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「親と子の食事ではスマホを使うな」長嶋一茂らが大沢あかねを集中攻撃 子育て経験者から怒りの声

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大沢あかね

 29日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、長嶋一茂と大沢あかねが子育てをめぐり激論を交わす一幕があった。

 この日の番組は「日本社会が抱える闇とはSP」と題し、犯罪者の生活や家庭環境などを特集した。その中で犯罪の原因に希薄な親子関係があるではないかと、仮説が提示された。

 自らも子育てに奮闘している大沢あかねは「公園とか行っても最近やっぱり、父母がスマホを見ていて、子供が遊んでいても全然気にしていない。自分もこういうところがあるのかと思うと反省する」とつぶやいた。すると長嶋は「あかねちゃんも、お子さんがいて『子供がうるさいからスマホを与えとけ』みたいな親になっていない?大丈夫?そういう親は最悪だよ」と問いかけた。

 すると大沢は「それは時と場合によります。ご飯を食べに行って泣いたら『チッ、うるせえな』って人もいるわけじゃないですか。そうすると申し訳ないな、静かにしてほしいなと思ったときはスマホを使う(与える)場合がある」と反論する。

 しかし、長嶋は「それは同意できないけどなあ」と首を振った。阿川佐和子も「外に出ればいい」と大沢の対応を否定したが、大沢は「出ますよ。でもそれでも(言うことを)聞かないときは、食べないで(外に)出るか、スマホを見せておけば喜ぶ部分もあるんです」と返した。しかし、教育評論家の尾木直樹氏は「そう、食べないで出る(べき)」とつぶやいた。

 孤立無援となった大沢あかねに長嶋は追い打ちをかけた。「やっぱり食事するときはスマホしちゃダメ。食事をする場では、親と子供がコミュニケーションをとる(べき)」と長嶋は強調した。

 「うるさいのであれば、そこで上手くしつけるとか、ちゃんと食事をしなさいとか(しかるべきだ)」と長嶋は続けた。「お店にはほかのお客さんたちもいる。迷惑にならないように(教育する)絶好の場。スマホを渡すことによって機会がなくなってしまう」と大沢あかねの主張をバッサリと切り捨てた。

 これに阿川佐和子は「あかねちゃん、怒られました」と大沢を思いやった。ヒートアップした長嶋も「ゴメンね、こういうお母さんが多いからさ」と謝罪した。

 大沢は長嶋の大演説を黙って聞いていたものの、瞬きの回数が以上に増え、明らかに不服そうな表情を浮かべていた。現役の母親として、長嶋の意見に承服できないものがあったのだろう。

 このやり取りに、ネットでは賛否両論があった。現役の母親たちからは、「うるさかったらスマホを使うしかないだろ」「理想論ばかりで実際に子育てをしたことがない人間の発想」「どうしようもないときは仕方ないだろ」などと批判が殺到。

 さらに「みんなで大沢あかねを追い詰めているようで不愉快だった」「たけしはなぜ黙っているのか」など、ほかの出演者を批判する声もあった。また、長嶋一茂の父・茂雄氏と大沢あかねの祖父・啓二氏は立教大学野球部の先輩後輩の関係にあるだけに、「親の関係性を分かっているのか」という声も出た。

 長嶋の論理について、「一茂の言っていることもわかる」「正論だとは思う」などと理解を示す声も。しかし、やはり現役の母親や子育て経験者からは、長嶋の論理は「理想論」であって「子育てをしたことがない人間の発想」と感じる人が多かったようだ。

 長嶋の「食事の場は絶好の教育の場」という論理は正論ではあるだろう。ただ「飲食店でどうしても泣き止まない場合は、食事を止めて外に出ろ。外でしつけろ」という考えは、現実とかけ離れていると言わざるを得ない。

 子育てに正解はない。もう少し大沢あかねの主張に耳を傾け、理解を示すような寛容さがあってもよかったのではないだろうか。

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