近づいているのでは? 思われるのが嫌になり、さらにその女性を好きな人から「近づくな!」と言われ、以後話を聞くのも現地訪問も断念。「今思い出しても悔しい」思い出とか。その時の経験がもとで、「現地を訪れ生の情報を知りたい!」という気持ちが高まり、それが現在の活動の源になっているようだ。

 そして、山口敏太郎が「UMA馬鹿一代」と尊敬する天野ミチヒロさんが登場。
 いきなり貴重なツチノコの木彫りの像を取り出した。
 「雛形あきこが結婚した頃(その記憶の仕方に観客も爆笑)、ツチノコで村おこしをしている場所を取材したんです。そこにツチノコを祀った神社があり、それを受け継いでいるおじいさんの話を聞きました。ご神体のツチノコ像も三体あって見せてもらいました」
 そしてなんと、そのうちの一体をおじいさんがくれたと言うのだ! しかも、一つだけ立体的な動きがあるように見え、天野さんが一番気に入ったツチノコ像だ。
 「そのおじいさんの話を三時間聞いた甲斐がありました。ずっと正座して戦争の話とか(笑)」

 思わぬ門外不出のお宝登場に場内騒然! 会場は急遽ツチノコ像の撮影会と化した。(ちなみに天野さんの取材後、この村は水害で大変な目にあったとか。まさかツチノコのたたり…?)

 「最近、分子生物学の学者と対談したんです。進化の途中、生物が枝分かれする時点で両方の特徴を持った生物が現れることもあると思う、という話が出ました。進化の途中で、UMAと呼ばれるハイブリッドアニマルのような新しい生物が生まれているのかもしれません」とUMA研究の考察で締めくくった。
 もちろん、最近のイチオシUMAはツチノコだとか。

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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