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芸能 2019年08月18日 20時00分
伝説の“全身網タイツ”の河村隆一、エビフライにも七変化?【有名人の消し去りたい“黒歴史”】
90年代、日本の音楽シーンを席巻したビジュアル系ロックバンド。奇抜なファッションにクールな出で立ち、音楽性に憧れる若者で大ブームとなり、街には容姿を真似た“V系”連中が出現し社会現象にもなった。また、ヒットチャートをにぎわせたバンドも多数存在し、今なお進化を遂げている。 ブームの立役者はX JAPANと言っても過言ではないだろう。彼らの功績によって、一般的に広く認知され、後に影響を受けたバンドが多数誕生した。時代とともに異色を放ち多種多様なビジュアル系だが、これまでカリスマと言われたアーティストたちにも個性的なビジュアル戦略時代があったという。 中でも、絶大な人気を誇ったLUNA SEAは、熱狂的な信者も続出するほど。グループのボーカルを務めた河村隆一は圧倒的な支持から『RYUICHI様』と称され、ビジュアルバンド界の“教祖”的な存在であった。 同グループの結成は1989年。河村はメンバーの最後に当たる5人目の加入者だった。かつて、河村がSLAUGHTERというバンドで活動していたことを知る人は少ないだろう。そして、92年にアルバム『IMAGE』でメジャーデビューを果たし、それ以降、破竹の勢いでスターダムを駆け上った。 「1987年から活動していたSLAUGHTER時代の河村は、LUNA SEA加入後もRAYLAという芸名をしばらく名乗り、ファンからは『RAYLA様』と呼ばれていたのです」(芸能ライター) その“RAYLA様”時代が河村にとって“黒歴史”だという。 「インディーズ時代の河村は、床に届くほどのロングヘアーでした。血色の悪い口紅に“デーモン閣下”張りの塗り絵メイクに真っ赤なマニキュア。さらに、素肌に全身網タイツを着用した上に、レイザーラモンHGさながらのパッツリ感満載のボディスーツをまとい、奇怪を通りこし、異彩を放っていました。また、LUNA SEAライブでは第6のメンバーとしてファンを『SLAVE(奴隷)』と呼ぶなど、アングラなイメージを打ち出していたのです」(前出・同) 河村は、グループの人気が上昇した1994年頃に短髪ヘアーにイメチェン。かつてのビジュアルから大きく変貌した。97年のバンド活動休止に伴い本名でのソロ活動を開始。河村は、バンドのイメージとは異なるキャラクターを前面に出し、バラエティ番組にも進出、俳優としてドラマへの出演もこなした。 「2000年前後に『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の番組内に“ほんとのうたばん”というコーナーがありました。とんねるずの木梨憲武が河村のPV作品のオマージュを披露。ワイプに映し出される河村のPVと、河村になり切った木梨の作品を対比させたのです。笑いを入れながらも忠実に再現し、見事な出来栄えでした。最後のオチは河村のビブラートと同時に壁が崩壊し、木梨は椅子から転げ特設プールへ転落。さらに、よろめきながら粉まみれになり、油の入った鉄鍋を思わせる大きな液体入りの鍋の中に身を投じ、河村をエビフライに仕上げたのです。コントは視聴者の“ツボ”にハマり、一緒に映像を見る河村は、絶句しながらもウケていました」(前出・同) 映像を見終えた河村は、うなずきながらも笑いをこらえつつ撮影に費やした労力を称え、その「神対応」ぶりが反響を呼んだ。 「一方で、ファンからは大バッシングを浴びたようだ。恐れ多い“RYUICHI様”がコントのネタになったあげく、エビフライにされる姿はファンにとっての“黒歴史”だったという」(芸能関係者) 2000年11月、同グループは「終幕」を発表。「解散」でもなく「無期限活動休止」でもなく、「終幕」という言葉にこだわった。 河村は今年1月に、肺腺がんで手術をしていたことを公表し、術後は良好な回復を見せている。奇抜なビジュアルからコントのネタまで多様な変化を遂げた河村およびLUNA SEAは、一時代を築き上げた。結成30周年を迎えた同グループは、5、6月に日本武道館で記念ライブを開催した。これからも驚きと興奮に満ちたパフォーマンスで幅広く愛され続けることだろう。
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芸能 2019年08月18日 18時00分
出川も河北もいとうも 『イッテQ!』出演者の意外な共通点
かつては明石家さんま一辺倒だったお笑い芸人の好感度調査に異変が生じて久しい。ひと昔前には、“抱かれたくない男”ランキングでトップを独走していた出川哲朗が、今では“好きな芸人”の上位常連なのだから。「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)で見せる奇跡と優しさに満ちたロケは、子どもたちのハートをがっちりキャッチ。人の良さも相まって、愛されキャラのアイコンとなった。 そのルーツは、育ちの良さにあると思われる。 「ご実家は、横浜にある創業120年を超える老舗海苔問屋・株式会社蔦金商店。創業者は、曽祖父の出川金蔵さんで、この人は江戸時代、生まれ育った神奈川県川崎市の新田開発に携わった有力者だといいます。会社は今も、従業員20人を抱えてしっかり運営。兄の雄一郎さんが現在社長を務めています」(スポーツ新聞の取材記者)。 出川も役員に名を連ねているが、一家は名家なのだ。実母の血縁者には、とかく政財界関係者が多い。曾祖父の三鬼鑑太郎さんは元衆院議員で、岩手軽便鉄道の元社長。作家・宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモチーフとなった偉人だ。大叔父の三鬼隆さんは、八幡製鉄の初代社長。日本製鉄の社長を務めたこともある。 スーパーお坊ちゃまだった哲朗少年は、5階建てのビルに住んでいた。さらに、自分だけを護衛してくれる専用のお手伝いさんまでいたという。しかし、経営は高校3年生の時に傾き、生活は退転した。 「イッテQ!」には、バイリンガルのモデルでタレントの河北麻友子も出演している。出川をサポートしつつ尻を叩く“出川ガール”の一人で、米国ニューヨーク出身のお嬢様。現在の実家はマンハッタンで、明らかになっているだけでも、歌手のビヨンセ、俳優のロバート・デニーロが住むセレブタウンにある。父は会社経営者で、母はファッション関係者。その娘がモデル。華麗なる一家だ。 今年の日テレ系「24時間テレビ」で、リレー式のチャリティーランナーに選ばれたいとうあさこ。彼女も、イッテQファミリーにしてセレブだ。とはいえ、令嬢としての生活は、芸人の世界に飛び込むために家出した19歳までだが。 父は、東京大学法学部出身で某銀行の元常務。渋谷区の実家は令嬢と呼ぶにふさわしい広大さで、玄関から入室するまでに数分かかるといわれている。ロケで訪れた事務所の先輩・ナイツの塙宣之いわく、「ディズニーランドのようだな」。 雙葉小学校、雙葉中学校・高等学校を卒業。雙葉ブランドは選ばれし家庭の子女である証で、上皇后美智子さまは四谷雙葉学園、皇后雅子さまは田園調布雙葉学園の出身だ。いとうの幼少期は、「イッテQ!」で見せる裸一貫の過酷ロケからは想像できないものだったに違いない。 日曜のゴールデンタイムを笑いで彩っている「イッテQ!」。実はセレブリティなバラエティだった!?(伊藤雅奈子)
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芸能 2019年08月18日 16時00分
『24時間テレビ』歴代最高視聴率は、あの大物芸人が獲得?
『24時間テレビ〜愛は地球を救う』(日本テレビ系)は今年、放送42回目を迎える。だが、毎年指摘されるのがマンネリ化である。メイン企画・チャリティーマラソンの内容を、ランナー直前発表、トライアスロン、駅伝と形を変えているのは、一つの工夫であろう。過去にはどういった場面で高視聴率を記録したのだろうか。 『24時間テレビ』で歴代瞬間の視聴率をたたき出したのは、2007年の第30回である。この年は『サライ』に代わる新テーマソング『勇気のカタチ 〜私を変えてくれたあなたへ〜』が誕生した年。チャリティマラソンランナーを務めたのは欽ちゃんこと萩本欽一。萩本は初期の『24時間テレビ』の司会を務めており、いわば番組OBの参戦といったところ。当時、66歳は史上最高齢だった。 距離も70キロと遠慮気味の設定であったものの、ゴール時間に間に合わないハプニングも起こった。それだけ「ガチ」だったのだろう。ゴールの瞬間の視聴率はなんと43.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区平均/以下同)。この年、メインパーソナリティーを務めたのはタッキー&翼だった。若者層にウケのいい「タキツバ」と、中高年にも抜群の知名度を誇る欽ちゃんのタッグが高視聴率を呼び寄せたのだ。 平均視聴率で歴代最高を記録したのは2005年の第28回。19.0%を記録したこの年のメインパーソナリティーは、当時SMAPメンバーだった草彅剛と香取慎吾だった。チャリティーマラソンランナーは『行列のできる法律相談所』(同)でユニークな存在として頭角を現していた丸山和也弁護士。挑戦時の年齢は59歳で、100キロを走破。こちらも安定のジャニーズタレントと、元気な中高年という組み合わせだった。この2つが視聴率アップのカギなのかもしれない。 実は『24時間テレビ』の平均視聴率はテレビ不況の現在も高い。セクゾことSexy Zoneが登場した2018年の第42回は15.2%、嵐の櫻井翔、KA-TUN亀梨和也、NEWS小山慶一郎が出演した一昨年2017年の第41回は18.6%と、まずまずの数字を記録している。 やはりジャニーズタレントが出ずっぱりというのは強い。その分、ジャニタレ依存が強いのも確かだろう。SMAPはすでに解散し、嵐も2020年末で活動休止に入る。マンネリ脱出に向けては「脱ジャニーズ」も求められるのかもしれない。
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芸能 2019年08月18日 14時00分
宮迫に次ぐ次世代の俳優芸人は? 女優も絶賛するキングオブコント王者
雨上がり決死隊・宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮が謝罪会見を開いてから約1カ月。芸能界への本格復帰はまだまだ先になりそうだが、早くも宮迫には俳優業での復帰という仰天プランが噂されている。 そもそも宮迫は、売れる前から俳優業にも励んでおり、近年も映画やドラマ出演にと大活躍していた。彼を追うように後輩も次々と俳優として活躍しているのをご存じだろうか。『キングオブコント2014』で優勝をし、現在も単独ライブをすればチケットは即完売。舞台袖に芸人が見に来る芸人No.1と呼び声が高いシソンヌは、ネタの面白さだけではなく、演技力にも定評がある。彼らは『勇者ヨシヒコ』シリーズ(テレビ東京系)などで知られる福田雄一氏と昔から親交があり、売れない頃から彼の作品にたびたび出演。『今日から俺は‼︎』(日本テレビ系)での熱演も記憶に新しい。 「じろうに関しては、出演だけではなく、彼のコントを観た関係者が作品の脚本をお願いしたというエピソードもあります。彼らの作り出すコントは独特で、中毒性がある。東野幸治、黒木華など芸能人ファンもかなり多いですし、ドラマや映画の関係者も足しげく彼らのライブに通っています。今後も俳優としても注目を浴びそうです」(エンタメライター) また、『エンタの神様』(日本テレビ系)でブレークしたマシンガンズ・西堀亮は漫才を主にしながらも、フジテレビの27時間テレビ内で放送された『源氏さん!物語』、嵐の大野智主演の『世界一難しい恋』(日本テレビ系)など話題作に出演。このほかにも、初代『キングオブコント』王者のバッファロー吾郎Aは現在俳優業に転身。コンビ時代に『キングオブコント2010』で優勝した元キングオブコメディの今野浩喜も、数々の作品に出演し、引く手あまたの状況である。 「舞台に立ち続け『キングオブコント』を優勝するほどの人たちですから演技力は申し分ありません。彼らには人をひきつける魅力がある。顔も個性的な人もいれば、一般人のような顔立ちもいますよね。イケメン俳優にはできない役を演じるにはピッタリなんです」(同上) 宮迫がまだ復帰できない今、芸人兼俳優として活躍するのはシソンヌや西堀、バッファロー吾郎Aなのかもしれない。
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芸能 2019年08月18日 12時40分
すべるジュニアを浜田がスルー? 凄腕司会ぶりが堪能できる、昭和VS平成「頭脳バトル」の行方
鳥肉って何の肉!? そんなドキッとするような疑問を投げかけたクイズバラエティ『そんなコト考えた事なかったクイズ!トリニクって何の肉!?』(朝日放送・テレビ朝日系)が好調だ。司会は、ダウンタウンの浜田雅功。タレントはもちろん、素人さえもピカリと光らせることができる屈指の凄腕司会者だ。 浜田は、単体のレギュラー番組5本のうち、『プレバト!!』(毎日放送・TBS系)、『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に同番組を加えた3本が、1人の司会者と1人の女性アシスタントMCを複数のゲストが囲むスタイルのトーク・頭脳バトル。笑いと怒りを武器にして、たった1人で次から次へとバッサバサと切り裁く姿は、実にカッコいい。 そんな浜田の今回の敵は、40名近くに及ぶ。一流名門大学の現役学生やジャニーズタレント、AKBグループ、モデル、アイドル、芸人、アスリートといった“平成生まれの解答者”は、およそ30名。その対面に座る“平成生まれにオドロイター(昭和生まれのパネラー)”は、6名だ。 番組内容は、昭和パネラーから1人が出題者として、平成生まれが答えられなかったことについて尋ねるアンケートから、これは答えられるだろうと思う問題を出題。平成世代が全員正解なら賞金100万円を山分けする。浜田は冒頭で、「みなさん100万円持っていってやー!」とエールを送るが、平成生まれは珍解答を連発。答えられなかった理由を平然と、「習ってこなかった」、「友だちもみんな天然だから」、「初めて聞いた」などと言ってのける。その都度、昭和パネラーたちは、口をあんぐりさせる。これが、定番のラリーだ。 解答権は同じく、昭和パネラーたちにもある。時には、陣内智則のように天然すぎて模範解答の軸がブレてしまうこともあるが、反して、真っ向からボケる気満々なのが千原ジュニアだ。 「ウールは何の毛?」という問題に対しては、「そんなことより具志堅(用高さん)はパーマを当てなかったら直毛」と解答。答えることを放棄して、「ググれ!」と指示することもある。さらに、「ボケが浮かばないので小1時間ください」とお願いポーズを見せることも。 ジュニアの渾身の小ボケの数々を、愛想笑いで軽くいなす浜田。浜田にとっては、その布石も計算だ。番組ラストでジュニアを当てて、その答えが「草野さんと同じ」と、パネラー席最前列の草野仁を指した。そのわずか数秒後、浜田が「結果発表〜!」ばりの大声で、「ありがとうございましたー!」と締めて、番組がエンディング。華麗なる連携だ。 かゆいところに手が届く。それが、浜田がマルチタレントたらんとしている所以と言えよう。(伊藤雅奈子)
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芸能 2019年08月18日 12時30分
早くも消えそうなお笑い芸人多数? 2019年下半期、生き残るのは誰だ
近年、テレビタレントの入れ替わりは激しい。特にお笑いタレントは、次々と新人が現れては消える群雄割拠の時代であると言えるだろう。 今年も多くの芸人がブレークしたが、早くも消えそうとネットで話題の人物がいる。まず、筆頭に挙げられるのは、「EXIT」だろう。新世代のチャラ男漫才として話題になるが、実はりんたろー。のバイト先が老人ホームの介護、兼近大樹のバイト先がベビーシッターという「優しい」もので、「チャラくない」のではと、裏の顔も早くも暴露されている。ネットでは「チャラ男ネタ一本で行くのが厳しい」と当然の声がある一方で、「実は○○といったキャラ消費が早すぎる」といった声もある。 同じ、キャラ一本で厳しそうな芸人として、しゅんしゅんクリニックPがいる。医学部を卒業し、研修医も終えた現役医師芸人として話題になるも、ネット上では「ダサいダンス一本だときつい」「あくまでガヤ芸人扱い」といった厳しい声が目立つ。今年が正念場と言えるだろう。ひょっこりはんなどは順当に消えてしまっただけに、動きネタ一本は確かに厳しそうだ。 キャラ芸人では、おばたのお兄さんも危ない。フジテレビの「ヤマサキパン」こと山崎夕貴アナウンサーと結婚し、今年は新婚旅行も話題となったが、ネット上では「夫婦のノロケ話しかないし、芸人としての活躍を聞かない」「スポーツマン芸人はほかにもいるし消えるんでは」といった声が聞かれた。 『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で、霜降り明星の優勝や、とろサーモン久保田の暴言騒動の陰で目立っていないが、確実に爪痕を残したのがトム・ブラウンであろう。決勝進出者中、唯一の非吉本芸人であることに加え、シュールな合体漫才も話題となった。ただ、ネット上では「そもそもシュールすぎる」「アドリブにけっこう弱い」「アクが強すぎるから嫌いな人は嫌いかも」といった声が聞かれた。 こうした中でもかろうじて生き残りそうなのは、EXITではないだろうか。何しろ彼らは苦労人として知られる。 「EXITのりんたろー。は北見寛明とベイビーギャングを結成していましたが、北見が2013年に無免許運転で逮捕され、さらに、2016年に再度無免許運転を行い、吉本を解雇されています。りんたろー。は北見からそろっての独立を誘われたそうですが、周りの芸人仲間が必死に止めたそうです。そして、同じくコンビを解散してピンになっていた兼近がりんたろー。に声をかけ、スピードブレークを果たしました。周りの芸人仲間から遅れを取った分、ハングリー精神は強いと言えるでしょう」(芸能関係者) 一度売れても生き残るのは難しい。一発屋の烙印を押されないよう頑張ってもらいたいものだ。
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芸能 2019年08月18日 12時20分
「とにかく抱きに来い!」ブラマヨの番組で後輩が浜田雅功・妻の裏の顔を暴露?
そのテレビ番組の全体像は、さながら関西ローカル。お世辞にも、華があると言いがたい。しかし、“バカボンのパパ”の言葉を借りれば、それでいいのだ。 スーツに身を包んだブラックマヨネーズ(小杉竜一&吉田敬)が司会を務めるBSフジテレビの『ブラマヨ弾話室〜ニッポン、どうかしてるぜ!〜』は、ニッポンの心配事をざっくばらんに話し合う雑談番組。討論ではない。明確に、知識と教養がある人と、そうではない人で分けた配置だ。そうすると、出演者の7割近くがおっさんになり、全体ショットから彩りが消えたというわけだ。 セットは、大人が10名以上も座るには小さすぎる和室。昭和のホームドラマに出てくるような伝統的な日本家屋には、畳、押し入れ、掛け軸、床の間、ふすまがある。大きな木製の机の中央部に座るのは、ブラマヨ。画面右は、“知識と教養がある人”たち。番組では「文化人ズ」と呼ばれている。対して左は、“そうではない人”。「心配ズ」と命名されたのは、ブラマヨより後輩にあたる吉本興業の芸人、吉本坂46のアイドルたちだ。 心配ズが抱く疑問を解決し、専門知識を軸にして教えてくれるのが、文化人ズたち。その肩書きは、政治心理学者、大学経済学部教授、家族問題評論家、旅作家、外国人タレント、時事ジャーナリスト、医師、弁護士ほか、社会的認知と名声を手に入れた者たちばかり。心配ズの年収を、たった1日で稼いでしまう者もいるだろう。 番組はまもなく140回目を迎える。これまでに保険、ひきこもり、自殺、薬物、景気、自治体、パワハラ、銀行、犯罪ほか、多岐にわたる問題を、実際に起こった事件や事故を挙げながら話してきた。どれもが、学習するに足る内容ばかりだった。芸人が常時5名以上はそろっているとあって、どうしても笑いが欲しくなる。 薬物犯罪を採り上げた回では、覚せい剤の常習者の特徴に、トイレの滞在時間が長くなるというのがある、と心理学者が挙げた。すると、POISON GIRL BAND・吉田大吾は「(同じ吉本所属の)大山英雄さんは、ウォシュレットをめっちゃ使うんで、トイレ長いっすよ」と、どうでもいい知識を献上した。もちろん、ウケた。 別の回の、性交渉未体験の増加を採り上げた時には、ギンナナ・金成公信が「『ニンニク食って、スタミナつけて、稼ぎとか気にせずに、とにかく抱きに来い!』って小川菜摘さんが言ってました」と、ダウンタウン・浜田雅功の妻のウラの顔を暴露。笑い欲しさに、先輩の嫁を売った。 笑い満載のブラマヨの学習会。真面目に笑える日曜深夜を過ごせること、間違いなしだ。(伊藤雅奈子)
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芸能 2019年08月18日 12時10分
お騒がせバラエティやカルト的人気番組も? 次に終わる大物司会者番組は
秋口から聞こえ始めるのが長寿番組の終了の噂であろう。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)は2013年10月、『めちゃ×イケてるッ!』(同)は2017年11月、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)も同年12月と、いずれも4〜6カ月前に余裕を持って発表されている。以降はフィナーレへ向けて盛り上げる形になる。当然、ほかの番組でもこうしたスタイルを踏襲するとみられる。 まず筆頭に挙がりそうなのが『アッコにおまかせ!』(TBS系)であろう。1985年10月スタートで、放送年数は30年を超えるベテラン番組だ。視聴率は健闘しているが、アッコの的外れな芸能コメントが毎回物議となっている。 「アッコさんのコメントが見当違いならば、まだ許容範囲内とはいえますが、この番組はワイドショー的なトピックをバラエティ的に処理する。2018年9月に発生した北海道地震後のお悔やみの言葉が心がこもっていないと問題になりましたし、闇営業問題を受けて雨上がり決死隊の宮迫博之が開いた会見でレポーターが場違いな質問をぶつけるなど、センシティブなトピックと相性が悪くなりつつあるのは確かでしょう」(業界関係者) 賛否両論あるが「コンプライアンス重視」の空気と合わずに終了する可能性もありそうだ。 和田と並ぶ、大物司会者といえるタモリの番組にも終了の可能性がある。『笑っていいとも!』はすでに終了しているが、2008年から始まった『ブラタモリ』(NHK)にも不安要素は残る。 タモリは『週刊文春』(文藝春秋)の嫌いな芸人ランキングにノミネートされることもある、意外な嫌われキャラである。趣味を前面に押し出したスタイルについていけない視聴者が多いのかもしれない。『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)は深夜帯だが『ブラタモリ』はゴールデンタイムの放送だ。 「実は『ブラタモリ』は、国内の主要な場所に行き尽くし、海外ロケも増えています。これは『いいとも!』時代にタモリさんが行けなかった場所を訪れる意味合いがある。本人が飽きたならば、そのまま看板を降ろす可能性はありそうです」(前出・同) タモリは今年で74歳となる。勇退の時期は考えているだろう。 さらに打ち切り説が加速しているのが『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)であろう。2007年スタートで、家族で安心して見られる人気バラエティ番組として知られる。2018年、ラオスとタイでの祭り企画のやらせ疑惑が『週刊文春』で報じられて以降、視聴率下落が進み裏番組『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に視聴率で負ける回も少なくない。ANZEN漫才のみやぞんや、フォーリンラブのバービーがケガも負ってしまった。 「やらせ問題と、若手芸人を酷使しケガが相次いだことで、番組の好感度はダダ下がり。今年の『24時間テレビ』では『イッテQ』メンバーを総動員して盛り上げようと必死ですが、当初マラソンランナーに予定されていた宮川大輔は、吉本の闇営業問題で取りやめとなったといわれています。打ち切りの判断がいつ下されてもおかしくありません」(前出・同) いずれもダラダラと続き、晩節を汚すよりはスパッと終わった方がいい場合もあるかもしれない。
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スポーツ 2019年08月18日 11時30分
RIZIN・朝倉兄弟連勝なるか?真夏の名古屋で堀口恭司凱旋試合、浜崎朱加も参戦!
先月28日にさいたまスーパーアリーナで『RIZIN.17』を開催したばかりの総合格闘技イベントRIZINが、8.18愛知・愛知県体育館で『RIZIN.18』を開く。6月から3カ月連続の開催だ。 6月には『RIZIN.16』兵庫・神戸ワールド記念ホール大会を開いていた。名古屋はRIZINの前身・PRIDEが生まれた街でもある。RIZINの名古屋開催は昨年から2年連続だ。 昨年はメインイベントに谷地祐介、セミファイナルに元谷友貴がそれぞれ登場。その他、KINGレイナ、村田夏南子、シュートボクシングから内藤大樹と海人、そして地元枠として朝倉未来が参戦している。 今回はRIZIN&ベラトールの日米MMA団体バンタム級王者・堀口恭司が、朝倉兄弟の弟、朝倉海(かい)を相手に凱旋マッチを行う他、RIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加や、再起を狙う浅倉カンナ、マネル・ケイブが登場する。 地元枠からはKNOCK OUTなどで活躍しているフライ級のキックボクサー大崎一貴らが初参戦する。RIZINの榊原信行CEOは「さいたま(7.28)より名古屋の方が知名度の高い選手が出場する」と語った。“神童”那須川天心が締めた神戸大会に続いて、名古屋大会も今年の目標である「地方でもRIZINを感じる選手、カードを持っていく」ことを実践する構えだ。 メインイベントに出場する堀口は、7.28さいたま大会のリングで「皆さんの応援のおかげでベルトを持って帰ることができました。8月18日に愛知県体育館で試合が決まっているので、しっかりKOか一本で倒したいと思っている」と名古屋大会の意気込みを口に。堀口の首を狙う“四天王”の闘いをリングサイドで見守った。 四天王とは、元谷友貴、扇久保博正、石渡伸太郎、佐々木憂流迦の4選手。7.28さいたま大会では、扇久保が元谷に、石渡が佐々木にそれぞれ勝利を収め、次は勝者同士が対戦する見込み。その勝者と堀口がタイトル戦を行うことも考えられる。 堀口と対戦する朝倉海は、7.28さいたま大会で矢地を相手に完勝した兄、朝倉未来の勢いをそのまま継ぎたいところ。榊原CEOも「堀口が磐石に勝てる相手でではない」と番狂わせの可能性があると示唆していた。朝倉兄弟を2大会連続でメインイベントに起用したRIZINの彼らに対する期待は相当高いと言ってもいいだろう。 マッチメイカーのチャーリー氏は堀口と海について「実績で見ると、とんでもないミスマッチだ。ただ朝倉海には『もしかしたら』という期待感を抱かざるを得ない」と強調する。 チャーリー氏は続けて「MMA(総合格闘技)ではパンチャーズチャンスという言葉がよく使われるが、まさにそれだ。アグレッシブで当て勘が良く、パンチのパワーもあるパンチャーは一発で試合の流れを変える事ができるということが最大の魅力であり、見所になるだろう」と海に期待した。 さらに「2人の勝負は間違いなく打撃での試合になり、相性はバッチリ。洗練された相手に対して粗削りで予想だにしない動きをする若い選手がアップセットを起こす場合もある。海の失うものがないという腹のくくりと心構えが最大の武器になり得るかもしれない。逆にデメリットしかない堀口には、少なからず今までとは全く違うプレッシャーがかかるかもしれない。試合内容はもちろん、両選手の心理的状況も考慮しながら観るとより楽しめるマッチメイクだ」と解説している。 チャーリー氏も海の可能性について口にしている。今大会の見どころは間違いなく、海が堀口を相手にどこまで戦えるかだ。無限の可能性を披露してもらいたい。取材・文 / どら増田写真 / 山内猛
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芸能 2019年08月18日 08時00分
これまで1度も出演なし! ビートたけしが『24時間テレビ』に出ない理由は?
夏の恒例番組といえば、『24時間テレビ:愛は地球を救う』(日本テレビ系)であろう。今年は8月24日から25日にかけて放送される。メインパーソナリティーを務めるのは、来年いっぱいで活動休止を発表している嵐である。さらに、チャリティーパーソナリティに浅田真央、恒例の総合司会は羽鳥慎一と水卜麻美が務める。 この番組は賛否両論があることで知られる。「感動をもらった」「頑張っている人を見るのが好き」といった好意的な反応がある一方で、「偽善度が強すぎる」「感動の押し売り感がすごい」といった否定的な声もある。裏番組にあたる『バリバラ〜障害者情報バラエティー〜』(Eテレ)が、2016年に『検証!「障害者×感動」の方程式』として、『24時間テレビ』を批判的に捉える内容を放送し、話題となったのはよく知られている。 これらに同じく、かねてより『24時間テレビ』を批判的に見ている大物芸能人がいる。それがビートたけしだ。 「ビートたけしは、これまで一度も『24時間テレビ』には出演していません。もともとバラエティー色の強い『27時間テレビ』(フジテレビ系)に出ているのも、『24時間テレビ』への対抗意識があったためですね。この番組で、たけしは『愛は地球を救わない』といった名フレーズも残しています」(芸能関係者) たけしが『24時間テレビ』に否定的なのは、チャリティー番組と銘打ちながら、出演者にギャランティーが支払われていることに矛盾を感じているようだ。これは、たけしならずとも、同番組に向けられる批判である。たけしは80年代にレギュラーを務めていた『ビートたけしのオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)において、「出るなら全員ノーギャラにすべき」「あんな偽善番組は大嫌い」と発言している。 このほかにも、明石家さんま、所ジョージなども同様の理由で、『24時間テレビ』への出演を拒否していると言われている。ただ、過去には裏番組となる『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)で、たけしは2017年に「今から走ってきます」と『24時間テレビ』を意識した発言も行っている。やはり「イジり」の対象としては、見ているのかもしれない。
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2015年07月01日 12時00分
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107年前の6月30日に起きた天変地異「ツングースの大爆発」
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2015年06月30日 12時07分
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スポーツ
【記憶に残るプロ野球選手】第11回・“野球界の一発屋”1年で燃え尽きた剛速球投手・与田剛
2015年06月30日 12時00分
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芸能
社内では“特別扱い”されなくなって来た日テレ・笹崎アナ
2015年06月30日 11時45分
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アイドル
HKT48 指原莉乃「胸以外は完璧とほめられました」
2015年06月30日 11時45分
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アイドル
AKB48の島崎遥香が「755」を休止?
2015年06月30日 11時45分
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芸能
武井咲、新作ドラマで反逆のOLを熱演! 先輩俳優に「五寸釘ぶち込むぞ!」
2015年06月30日 11時45分
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アイドル
おのののか ミニスカート姿で大暴投
2015年06月30日 11時45分
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芸能
アンタッチャブル山崎、有田哲平とローラの交際報道に「ひょっとしたらもある」
2015年06月30日 11時45分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分