同誌の取材に応じた脚本の橋田壽賀子氏によると、えなりはピン子に近寄っただけで発疹が出てしまうほどの“アレルギー状態”なのだとか。
ならば、えなりの出番を削れば良さそうなものだが、それに関しては石井ふく子プロデューサーからNGが出たという。結局、親子にもかかわらず、ピン子とえなりが同じシーンに居合わせないように脚本を書かなければいけないというのだ。
「子役時代に同ドラマに出演し、一躍知名度がアップしたえなり。同誌によると、えなりの母親もピン子を嫌っているよう。楽屋でピン子に不要になったブランド品を売り付けられこともあるそうで、たまっていた不満が爆発したのでしょう」(TBS関係者)
2011年までは、ほぼ1年おきに連続ドラマが1年間にわたって放送されていたが、12年以降は年に1回、スペシャルドラマを放送。しかし、先月16日の放送は視聴率が8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とすっかり伸び悩んでしまった。
また、主要キャストたちはほかにも悩みを抱えているというのだ。
「橋田さんも石井さんも90歳を超えているだけに、いつシリーズが終わるか分からない。となると、年に1回でもあった“定期収入”がなくなってしまう。おまけに、『渡鬼』はギャラが相場よりも高め。橋田さんのセリフ回しは独特で、『渡鬼』のキャラの印象が強すぎるのでほかのドラマでは使いにくいんです。泉さんでさえ、TBS以外では単発のドラマかスポット出演が多いのが現状です」(テレビ局関係者)
えなりは脱「渡鬼」を目指していたのかもしれない。