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スポーツ 2018年07月30日 16時45分
インディープロレス界“希望の18歳”井土徹也「僕が勝つことで中高年に刺激を与えたい」
GOING-UPプロレス『middle edge シリーズ vol.2』東京・王子BASEMENT MON☆STAR 『中高年に元気を与えたい』がコンセプトのGOING-UPの旗揚げ3戦目が、台風が過ぎ去り暑さが蒸し返す北区王子のBASEMENT MON☆STARで行われた。 第1試合では元・FMWの黒田哲広と、闘龍門出身のアミーゴ鈴木が中高年ベテランタッグを結成し、マスクドミステリー&若手の室田渓人と対戦した。黒田とアミーゴは若い室田を集中攻撃し、中高年ベテランタッグが勝利した。 第2試合ではイケメン中高年、新納刃がヒートアップの若手イケメンレスラー飯塚優と新旧イケメン対決を繰り広げた。サンボ殺法を得意としている飯塚だが、新納のテクニックには通用せず。得意の蹴りも新納の前蹴りに遭い、吹っ飛ばされる場面があった。この試合も中高年の新納が快勝している。 middle edge勢が連勝する中、第3試合ではバッファロー&渡辺宏志が登場。前日にヒートアップユニバーサル王座の2度目の防衛に成功した兼平大介と、GOING-UPの若い力を引っ張る大谷譲二が、旗揚げ戦以来のタッグを結成して対決した。中高年と新世代の真っ向勝負となったこの試合は中高年タッグに苦戦しながらも、譲二がスライディングDで渡辺から完全なピンフォールを奪い、新世代タッグが勝利を収めた。 セミファイナルでは、IWA熱波軍の松田慶三が、ヒートアップ10.31とどろきアリーナ大会で引退する近藤“ド根性”洋史とシングル対決。同じ神奈川県出身の両者だが、松田が大和を、近藤が相模原を、とそれぞれ地元愛を背負って闘った。千両役者の松田は終始試合のペースを離さなかったが、近藤の諦めない気持ちが観客にも伝わり好勝負に。最後は慶三ロックボトムの前に散ったが、松田が称賛すると一緒に熱波パフォーマンス。松田がリングを降りると譲二が現れ近藤と対戦することを表明し、次回8.19王子大会での対戦が決定した。 メインイベントは前回、藤原秀旺&松崎和彦のアライヴァルに敗れた“鬼将軍”ガッツ石島&“インディー希望の18歳”井土徹也が務めた。相手は松崎と、謎のマスクマン、秀・ザ・イルミナティ、スーパー・ドクター・秀の3人だった。2対3のハンディキャップマッチとなったこの試合で、序盤にドクターはガッツの口の中に何やら錠剤を押し込んだ。これを飲んでしまったガッツは松崎の垂直落下式ブレーンバスターを食らってKOされ戦闘不能に。井土が3人を相手にすることになってしまった。 この日の松崎の動きは良かった。伝統芸能の呼び声も高いジャンピングネックブリーカードロップなどを惜しみなく披露。これにイルミナティの立体殺法や、ドクターの心臓マッサージ式フォールや聴診器を使ったチョーク攻撃を食らいまくったのだからたまらない。 しかし「ワンチャン狙ってました」と井土は言う。ブレーンバスターから、打点の高いドロップキックで形勢を逆転すると、赤コーナーにもたれかかりながらガッツが蘇生した。タッチを受けたガッツはパワーファイトで3人を寄せつけない。最後はタッチを受けた井土がガッツのジャンピングハイキックから、きれいなジャーマンスープレックスホールドを決めてイルミナティから3カウントを奪った。 前日のヒートアップ板橋大会でも6人タッグながら格上の伊東優作から3カウントを奪っており、井土の連夜の金星に王子はおおいにわいた。試合後に攻撃をやめないアライヴァルを見かねたミステリーが、ガッツ&井土の助っ人として登場。次回大会ではミステリーを加えたトリオを結成し、藤原、松崎、イルミナティと6人タッグマッチに臨むことになりそうだ。 「GOING-UPは中高年に元気を与える団体ですけど、僕は勝ち続けることで、中高年に元気と刺激を与えられるようになりたい」と井土は力強く語る。「ガッツさんには練習も見てもらっていて、前よりもドッシリとした試合ができるようになってきたと思います。藤原秀旺は僕が取らなきゃいけない相手。僕が勝たなきゃ意味がないんですよ。僕が上に行くためにも秀旺には絶対勝ちます」と井土は言い切った。 井土には「将来はメジャーな存在になりたい」とビジョンを描いているだけに「この年齢で止まってる余裕はないんです」と言った。「インディーの希望」ではなく、「プロレス界の希望」と呼ばれるのが本望なのだろう。 次回からこの抗争に入ることになったミステリーは「若いやつらが活躍してるところを見ると、負けられねぇなって気持ちになるんだよね」と井土や譲二の活躍が背中を押したことを認めている。 またGOING-UPのプロデューサーでもあるガッツは「まだ所属になる前に徹也を見たとき、潜在能力があると思った。井土、兼平は体が大きいから、育ててみたいなと思ったんですよ。まさか本当に教える立場になるとは思ってなかったですけどね」と笑う。「譲二みたいに中高年と闘うことで、元気を与える方法もあるけど、きょうの徹也はオレが眠ってた間、1人でチームを守ってくれたわけでしょ?だから18歳の徹也が中高年と組んでも、元気になるというか、刺激を受けたり、勇気をもらったり、助け合う気持ちが芽生えたりもするんですよね。GOING-UPは譲二と徹也の競争の場でもあると思うので、そこも楽しんでもらえたら嬉しいです」と満足げ。若い力への期待感を口にした。 この団体のキーマンは中高年ではなく、大谷譲二や井土徹也なのかもしれない。2人がこの団体で目指す方向性は同じだが、ガッツが話するように、ベクトルは違う方向なのが面白い。どちらが先に中高年ファンの心をつかむのか見守っていきたい。取材・文 / 増田晋侍写真 / T-サモハン
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芸能ネタ 2018年07月30日 12時30分
オリラジ中田が再び天狗に? 先輩・スリムクラブが「挨拶をしない」と暴露
お笑い芸人・スリムクラブの2人が29日、『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)に出演し、オリエンタルラジオの中田敦彦の態度について言及した。 スリムクラブの2人は、MCの上沼恵美子から「嫌いな芸人は?合わないとか…」と聞かれると、少し考えたのちに真栄田賢が「後輩のオリラジのあっちゃん(中田敦彦)」と告白。「あっちゃんから挨拶してくれないから」と理由を説明した。 オリエンタルラジオはスリムクラブよりも後輩の立場。しかし真栄田によると、中田からは挨拶されないのに、相方の内間政成が先に頭を下げて挨拶してしまうことが多いとのこと。内間には、「あっちから挨拶するまで待ちなさい」と注意したそうだ。 一時は天狗になっていると言われたオリエンタルラジオだったが、近年はそこまで悪目立ちすることはなくなった。しかし相変わらず、とがった態度を見せるところは直っていないようだ。 「松本人志さんと脳科学者の茂木健一郎さんが“笑い”の定義にについて激論を交わしたことがありましたが、中田はわざわざ茂木派であることを公表。そのあたりから『おかしいな』という感じはありましたね。吉本の芸人らに『謝ったほうがいい』と促されても受け入れませんでした。逆に『どうなるか楽しみ』と言っていたそうです。最近は歌手業にも力を入れていて、YouTuberのフィッシャーズとコラボをしたこともありましたが『若い世代の台頭は手放しで賞賛したい』などと上から目線で発言し、ネットでは『自分がフィッシャーズの人気に便乗したのでは』と言われていましたよ」(芸能記者) 実際、中田の態度に苦言を呈しているのはスリムクラブだけではない。坂上忍も以前「この子は大丈夫なの?」と皮肉を口にしていた。また芸能関係者からの評判も思わしくはないよう。「ADに必要以上に注意する」「プライドが高くて扱いづらい」などの声も多いようだ。 一時は人気を取り戻したかに見えた中田。天狗になってしまったころと同じ失敗をしなければいいのだが…。
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芸能 2018年07月30日 12時10分
「親と子の食事ではスマホを使うな」長嶋一茂らが大沢あかねを集中攻撃 子育て経験者から怒りの声
29日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、長嶋一茂と大沢あかねが子育てをめぐり激論を交わす一幕があった。 この日の番組は「日本社会が抱える闇とはSP」と題し、犯罪者の生活や家庭環境などを特集した。その中で犯罪の原因に希薄な親子関係があるではないかと、仮説が提示された。 自らも子育てに奮闘している大沢あかねは「公園とか行っても最近やっぱり、父母がスマホを見ていて、子供が遊んでいても全然気にしていない。自分もこういうところがあるのかと思うと反省する」とつぶやいた。すると長嶋は「あかねちゃんも、お子さんがいて『子供がうるさいからスマホを与えとけ』みたいな親になっていない?大丈夫?そういう親は最悪だよ」と問いかけた。 すると大沢は「それは時と場合によります。ご飯を食べに行って泣いたら『チッ、うるせえな』って人もいるわけじゃないですか。そうすると申し訳ないな、静かにしてほしいなと思ったときはスマホを使う(与える)場合がある」と反論する。 しかし、長嶋は「それは同意できないけどなあ」と首を振った。阿川佐和子も「外に出ればいい」と大沢の対応を否定したが、大沢は「出ますよ。でもそれでも(言うことを)聞かないときは、食べないで(外に)出るか、スマホを見せておけば喜ぶ部分もあるんです」と返した。しかし、教育評論家の尾木直樹氏は「そう、食べないで出る(べき)」とつぶやいた。 孤立無援となった大沢あかねに長嶋は追い打ちをかけた。「やっぱり食事するときはスマホしちゃダメ。食事をする場では、親と子供がコミュニケーションをとる(べき)」と長嶋は強調した。 「うるさいのであれば、そこで上手くしつけるとか、ちゃんと食事をしなさいとか(しかるべきだ)」と長嶋は続けた。「お店にはほかのお客さんたちもいる。迷惑にならないように(教育する)絶好の場。スマホを渡すことによって機会がなくなってしまう」と大沢あかねの主張をバッサリと切り捨てた。 これに阿川佐和子は「あかねちゃん、怒られました」と大沢を思いやった。ヒートアップした長嶋も「ゴメンね、こういうお母さんが多いからさ」と謝罪した。 大沢は長嶋の大演説を黙って聞いていたものの、瞬きの回数が以上に増え、明らかに不服そうな表情を浮かべていた。現役の母親として、長嶋の意見に承服できないものがあったのだろう。 このやり取りに、ネットでは賛否両論があった。現役の母親たちからは、「うるさかったらスマホを使うしかないだろ」「理想論ばかりで実際に子育てをしたことがない人間の発想」「どうしようもないときは仕方ないだろ」などと批判が殺到。 さらに「みんなで大沢あかねを追い詰めているようで不愉快だった」「たけしはなぜ黙っているのか」など、ほかの出演者を批判する声もあった。また、長嶋一茂の父・茂雄氏と大沢あかねの祖父・啓二氏は立教大学野球部の先輩後輩の関係にあるだけに、「親の関係性を分かっているのか」という声も出た。 長嶋の論理について、「一茂の言っていることもわかる」「正論だとは思う」などと理解を示す声も。しかし、やはり現役の母親や子育て経験者からは、長嶋の論理は「理想論」であって「子育てをしたことがない人間の発想」と感じる人が多かったようだ。 長嶋の「食事の場は絶好の教育の場」という論理は正論ではあるだろう。ただ「飲食店でどうしても泣き止まない場合は、食事を止めて外に出ろ。外でしつけろ」という考えは、現実とかけ離れていると言わざるを得ない。 子育てに正解はない。もう少し大沢あかねの主張に耳を傾け、理解を示すような寛容さがあってもよかったのではないだろうか。
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社会 2018年07月30日 08時00分
天下の猛妻 -秘録・総理夫人伝- 福田康夫・貴代子夫人(下)
「政治家にはなりたくなかった男」福田康夫が首相に指名されたとき、実に71歳であった。前任首相の安倍晋三が「体調」を理由に政権を“放り投げ”、安倍が若すぎたことも自民党内の“反省”につながった形で人生経験を買われて高齢の福田への期待感ということのようであった。 しかし、官房長官時、担当していた政治部記者のこんな証言が残っている。 「安倍晋三が大キライで、安倍が小泉(純一郎)内閣の副官房長官のとき怒りが爆発、副官房長官室に乗り込んで『コノヤローッ』と机を蹴飛ばしたことがある。あとで、安倍は『あんなに蹴って足は大丈夫だったのかナ』と苦笑していた。よくキレていましたね」 「官房長官のときは、毎週1回、夜、番記者を集めての懇親会をやっていたが、『完オフ(完全なオフレコ)』だっただけに、“康夫節”は全開だった。首相だった小泉に対しても『純ちゃんは政治というものが、然々分かっていない。要は、政治オンチだ』、あるいは森喜朗内閣に野党が不信任案を提出したときには『間違っているのは、野党のガキどもだ』とも言った。『完オフ』でなければ、失言で官房長官のクビは飛んでいた。“暴言”が、だいぶ出ましたね」 「完オフ」が漏れなかったのは、貴代子夫人の“内助の功”によるものが大きかったそうだ。これには、こんな証言となっている。 「番記者との懇親会の日には、夫人は半日かけて記者のために食事をつくっていた。会が終わると、必ず小物のミヤゲを持たせて帰らせてもいた。また、番記者が入れ替わって新しい記者がくると、一緒に雑談に加わってさり気なく記者の“特徴”を取材、写真を撮っては顔と名前を覚えるために手帳にメモを欠かさなかった。こうした気遣いあって、福田は記者から足を掬われなかったのです」 さて、首相となった福田の政権運営はキリキリ舞いの連続だった。就任早々の防衛庁の不祥事に始まり、年金問題での官僚への国民の不満爆発、小沢一郎・民主党代表(当時)と自民党との「大連立」工作失敗、「高齢者いじめ」とされた後期高齢医療制度の開始などで政権は漂流し、支持率も低落一途だったのである。 そしての平成20年(2008年)9月、福田は突如首相退陣を表明した。ちょうど、政権発足から1年目であった。前任の安倍首相同様、やはり政権“放り投げ”感は否めなかった。この退陣に対しての記者会見の席上、「福田らしさ」が出たのだった。 記者が、唐突の退陣が「他人事に聞こえ明確な理由に乏しい」ことを質問すると、福田はこう声を荒げたのである。いわく、「私は自分自身を客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです!」。 分析すれば、首相の座にある者にしてはやはり“迷言”、一方で客観的に自分を見て「首相の器ではない」と判断したとも取れた。ちなみに、この「あなたとは違うんです!」はこの年の流行語になったものだった。 それにしても、とりたてて政権意欲もなく、「政治家になりたくなかった男」がここまで政界の階段を登り切れたのは、改めて貴代子夫人あってのものだった。その象徴的な出来事は、振り返って小泉内閣の官房長官時にあった。 平成14年(2002年)2月、時の米大統領ブッシュが初来日した。ローラ夫人と同伴である。しかし、当時、小泉首相はすでに離婚して独身、「ファーストレディー」不在はいささか儀礼に欠ける。その代役、ホステス役を務めたのが貴代子夫人だった。これにも、官邸詰め政治部記者のこんな証言が残っている。 「夫人は、“臨時ファーストレディー”を、見事にこなしたと言ってよかった。一連の歓迎行事への出席のほか、ブッシュ夫妻と小泉の歓談場所として異例の六本木の居酒屋を選んだのも夫人の知恵だった。それも自ら事前に下見、外務省ときめ細かく打ち合わせていた。その後のブッシュと小泉の関係が良好に推移したのも、貴代子“臨時ファーストレディー”の貢献が少なくなかったのです」 こうした貴代子の下支え、一連の“功績”が、小泉、その後の安倍内閣での福田の長き官房長官職につながったことは否めない。なぜなら、小泉、安倍首相に対し、福田自身は必ずしもその政権運営をよしとしていなかったにもかかわらずだったからである。 いま、その福田はとくにソリの合わなかった安倍に、しぶとく批判的な声を上げ続けている。とくに、森友・加計問題については痛烈批判である。“逃げ切り”を策す姿勢に、「後世に対して悪い影響を残すだけ」と。まさに、「私は自分を客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです!」ということなのか。 選挙から何まで夫人に“オンブにダッコ”の福田、人生の晩節でようやく“独り立ち”のフンイキが出てきたと言えるようである。=敬称略=(次号は、麻生太郎・千賀子夫人)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材48年余のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『決定版 田中角栄名語録』(セブン&アイ出版)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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ミステリー 2018年07月29日 23時00分
【オカルト界の権威・山口敏太郎の“実話”怪談】神奈川名物?小坪トンネル 空中に浮かぶ死者
神奈川県民なら誰もが知っている心霊スポットに小坪トンネルがある。新、旧あるこのトンネルは「両方やばい」という説があるのだが、特に霊感の強い人は、旧トンネルにはなるべく近寄らない方がいいと言われている。この小坪トンネルには数々の幽霊伝説が残されている。 トンネルの出入り口を「さっ」と影のようなものが横切るとか、キャシー中島の体験に代表されるように、車のフロントガラスにびっしり霊の手形がつく事態も発生しているという。 筆者も以前、雑誌「ベッピン」の取材でスピリチュアルアイドルの疋田紗也ちゃんと同所を訪問したことがあるが、なんともいえない不思議な空気を感じた。 また、興味本位でこの小坪トンネルに向かった若者たちが死傷事故に遭う痛ましい事故も発生している。 2008年11月26日午前1時ごろ、神奈川県藤沢市内の県道を走り、心霊スポット「小坪トンネル」に向かっていた乗用車が道路左側の電柱に激突。乗車していた5人のうち運転者以外の4人が死傷する事故が発生した。 運転していた19歳の少年は無傷であったが、後部座席にシートベルト未着用のまま乗り込んでいた17歳の少年が頭部を強打し死亡した。残る男女3人も、骨折や打撲などの重軽傷を負う惨事となった。 このトンネルにおいて、筆者の友人で、徳島県で家庭教師をしているTくんが不思議な体験をしているのだ。当時、Tくんは友人の女性を車で自宅に送った帰り、この小坪トンネルに差しかかった。 「なんだぁ、あれは」 Tくんは思わずつぶやいてしまった。半透明の人間が横向きに寝たまま空中に浮かんでいるのだ。しかも、着ている寝巻きの柄さえも鮮明に見える。 (俺はおかしくなってしまったのであろうか) Tくんはそう思いながら、当時住んでいた世田谷の自宅に帰宅し、翌日さっそく筆者に電話をよこしたのだ。このTくんは高校時代からの親友なのだが、昔から霊の存在などは一切信じない合理主義者であった。Tくんは開口一番こう言い放ったのだ。 「やっぱり、幽霊っているんだね」(山口敏太郎)
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芸能ネタ 2018年07月29日 20時00分
元祖炎上ママタレ・辻希美が、「少子化日本の希望」になる? 変わりつつある風向き
先日、第4子妊娠を発表した元「モーニング娘。」の辻希美。無事に行けば12月に出産予定だという。辻は現在31歳。もしこの第4子が成人しても、その時はまだ51歳だ。驚きの若さである。 だが、そんな“辻ちゃん”の行動はこれまでたびたび物議をかもしてきた。例えば、歩きながら授乳したり、娘のリクエストを受けて弁当に親子丼を箱いっぱいに詰め込んだり…。 しかも仲間の親族の通夜という厳粛な場に、付けまつ毛のギャルメイクに、大きなリボンにミニスカという出で立ちで登場したときには、世間からひんしゅくを買った。 「ただそのリボンの色は黒だったそうです。彼女からすれば、それはそれで哀悼の意を示したかったのでしょう」(芸能ライター) 最近も、辻の母がオープンしたハンバーガー店が1年経ったことを記念し、店内などで記念撮影した。その写真をInstagramにアップしたのだが、祝福すべき母の店よりも自分が目立っていたことから、一部のネットユーザーからまたも標的にされてしまった。 だが今、風向きが変わりつつあると言われている。 「常識がないと言われつつも、子どものことをかわいがり、夫の杉浦太陽とともに幸せな家庭を築いていることに感心する声も増えつつあります。しかもここにきての第四子妊娠発表。先日出演した『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)では、『5〜6人はほしい』と、“続投”宣言していました」(同) 今年6月に発表された厚生労働省のデータによれば、一人の女性が生涯に産む子どもの数に当たる合計特殊出生率は1.43と2年連続で低下したという。 十分なサポート体制のもとで産み、育てることが難しい日本にあって、辻ちゃんの決断は、一般人と生活レベルが違うとはいえ称賛に値する。少子化を救う「日本の星」というのはいささか言いすぎかもしれないが、これからも見守り続けたい。
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スポーツ 2018年07月29日 15時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「棚橋弘至」プロレス“冬の時代”を支えた100年に一人の逸材
今年9月に公開される映画『パパはわるものチャンピオン』に主演する棚橋弘至。今やすっかり新日本プロレスの顔となったが、10年ほど前までの人気低迷期…いわゆる“冬の時代”には「棚橋こそが新日凋落の原因」と批判するファンも少なくなかった。 「棚橋のチャラいルックスを受けつけない昔ながらのファンは多く、立命館大学の先輩で棚橋との交流も深い芸人のユリオカ超特Qですら、『伸ばした後ろ髪を切りたい』なんて言っていたぐらいですからね」(プロレスライター) 実際問題として棚橋が新日のエース格になったのも、その実力や実績が認められてというよりも、成り行き上で仕方なくという面はあった。 闘魂三銃士の橋本真也と武藤敬司が団体から離れ、残る蝶野正洋も慢性的な首の故障から、常に最前線で闘うには厳しい。 長州力や佐々木健介もWJを旗揚げして離脱すると、第3世代の永田裕志や中西学は格闘技戦で惨敗した揚げ句に、藤田和之や高山善廣ら外敵軍の“当て馬”扱いされる体たらく。 新エース候補とされた中邑真輔も格闘技要員として駆り出されるうちに、故障やキャラクター変更で迷走状態となり、そうした中で消去法的に繰り上がったのが棚橋だった。 「もちろん、棚橋自身の努力や才能が認められたからこそ推されもしたわけですが、旧来ファンの望む方向性とは異なっていた。例えば2002年のG1初出場前には、藤波辰爾に師事してドラゴン殺法を伝授されていますが“巧さと技で魅せる”藤波式は、本流のストロングスタイルとは一線を画す。それまでは総帥・アントニオ猪木の手前もあって誰も言えなかったことを、棚橋は堂々と言い放ったわけです」(同) それでも試合内容が伴えばアンチの声も静まろうが、残念ながらそうはならなかった。 '05年、ノアの東京ドーム大会で力皇の持つGHCヘビー級王座に挑戦した棚橋は、「王座戦なら当然、メインイベント」と主張したものの、実際の試合順はセミファイナルですらない後ろから4番目。しかも、その試合中にはドラゴン・ロケットを放つ際、ロープに足をかけて墜落するという失態を繰り返すことになる。 「棚橋は新弟子の頃から、仕上がったボディーと躍動感あふれる動きで高く評価されていましたが、大一番では気負いもあって空回りする印象がありましたね」(同) 翌'06年にはブロック・レスナーの持つIWGP王座への挑戦が発表されるも、これをレスナーがドタキャンする。 「挑戦前には中邑や永田にシングル戦で勝利するなど、棚橋の王座戴冠への機運が高まっていましたが、レスナーの欠場はそうした流れへの不満があったのかもしれません」(同) その代替として行われた王座決定トーナメントを制した棚橋は、晴れて第45代王者となったものの、ベルトを巻いた後、観客に向けて「愛してまーす」と涙ながらに叫んだ姿には、むしろ白けた目を向けるファンの方が多かった。 棚橋のエース時代、新日のファン離れは進み、地方巡業では100人単位の観客しか集まらないことも珍しくなかった。最盛期の'96年には約40億円あった新日の売り上げが、'10年ごろには約10億円と4分の1にまで落ち込んだという。 しかし、それでも棚橋はメインのリングに立って、陽気に「愛してまーす」と繰り返した。状況が好転し始めたのは'12年ごろで、以後、売り上げは右肩上がり。新日奇跡のV字回復とまでいわれることになる。 会場に集まる女性ファンは“プ女子(プロレス女子)”とも呼ばれ、一種の社会現象としてメディアに取り上げられたりもした。 「この要因としては、新たに親会社となったブシロードの宣伝戦略の成果だとか、新エースのオカダ・カズチカのおかげだとかいわれています。だが、やはり今になってみると、冬の時代も変わらず今につながる明るいプロレスを続けてきた、棚橋の力が大きかったように思います」(同) 棚橋がキャッチフレーズとしている“100年に一人の逸材”は、元は仮面ライダーシリーズからの転用であるが、興行としてのプロレスの歴史が200年ほどであることからすると、史上1〜2の天才と自称しているとも受け取れる。 棚橋のアンチは、そうした自己顕示欲満々の姿をあざ笑ってきた。しかし、逆風の中にあって己のスタイルを貫くことのできるレスラーは、果たしてどれほどいるだろう。 '02年には、元恋人にナイフで刺されて死線をさまよいながら、自粛することなくチャラ男のキャラで押し通してみせた。 そんな棚橋の姿勢はファイトスタイルこそは異なれど、猪木の「どうってことねえや」の精神にも通じるものがあり、そう考えたときには“100年に一人”というのも、あながち大げさではないように思えてくる。棚橋弘至(たなはし・ひろし) 1976年11月13日、岐阜県出身。身長181㎝、体重103㎏。得意技/ハイフライフロー、スリング・ブレイド。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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レジャー 2018年07月28日 15時36分
「火を吹くアフターバーナー」 アイビスサマーダッシュ 藤川京子の今日この頃
過去10年で前走ダートの馬が馬券に絡んでいないこのレースですが、ベストマッチョのダート1200m好タイムに期待しています。ここ数年は何処の芝コースもタイムが出やすい馬場になっていますので、持ち時計だけを見ると、ベストマッチョも流石に無理ではないかと思うかもしれませんが、関数で机上の空論をすれば計算上は、馬券に絡める計算になります。もっとも脚質で駄目な場合もありますが、ダート戦でもスタートは芝の場合もあり、それを見るとスタートも決まるので、芝が駄目な様には見えません。 今回は、予選ではありませんが新潟1000mの同じ条件に近い韋駄天ステークスが稍重だったので、予想も苦しく更に、CBC組も函館スプリント組も微妙な着順だった馬達なので決め手になる所が薄く感じます。こうなるとオッズも割れて来ると思います。また、荒れそうな予感もします。 人気どころは押さえるとしても、近年は3歳斤量51kgの馬が穴をあける事がよくあるのですが、今年もオルフェーブル産駒のモルフェオルフェもスタートダッシュが利く馬で不気味です。更に鞍上が江田騎手なのです。そして、もう1頭の斤量51kgの馬が前走は葵ステークス54kgで2着だったラブカンプー。しかも鞍上が15、16年で連覇をしているMデムーロ騎手です。 如何にもこの2頭が穴をあけそうで怪しすぎるように見えるので、ベストマッチョまではみんな目がいかないと思うのです。実績タイムから見れば理論的には有り得る筈なのです。言っている私も凄く不安ですが、見た目より数字を大切にした方が穴は拾えると思っていますので、ベストマッチョは馬券に入れます。 さて、他の注目馬ですが、ぱっと見はダイメイプリンセスが良さそうです。しかし、他を見ると、前走は韋駄天ステークスは12着でしたけれど、前走テレビU福島は福島競馬場とはいえ好タイムで勝ったレジーナフォルテは前走より1kg軽い出走です。巻き返しのチャンスはあると思います。函館スプリントS組でいえば、ラインスピリットも6着でしたけれど函館であった事を考慮すれば、レジーナフォルテと同等の好タイムであったと思います。 1000mの直線ですが差しはあります。ローエングリン産駒のカラクレナイは差しの福永ダービージョッキーです。しかし、ローエングリン産駒である事を考えれば、意表をついて先行ダッシュをしてくるかもしれません。偶に福永騎手もやるので、やるなら今回かもしれませんね。 もう、押さえたくなる馬だらけなので、馬券で何とかしようと思います。頭が荒れると期待して馬単のフォーメーション。馬単フォーメーション1着3,4,6,7,8,9,10,12,14,15,172着4,6,8,10,14,15,17
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レジャー 2018年07月28日 15時06分
2回新潟競馬2日目(7月29日・日曜日)予想・橋本 千春
新潟11R「アイビスSD」芝・直線1000㍍★勢いに乗るレジーナフォルテが、昨年3着の雪辱を果たす★◎7レジーナフォルテ○8ラブカンプー▲15ダイメイプリンセス△3カラクレナイ、17ペイシャフェリシタ 競馬の都市伝説ならぬ、ジンクスがある。それは、冠婚葬祭にかかわる関係者の馬は走るというもの。 「レジーナフォルテの杉原誠人騎手は先週の23日、第一子の男の子が誕生した」 実におめでたい。人馬は赤い糸で結ばれていた。 「結婚直後に、さくらんぼ特別を優勝、前走のテレビユー福島賞は結婚1周年の節目の勝利を飾っている」 二度あることは三度ある。昨年のアイビスSDは3着と長蛇を逸しているだけに、スタッフ一同のモチベーションは、日本一の富士山より高い。 「唯一、気がかりなのはフケ(発情)が来ていること。2走前の韋駄天S(12着)の敗因がコレ」 ただ、テレビユー福島賞は注射で治まり、勝利をつかんでいる。今回も注射でクリアできるハズ。 「見極めは当日のパドック。ぐったり、落ち着いていたら赤信号。逆に、暴れてうるさいぐらいが丁度いい。それなら、青信号だ」札幌11R「クイーンS」芝1800㍍★昨年のオークス馬ソウルスターリングが、ついに復権を果たす★◎2ソウルスターリング○6リバティハイツ▲9ディアドラ△4ツヅミモン、5フロンテアクイーン オークス優勝の栄光と、挫折を味わってきたソウルスターリングがここで復権を果たす。 「歯車が噛み合わなくなったのは、昨秋以降、一流牡馬に挑戦を続けてきたことが始まりだ。オークスの金看板が色あせてきたとはいえ、傷口はまだ浅い」 今年から牝馬路線にシフトして、着実に上昇カーブを描いている。 「状態は今がピークに近い。コンビの北村宏司騎手も確かな手ごたえを感じ取っている」小倉11R「佐世保S」芝1200㍍★満を持して出走する、オーヴィレールにチャンス到来★◎オーヴィレール○オールポッシブル▲コーディエライト△ブラッククローバー、レインボーフラッグ 好走条件の整った、オーヴィレールが混戦に断を下す。 「小倉は新馬勝ちを飾った、相性の良い舞台。コース替わりはプラス材料」 過去に準オープンを勝っている(彦根S)ように、実力の裏付けも確か。 「テレビユー福島賞は位置取りが悪く、5着と不発に終わっているが悲観することはない。むしろ、メンバー最速の上り(33秒9)で0秒3差と迫った内容を評価したい」 前走はたまたま、ゲートの出が悪かっただけ。ここは本来の、好位差しが決まる」
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芸能 2018年07月27日 20時00分
「あまちゃん」挿入歌を歌唱、ベイビーレイズJAPANが解散発表 アイドルは大手所属でも勝ち残れないのか
アイドルグループ「ベイビーレイズJAPAN」が解散することが25日、公式サイトで発表された。 公式サイトでは、「ベイビーレイズJAPANが2018年9月24日をもちまして解散することになりました。突然の発表となり、大変申し訳ございません」と報告。 昨年、結成5周年を迎え、スタッフとメンバーで、今後の活動について話し合う機会が増え、何度も話し合いを重ねた結果、「この先、全員で同じ方向を向いて活動することが出来ない」という結論に至ったとし、「メンバー・スタッフ全員で『解散』という選択を致しました」と綴っている。 最後のライブは、「ベイビーレイズJAPAN LAST LIVE『全虎が啼いた!伝説の最高雷舞(クライマックス)』」と題し、9月24日に山梨県の野外会場「山中湖交流プラザ きらら」で開催するという。 同グループはもともと「ベイビーレイズ」として活動。その時代には、2013年上半期に放送されたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で、劇中に登場する架空のアイドルグループ「アメ横女学園芸能コース」の楽曲「暦の上ではディセンバー」を歌唱していた。 「『あまちゃん』の主演は、いまだに事務所との契約問題で揉めている能年玲奈から改名したのん。事務所は新垣結衣らが所属する大手だが、のんのバーターでベイビーレイズを押し込むことができた」(芸能記者) 15年から「ベイビーレイズJAPAN」に改名したが、ブレークを果たすことはできなかった。 「48グループ、坂道シリーズ、ももクロ、ハロプロらがメジャーアイドルのトップクラスで、地下アイドルでは仮面女子が圧倒的な人気。大手の所属でもベイビーレイズの事務所はアイドルを売り出すノウハウがなく、ブレークさせることができなかった」(レコード会社関係者) メンバーたちの今後の健闘を祈りたい。
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